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『バットマン』既16作品を見る順番を紹介!公開順や映画監督は?

『バットマン』既16作品を見る順番を紹介します。1943年の連続活劇から2022年版まで、公開順に見れば監督ごとに分けて見られます。映画監督やバットマン役やロビン役のキャスト変遷にも触れているので、俳優の演技にも注目して鑑賞してみてください。
『バットマン』既16作品を見る順番を紹介!公開順や映画監督は?

※当記事はアフィリエイト広告を含みます。

『バットマン』はDCコミックスを代表するアメコミを原作に、1943年以降アメリカを中心として様々な映画監督によって実写映画化・アニメ映画化されてきました。

この記事では、1943年の連続活劇から『ダークナイト』『GOTHAM』『ジャスティスリーグ』を経て、2022年公開『THE BATMAN ザバットマン』までの既16作品を見る順番を紹介します。

『バットマン』シリーズが見られる動画配信サービスも5つ挙げるので、ぜひ最後までご覧ください。

  • 本ページの配信情報は2024年11月時点のものです。
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『バットマン』を見る順番

『バットマン』シリーズの既16作品を見る順番を紹介します。

1.『連続活劇バットマン』(1943年)

『連続活劇バットマン』は約15本の短編映画を1つにまとめた映画作品です。『バットマン』がDCコミックスに掲載されたのは、1939年のことでした。

バットマン役は1920年ニューヨーク出身の俳優ルイス・ウィルソン(Lewis Wilson)、ロビン役は当時10代後半だったダグラス・クロフト(Douglas Croft)が演じました。

約80年も前の作品なので、U-NEXTやABEMAプレミアム、Netflixといった主要動画配信サービスでは配信していません。

2.『バットマンアンドロビン』(1949年)

アメリカ映画『バットマンアンドロビン』は1943年版と同じ、15本の短編映画をまとめたものです。

バットマン役は1913年カンザスシティ生まれの俳優ロバート・ローリーが、ロビン役をジョニー・ダンカンが演じました。

本作は、TSUTAYA DISCASでDVDのレンタルが可能です。

3.『バットマン オリジナル・ムービー』(1966年)

監督や出演者など
  • 監督:レスリー・H・マーティンソン
  • 出演者:アダム・ウェスト(バットマン役 )、バート・ウォード(ロビン役)他
  • 製作国:アメリカ
  • 上映時間:105分

1966年版『バットマン』では、1960年代に放送されたテレビドラマ『怪鳥人間バットマン』出演のアダム・ウェストがバットマンを、バート・ウォードがロビンを演じました。

人体をちりにしてしまう科学兵器が発明され、悪役キャットウーマン&ジョーカー&リドラー&ペンギンの4人が手を組んでぶん取ろうとします。

ネタバレ感想あり(クリックで開けます)

バットマンがキャットウーマンの正体を知らずに旧ソ連記者の彼女に夢中になり、エドガー・アラン・ポーの詩を読む シーンは、なんだか滑稽に思えてしまいますね。

4.『バットマン』(1989年)

監督や出演者など
  • 監督:ティム・バートン
  • 出演者:マイケル・キートン(バットマン役)、ジャック・ニコルソン(ジョーカー役)他
  • 製作国:アメリカ
  • 上映時間:126分

1989年版『バットマン』は、ティム・バートン監督による『バットマン』実写映画の第1作です。

ティム・バートン監督は米国カリフォルニア州出身で、ディズニースタジオでアニメーターとして勤務していた経験があります。

彼が監督を務めた『チャーリーとチョコレート工場』(2005年)・『アリス・イン・ワンダーランド』(2010年)・『アリス・イン・ワンダーランド 時間の旅』(2016年)・『ミス・ペレグリンと奇妙な子どもたち』(2016年)は有名ですね。

新聞記者ノックスとカメラマンのヴィッキーがバットマンの調査をしたことをきっかけに、マフィアとマフィア撲滅に走る化学薬品工場との関係がこじれ、ゴッサム・シティが窮地に陥ります。

両親を殺害されたバットマンと、マフィアのボスに殺されそうになり他人を殺してしまったジョーカー。そんな暗い過去を背負う二人の対立によって、作品『バットマン』は成立します。

人間を超越した存在になろうという二人の背景には、それぞれの闇があります。これはシリーズを通して頭のどこかで覚えておきたい要素の1つです。

本作は第62回アカデミー賞で美術賞を受賞し、第47回ゴールデングローブ賞ではジャック・ニコルソンが最優秀主演男優賞にノミネートされました。

5.『バットマン リターンズ』(1992年)

