映画『スター・ウォーズ』を見る順番を解説！公開順と時系列は？

映画『スター・ウォーズ』は1977年に公開された第一作から数年、10年単位で大作映画が発表され続けており、毎回見る人を圧倒させています。

そんな本作は公開順と作中の時系列が異なることをご存じでしょうか。

今回は両側面から以下を詳しく解説していきます。

スター・ウォーズ　最新情報

「スター・ウォーズ：アソーカ」がディズニープラスで独占配信開始！

2023年8月23日(水)より、「スター・ウォーズ」のドラマ最新作『アソーカ』がディズニープラスにて独占配信を開始しました。

新共和国時代を舞台にアソーカの新たな冒険が描かれており、元ジェダイのアソーカ・タノを主人公に据えた作品となっています。

ディズニープラスでぜひチェックしてみてくださいね。

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『スター・ウォーズ』を公開順に見る

　

ここでは主要キャストやあらすじと一緒に、『スター・ウォーズ』の各作品を映画公開順に紹介していきます。

公開順では本編をエピソード4→5→6→1→2→3→『フォースの覚醒』『最後のジェダイ』『スカイウォーカーの夜明け』の順番で見てください。

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1.『スター・ウォーズ エピソード4 新たなる希望』(1977年)

　　　　

監督	ジョージ・ルーカス監督
出演者	マーク・ハミル、ハリソン・フォード、キャリー・フィッシャー、ピーター・カッシング、アレック・ギネス他
上映時間	121分

『スター・ウォーズ エピソード 4 新たなる希望』は、『スター・ウォーズ』シリーズの記念すべき第1作で、銀河帝国樹立から19 年が経過した頃の話です。

帝国が銀河系を支配した時代、反乱軍が宇宙要塞デス・スターの設計図を奪うと、反乱軍滅亡を目指すダース・ベイダー(演：デビッド・プラウズ、声：ジェームズ・アール・ジョーンズ)はレイア姫(キャリー・フィッシャー)を攻撃します。

砂漠の惑星タトゥイーンでルーク・スカイウォーカー(マーク・ハミル)は、R2-D2やC-3POと一緒に反乱軍の戦争に加わることになります。

ジョージ・ルーカスが監督と脚本を担当した本作は、第50回アカデミー賞の6部門で受賞しました。

本作のロケ地はチュニジア、グアテマラ、アメリカ カリフォルニア州のデスバレー国立公園などです。

『スター・ウォーズ』実写映画本編の音楽を手掛けたのは、『インディ・ジョーンズ』や『ジュラシック・パーク』のジョン・ウィリアムズ。彼は第50回アカデミー賞作曲賞と第35回ゴールデングローブ賞最優秀作曲賞を受賞しています。

2.『スター・ウォーズ エピソード5 帝国の逆襲』(1980年)

　　　　

監督	アービン・カーシュナー
出演者	マーク・ハミル、ハリソン・フォード、キャリー・フィッシャー、ビリー・ディー・ウィリアムズ、アンソニー・ダニエルズ他
上映時間	124分

『スター・ウォーズ エピソード5 帝国の逆襲』はシリーズ第2作で、前作の3年後を描いています。

銀河帝国軍は反乱軍に対して猛反撃を開始する中、ルーク・スカイウォーカーはジェダイ・マスターのヨーダを頼り惑星ダゴバを訪れます。

本作は第53回アカデミー賞で音響賞を受賞しました。

3.『スター・ウォーズ エピソード6 ジェダイの帰還』(1983年)

　　　　

監督	リチャード・マーカンド
出演者	マーク・ハミル、ハリソン・フォード、キャリー・フィッシャー、ビリー・ディー・ウィリアムズ、アンソニー・ダニエルズ他
上映時間	133分

※劇場公開当時の副題は『ジェダイの復讐』

『スター・ウォーズ エピソード6 ジェダイの帰還』の時代設定は前作『エピソード5 帝国の逆襲』より半年後で、シスの暗黒卿ダース・ベイダーが第2の巨大宇宙ステーション、デス・スターを訪問します。

