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物語シリーズの小説を読む順番は?刊行順と時系列に分けて紹介
※当記事はアフィリエイト広告を含みます。
本記事では、小説「物語」シリーズの読む順番を、刊行順と時系列順に分けて徹底解説します。
各シリーズのあらすじや定価よりも安く楽しめる電子書籍サービスも紹介するので、ぜひあわせてチェックしてみてください。
- 物語シリーズの小説を読む順番がわかる
- 物語シリーズのあらすじがわかる
- 物語シリーズを読めるおすすめ電子書籍サービスがわかる
※この記事の情報は2024年10月16日時点の情報です。最新の配信状況は各サービスサイトにてご確認ください。
目次
物語シリーズとは
物語シリーズとは、「化物語」からはじまった西尾維新さんによる作品です。
2006年から発売がスタートし、2009年にはアニメ化されました。
さらに、2018年からは『週刊少年マガジン』にて漫画の連載が始まり、メディアミックス作品として高い人気を集めています。
「怪異」をテーマとした、コメディ要素も楽しめるストーリーです。
主人公の阿良々木暦が、あることをきっかけに吸血鬼もどきの人間になってしまい、それ以降「怪異」に関わるようになります。
物語シリーズの小説を読む順番
物語シリーズの小説を読む順番について、刊行順と時系列に分けてご紹介します。
刊行順で読んだことのある人は、作中の時系列で読むとより楽しめます。
刊行順
物語シリーズを読む順番を刊行順に紹介します。
1年間のうちに、複数の作品が出版されているのも物語シリーズの特徴です。
時系列はやや複雑なので、まずは刊行順で読んでみることをおすすめします。
物語シリーズを読む順番(刊行順)
- 『化物語(上)』(2006年)
- 『化物語(下)』(2006年)
- 『傷物語』(2008年)
- 『偽物語(上)』(2008年)
- 『偽物語(下)』(2009年)
- 『猫物語(黒)』(2010年)
- 『猫物語(白)』(2010年)
- 『傾物語』(2010年)
- 『花物語』(2011年)
- 『囮物語』(2011年)
- 『鬼物語』(2011年)
- 『恋物語』(2011年)
- 『憑物語』(2012年)
- 『暦物語』(2013年)
- 『終物語(上)』(2013年)
- 『終物語(中)』(2014年)
- 『終物語(下)』(2014年)
- 『続・終物語』(2014年)
- 『愚物語』(2015年)
- 『業物語』(2016年)
- 『撫物語』(2016年)
- 『結物語』(2017年)
- 『忍物語』(2017年)
- 『宵物語』(2018年)
- 『混物語』(2019年)
- 『余物語』(2019年)
- 『扇物語』(2020年)
- 『死物語(上)』(2021年)
- 『死物語(下)』(2021年)
- 『戦物語』(2023年)
- 『短物語』(2024年)
時系列
話数によっては、時系列が前後する作品も含まれています。
物語の展開を時系列で楽しみたい人や、刊行順で読んだことのある人は以下の順番で試してみてください。
物語シリーズを読む順番(時系列)
- 『傷物語』
- 『猫物語(黒)』
- 『化物語(上)』
- 『化物語(下)』
- 『偽物語(上)』
- 『偽物語(下)』
- 『傾物語』
- 『鬼物語』
- 『猫物語(白)』
- 『終物語(中)』
- 『終物語(上)』
- 『囮物語』
- 『恋物語』
- 『憑物語』
- 『暦物語』
- 『終物語(下)』
- 『続・終物語』
- 『花物語』
- 『忍物語』
- 『宵物語』
- 『余物語』
- 『愚物語』
- 『撫物語』
- 『業物語』
- 『扇物語』
- 『死物語(下)』
- 『死物語(上)』
- 『結物語』
- 『戦物語』
『混物語』『短物語』は番外編なので、除いています。
『混物語』は、西尾維新作品のキャラクターが登場するクロスオーバー作品なので、西尾維新さんのほかの小説シリーズが好きな人におすすめです。
ほかにも、『月物語』という羽海野チカさんの漫画『3月のライオン』とのクロスオーバー作品が存在します。
