GAME
更新
スイッチのコントローラーが接続できない原因は?対処法も解説
※当記事はアフィリエイト広告を含みます。
続々とヒットタイトルがリリースされ、国内外のCS機(家庭用ゲーム機)市場においてトップクラスのシェアを誇る「Nintendo Switch(以下、ニンテンドースイッチ)」。
携帯モードやテレビモードで、毎日のようにプレイしている方も多いのではないでしょうか?
そんなニンテンドースイッチですが、プレイ中に何らかのトラブルが発生することも少なくありません。
特に多いのが、コントローラー関連のトラブル。プレイ開始時にJoy-conを接続できなかったり、認識されなかったりすることが少なくありません。
どれほど人気のゲーム機でも、トラブルが立て続けばストレスを感じるもの。そこで今回は、ニンテンドースイッチにおいて頻発する「コントローラートラブル」の原因や対策、対処法をご紹介します。
目次
ニンテンドースイッチのコントローラーが接続できない原因とは
ニンテンドースイッチ専用コントローラーであるJoy-con。携帯モードのときはスイッチ本体に、テレビモードでは充電グリップに、テーブルモードでは「Joy-conストラップ」に装着して使います。
ここでは、各モードにおけるコントローラーが接続できない、認識されない原因を徹底解説します。
なお、テレビモードおよびテレビモードでは充電グリップを使用するため、共通の原因として扱います。
携帯モードで接続できない原因
携帯モードの場合、コントローラーをスイッチ本体に装着します。比較的トラブルが発生しにくい傾向にあるものの、まれに接続が不安定になったり、認識されなかったりするケースがあります。
Joy-conの接続ミス
まず考えられる原因は、Joy-conを適切な手順で取りつけていないパターンです。
通常、Joy-conはスイッチ本体の両サイドにあるレールに沿って、「カチっ」と音がするまではめ込みます。力任せにはめ込むのではなく、レールを滑らせるようにゆっくりと動かしましょう。
レールの最後までJoy-conが到達していなかったり、レールからズレていたりする場合、認識されません。つまりは装着ミスなので、一度コントローラーを取り外し、再度装着することで認識されます。
携帯モードでコントローラーが認識されない原因は、ほぼ装着ミスです。
Joy-conが登録解除されている
ニンテンドースイッチ本体とJoy-conの連携が解除されているケースが挙げられます。Joy-conは本来、スイッチに登録してしまえば、次回以降は自動で認識される仕組みです。
ただ、何らかの理由で登録が解除されてしまうと、接続できなくなります。
登録解除が原因の場合、対処は簡単です。Joy-conのシンクロボタンを押し、再度スイッチ本体に登録することで、接続できます。
なお、シンクロボタンは、Joy-conの側面、SLボタンとSRボタンの間にあります。見つけにくい場所にあるので、探してみてください。
このように、本体に装着しているにもかかわらず、接続・認識されなければ、Joy-conの登録状況を確認しましょう。装着ミスがなければ、基本的に認識されます。
Joy-conが破損・故障している
最悪の場合、Joy-conの破損・故障が疑われます。
自力解決は困難なほか、状態を悪化させる可能性があるため、分解などは絶対にやめましょう。基本はメーカー対応となるため、「任天堂」公式のサポートサイトでオンライン修理を申し込むのが一般的です。
テレビモード/テーブルモードで接続できない原因
テレビモードとテーブルモードは、充電グリップを用いたワイヤレス接続となります。そのため、バッテリー状態や無線関連のトラブルから原因を特定します。
本記事では便宜上、テレビモード・テーブルモードにおけるコントローラー接続を「ワイヤレスモード」と称します。
Joy-conのバッテリーが不足している
最初に考えられるのは、バッテリー残量の不足です。ワイヤレスモードの場合、コントローラーに十分なバッテリー残量がないと接続できません。
本体はフル充電だったとしても、コントローラーのバッテリー残量がなければ意味がないのです。
ニンテンドースイッチのJoy-conは非常にバッテリー持ちがよく、充電頻度はそう高くありません。とりわけグリップ使用するワイヤレスモードは、自動的に充電される仕組みがないため、忘れがちです。
Joy-conはニンテンドースイッチ本体に装着したり、充電グリップや拡張バッテリーなどを取りつけたりして充電します。
「充電グリップなら自動充電されるのでは?」と思われますが、グリップ自体にバッテリーなどは内蔵されていません。
充電グリップは、Type-CのUSBケーブルを接続してはじめて、電力が供給されます。その状態でJoy-conを装着すると、受電しながらプレイできるわけです。
充電グリップにオレンジ色のランプが点灯すれば、Joy-conを充電できている証拠となります。
ニンテンドースイッチの周辺機器として、Joy-con専用の拡張バッテリーも販売されています。「任天堂」純正の拡張バッテリーは乾電池式で、電池交換すれば何度でも使える優れものです。
頻繁に長時間プレイをする場合、保険的な意味で用意することをおすすめします。
Joy-conが登録解除されている
携帯モード同様に、本体から登録解除されているケースも考えられます。
この場合、シンクロボタンを押して一度接続をリセットしたり、再登録したりして対処しましょう。認識しない場合はもちろん、接続が不安定なときもコントローラーの再登録は有効です。
使用環境に問題がある
使用環境によってJoy-conが接続しにくくなる可能性があります無線接続の場合、周辺にある電子機器の影響を受けるもの。とりわけ電子レンジやコードレスの電話、Bluetoothの機器などは影響を与えやすいので注意しましょう。
このほか、本体を設置している場所によっては、Joy-conとの接続可能距離が極端に短くなるケースが散見されます。
どうしても接続できなければ、本体の置き場所や使用環境を見直してみましょう。
これらの対処を実践したにもかかわらず、コントローラーを接続できないのであれば、本体やJoy-conの故障が疑われます。携帯モード同様、サポートサイトでオンライン修理を申し込みましょう。
コントローラーが接続できないときに試すこと
上記方法で改善されない場合、原因をより明確にするため、ほかのコントローラーや周辺機器が正しく接続できるのか確認します。
他のコントローラーでチェック
家族・友人がニンテンドースイッチを所有していれば、一旦コントローラーのみ借りてみましょう。
相手所有のコントローラーで接続できた場合、本体には異常がなく、自身のJoy-conが破損・故障していると考えられます。
逆に、相手所有のコントローラーも認識しないのであれば、本体に問題がある可能性が高まります。
長時間使用中に接続が途切れたり、不安定になってしまったりする場合、一度本体の電源を切り、再起動を試みるのも手です。シンプルな手段ですが、これだけで解決することも少なくありません。
接続している周辺機器をチェック
ニンテンドースイッチには、プレイをより快適にする様々な周辺機器があります。
たとえば、ヘッドホン(ヘッドセット)、キーボード、LANポート、USBハブなどを接続している方も多いのではないでしょうか?
