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初心者におすすめ!サーフィン用ウエットスーツ厳選5着
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サーフィンをする上で、なくてはならないもの…それは「ウエットスーツ」といっても過言ではありません。
しかし、初心者サーファーにとって「どのウエットスーツを選べばいいのか」という問題は、いつの時代も悩みの種となっているほどです。
なぜなら、ウエットスーツと一言でいっても、その数は約10種類にも及からです。
季節の移り変わりに合わせたウエットスーツ選びは、快適なサーフィンライフを送る上でも欠かせませんが、いきなり10種類も揃えるのは金銭的にもキツイもの…。
そこで、今回は「とりあえずこれを持っていればOK」という、長期間使用することのできるウエットスーツをご紹介します。
目次
初心者のファーストウエットスーツは“フルスーツ”で決まり!
「どのウエットスーツを買えばいいのか…」とお悩みの初心者サーファーにおすすめするのは、フルスーツというタイプのウエットスーツです。
「サーファーでフルスーツを持っていない人はほとんどいない」というくらいフルスーツというのは使用頻度や期間が長く、1着持っていれば真冬以外は着るものに困ることはありません。
サーフィンを始める時期が真冬であれば、もちろんフルスーツでは凍えてしまうのでおすすめできませんが、春や夏からサーフィンを始めるという人は、まずフルスーツを購入して損することはないといえます。
ショートボーダーに人気のウエットスーツ
短い板に乗るショートボーダーたちに人気のウエットブランドは地域や所属しているサーフショップによっても異なるものですが、傾向として『ジャージタイプ』のウエットスーツを購入する人がほとんどです。
ウエットスーツと一言でいっても生地の素材は大きく分けて『ジャージ生地』と『スキン生地』の2種類があります。
ジャージ生地は『柔らかい』『動きやすい』『劣化しにくい』という特徴があり、アグレッシブな動きをするショートボーダーに最適の生地!
また、ジャージ生地はスキン生地に比べて色味が多く用意されているので、『緑』『ピンク』『赤』『迷彩柄』など、好みに合わせた組み合わせができるところも魅力です。
ロングボーダーに人気のウエットスーツ
先ほどご紹介したウエットスーツの生地の種類ですが、ロングボーダーが好むのは『スキン生地』という光沢のある生地です。
特にロングボーダーは『クラシックスタイル』が好きな人が多いのですが、スキン生地のウエットスーツはこれでもかというほどクラシックな雰囲気を演出してくれるマストアイテム!
そもそもクラシックスタイルとは、80年代以前の古いサーフカルチャーを意識した『レトロ感』を前面に押しだしているという特徴があります。
ショートボーダーには『蛍光色や色味のある生地を使用したウエットスーツ』が人気ですが、ロングボーダーは『黒のスキン生地』を使用したウエットスーツを好む傾向にあります。
カリフォルニアのスタイリッシュなロングボーダーたちは、黒スキンで統一されたウエットスーツで優雅にサーフィンを楽しんでいますよ。
ブランド別おすすめフルスーツ5選
ここでは、初心者サーファーにおすすめのウエットスーツブランドを5つご紹介します。
RASH
とにかく「動きやすい!」の一言に尽きるRASH(ラッシュ)のウエットスーツは、北は北海道から南は沖縄まで、幅広い着用者がいるというウエットスーツ界の大御所ブランドです!
特にショートボーダーは、RASHのシンプルなデザイン性や機能性に魅了されてしまうサーファーが多いそうです。
保温性にも優れているので、真冬の北海道や日本海サーファーの多くがRASHを愛用しています。
「極寒地域でサーフィンをする」という人は、RASHのウエットスーツで寒さから身を守りましょう。
HUG wetsuits
こちらはガールズサーファー専門のウエットスーツブランドですが、他にはないデザイン性が魅力的です。
ウエストラインをきれいにみせてくれるデザインや可愛らしいカラーなど女性に人気の要素が詰まっています。
保温性や実用性はもちろんのこと、女の子が「可愛い!」と着るだけでテンションが上がってしまいそうなウエットスーツばかりです!
他の人と被りたくない…という人には特におすすめのブランドです。
スタイルよく見せたいなら、このフルスーツで決まり!ウエストラインのデザインが、より女性らしさを引き立てます。
DCEL
引き続きレディースブランドのご紹介になりますが、こちらは子ども用ウエットスーツの取り扱いもあるので「親子でサーフィンをする」という家族にぴったりです。
DCELはモデル兼サーファーである「和香さん」がプロデュースしているウエットスーツブランドなので、デザイン性はピカイチ!
静岡や愛知県・四国サーファーなと、DCELのウエットスーツを着用するお洒落ガールズサーファーは急増中です。
フルスーツといえば『ALL3mm』が定番ですが、こちらは『3mm×5mm』と保温性が高くなっているフルスーツです。
『寒がり』『初冬も使いたい』という人におすすめですよ!
AIDENTIFY WETSUITS
京都にあるAIDENTIFY WETSUITS(アイデンティフィ)というブランドは、とにかく『お洒落』という言葉が似合うウエットスーツブランドです。
特に「ロングボーダーやレトロな板が好きな人」「クラシックスタイルが好きな人」から絶大な支持を得ていて、日本国内でも着用者が多いです。
また、AIDENTIFY WETSUITSは独特のアメカジな雰囲気を持っていて、ウエットスーツだけではなくアパレル展開も積極的に行っています。
Tシャツやキャップは発売と同時に売り切れとなってしまうほど人気のあるものも多く、お洒落なサーファー御用達のブランドといってもいいでしょう。
生地も柔らかくて耐久性抜群なので、「ウエットスーツの機能性+見た目」にも力を入れたいサーファーには特におすすめのブランドです!
