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電子ドラムのおすすめ17選と選び方解説!初心者向けの安い人気モデルも紹介
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電子ドラムの上達には、自分にあったものを選ぶことが一番の近道です。電子ドラムは、種類も多くセット内容や機能が複雑です。どれが自分に適しているのか、ドラム選びにお困りではないですか。
今回はそんな電子ドラムの選び方や、おすすめのドラムセットについて詳しく解説しています。各電子ドラムの性能や、価格帯などを理解したうえで、自分にあった最適な電子ドラムを選び出しましょう。
[セール情報]電子ドラムの選び方|初心者向けに解説
電子ドラムは、練習用に購入したい人、もしくはその特性をいかして演奏したい人など、理由によって選ぶべきべきものが異なってきます。
また、初心者や上級者、ドラムを置くスペース、打感、騒音問題などによっても違ってきます。そこで、自分にあった最適の一台を選べるように、電子ドラムの選び方のコツを知っておきましょう。
ここでは、初心者向けに電子ドラムを選ぶ方法について解説します。
価格で選ぶ
まず予算を決めましょう。一概にすべての電子ドラムにいえる訳ではありませんが、一般的に安ければ性能は低く、高いほど高性能です。ただし、高性能だからよいかといえば、それは別の話になってきます。
ちなみに入門者モデルといわれるもので、2万円台から存在しますが、安価なものの中にはおすすめできない電子ドラムも多いのが現状です。それは最低限のセットがそろっているように見えても、例えば、音質や感触、反応が高価なものと比べて、劣っているものが多い傾向があるからです。
音を出すだけ、フォームの練習だけに購入されるのであれば、安価なものでもよいと思います。ですが、電子ドラムの上達をめざすのであれば、ある程度の値段のものをおすすめします。目安は3万円~5万円くらいでしょう。そうは言っても予算には限りがあると思いますので、下記のことも参考にして総合的に予算を決めて、適切な電子ドラムを選んでいきましょう。
パッドの材質で選ぶ
電子ドラムをえらぶ判断基準として、パッドの材質はとても重要な項目です。見た目でわかると思いますが、電子ドラムは普通のドラムと違って、タイコ(スネア・タムタムなど)やシンバルをたたいて、物理的に音を出しているわけではありません。あくまでもたたいた振動をセンサーでとらえ、電子音として出力しているものです。
そのため、打感がとても大切な感覚になってきます。打感が違えば、電子ドラムの上達への影響はもちろんのこと、フォームやモチベーションにも影響がでます。電子ドラムのパッドには、下記のような種類が存在します。
- ゴム
- メッシュ
- シリコン
それぞれメリット・デメリットがありますので、自分にあっていると思われる最適なものを選びましょう。下記では各パッドの特徴をまとめてみました。
ゴムパッド
耐久性がよく、安価です。ただし他のパッドに比べ打感が劣り、音が響きやすいので、騒音を気にされる方にはおすすめできません。
メッシュ
打感性がよく、音も響きにくい傾向があります。また、テンションなどを調整することも可能です。しかし、比較的高価であり、ゴムなどに比べ耐久性は悪くなってしまいます。
シリコン
メッシュと同じような特性がありますが、一番打感が良いといわれています。人によっては、電子ドラムではない通常のドラムに近い感覚をえられるようです。YAMAHAのモデルに採用されています。
ペダルで選ぶ
ハイハット、バスドラなどのペダルには種類が存在します。通常のドラムの場合、選ぶべきポイントは、シングルペダルやツインペダルといった、操作性になると思いますが、電子ドラムの場合は少しかわってきます。それは足を置いただけで音がでる、スイッチタイプの存在があるからです。
スイッチペダル
スイッチタイプのペダルは、足をのせるだけでセンサーが反応し音がでます。なので消音性にもとても優れています。
ですが、デメリットとして、通常のドラムとはかけ離れた、操作感・打感になってしまいます。
ドラムペダル
もし、通常のドラムに近い操作感・打感で練習したいのであれば、ペダルの先に連動するビーターが付属されている、ドラムペダルタイプを選ぶとよいでしょう。そのうえで、好みによってツインペダルも検討するとよいと思います。
大きさで選ぶ
部屋にドラムのある生活にあこがれて、ドラムを購入しようと考えている人もいるのではないでしょうか。ですが、実は思ってる以上にスペースが必要です。部屋に置けるスペースがあるか一度確認してから購入することを強くおすすめします。
