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海外小説のおすすめ20作品を紹介!魅力と選び方についても解説

海外小説のおすすめ20作品を紹介しています。海外小説とはいっても、どの作品を選べばよいか迷ってしまうかもしれません。そこで、魅力と選び方についても解説していきます。これから読書を趣味にしたい人は、海外小説も候補に入れてみてください。
海外小説のおすすめ20作品を紹介!魅力と選び方についても解説

※当記事はアフィリエイト広告を含みます。

海外小説のおすすめ20作品を紹介しています。海外小説とはいっても、どの作品を選べばよいか迷ってしまう人もいるでしょう。

そこで、海外小説の魅力と選び方についても解説していきます。

海外小説の魅力

海外小説の魅力は、日本にはない独自の文化や発想を知り追体験できることです。

同じジャンルでも、日本の小説では味わえない世界観に浸れます。人気の作品は映画化されることが多く、メディアミックスを楽しめるのも魅力です。

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海外小説の選び方

様々な海外小説が発表されている中で、どの本を選べばよいか迷ってしまうかもしれません。本のテーマやジャンルによっては、没頭できない可能性もあります。

そのため、飽きずに読み進められそうな本を選ぶことが重要です。そこで、ここでは海外小説の選び方を紹介します。

ジャンルから選ぶ

日本の小説で好きなジャンルがあれば、同じジャンルの海外小説を選ぶことをおすすめします。

世界観は異なるものの、海外の名作から影響を受けた日本の作品も多くみられるためです。

短編・長編から選ぶ

複数の物語を手軽に楽しみたい人には、短編集がおすすめです。

長編小説は短編集よりも読み終えるのに時間がかかるので、短期間で複数の作品に触れたい人にはあまり適していません。

一方で、長編小説は物語に没頭しやすい点が魅力です。

日本の小説よりも壮大なテーマを扱っていることが多く、中でもSFやファンタジー小説を読むと世界観に圧倒されるでしょう。

メディアミックスから選ぶ

映画を中心に、原作とは異なる方法で楽しめるのがメディアミックスの魅力です。日本でも上映される海外映画の多くは、小説を原作としています。

原作とは設定が違う場合もあり、別の視点から物語を楽しむこともできます。好きな海外映画のある人は、原作の小説も読んでみるのもおすすめです。

海外小説のおすすめ20選!

おすすめの海外小説20作品を紹介していきます。

古典的な名著を中心に、幅広い作品をジャンルごとにピックアップしました。海外小説選びの参考にしてみてください。

ファンタジー

おすすめのファンタジー小説3作品を紹介します。

ローワンと魔法の地図(エミリー・ロッダ)

本作は、1993年度のオーストラリア最優秀児童図書賞を受賞しました。

弱虫の少年ローワンが、6人の仲間と魔法の地図を頼りに冒険の旅に出るファンタジー。

困難に立ち向かいつつ、成長していく姿に魅せられます。冒険心をくすぐられたい人は、手に取ってみてはいかがでしょうか。

クラバート(オトフリート・プロイスラー)

1972年にドイツ児童図書賞を受賞し、映画化もされました。

宮崎駿監督が「千と千尋の神隠し」のベースにしたといわれる作品です。

水車小屋で働く主人公が親方から魔法を学んでいき、困難に立ち向かっていく姿が描かれています。

ダークファンタジーを読みたい人や、魔法にまつわる物語が好きな人におすすめです。

アルケミスト 夢を旅した少年(パウロ・コエーリョ)

ある少年が、夢で見た宝を探すためにピラミッドを目指します。

旅の道中での困難や出会い・別れをとおして、生きる意味を学んでいく物語です。1988年に発表され、世界中で愛読されています。

モチベーションを高めたい人や、高い目標をもっている人におすすめです。

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ファンタジー小説が好きな方は、ファンタジー小説のおすすめ25選を紹介している記事がおすすめです。小説の選び方や種類についても解説しています。

文学

おすすめの文学小説3作品を紹介します。

グレート・ギャツビー(フランシス・スコット・フィッツジェラルド)