『短物語』は、物語シリーズ初の短々編集です。
DVD特典の小冊子掲載の作品から書き下ろし作品まで、39の物語が収録されています。
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物語シリーズのあらすじ
物語シリーズのあらすじを紹介します。
2024年10月時点では、物語シリーズはファーストシーズン・セカンドシーズン・ファイナルシーズン・オフシーズン・モンスターシーズン・ファミリーシーズンの6部構成です。
ファーストシーズン
画像引用元:ブックライブ
ファーストシーズンは、以下の6巻で構成されています。
- 『化物語(上)』
- 『化物語(下)』
- 『傷物語』
- 『偽物語(上)』
- 『偽物語(下)』
- 『猫物語(黒)』
小説のタイトルは、『猫物語(黒)』のみ獣偏になっています。
舞台は日本の田舎町。主人公の高校生・阿良々木暦と、怪異に関わる6人の少女(ひたぎ・真宵・駿河・撫子・翼・忍)との出会いが描かれています。
さらに、暦の妹である火憐・月火も重要な存在です。
吸血鬼キスショット・アセロラオリオン・ハートアンダーブレードと出会ったことで、吸血鬼の体質になった暦。そんな暦が、少女を脅かす怪異を解決していくストーリーで、内容はすべて暦の視点から書かれています。
時系列は、暦が高校2年生の頃から3年生の夏頃までが描かれています。
セカンドシーズン
画像引用元:ブックライブ
セカンドシーズンは、以下の6巻で構成されています。
2~4作目は、「傾」「花」「囮」とタイトルに「化」という漢字が潜んでいます。
- 『猫物語(白)』
- 『傾物語』
- 『花物語』
- 『囮物語』
- 『鬼物語』
- 『恋物語』
セカンドシーズンでは、ファーストシーズンで登場したヒロインの少女6人を中心としたストーリーです。
阿良々木暦だけではなく、ヒロインの視点から描かれるものもあります。少女たちは怪異を祓われたものの、新しい怪異が待ち受けていました。
一番最後の「花物語」は、暦が高校を卒業した後の話です。
ファイナルシーズン
画像引用元:ブックライブ
ファイナルシーズンは、以下の6巻で構成されています。
- 『憑物語』
- 『暦物語』
- 『終物語(上)』
- 『終物語(中)』
- 『終物語(下)』
- 『続・終物語』
ファーストシーズンのように、阿良々木暦の視点から語られるストーリーです。
『憑物語』の暦は、受験生として生活している中で、自分の体への異変に気づきます。
『暦物語』は短編集となっており、高校3年生の暦の1年間が描かれた作品です。
オフシーズン
画像引用元:ブックライブ
オフシーズンは、以下の4巻で構成されています。
- 『愚物語』
- 『業物語』
- 『撫物語』
- 『結物語』
時系列は様々で、本編に関連したエピソードなどが収録されています。
『結物語』以外は、主人公の阿良々木暦がほとんど登場しないシーズンで、本編で登場したキャラクターに焦点を当てています。
『結物語』では、大学を卒業した暦が描かれているのが特徴です。
「直江津署風説課」にて、警察官として働く暦。怪異譚になりそうな「風説」を取り締まっています。
モンスターシーズン
画像引用元:ブックライブ
モンスターシーズンは、以下の6巻で構成されています。
- 『忍物語』
- 『宵物語』
- 『余物語』
- 『扇物語』
- 『死物語(上)』
- 『死物語(下)』
大学に進学した阿良々木暦が登場する大学生編と、撫子の成長が描かれている洗人編を収録。それぞれ暦・撫子の視点から描かれています。
『死物語(上)』の「しのぶスーサイド」では、コロナ禍の現代が舞台で、暦が大学を卒業するまでが描かれています。
ファミリーシーズン
現在刊行されているファミリーシーズンは、以下の1巻です。- 『戦物語』
ついに結婚した、阿良々木暦と戦場ヶ原ひたぎ。
そんな2人の、一風変わった新婚旅行を描いています。
物語シリーズの最初から追ってきた読者にとっては、目が離せない1冊です。
物語シリーズ小説の話数で読む順番
物語シリーズの小説を読む順番について、刊行順や時系列で紹介しました。
ここでは、各小説に収録されている話数・サブタイトルを紹介します。