監督や出演者など
  • 監督:ティム・バートン
  • 出演者:マイケル・キートン(バットマン役)、ダニー・デビート(ペンギン役)他
  • 製作国:アメリカ
  • 上映時間:126分

『バットマン リターンズ』は、ティム・バートン監督による『バットマン』シリーズ第2作です。1989年版にも出演したマイケル・キートンがバットマンを、マイケル・ガフがウェイン邸の執事アルフレッドを演じました。

本作では『バットマン』(1966年)・『GOTHAM/ゴッサム』(2014~2019年)・『THE BATMAN ザバットマン』(2022年)にも登場するスーパーヴィラン、ペンギンとキャットウーマンの過去が語られます。

1992年版ではジャック・ニコルソンは出演しませんでしたが、第65回アカデミー賞で視覚効果賞とメイクアップ賞にノミネートされました。

ティム・バートン監督のファンとしては、3作目『バットマン』も期待したいところですね。

6.『バットマン フォーエヴァー』(1995年)

監督や出演者など
  • 監督:ジョエル・シュマッカー
  • 出演者:ヴァル・キルマー(バットマン役)、トミー・リー・ジョーンズ(トゥーフェイス役)他
  • 製作国:アメリカ
  • 上映時間:122分

『バットマン フォーエヴァー』は、『オペラ座の怪人』(2004年)のジョエル・シュマッカー監督によるヴァル・キルマー主演の映画です。ヴァル・キルマーは、『トップガン』アイスマン役や『ヒート』クリス・シヘリス役の俳優として有名です。

本作では元敏腕検事が怪人トゥーフェイスに成り果て知能犯リドラーと手を組み、バットマンと対決します。

バットマンと恋に落ちるカウンセラー・チェイス博士は、オーストラリア出身で『パディントン』『アクアマン』にも出演した女優ニコール・キッドマンが演じました。

7.『バットマン&ロビン Mr.フリーズの逆襲』(1997年)

監督や出演者など
  • 監督:ジョエル・シュマッカー
  • 出演者:ジョージ・クルーニー(バットマン役)、クリス・オドネル(ロビン役)他
  • 製作国:アメリカ
  • 上映時間:124分

『バットマン&ロビン Mr.フリーズの逆襲』は、ジョエル・シュマッカー監督による『バットマン』シリーズ第2作目です。

筆者はこの作品がとても好きなのですが、第18回ゴールデンラズベリー賞でアリシア・シルバーストーンがワースト助演女優賞を受賞しました。見る人によって評価が分かれる作品のようです。

ゴッサム・シティに出現したMr.フリーズ(アーノルド・シュワルツェネッガー)は、街全体を真冬にしようと住民を脅威にさらします。

ネタバレあり(クリックで開けます)

そんな彼の体は、分子生物学者の頃妻の命を取り戻すことができなかったことが心の傷となり変身した姿です。

植物学者から魔性の美女に変身したポイズン・アイビーは、誘惑した男たちにこう言います。

「男は神の創造物の中で最低の駄作。だから、男を産むも殺すも女次第よ。あたしのために死んで」 。

1966年のマーティンソン版でも女性が男性を誘惑するシーンがありますね。

『Mr.フリーズの逆襲』でのバットマンは、アイビーの態度に流されてある人物と仲間割れしてしまいます。言葉がきついのですが、ある意味真実だなと思いました。

8.『バットマン ビギンズ』(2005年)

監督や出演者など
  • 監督:クリストファー・ノーラン
  • 出演者:クリスチャン・ベイル(バットマン役)、マイケル・ケイン(アルフレッド役)他
  • 製作国:アメリカ
  • 上映時間:140分

『バットマン ビギンズ』は、クリストファー・ノーラン監督による『バットマン』シリーズ3作における最初の作品です。

本作は『ビギンズ』というだけあって、主人公バットマンの過去をとても丁寧に描写しています。

ゴッサム・シティで彼を知らない人はいないほどの大富豪でありながら孤児だったバットマンは、光と闇のどちらにも居着かない揺らぐ気持ちを持っているのです。

9.『ダークナイト』(2008年)

監督や出演者など
  • 監督:クリストファー・ノーラン
  • 出演者:クリスチャン・ベイル(バットマン役)、ヒース・レジャー(ジョーカー役)他
  • 製作国:アメリカ
  • 上映時間:152分