可能性としては低いものの、これらの周辺機器がコントローラーの接続に影響する場合があります。特に「任天堂」の公式ライセンス商品でない機器は、トラブルが発生しやすい傾向にあるようです。
ニンテンドースイッチで起こる様々なトラブル
ニンテンドースイッチには、コントローラー関連以外にも様々なトラブル例があります。
ここでは、実例を交えながら発生しやすいトラブルや原因、対処法をご紹介します。
高熱によりスリープ状態へと強制移行
ニンテンドースイッチを長時間使用していると「本体が高温になりすぎたため、スリープします。」というメッセージが表示され、使用できなくなることがあります。
ニンテンドースイッチは、本体に負荷がかかると発熱し、一定の温度を超えると安全装置が働く仕組みとなっています。そうして上記のメッセージが表示され、ゲームが強制終了するのです。
通常、しばらく時間を置いて、本体温度が下がれば再度遊べるようになります。
しかし、あまりにも繰り返し表示される場合、冷却ファンが故障していたり、内部にほこりが溜まっていたりして、廃熱に失敗している可能性があります。
判断が難しいところですが、上記メッセージが頻繁に表示されるならば、一度メーカー修理に出すことをおすすめします。
本体の充電がうまくいかない
電源アダプターを接続しているにもかかわらず、本体を充電できないケースがあります。考えられる要因は多岐にわたりますが、ケーブルや端子の破損・断線、コネクタ部の故障などが定番です。
電源アダプターを買い換えたり、修理に出したりすることになります。
また、公式ライセンス商品ではない電源アダプターや電源タップなどを使用している場合、電圧不足で充電できないことがあります。破損・故障ではないため、純正の電源アダプターを使用し、再度充電を試してみましょう。
▼関連記事:ニンテンドースイッチのコントローラーが勝手に動く!原因と対処法
ニンテンドースイッチが故障した場合はどうする?
ニンテンドースイッチは精密機械であり、何らかの原因で故障します。そこで、公式のサポートサイトを利用したオンライン修理の手順を解説します。
メーカー修理に申請
ニンテンドースイッチを修理に出す場合、サポートサイトの修理受付に必要事項を入力し、オンライン修理を申し込みます。
受付が完了すると、修理見積もりが届きます。金額などに問題がなければ、正式に修理を依頼しましょう。そして「任天堂」のサービスセンターにニンテンドースイッチ本体やJoy-conを郵送する流れです。
時期により異なりますが、通常であれば依頼から2週間程度で、修理されたニンテンドースイッチなどが手持ちに届くはずです。
非正規の修理業者を利用
ニンテンドースイッチは人気ハードですが、故障などのトラブルも多いため、非正規の修理業者が一定数存在します。
中には、即日で修理したり、消耗したバッテリーの交換などを請け負ったりする業者もいるようです。
一般的にメーカー修理を利用するよりも短期間で、修理費用も割安とされる非正規業者。コスト面の恩恵から、利用を検討している方もいらっしゃるでしょう。
ただ、メーカー修理と比較すると、信頼性が下がります。正規パーツではない「互換品」などで修理する場合もあるほか、一度公式以外の修理サービスを利用すると、サポートを受けられなくなる可能性があります。
よって、基本的には利用しない方がいいでしょう。
まとめ
ニンテンドースイッチのコントローラーが接続できない、認識されないときは、装着ミスや登録解除が原因かもしれません。
大部分はそれで解決しますが、本体またはコントローラーが破損・故障していると、個人では対処できません。メーカー修理を利用してください。
▼関連記事:Nintendo Switch用コントローラーおすすめ18選!|種類と選び方も徹底解説
▼関連記事:Nintendo Switch(スイッチ)のおすすめソフト38選|発売予定ソフトや選び方も紹介
ポメラニアン高橋 /
ビギナーズ編集部 ライター
ラーメンとロックをこよなく愛する洋犬ライター