アマゾンで代引きが利用できない原因と対処法まとめ

ネットショッピングではクレジットカードしか支払い方法が選べないことが多々ありますが、Amazonでは代金引換(代引き)が用意されています。そのため、クレジットカードを持っていない方でも現金払いでAmazonが利用できるのです。

しかし、Amazonのすべての買い物で代引きが利用できるわけではありません。中には代金引換が利用できないケースもあります。

本記事ではAmazonで代引きが利用できない原因とその対処法について解説します。また、Amazonで代引きできる商品のみを選ぶ方法についても紹介していますので、Amazonで代金引換を利用したい方は参考にしてください。

※この記事の情報は2021年12月8日時点の情報です。最新の配信状況は各サービスサイトにてご確認ください。

Amazonの代引きとは？

代引きとは代金引換の略です。Amazonの支払いを現金で行いたい場合には、この代引きを利用しましょう。

代引きは自宅(もしくは指定場所)、またはコンビニへの配送の際に利用できます。自宅で受け取る場合は、代金引換配送業者へ商品と引き換えに現金を手渡します。

コンビニでの受け取りの場合は、先に商品の代金をカウンターで現金払いし、後日配送された商品を再度コンビニまで受け取りに行かなければなりません。

商品の受け渡しと支払いを同時に行うことはできませんので注意が必要です。

代金引換には手数料が必要になります。手数料は1回あたり330円(税込み)です。

複数の商品をまとめて1回で配送指定した場合の手数料は、1回分の330円で済みます。商品の配送を複数回に分割した場合には330円×配達回数分の手数料が必要になります。

ちなみにAmazonの支払を現金で行いたい方はAmazonコンビニ払いがおすすめです。

Amazonで代引きができない原因

Amazonで代引きが利用できない場合、その原因にはこれらのことが考えられます。代金引換が利用できない場合には、何か該当している原因がないかどうか確認してみましょう。

どれか1つだけでなく複数の原因に該当している場合もあります。

一部のAmazonマーケットプレイスの出品者が販売する商品

マーケットプレイスの出品者が販売している商品のうち、一部の商品は代金引換を利用できません。

マーケットプレイスとは、Amazonに出品しているAmazon以外の販売者のことです。

商品の詳細ページに表示されている金額下の販売元にAmazon以外の店舗名が入っている場合は、マーケットプレイスからの出品になります。

当日お急ぎ便を利用の注文

代金引換を利用したい場合、当日お急ぎ便で注文してはいけません。

当日お急ぎ便の場合は、クレジットカードやAmazonギフト券などで先に商品代金の支払いを済ませる支払方法でなければ、商品は注文できなくなっています。

商品の小計額が20万円を超える場合

小計額とは合計額から配送料や手数料、消費税などを抜いた価格のこと。代金引換を利用するときはこの小計額が20万円以下でなくてはなりません。

Family Martでのお受け取り・代金引換の場合は5万円を超えると代金引換の選択ができなくなります。

支払い方法に制限が設けられている商品

一部の商品はAmazon側で支払方法に制限が設けられており、代金引換を利用できなくなっています。このケースでは購入者側から該当商品を見分けることは困難です。

もし代金引換が利用できない原因がわからない場合は、このケースに該当している可能性があります。

ほしい物リストから注文する商品

Amazonのほしい物リストから商品を注文した場合、代金引換は利用できません。本来であれば代引きが利用できる商品でも、ほしい物リストからカートに入れた場合は代引き不可となります。

誰かのほしい物リストからプレゼントするときには注意しましょう。

Amazonフレッシュのご注文

AmazonにはAmazonフレッシュと呼ばれる生鮮食品の配送サービスがあります。そのAmazonフレッシュでは代引きは利用できません。

Amazonギフト券の購入

Amazonギフト券の下記タイプを購入するには代引き以外の支払方法を選ぶ必要があります。

これらのタイプはインターネット上でギフト券のやりとりができるタイプです。

購入後ほぼすぐに利用できるギフト券であるため、代引きを不可にすることで詐欺やギフト券使用後の支払い拒否などを防止していると考えられます。

Amazonコインの購入

Amazonコインの購入にも代金引換は利用できません。インターネット上で支払いが完了する支払方法を選択しましょう。

また、Amazonコインが利用できるのは2024年5月26日(日)までとなります。購入については2024年3月12日(火)で終了しました。

デジタルコンテンツの購入

これらのデジタルコンテンツの購入にはインターネット上で支払いが完了する支払方法を選びましょう。代金引換は利用できません。

Amazon Hubロッカーへ商品を届ける場合

Amazon Hubロッカーとは、指定したロッカーやお店のカウンターで商品を受け取れるサービスのことです。直接お金を支払うことができないため、代金引換の対象外となっています。