『エピソード1』以降、C-3POの吹き替え声優が野沢那智から他の声優に替わってしまったのは少し残念にも感じてしまいました。

4.『スター・ウォーズ エピソード1 ファントムメナス』(1999年)

監督	ジョージ・ルーカス
出演者	リーアム・ニーソン、ユアン・マクレガー、ナタリー・ポートマン、ジェイク・ロイド、イアン・マクダーミド、ソフィア・コッポラ、キーラ・ナイトレイ他
上映時間	133分

『スター・ウォーズ エピソード1 ファントムメナス』は、SW第1作『エピソード4 新たなる希望』から32年前、ダース・ベイダーがその名を名乗る前の物語です。英語「ファントムメナス」は「見えざる脅威」を意味します。

1977～1983年に発表された旧三部作の主人公はルーク・スカイウォーカー(マーク・ハミル)でした。本作の主人公はアナキン、のちのダース・ベイダー(ジェイク・ロイド)です。

また本作では、当時14歳だったキーラ・ナイトレイがパドメの影武者を演じました。

5.『スター・ウォーズ エピソード2 クローンの攻撃』(2002年)

　　　　

監督	ジョージ・ルーカス
出演者	ユアン・マクレガー、ナタリー・ポートマン、ヘイデン・クリステンセン、フランク・オズ、イアン・マクダーミド他
上映時間	142分

『スター・ウォーズ エピソード2 クローンの攻撃』は『エピソード1 ファントム・メナス』から10年後、ジェダイの青年アナキン(ヘイデン・クリステンセン)と元女王パドメ元老院議員(ナタリー・ポートマン)との恋模様を中心に描写した作品です。

前作で描かれたナブーの戦いから10年が経ち、内戦中の銀河では元ジェダイ・マスターのドゥークー伯爵(クリストファー・リー)の運動により、数千の星系が共和国を離脱しようとするところでした。

6.『スター・ウォーズ エピソード3 シスの復讐』（2005年）

　　　　

監督	ジョージ・ルーカス
出演者	ユアン・マクレガー、ナタリー・ポートマン、ヘイデン・クリステンセン、イアン・マクダーミド、サミュエル・L・ジャクソン他
上映時間	141分

『スター・ウォーズ エピソード3 シスの復讐』は、『エピソード2 クローンの攻撃』でのクローン戦争から3年後を描いた新三部作の完結編です。

まずは映画公開順でエピソード4→5→6→1→2→3･･･と見てみて、『エピソード1～3』鑑賞後に『スター・ウォーズ エピソード4 新たなる希望』を見ると物語がすっと頭に入ってくるはずですよ。

本作は、「みんなのランキング」「FILMAGA」での『スター・ウォーズ』人気作品ランキングで1位になりました。

7.『スター・ウォーズ クローンウォーズ』(2008年)

　　　　

監督	デイブ・フィローニ
出演者	マット・ランター、アシュリー・エクスタイン、ジェームズ・アーノルド・テイラー、ディー・ブラッドリー・ベイカー、トム・ケイン他
上映時間	98分

『スター・ウォーズ クローンウォーズ』は、実写映画『スター・ウォーズ エピソード2 クローンの攻撃』と『エピソード3 シスの復讐』の間に見てほしい、長編CGアニメーション映画です。

アナキン役の声優マット・ランターは、ディズニープラスで配信中の『LEGOスター・ウォーズ ホリデー・スペシャル』でも同名役で出演しています。

8.『スター・ウォーズ フォースの覚醒』(2015年)

　　　　

監督	J・J・エイブラムス
出演者	デイジー・リドリー、ジョン・ボイエガ、オスカー・アイザック、アダム・ドライバー、ドーナル・グリーソン、ハリソン・フォード、マーク・ハミル他
上映時間	136分