あと、実は勘違いされやすいことなのですが、大きい電子ドラム=高価で高性能ではありません。小さくても高機能な電子ドラムもありますし、折りたたんで収納・持ち運びできるタイプもあります。自分の部屋のスペースや用途と相談して、最適な電子ドラムを選びましょう。
機能で選ぶ
電子ドラムには、さまざまな機能が搭載されています。これにより通常のドラムにはない、電子ドラムならではの個性が大きくだせる部分になってきますので、重要なポイントになってきます。
それでは、電子ドラムにはどんな機能があるのでしょうか。
- 音の種類やレスポンス、調整幅(音源の使いやすさなど含む)
- 他の機器との汎用性(機器の追加やPCなどの端末との連携のしやすさ)
- ドラムセットの充実度(タムタム、スネア、ハイハットなど自分の理想のセットであるか)
- インチ数(タイコの直径)
もちろんこれ以外の機能も数多く存在しますが、上記がおおまかな機能です。自分が求めている機能を十分に把握のうえ、電子ドラムを選んでいきましょう。
電子ドラムの人気・おすすめメーカー
おすすめ商品をご紹介する前に、電子ドラムの主なメーカーについてご紹介していきます。
電子ドラムで人気のメーカーはそこまで多くはありません。人気のメーカーをおさえて、電子ドラム選びの参考にしてくださいね。
Roland(ローランド)
Rolandは、1972年に創業された、日本の総合電子楽器メーカーです。電子ドラム以外にも、シンセサイザー・電子オルガン・DJ機器などを製造しています。Roland(ローランド)の電子ドラムとしては、V-Drumsシリーズが人気です。
V-Drumsシリーズの大きな特徴は、メッシュヘッドです。メッシュヘッドは、ローランドが独自開発した打感や静音性に優れている素材です。
YAMAHA(ヤマハ)
YAMAHA(ヤマハ)は、楽器から半導体まで、幅広く販売している日本のメーカーです。
ピアノが有名ですが、それ以外にも、ギター・ドラム・ヴァイオリン・チェロ・トランペット・サックスなど、かなり幅広く販売しています。
YAMAHAの電子ドラムは、DTXシリーズという名前で発売されています。
ALESIS(アレシス)
Alesis(アレシス)は、アメリカのメーカーです。楽器や音響機器を製造しています。そして現在、電子ドラム界で飛躍的に伸びており、数多くの製品を展開しています
電子ドラムの製造は2010年からですが、豊富な種類の電子ドラムを販売しています。
おすすめの電子ドラム|初心者向けに安いモデルを紹介
おすすめの電子ドラムをご紹介します。価格、メーカー、性能、大きさ、セット内容などを総合的に比較し、自分の目的にあった商品を探しましょう。
Roland(ローランド) V-Drum TD-1K
TD-1Kは、これまでローランドがVドラム・シリーズで培ってきたこだわりをコンパクトに凝縮した新しいラインアップです。わかりやすい操作性を実現しているので、初めてドラムに触れる方でも安心!
各パッドの高さや位置が簡単に調整できるので、キッズ・ドラムとしてもお使いいただけます。もちろん、気軽にドラム演奏を楽しみたい方、これからドラムを始めたい方、自宅で練習したい方にもおすすめです。
さまざまなジャンルの音楽に対応した表現力のあるドラム音色、各種トレーニング機能を搭載しています。自宅での練習に活用できるよう、コンパクトで省スペース、静粛性に優れたビーターレス・キック・ペダルを採用しています。
Roland(ローランド) V-Drum TD-1KV
操作やセッティングが簡単で、初心者におすすめな電子ドラムです。コンパクトに設計されているため、部屋に設置するスペースが限られている人におすすめです。
また、スネアにはメッシュパッド、ペダルにはビーターレスキックペダルなども採用され、騒音対策にも優れたドラムです。
Roland(ローランド) V-drums Portable TD-4KP-S
この電子ドラムの特徴は、折りたためることです。また、素早いセッティングが出来るように、パッドなども取り外さず、そのまま折りたためる仕様になっています。
外へ持ち運んで演奏したい人や、設置スペースがなく、普段は収納しておきたい人におすすめです。
YAMAHA(ヤマハ) DTX402KS
音源はヤマハのアコースティックドラムをステレオサンプリング。楽器本来の「鳴り」や「音の奥行き」まで忠実に再現されています。
また、アコースティックサウンドだけでなく、エフェクトサウンドやエレクトロニックサウンドなど、10種のドラムキットを搭載しています。
初心者向けのサポート機能として、ドラムの基礎となる正確なリズム感を鍛える「リズムゲート」、初心者でもドラムが叩けるようになる「ソングパートゲート」などが用意されています。
内蔵練習曲用に楽譜とお手本演奏動画も付属されていて、客観的に技術力を判断できる採点機能も!