代金引換配送業者の配達不可地域への配達

代金引換には代金引換配送業者が利用できない配達不可地域があります。配達不可地域にお住まいの方は、他の支払い方法にて決済を行いましょう。

配達不可地域はほとんどの都道府県に存在しています。

お住まいの地域が配達不可地域に含まれているかどうかは、Amazonホームページのヘルプ＆カスタマーサービスにて確認できます。

Amazonで代引きができないときの対処法

Amazonで代金引換が選択できない場合の対処法をご紹介します。

1つの対処法を試してみて上手くいかなかったときには他の対処法も試してみてください。 どの対処法が有効かは代金引換が選択できない原因によって異なります。

販売元を変更する

代金引換が利用できない場合、マーケットプレイスの出品者から販売されている商品であるケースがあります。

そのようなときは、Amazonから同じ商品が販売されていないかチェックしてください。

もしAmazonでも同じ商品が販売しているようであれば、マーケットプレイスの出品者の商品はカートから削除し、Amazonから商品を購入してみましょう。

配達日時を変更する

お急ぎ便では代金引換が利用できません。そのため配達日時を後日にずらせば、代金引換が利用できるケースがあります。

配達日時を変更してみて、代金引換が利用できるようになるか試してみましょう。

商品の配送を分割する

商品の小計額が20万円を超えると代金引換は利用できません。

そのため複数の商品を購入し、その小計額が20万円以上の場合には配送を分割することで代金引換を利用できる可能性があります。

但し、代金引換は1回ごとに手数料330円(税込み)がかかります。そのため商品の配送を分割すると手数料も複数回分請求されます。その点を注意しておきましょう。

Amazonのトップページから商品を探し直す

ほしい物リストから商品を購入しようとすると代金引換は利用できません。そのため、代金引換を利用したいときには、ほしい物リストからの支払いには進まないようにしましょう。

Amazonのトップページから購入したい商品を検索し、カートに入れ直してください。代引き可の条件が整っている場合は、支払方法で代金引換を選択できるようになります。

商品の配送先を変更する

商品の配送場所によっては、代金引換は選択できません。

Amazon Hubロッカーやヤマト運輸の営業所などご自宅外での商品受け取りを設定している場合は、配送先を自宅へ変更しましょう。

また、配達不可地域にお住まいの方も代金引換を利用できません。その場合は、配達不可地域以外の場所で商品を受け取るか、支払方法を変更しましょう。

支払方法を変更する

代引きが利用できない商品の場合、代引きを諦めるしかない場合もあります。上記の方法をいくつか試して代金引換が利用できないときには、他の支払方法への変更を検討しましょう。

Amazonで代引きできる商品のみを選ぶ方法

Amazonで代金引換が可能な商品を効率的に探したい場合には「&emi=AN1VRQENFRJN5」のコードを利用しましょう。

始めにAmazonのサイトで欲しい商品を検索します。検索後に表示されたページのURLの後に「&emi=AN1VRQENFRJN5」のコードを入力して再表示させると、表示される商品がAmazonから販売されている商品のみに限定されます。

代引きできる商品のみを見たい場合はこの方法を試してみましょう。

まとめ

Amazonの支払方法には代引きが用意されています。そのためクレジットカードを持っていない方でもAmazonで買い物が可能です。

しかし、Amazonでの代引きは利用できるシーンが限定されています。Amazonフレッシュでの買い物やデジタルコンテンツ・Amazonコインの購入などの際には代金引換は利用できません。

代金引換が利用できない場合、配達日時や販売元を変更すれば利用できるようになるケースがあります。

代引きが利用できない商品を購入したい場合には、本記事で紹介しているAmazonで代引きができないときの対処法をいくつか試してみましょう。

クレジットカードをもっていない方は、Amazonで可能な支払い方法を紹介している記事を参考にしてください。クレジットカードがなくても使える方法もご紹介しているので、ぜひチェックしてください。