『スター・ウォーズ フォースの覚醒』は、過去6作品(旧三部作＋新三部作)の次に発表された、実写映画第7作目です。『エピソード6 ジェダイの帰還』から約30年後が舞台となっています。

旧三部作ではルーク(マーク・ハミル)を、新三部作ではアナキン(ジェイク・ロイド、ヘイデン・クリステンセン)を中心にし、『スター・ウォーズ』シリーズはアナキンの幼少期から銀河帝国樹立19年後までを物語りました。

続三部作では英国ロンドン出身の女優デイジー・リドリーが、砂漠の惑星ジャクーで身寄りのない廃品回収業者の主人公・レイを演じています。

R2-D2とC-3POというおなじみキャラクターに加え、『フォースの覚醒』からボール型ドロイドのBB-8が登場します。BB-8は『最後のジェダイ』にも登場しますね！

J・J・エイブラムス監督の『スター・ウォーズ フォースの覚醒』(2015年)は世界興行収入20億6952万1700ドルを記録し、歴代映画興行収入ランキングでは第4位です。

9.『ローグワン スター・ウォーズストーリー』(2016年)

　　　　

監督	ギャレス・エドワーズ
出演者	フェリシティ・ジョーンズ、ディエゴ・ルナ、ドニー・イェン、ベン・メンデルソーン、マッツ・ミケルセン他
上映時間	134分

『ローグワン スター・ウォーズストーリー』は、実写映画『エピソード3 シスの復讐』と『エピソード4 新たなる希望』の間の物語で、実写映画における最初のスピンオフ作品です。

1977年公開の第1作『新たなる希望』冒頭でレイア姫が持つデス・スターの設計図が、どのように反乱軍に渡ったのかが語られます。

10.『スター・ウォーズ 最後のジェダイ』(2017年)

　　　　

監督	ライアン・ジョンソン
出演者	デイジー・リドリー、ジョン・ボイエガ、アダム・ドライバー、オスカー・アイザック、マーク・ハミル、ケリー・マリー・トラン他
上映時間	152分

『スター・ウォーズ 最後のジェダイ』は、前作『スター・ウォーズ フォースの覚醒』直後を描いた続三部作の第2作です。

水の惑星オク＝トーでレイ(デイジー・リドリー)は、チューバッカとともにルーク・スカイウォーカーに会います。

本作は、2016年12月末に死去した女優キャリー・フィッシャーの遺作となりました。

次作のシリーズ完結編である『スター・ウォーズ スカイウォーカーの夜明け』では、『フォースの覚醒』のキャリー・フィッシャーが映った未使用映像を使用して彼女は出演しています。

『最後のジェダイ』は評価が分かれるところなのですが、QJWebの記事「『最後のジェダイ』を酷評する者は、“ディズニーの意思表示”に気づいていない」は本作の製作意図や価値を考えるにあたり、非常に参考になりました。

個人的にはカイロ・レン（アダム・ドライバー）の吹き替え声優を、『進撃の巨人』2代目ハンネスを演じていた艶やかな声帯を持つ津田健次郎が務めているのがうれしいです。

11.『ハンソロ スター・ウォーズストーリー』(2018年)

　　　　

監督	ロン・ハワード
出演者	オールデン・エアエンライク、ウッディ・ハレルソン、エミリア・クラーク、ドナルド・グローバー、タンディ・ニュートン、ポール・ベタニー、レイ・パーク他
上映時間	135分

『ハンソロ スター・ウォーズストーリー』は本編ではないアナザーストーリー第2弾で、実写映画版では第10作に当たります。

本作は『エピソード3 シスの復讐』から9年後、つまり『エピソード4 新たなる希望』の10年前を舞台とし、ルーク・スカイウォーカーやレイア姫と出会う前のハン・ソロの物語です。

惑星コレリアで帝国アカデミーを追放され自由奔放に生きるハン・ソロ(オールデン・エアエンライク)は、幼なじみの美女キーラ(エミリア・クラーク)と恋に落ちパイロットを目指していました。

