ドラえもんのおすすめ映画10選！必見の名作はどれ？

映画「ドラえもん」シリーズは1980年から年に1回公開されており、子どもから大人まで幅広い世代で楽しめる作品として人気を集めています。

本記事では、そんな「ドラえもん」シリーズのおすすめ作品をたっぷり紹介するとともに、本シリーズを観るのにおすすめの動画配信サービスも紹介します！

「ドラえもん」とは

「ドラえもん」は藤子・F・不二雄の漫画が原作で、1980年から年に一度劇場版が公開されています。ほとんどの作品が子どもの春休みに合わせた3月に公開されており、作中の季節も春から夏になっていることが多い特徴があります。

第1作目から1997年までは藤子・F・不二雄によって描かれたものが原作になっていますが、彼が逝去してからはそのスタッフが意志を引き継ぎ制作を続けています。

本編とは別にドラミやドラえもんズが主人公の短編が同時上映されることも多く、そちらも作品として高い人気を誇っています。2013年に公開された『のび太のひみつ道具博物館』では、なんと邦画史上初となるシリーズ累計動員1億人を突破しました。

「ドラえもん」映画の選び方

映画「ドラえもん」シリーズは、コロナ禍だった2021年を除き、年に一度必ず新作が公開されています。アニメ版とは異なる壮大なストーリーが描かれることが多い劇場版ですが、いずれの作品も笑いあり涙ありの素晴らしい作品です。

特にこれといった映画の選び方はありませんが、泣きたいのか、笑いたいのか、その時の気分に合わせて作品を選択するのが一番おすすめです。とはいえ、劇場版「ドラえもん」は、1つの作品の中に泣けるシーンも笑えるシーンもあるものばかりです。

本記事で紹介しているのはぜひ押さえて欲しいおすすめの作品ばかりですが、ここで紹介しているもの以外にも名作揃いなので、タイトルやあらすじなどを見て直感で選んでみてもいいかもしれませんね。

これだけは押さえておこう！おすすめのドラえもん映画10選

ここからはビギナーズ編集部おすすめのドラえもん映画10選を、概要やあらすじを交えながら徹底解説していきます！

『ドラえもん のび太の恐竜』(1980年)

1980年に公開された本作は、映画「ドラえもん」シリーズの記念すべき第1作目です。本作は原作のエピソードを大幅に加筆修正した上で、製作されました。

ジョイ・アダムソンの小説『野生のエルザ』をもとに、のび太とフタバスズキリュウのピー助との交流が描かれています。

あらすじ

のび太が夜の公園で池に向かって呼びかけると、そこに現れたのはフタバスズキリュウのピー助。なんと彼は1億年前の卵の化石から、のび太が孵化させた恐竜です。

次第に身体が大きくなっていくピー助の姿を見たのび太は、彼が誰かに見つかってしまうことを危惧します。そうしてのび太はドラえもんの助けを借りながら、ピー助を白亜紀に帰そうと奮闘しますが…。

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『ドラえもん のび太の魔界大冒険』(1984年)

1984年に公開された本作は映画シリーズの5作目で、「大長編ドラえもんシリーズ」の1つです。本作は劇場版作品の中で唯一、おなじみのひみつ道具「もしもボックス」が登場していることでも有名です。

もしもボックスで作られた魔法世界を舞台に、ドラえもんやのび太たちが地球への侵略を企てている悪魔たちと戦う冒険活劇が描かれています。

あらすじ

「もしもボックス」は、空想の世界を実現させるひみつ道具です。それで創りだされたパラレルワールドの魔法世界で、ドラえもんたちは満月博士と娘の満月美夜子に出会います。

彼らによると、なんと魔法世界における地球は魔界の悪魔に狙われているということです。魔法世界の危機を救うため、魔法界の仲間たちとともにドラえもんとのび太は立ち上がるのでした。

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『ドラえもん のび太と鉄人兵団』(1986年)

1986年に公開された本作は、映画シリーズの第7作目。作者の藤子・F・不二雄曰く、本作における敵は「ドラえもんの映画史上最強」と称されています。内容も子ども向けにしては少し重く、大人が観ても楽しめる作品となっています。

本作では、地球を侵略するためにメカトピアから送られてきた鉄人兵団と、のび太たちとの激しい戦いが描かれています。

あらすじ

のび太たちのもとに、いつからか巨大ロボットの部品が送られてくるようになりました。ドラえもんとのび太は鏡面世界で部品を組み立て、出来上がったロボットにザンダクロスと名づけて遊びます。

そこに突然謎の少女が現れますが、実は彼女は地球征服を目論む「鉄人兵団」のスパイだったのです。

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『ドラえもん のび太とアニマル惑星』(1990年)

映画シリーズの10作目にあたる本作は、その人気の高さから舞台化されており、脚本・演出を数々の舞台や戯曲を手掛ける鴻上尚史が担当したことでも話題になりました。

本作では動物たちが平和に暮らすアニマル星を舞台に、のび太とドラえもんたちが侵略者・ニムゲたちに立ち向かいます。

あらすじ

突如現れた不思議なピンクのもやをくぐりぬけた先にあったのは、動物たちが平和に暮らすアニマル星でした。のび太たちがそこで出会った犬の少年・チッポは、「禁断の森」を探検しようとしていました。

しかしそこに、アニマル星を征服しようと企む月の悪魔族・ニムゲたちが攻めてきて…。

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『ドラえもん のび太とブリキの迷宮』(1993年)