また、シンバル、スネア、タムは好みの位置と角度に調整ができ、自身に合ったフォームで演奏できます。高低のセッティング幅が広いため、お子さん向けに低めのセッティングも可能です。
ALESIS(アレシス) Nitro Mesh Kit
Nitro Mesh Kitは、メッシュ採用でナチュラルな演奏性とパワフルなサウンドを実現したAlesisの新しい電子ドラムキットです。
こちらも比較的コストパフォーマンスに優れていながら、サウンドや、レスポンスもよい電子ドラムです。大型ディスプレイや、直感的な操作性も採用しており、初心者でも扱いやすいと思います。
また、増設を考えている方にうれしい、外部出力機能が豊富なのも魅力です。
バックライト付きLCD画面で、簡単にナビゲーションが可能なNitroモジュールには、クラシックなサウンドから現代のリズムサウンドまで網羅する40のドラムキットを搭載しています。
さらに、385のドラム&シンバル&パーカッションサウンドを使用して、独自のキットを作成することも可能です。
MEDELI(メデリ) DD-402KII-DIY KIT
本格ドラムサウンドを家でも簡単に楽しめるMEDELI(メデリ)の電子ドラムです。かなりコンパクトな設計になっており、軽くて場所もとりません。
MP3プレーヤーやオーディオ機器をつなぐことで、楽曲に合わせてドラム演奏も可能です。自宅練習からDTMまで、幅広い用途でお楽しみいただけます。
MEDELI(メデリ) DD-401J-DIY KIT
ドラムパッド、シンバルパッドともに打面がラバー素材となっています。パッドのセンサーは叩く強弱を感知して音量が変化するので、本物のドラム同様に表現力の高い演奏ができます。
騒音の最も大きな原因となるバスペダルはトリガータイプを採用。ビーター式のペダルに比べて大幅に振動を抑えることができています。
さらに、様々な音楽ジャンルにマッチするドラム音源を108種類も収録。音源は自由に組み合わせて保存できるので、自分好みのセッティングをすぐに呼び出すことが可能です。
ZHRUNS 電子ドラムセット
ZHRUNS 電子ドラムセットは、折りたたみ可能な電子ドラム。
ホームパーティや週末など、使用シーンが限定されている方にもおすすめです。
安価なモデルですが、さまざまな音楽ジャンルやプレイスタイルに合わせてカスタマイズ可能です。
AWOWO MINI JUN
ドラムモジュールはROCK,THEATER,CHINA,TECHNO,LATIN,ROCK2の5種類のサウンド搭載。スマートフォンや音楽プレーヤーをAUXに接続すれば自分の好きな音楽を再生しながら練習することも可能です。
さらにMIDI出力も可能なので、iPad版GARAGE BANDで作曲する際にドラムトラック上で自分のプレイをMIDI出力(ノード信号のみ)が可能です。
10インチサイズのトレーニングパッドのリムに、ハイハット用のパッドもゴム製を採用したことにより、ドラムセット全体のサイズを最小限に抑えています。本格的なドラムやパーカッションのサウンドが演出可能なだけでなく、コンパクトな点もメリットです。
Alesis(アレシス) DM Lite Kit
少し変わった電子ドラムをお求めな人へ、おすすめな電子ドラムです。なんと音に連動してLEDライトが光ります。音や操作性で選ぶのではなく、パフォーマンス性で選びたいのであれば、最適な一台ではないでしょうか。
おすすめの電子ドラム|中級者~上級者向け
ここでは、価格が10万円以上の電子ドラムセットをご紹介します。
Roland(ローランド) TD-17KV-S
プロ仕様フラッグシップ音源TD-50のPrismatic Sound Modeling技術を継承したTD-17は、アコースティック・ドラムのサウンドや豊かな表現を忠実に再現するほか、V-Drumsのアドバンテージのひとつである高速レスポンスも実現しています。