『ダークナイト』はクリストファー・ノーラン版『バットマン』の第2作目です。

本作は、第81回アカデミー賞で助演男優賞(ヒース・レジャー)と音響編集賞を、第66回ゴールデングローブ賞最優秀助演男優賞(同俳優)を、第32回日本アカデミー賞外国作品賞を受賞しました。

全世界興行収入は10億0610万2277ドルに到達しています。

ジョーカーが起こした銀行強盗事件で、デント検事(アーロン・エッカート)が犯罪者をざくざくとあぶり出していくのを見て、バットマン(クリスチャン・ベイル)は自身の引退を考えます。

事件の被害に遭った銀行はマフィアが関与しており、多額の資金を喪失した彼らの前に上海で会社を経営するラウ(チン・ハン)が現れます・・・。

10.『ダークナイト ライジング』(2012年)

監督や出演者など
  • 監督:クリストファー・ノーラン
  • 出演者:クリスチャン・ベイル(バットマン役)、マイケル・ケイン(アルフレッド役)他
  • 製作国:アメリカ
  • 上映時間:165分

『ダークナイト ライジング』はクリストファー・ノーラン監督の『バットマン』第3作で、前作から8年後が舞台です。

本作は『ダークナイト』の興行収入を上回る10億8115万3097ドルを記録し、歴代映画興行収入ランキングでは第32位に上り詰めています!

バットマンは、ゴッサム・シティの壊滅を企む怪力の悪党ベイン(トム・ハーディ)とアン・ハサウェイ演じるキャットウーマンとの対決に挑みます。

吹き替え版ベインを、悪役にぴったりな声優・山路和弘が演じています。彼は、現在放送中の『NHK連続テレビ小説 ちむどんどん』にも俳優として出演していますね。

11.『バットマンVSスーパーマン ジャスティスの誕生』(2016年)

監督や出演者など
  • 監督:ザック・スナイダー
  • 出演者:ベン・アフレック(バットマン役)、ヘンリー・カビル(スーパーマン役)他
  • 製作国:アメリカ
  • 上映時間:152分

『バットマンvsスーパーマン ジャスティスの誕生』は、ザック・スナイダー監督による『バットマン』シリーズの第1作です。

米国ウィスコンシン州出身のザック・スナイダー監督は、『ウォッチメン』(2009年、R15+)・『スーサイド・スクワッド』(2016年)・『ワンダーウーマン』(2017年)・『アクアマン』(2018年)の製作に携わりました。

本作では『バットマン』のバットマン、スーパーマン、ワンダーウーマンが集結しています。

12.『ジャスティスリーグ』(2017年)

監督や出演者など
  • 監督:ザック・スナイダー、ジョス・ウェドン
  • 出演者:ベン・アフレック(バットマン役)、ヘンリー・カビル(スーパーマン役)他
  • 製作国:アメリカ
  • 上映時間:120分

『ジャスティスリーグ』はザック・スナイダー監督の第2作ですが、彼はある事情により途中で降板し他の映画監督が後を引き継ぎました。

『バットマンvsスーパーマン ジャスティスの誕生』(2016年)でスーパーマンが命を顧みない行動を起こしたことに感化され、バットマンはワンダーウーマン・アクアマン・サイボーグ・フラッシュと一緒に地球崩壊の危機を救おうとします。

2021年には、スナイダー監督による追加撮影を含む『ジャスティスリーグ ザック・スナイダーカット』(241分)がU-NEXTで独占配信されています。

13.『GOTHAM/ゴッサム』(2014~2019年)

監督や出演者など
  • スタッフ:ブルーノ・ヘラー、ダニー・キャノン、ジョン・スティーブンス
  • 出演者:ベン・マッケンジー(ゴードン役)、デビッド・マズーズ、ロビン・ロード・テイラー他
  • 製作国:アメリカ
  • 話数:1期全22話・2期全22話・3期全22話・4期全22話・5期全12話

『GOTHAM/ゴッサム』は犯罪都市ゴッサムで、ゴッサム市警本部長ジェームズ・ゴードンの若き日を描いたアメリカの連続ドラマです。

ドラマ1期は、新任のゴードン刑事が相棒ハービー・ブロックと一緒にウェイン夫妻殺害事件の捜査をするところから始まります。

『GOTHAM/ゴッサム』は、2014年の第4回批評家選出テレビ賞とグレイシー賞で受賞しました。

本作はU-NEXTとNetflixでは追加料金なしで、全5シーズンの視聴が可能です。dTV・Amazonプライム・YouTube・Google Playでも追加料金を払えば見られます。