映画シリーズの第13作目である本作には、便利なひみつ道具に頼りっきりなのび太をドラえもんが叱責するシーンがあり、ドラえもんへの批判に回答しているとされています。

本作では第12作目に引き続きドラえもんが故障しており、なんと海中に放棄されてしまいます。人類とロボットの立場が逆転した世界で、ドラえもん不在の状態のままのび太たちが奔走する姿が観られます。

あらすじ

ある日のび太の家に届いたトランクから飛び出してきた不思議な門をくぐると、そこにあったのは素敵なブリキンホテルでした。のび太たちはそこで束の間の休息を楽しみますが、なんとドラえもんがブリキの兵隊に連れ去られてしまいます。

のび太たちがホテルの地下に向かうと、そこには恐ろしい大迷宮の入り口があります。彼らは奪われたドラえもんを救うため、チャモチャ星に旅立つのでした。

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『ドラえもん のび太とふしぎ風使い』(2003年)

2003年に公開された本作は、映画「ドラえもん」シリーズの24作目です。本作は藤子・F・不二雄による『台風のフー子』が原作ですが、作品の舞台や設定などは完全オリジナルとなっています。

本作では風使いたちが暮らす「風の民の村」を舞台に、のび太たちがフーコを守るための戦いをくり広げます。

あらすじ

ある日のび太たちの前に現れたおてんばな台風の子・フー子に導かれ、ドラえもんたちは不思議な風の世界を訪れます。

ところが嵐族のウランダーがスネ夫の身体を乗っ取り、フー子を奪うために風の民の村に攻め入ってきます。どうやら彼はフー子が持つ秘密の力を狙っているようで…。

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『映画ドラえもん のび太の恐竜2006』(2006年)

2006年に公開された本作はまんがドラえもん誕生35周年記念作品で、1980年に公開された『ドラえもん のび太の恐竜』のリメイクです。本作は日本での公開日に合わせて世界中で公開され、国内のアニメとして初めて中国でも公開されました。

本作は1980年版とおおまかな流れは同じですが、最新の学説などを取り入れるなどして一部設定などに改変が加えられています。さらに作画には、スタジオジブリ出身の小西賢一が参加したことでも、注目を集めました。

あらすじ

のび太はある日、たまたま大きな卵の化石を掘り当てます。彼が卵にタイムふろしきをかけて元の姿にもどすと、姿を表したのはフタバスズキリュウの子どもでした。

のび太はその恐竜にピー助と名づけ、大事に育てますが、ピー助はみるみるうちに大きくなっていってしまい…。

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『映画ドラえもん のび太のひみつ道具博物館』(2013年)

テレビ朝日開局55周年記念作品となる本作は、2013年に公開されました。映画シリーズで初めて原作を原案としない本作は、『ドラえもん のび太とロボット王国』以来11年ぶりの完全オリジナル作品です。

これまでの映画シリーズではのび太が活躍することがほとんどでしたが、本作の主人公はあくまでドラえもんです。のび太とドラえもんの友情が改めて描かれています。

あらすじ

怪盗DXから鈴を盗まれたドラえもんは、鈴を取り戻すために未来にある「ひみつ道具博物館」を訪れます。案内役のクルトと共に館内を回った翌日、再びドラえもんの元に挑戦状が届くのでした。

ドラえもんたちは怪盗DXに応戦するものの、さらに大事なひみつ道具も奪われてしまい…。

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『映画ドラえもん のび太の宝島』(2018年)

2018年に公開された本作は、ロバート・ルイス・スティーヴンソンの児童文学『宝島』がモチーフとなっています。

本作のターゲットは子どもだけではなく、大人も飽きられずに視聴できるよう、『君の名は。』などのプロデュースを手掛けた川村元気が脚本を担当しました。

あらすじ

ジャイアンたちに「宝島を見つける」と大きな声で宣言したのび太は、ひみつ道具「宝探し地図」を使って宝島を探すことにします。しかし地図が示した場所は、太平洋上に突然現れた新しい島でした。

ノビタオーラ号で宝島を目指すのび太たちは、あと少しで島に上陸できるところで海賊たちの急襲を受けます。のび太たちは果敢に敵に立ち向かいますが、ドタバタに紛れてしずかちゃんが海賊船にさらわれてしまいました。

のび太たちは海賊たちに逃げられますが、その時海に漂う一人の少年フロックとオウム型ロボットのクイズと出会います。実はフロックは元海賊船のメカニックで、宝島の重要な秘密を知っていて…。

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『映画ドラえもん のび太の月面探査記』(2019年)

2019年に公開された本作は、「異説クラブメンバーズバッジ」が原作の長編映画です。本作で監督を務めた八鍬は、本作のテーマを「想像力の大切さ」としています。

本作にはゲスト声優として、広瀬アリスや吉田鋼太郎らが出演しました。他にも思いがけない芸能人がゲストの声優を担当しているので、ぜひ気をつけて声を聞いてみてくださいね。

あらすじ

ある日月面探査機が大きな白い影を取り入れたことで、TV中で話題になっていました。のび太はそれを「月のうさぎ」と主張するものの、みんなから笑われてしまいます。そこでドラえもんのひみつ道具を使って、本当にウサギ王国を作ることにしました。

そんなある日、のび太が通う学校に不思議な少年・ルカが転校してきて…。

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まとめ

本記事では、ドラえもんのおすすめ映画10選を紹介しました。ドラえもんはこれまでに40作品以上もの映画が公開されており、名作と呼ばれるものも多いです。

本記事で紹介した10作品はその中でも特に見てほしいものなのですが、それ以外の作品ももちろんすべて面白いです。最近でも年に1度は新作が公開されているので、過去作を見て気になった場合はぜひ劇場にも足を運んでみてくださいね。

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