本作では軽貨物船ミレニアム・ファルコンやそれを所持するランド・カルリジアン、これから苦難をともにするチューバッカとの出会いを見ることができます。

「皆誰かに仕えてるのよ」「アウトローさ」「いい人なんかじゃない。俺はひどい男だ」というハン・ソロとキーラの会話から、2人のすれ違いが感じ取れます。

12.『スター・ウォーズ スカイウォーカーの夜明け』(2019年)

　　　　

監督	J・J・エイブラムス
出演者	デイジー・リドリー、アダム・ドライバー、ジョン・ボイエガ、オスカー・アイザック、マーク・ハミル、キャリー・フィッシャー他
上映時間	142分

『スター・ウォーズ スカイウォーカーの夜明け』は、1977年に始まった『スター・ウォーズ』シリーズの完結編に該当し、スカイウォーカー家の一連の歴史を過去9作品で見てきたことになります。

『スカイウォーカーの夜明け』は、光の点滅による発作を引き起こす恐れがあるとディズニーが2019年に注意を促しているので、気をつけて見てください。

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公開予定映画や配信ドラマ

『ローグスコードロン』はパティ・ジェンキンス監督のもと製作が進められていること、監督のスケジュールの都合で製作が遅れていることが報じられています。

英国の映画雑誌『トータルフィルム』がルーカスフィルムのケネディ社長に質問したところ、タイカ・ワイティティ監督の『スター・ウォーズ』は2023年末の公開を予定しているそうです。

パティ・ジェンキンス監督は1971年生まれで、アクション映画『ワンダーウーマン』を第2作まで発表しており、現在第3作が製作中です。

タイカ・ワイティティ監督は1975年ニュージーランド出身で、ディズニー配給の映画『ジョジョ・ラビット』は第92回アカデミー賞脚色賞を受賞しました。彼はスター・ウォーズのドラマ『マンダロリアン』で1エピソードの演出を担当しています。

ドラマ『オビ＝ワン・ケノービ』（2022年）

監督	デボラ・チョウ
出演者	ユアン・マクレガー、ヘイデン・クリステンセン、ジョエル・エドガートン、ボニー・ピエス、グラント・フィーリー、ヴィヴィアン・ブレア他

『スター・ウォーズ』の新作ドラマ『オビ＝ワン・ケノービ』は、2022年5月27日（金）16時より順次エピソードが配信中です。

舞台は『スター・ウォーズ エピソード3 シスの復讐』から10年後の世界です。

『スター・ウォーズ』を時系列で見る

上記で『スター・ウォーズ』の公開順を紹介したので、次に時系列で見る順番を紹介します。

時系列ではエピソード1→2→3→4→5→6→『フォースの覚醒』『最後のジェダイ』『スカイウォーカーの夜明け』の順で物語が進行します。

『スター・ウォーズ』が見られる動画配信サービス

ここでは、『スター・ウォーズ』が見られる動画配信サービスを4つ紹介します。

ディズニープラス

ディズニープラスは、『スター・ウォーズ』全作を含め、『アナと雪の女王』『アラジン』『アリス・イン・ワンダーランド』『トイストーリー』などが視聴可能です。ディズニーが世界的に展開する定額制公式動画配信サービスです。

ディズニープラスではこれらの作品が追加料金なしで見られるので、検討してみてください。

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▼こちらの記事でも、スター・ウォーズが見れる映画・動画配信サービスをピックアップしています。

まとめ

この記事では映画『スター・ウォーズ』を見る順番を紹介しました。

2種類の方法で一回『スター・ウォーズ』を見てみて、気になる作品だけを見直してみるのもよいでしょう。

スター・ウォーズシリーズは筆者にとっても、繰り返し見れば見るほど作品の深みに気付いて、見ていて胸の鼓動が止まらない作品の1つです。

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