読む順番は「第一話」からがおすすめです。
シーズンによっては、「第一話」などの表記が一部異なるので注意しましょう。
読み終えた後に振り返りたい人も、確認してみてください。
ファーストシーズン
ファーストの収録話を紹介します。
- 第一話 ひたぎクラブ
- 第二話 まよいマイマイ
- 第三話 するがモンキー
- 第四話 なでこスネイク
- 第五話 つばさキャット
- 第零話 こよみヴァンプ
- 第六話 かれんビー
- 最終話 つきひフェニックス
- 第禁話 つばさファミリー
セカンドシーズン
セカンドシーズンの収録話を紹介します。
- 第懇話 つばさタイガー
- 第閑話 まよいキョンシー
- 第変話 するがデビル
- 第乱話 なでこメドゥーサ
- 第忍話 しのぶタイム
- 第恋話 ひたぎエンド
ファイナルシーズン
ファイナルシーズンの収録話を紹介します。
- 第体話 よつぎドール
- 第一話 こよみストーン
- 第二話 こよみフラワー
- 第三話 こよみサンド
- 第四話 こよみウォーター
- 第五話 こよみウインド
- 第六話 こよみツリー
- 第七話 こよみティー
- 第八話 こよみマウンテン
- 第九話 こよみトーラス
- 第十話 こよみシード
- 第十一話 こよみナッシング
- 第十二話 こよみデッド
- 第一話 おうぎフォーミュラ
- 第二話 そだちリドル
- 第三話 そだちロスト
- 第四話 しのぶメイル
- 第五話 まよいヘル
- 第六話 ひたぎランデブー
- 第七話 おうぎダーク
- 最終話 こよみリバース
オフシーズン
オフシーズンの話数で読む順番を紹介します。
- 第一話 そだちフィアスコ
- 第二話 するがボーンヘッド
- 第三話 つきひアンドゥ
- 残酷童話 うつくし姫
- 第零話 あせろらボナペティ
- 第零話 かれんオウガ
- 第零話 つばさスリーピング
- 第零話 なでこドロー
- 第一話 ぜんかマーメイド
- 第二話 のぞみゴーレム
- 第三話 みとめウルフ
- 第四話 つづらヒューマン
モンスターシーズン
モンスターシーズンの読む順番を話数で紹介します。
- 第一話 しのぶマスタード
- 第二話 まよいスネイク
- 第三話 まよいスネイル
- 第四話 よつぎバディ
- 第五話 よつぎシャドウ
- 第六話 おうぎライト
- 第七話 おうぎフライト
- 第八話 しのぶスーサイド
- 最終話 なでこアラウンド
ファミリーシーズン
本編最新シーズンである、ファミリーシーズンの話数の読む順番を紹介します。
- 第婚話 ひたぎハネムーン
ファミリーシーズンは現在1冊のみの刊行で、収録話も1話です。
そのため「ひたぎハネムーン」を読めば、問題ありません。
番外編
番外編『混物語』の読む順番を話数で紹介します。
- 第忘話 きょうこバランス
- 第強話 じゅんビルド
- 第法話 のみルール
- 第眼話 まゆみレッドアイ
- 第病話 くろねこベッド
- 第血話 りすかブラッド
- 第刀話 ひていクリア
- 第殺話 いおりフーガ
- 第軍話 しおぎレンジャー
- 第招話 あかりトリプル
- 第喰話 りずむロックン
- 第大話 みここコミュニティ
- 第英話 くうインビジブル
- 第騙話 らいルーレット
- 第終話 まごころフィニッシャー
また短々編を収録した『短物語』は、時期も本もバラバラに掲載された作品をまとめているので、基本的にはどこから読んでも問題はありません。
ただ掲載順が発表順になっているので、特にこだわりがない場合は最初から順番に読むのがおすすめです。
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まとめ
物語シリーズの小説を読む順番や、あらすじを紹介しました。
刊行順だけではなく、時系列に読むとより深く楽しめます。
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ヒロキタナカ /
ビギナーズ編集部 ライター
大学院を修了後、IT業界を経て独立。選書サービスやWebメディアを運営する傍ら、ライターとしても活動しています。趣味は読書やサウナです。