1925年に発売され、アメリカ文学史において高い評価を得ている作品です。

映画化・舞台化もされており、様々な作品に影響を与えました。派手な生活を送るギャツビーに秘められた想いと生涯が、ニックの視点から語られています。

華麗でドラマティックな物語が好きな人におすすめです。

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ティファニーで朝食を(トルーマン・カポーティ)

1958年に出版され、1961年にオードリー・ヘプバーンの主演で映画化されたことで有名になりました。

セレブと交際しつつ自由奔放に暮らすホリーと、駆け出しの作家を中心に物語が展開されていきます。原作は、映画とはやや異なる世界観が魅力です。

メディアミックスを楽しみたい人は、チェックしてみてください。

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変身(フランツ・カフカ)

1915年にドイツで発表された、奇妙な一家の日常が描かれている作品です。

ある朝目覚めると、自身が巨大な虫になっていることに気付く主人公。

自意識はあって家族の世話を必要とするものの、気味悪がられて敬遠されてしまうのでした。

非日常的な状況が淡々と描かれているのも特徴です。不思議で考えさせられる物語を読みたい人は、手に取ってみてはいかがでしょうか。

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SF

おすすめのSF小説3作品を紹介します。

老人と宇宙(ジョン・スコルジー)

2005年に発売され、翌年のヒューゴ賞(長編小説部門)にノミネートされた作品です。

75歳以上の男女のみ入隊を許されるコロニー防衛軍が、エイリアンたちと戦いを繰り広げるストーリー。ユニークな設定と、細かな心理描写に引き込まれます。壮大な世界観に浸りたい人にぴったりです。

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地球の長い午後(ブライアン・W.オールディス)

1962年に発売され、ヒューゴー賞(短編小説部門)を受賞した作品です。

地球を我が物顔で支配している巨大な植物が、人間を絶滅の危機に追いやる近未来を描いています。

多くの作家に影響を与えた古典的な名著で、圧倒的な世界観が魅力です。物語に没頭したい人は、手に取ってみてはいかがでしょうか。

渚にて(ネヴィル・シュート)

1957年にイギリスで発表され、1959年にはアメリカで映画化を果たしました。

2000年にはテレビドラマ化されています。第三次世界大戦が勃発した世界を舞台とした作品です。北半球が放射能に包まれ、オーストラリアに避難する人々。

平穏な日々を送りながらも、迫り来る不安や葛藤に苛まれる姿が描かれています。

どこかリアリティのあるSFを読みたい人にぴったりです。

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ミステリー

おすすめのミステリー小説3作品を紹介します。

黄色い部屋の謎(ガストン・ルルー)

1907年にフランスの週刊新聞『イリュストラシオン』で連載され、翌年に発行された密室トリックの古典的名著です。

新聞記者のルルタビーユとパリ警視庁警部のラルサンが、密室状態の「黄色い部屋」で殺害された令嬢の謎に挑戦するストーリー。

続編は『黒衣夫人の香り』です。密室トリックの古典的作品を楽しみたい人は、チェックしてみてください。

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ママは何でも知っている(ジェームズ・ヤッフェ)

1952年に発表された「ブロンクスのママ」シリーズの短編集です。

刑事をしているデイビッドは、毎週のようにブロンクスの実家に住む「ママ」を訪れます。

ママがデイビッドから聞いた話を元に、事件を解決していくストーリーです。探偵のミステリーが好きな人は、候補に入れてみてはいかがでしょうか。

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そして誰もいなくなった(アガサ・クリスティ)

1939年にイギリスで発表された、著者の代表作です。

外界との接点が断たれたクローズド・サークルや、見立て殺人の古典的名著。

その作風は、数々の作家に影響を与えてきました。仕事も年齢も異なる10人の男女が辿り着いた孤島で、殺人が起こります。

海外ミステリーの有名作品を読みたい人におすすめです。

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ディストピア

おすすめのディストピア小説3作品を紹介します。

ニューロマンサー(ウィリアム・ギブソン)