AIDENTIFYのロゴが使用されているフルスーツは、海のなかでも「おおっ!」と注目の的になること間違いなしです。
DOVE
日本を代表するサーフィンウェットスーツブランドといってもいいほどの歴史を持つDOVE(ダブ)は、実に30年以上もサーファーから愛されているウエットスーツブランドです。
長年に渡って愛用される理由は『上品質の証』でもあり、日本内でDOVEの名前を知らないサーファーは少ないほど、その存在感は群を抜いています。
DOVEのウエットスーツの特徴は、なんといっても「生地がとても柔らかい」ということです。
ウエットスーツは年々劣化していき、生地が固くなってくることは避けられません。
しかし、DOVEのウエットスーツなら劣化スピードが遅いので、きちんと手入れをすれは長年に渡って着用することができますよ!
DOVEの工場はサーフカルチャーが色濃く根付いている湘南にあることから、関東圏のサーファーにおすすめのブランドです。
こちらのモデルはバックジップのスタンダードなフルスーツで、脱着も楽チンです。
ウエットスーツも季節ごとの“衣替え”が常識!
ここでは、季節の移り変わりによるおすすめのウエットスーツの種類をご紹介します。
洋服も衣替えをするように、ウエットスーツも季節によってベストなものに変えていきましょう!
1月~3月 ドライスーツ
1年のなかでも最も海水・外気温が冷たくなる1月~3月は、国内のほとんどのポイントでドライスーツが必要になるでしょう。
ウエットスーツといえば『ジッパー』が付いていて脱着しやすいものが多いなか、ドライスーツのほとんどは『ネックイン』という、肩や首元から足を入れて着るタイプです。
ドライスーツとは真冬用のウエットスーツなので、基本的には「ウエットスーツとブーツがつながっている」というタイプになります。
服を着たまま着用できるドライスーツが多いので、真冬のサーフィンを快適にしてくれますよ!
11月~4月末 セミドライ
フルスーツよりも生地に厚みがあり、より寒さを感じにくくすることができるのがセミドライスーツ。
セミドライは裏が起毛になっているものもあり、保温性に長けたウエットスーツですよ!
四国や宮崎方面の海水は暖かいため、真冬でもセミドライスーツがあれば大丈夫という人もいるほどです。
5月~10月末 フルスーツ
フルスーツは、年間をとおして活躍頻度が多いウエットスーツといってもいいでしょう。
海水が暖かくなり始める5月から夏までは、フルスーツ1着さえあれば困ることはほとんどありません。
真夏は水着でサーフィンをして、徐々に海水が冷たくなってくる10月頃にまたフルスーツを着用することができますよ。
6月末~10月 ベスト/ロングジョン/ショートジョン/タッパー/ロングスプリング/ハーフスプリング/シーガル
初夏~秋口にかけては、人によって使用するウエットスーツはさまざま。
海水の温度やその日の風の強さなどによって、うまくウエットスーツを組み合わせていくといいですね!
ベスト・タッパー
「ベスト」「タッパー」といった上半身のみに着用するウエットスーツは、真夏でも日焼け防止や板との摩擦防止のために着用する人も多く見られます。
ロングジョン・ショートジョン・シーガル
「ロングジョン」「ショートジョン」「シーガル」は上半身の露出が多いので、外気温が暖かいのに海水が少しひんやりとする日に重宝します。
ロングスプリング
「ロングスプリング」は上記の逆で、海水は暖かいのに外気温が冷たい・風が強い「というコンディションの日におすすめで、冷たい外気温による体温の低下を防いでくれる働きをします。
まとめ
最近では、インターネットなどでも気軽にウエットスーツを注文したりオーダーできる時代になりました。
本来ウエットスーツやサーフボードといったアイテムは「お世話になっているサーフショップ」で購入するのが好ましい場合もあります。
サーフィン界には「ローカリズム」というものがあり、そのサーフポイントを昔から整備・管理して守っている地元のサーファーがいることをご存知でしょうか?
サーフポイントによっては「〇〇ブランドのウエットスーツでないと入水禁止」というような、キツイローカリズムのあるところも少なからず存在しているのも事実です…。
ローカリズムに関しては賛否両論あるところではありますが、サーファーは横のつながりをとても大切にしているものです。
自分が行きたいと思っているサーフスポットへ通っている方に「ウエットスーツどこのブランドがいいと思う?」「どこかおすすめある?」などと聞いてみると良いでしょう。
そこからウエットスーツメーカーの人を紹介してもらえたりもするので、さらに知り合いが増えてより充実したサーフィンライフにつながることも多々あります。
サーフィンを始めたばかりで知人がいない場合は、よく行くサーフポイントの近くのショップに行ってみるのもひとつの方法ですよね。
「絶対このブランドを着なければいけない」という決まりはありませんが、ウエットスーツのブランドが思いがけない幸運につながったり、その反対となる場合もあるということを忘れないようにしたいですね。
白根 鮎美 /
ビギナーズ編集部 ライター
独学で英語を勉強後、オーストラリアでは幼児教育の専門学校で勉強。帰国後は子ども英会話教室にて1歳から高校生への英会話を指導していました。また、サーフィン歴は10年以上、海を愛する2児のママサーファー。