また、TD-17シリーズは、12インチの大口径スネア用パッドとペダルワークに合わせて実際に上下動するVハイハットVH-10で、アコースティックドラムと同じ感覚や奏法で演奏することができます。打面のショットから発音までの時間を徹底的に高速化することで、心地よい演奏感が得られます。
セット全体はコンパクトでありながら、ドラム演奏の要であるスネアは口径を大きくすることで、アコースティック・スネアに近い打面のショット位置やスティックの距離感を実現しています。
これによってドラムの音の鳴るメカニズムを再現し、繊細なサウンドから力強いサウンドまで、幅広いダイナミクスで生々しい豊かな響きのドラム・サウンドを生み出します。
ハイハットのハーフ・オープンやボウ/エッジの叩き分け、シンバルの連打時の自然な音色変化も再現するなど、ドラム特有のさまざまな奏法を的確にサウンドに反映します。
チューニング・キーで好みの張り具合に調整できるほか、新開発の構造を採用することでアコースティック・スネアと同等のフープの高さを実現しています。また、オープン・リム・ショットでスティックにリムをかけたときの感覚がとてもナチュラルです。
Roland(ローランド) TD-25KV-S
こちらも上位モデルで、演奏しやすい大きな打面をもち、また打感性も備えつつ、そのわりにコンパクトな設計になっています。
音源にはTD-25が採用されており、操作性に優れた電子ドラムです。ドラムに近い打感を得たい方、電子ドラムならではの個性を求めている方、どちらにもおすすめできる一台です。
Roland(ローランド) TD-1KPX2
こちらも折りたためるタイプの電子ドラムです。素早いセッティングができるのはもちろん、タムやスネアにメッシュパッドが採用され、打感性も優れています。
また、キックパッドが採用されているので、ツインペダルの設置が可能です。
YAMAHA(ヤマハ) DTX760K
シンプルな操作性のトリガーモジュールDTX700をセットしたDTX760Kです。ドラマーの求める最高の叩き心地を実現しています。操作性に優れたトリガーモジュールは、1,396音色を内蔵、弱打から強打まで高い表現力を実現しています。
上位モデルながら、コンパクトなセッティングになっています。スネア、タムパッドにはDTX-PAD(シリコン)、キックパッドKP100が採用され、打感性に優れています。スネア、タム等の出力を簡単にコントロールできるスライダーを搭載。録音もボタン1つで操作可能です。
YAMAHA(ヤマハ) DTX920K
上位モデルの中でも、ハイクオリティを追及した一台です。その音源の数はなんと1326種類も搭載しています。打感性、消音性、どれをとっても優れた電子ドラムです。
Alesis(アレシス) Crimson Mesh Kit
こちらは消音性に優れた電子ドラムです。特長としては、すべてメッシュパッドが採用されているという点です。
また、それだけの性能でありながら、価格も比較的安く設定されているのも、魅力の一つです。
[セール情報]▼新しいドラムを買った後、古いドラムを処分したい方は売却するのがおすすめです。こちらの記事ではおすすめの楽器買取業者を紹介しています。ぜひご一読ください。
ポイントをおさえた電子ドラム選びを
電子ドラムは、価格やパッドの種類、大きさ、性能などで、大きく価格が異なります。高価なものが自分にあったドラムではありません。
練習用にするか、個性をだした演奏を目指すかでも、適した電子ドラムはかわってきます。今回のポイントをおさえたうえで、目指す音楽性、予算などを総合的に判断し、最適な1台を選び抜きましょう。
また、ドラムをレンタルできるサービスについては、こちらの記事で解説しています。まずは、試してみたいという方はレンタルから始めてみてはいかがでしょうか?
ビギナーズ 編集部 /
ビギナーズ編集部 ライター
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