1984年にカナダで発表され、ネビュラ賞やヒューゴー賞などを受賞した作品です。主人公のケイスは、電脳空間にジャックインする能力を奪われ自暴自棄になっていました。

そんな彼に危険な仕事が舞い込み、電脳空間に戻ることに。AIを扱った古典的な作品を読みたい人や、サイバーパンクの起源となった作品を読みたい人におすすめです。

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華氏451度(レイ・ブラッドベリ)

1953年に書かれ、1966年に映画化されました。

書物の所持や読書が禁止され、次第に人々の能力が退化する未来を描いた作品です。

焚書の仕事をする主人公は、ある人物との出会いによって社会に対して疑問を抱きはじめます。どこかリアルな設定に惹かれる人や本が好きな人は、要チェックです。

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一九八四年(ジョージ・オーエル)

1949年にイギリスで発行され、ランダム・ハウスの「英語で書かれた20世紀の小説ベスト100」や、ノルウェー・ブック・クラブの「史上最高の文学100」に選定されています。

ビッグ・ブラザーの率いる党が国を支配する全体主義を描いた作品です。

国民が24時間監視される統治体制に疑問を抱いた主人公は、ある罠に陥れられます。ディストピアの名著や、監視社会をテーマとした作品を読みたい人におすすめです。

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ホラー

おすすめのホラー小説3作品を紹介します。

ずっとお城で暮らしてる(シャーリ・ジャクソン)

1962年発売されたアメリカの作品です。

無惨にも家族が殺された屋敷で、ひっそりと暮らす姉妹の身に起こる変化を描いた物語です。

純粋無垢な少女の視点が、物語の残酷さを引き立てています。幽霊よりも、人間の狂気に囚われたホラーに関心のある人にぴったりです。

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黒衣の女(スーザン・ヒル)

2012年に大英帝国勲章を受賞した著者による、1983年に発表された作品です。

沼地に孤立する館に、主人公の青年が1人で遺産整理に訪れます。あたりに霧が立ち込めると、思いもよらぬ恐怖を体験することに。

読者の想像力を掻き立てる、伝統的なイギリスのホラーを楽しみたい人にうってつけです。

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ペット・セマタリー(スティーヴン・キング)

「あまりの恐ろしさに発表が見あわせられた」と噂され、1983年に発表に至った作品です。1989年に映画化を果たし、2019年にはリメイク版がアメリカで公開されました。

日本でもリメイク版が2020年に公開された、話題作です。アメリカの都会からメイン州の街に引っ越してきた一家の愛猫がある日、車に轢かれて亡くなります。

家の近くにあるペット霊園に埋めたところ、猫が蘇って戻ってくるのでした。

そのペット霊園を元凶として、悲劇が起こります。

禁忌ホラーの名作を読みたい人や、「ホラーの帝王」と呼ばれる著者の作品に触れたい人におすすめです。

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青春

おすすめの青春小説3作品を紹介します。

ムーンパレス(ポール・オースター)

「それは人類がはじめて月を歩いた夏だった」という冒頭の一節から、一気に世界観に引き込まれる1989年発売の作品です。

母親を亡くし、父親を知らない主人公・フォッグの青春の日々を描いています。

自らの謎に迫っていくミステリアスな一面もある物語です。

美しい表現を堪能したい人や、アメリカの青春小説を楽しみたい人におすすめします。

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フラニーとズーイ(J・D・サリンジャー)

『ライ麦畑でつかまえて』で知られている著者の、1961年に発売された作品です。

フラニーと彼氏との会話が描かれる第1編・自分の殻に閉じこもったフラニーを救済すべく兄ゾーイが手を差し伸べる第2編から構成されています。

宗教的な要素があるものの、普遍的なテーマを扱った示唆深い作品です。

自意識に悩んでいる人は、チェックしてみてください。

まとめ

海外小説の魅力・選び方とおすすめの20作品を紹介しました。

これから読書を趣味にしたい人は、海外小説も候補に入れてみてはいかがでしょうか。

気になった作品があれば、チェックしてみてください。

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ヒロキタナカ /
ビギナーズ編集部 ライター

大学院を修了後、IT業界を経て独立。選書サービスやWebメディアを運営する傍ら、ライターとしても活動しています。趣味は読書やサウナです。

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