14.『レゴバットマン ザムービー』(2017年)

監督や出演者など
  • 監督:クリス・マッケイ
  • 出演者:ウィル・アーネット(バットマン役)、マイケル・セラ(ロビン役)他
  • 製作国:アメリカ
  • 上映時間:105分

『レゴバットマン ザムービー』は、1932年デンマークの会社から生まれたブロック玩具のレゴで、バットマンの世界を表現したアニメーション映画です。

レゴアニメが製作されたのは2011年からで、バットマンは『LEGOムービー』(2014年)にも出演しています。

ゴッサム・シティを悪い奴から守る人気者バットマンは、いつも家に帰ると一人ぼっち。そんなとき孤児院にいる陽気なロビンが彼の養子になります。

ジョーカーの罠にはまったバットマンは、ロビン&アルフレッド&バーバラと一緒にジョーカーと対決することになり……。

ネタバレあり(クリックで開けます)

途中、ジョーカーがバットマンに「78年のつきあいなのに誠意ゼロ」 と文句を言うシーンでくすっと笑ってしまいますね。

バットマンがロビンたちと家族写真を撮って皆を守ろうと一人で戦いに出るところから、仲間と結託してジョーカーと戦うシーンももちろん感動的なのですが、バットマンとジョーカーという敵だからこそ言い合える、特殊な関係を築ける「絆」を感じます。

15.『ニンジャバットマン』(2018年)

監督や出演者など
  • 監督:水崎淳平
  • 出演者:山寺宏一(バットマン役)、高木渉(ジョーカー役)他
  • 製作国:アメリカ・日本
  • 上映時間:85分

『ニンジャバットマン』は神風動画とYAMATOWORKSの制作による、日本の戦国時代を舞台とする日米合作アニメーション映画です。

ジョーカーが戦国時代にタイムスリップして歴史を変えることを企みますが、バットマンはそれに抗います。

各キャラクターがねぶた風の映像シーンとともに紹介されるなど、とにかく映像が綺麗なアニメ作品なのでぜひ見てみてください。

16.『THE BATMAN ザバットマン』(2022年)

監督や出演者など
  • 監督:マット・リーブス
  • 出演者:ロバート・パティンソン(バットマン役)、ゾーイ・クラビッツ(キャットウーマン)他
  • 製作国:アメリカ
  • 上映時間:176分

マット・リーブス監督の『THE BATMAN ザバットマン』は、2022年3月11日に日本で公開されたばかりです。

マット・リーブス監督は『裏切り者』の脚本や、『猿の惑星:新世紀(ライジング)』『猿の惑星:聖戦記(グレート・ウォー)』の監督を務めました。

バットマンがその姿になって2年目、知能犯リドラーを犯人とする連続殺人事件が発生します。

17.タイトル未定/時期未定

『THE BATMAN ザバットマン』(2022年)の続編製作が決定されたことが明らかになりました。

監督はマット・リーブス、主役はロバート・パティンソンのまま続行する予定です。

『THE BATMAN ザバットマン』のプロデューサーを務めるディランクラークが、米Comicbookの取材にて5年以内の公開を公言しました。

参考:https://comicbook.com/dc/news/the-batman-sequel-producer-dylan-clark-reveals-when-fans-can-expect/

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バットマンはフィギュアも人気!

出典:アニメイト公式サイト

バットマンはフィギュアも人気で、先にご紹介した「ニンジャバットマン」を始め多くの作品がフィギュアでも楽しめます。

映画を楽しんだあとはフィギアで世界観に浸るのも良いですね。

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まとめ

この記事では『バットマン』シリーズ既16作品を見る順番を紹介しました。

だいたいどの動画配信サービスでも、ティム・バートン監督の1989年版から最新作までは配信しているので好きなサービスで視聴してみてください。

1943年版と1949年版を見ることは難しいでしょう。レスリー・H・マーティンソン監督の1966年版は、TSUTAYAかGEOでDVDを借りるなどして見ていただければと思います。

最後までご覧いただき誠にありがとうございました。

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さらに、マーベル映画・ドラマについて紹介しています。ヒーローものが好きな方には必見の内容になっていますので、ぜひご覧ください。

碧 /
ビギナーズ編集部 ライター

好奇心が旺盛なエンタメ系ウェブライター。いらすとやのアイコンが目印の「チョコミントブログ」も運営中。

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