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【初心者向け】おすすめのギターはどれ?定番モデルや選び方について
※当記事はアフィリエイト広告を含みます。
これからギターを始める初心者にとって、最初の悩みとなるのが「ギター選び」です。
今日では、世界中のメーカーがさまざまなギターをラインナップしています。
エレキギターというカテゴリーに絞っても、その選択肢は無数にあるといえるでしょう。
基本的には自分の好きなギターを選ぶべきであり、よほど特殊なギターでない限り、その選択が上達の障害となることはありません。
ギターを今から始める方たちにオススメの記事も是非ご覧ください。
とはいえ、これからギターを手にするのであれば、音の好みや目指すプレイスタイルが曖昧でしょう。
一体どのようなギターを選べばいいのか、中々決められないものです。
そこで今回は、初心者におすすめの定番エレキギターをピックアップしてご紹介します。
なぜ初心者こそ定番ギターを選ぶべきなのか、具体的な理由も交えてお話していきます!
目次
定番エレキギターが初心者におすすめの理由とは?
それでは、定番と呼ばれるエレキギターが初心者におすすめの理由についてご紹介しましょう。
なお、ここでいう定番エレキギターとは、ストラトキャスターやテレキャスター、レスポールなどのエレキギターを指しますが、詳しくは後述します。
定番モデルは完成度が高く扱いやすい
最初のポイントとなるのが、ギターとしての完成度の高さです。
エレキギターの原型となるモデルは1931年に誕生し、これまで幾度となく開発・改良が進められてきました。
その長い歴史の中で数々のエレキギターが生み出されてきたわけですが、ストラトキャスターやテレキャスターといったモデルは、現代に至っても“定番”として親しまれています。
考えられる理由はいくつもありますが、やはり「扱いやすい」ことに尽きるでしょう。
いうまでもなく、初心者に扱いにくいギターは適していません。逆に扱いにくいギターで練習すると変な手癖が付き、上達を妨げる原因となります。
中級〜上級者はもちろん、初心者でも扱いやすいギターであることから、ストラトキャスターやテレキャスターは定番となれたのです。
定番ギターは相性のいい機材やパーツが多い
基本的にエレキギターは単体で演奏することができません。最低でもギターアンプとシールドケーブルがなければ、音を出すことすらできないのです。
また、足元のスイッチひとつで音色を変化させるエフェクターなどの機材も併用されます。
定番ギターは適合する機材が多く、特殊なものに比べると選択の幅が広がります。
もちろんギターアンプやエフェクターは、ほとんどエレキギターで使用すること可能です。
しかし、本体との相性が悪く、場合によっては使えないケースも少なくありません。
また、エレキギターはピックアップなどの電装系パーツをはじめ、ブリッジやペグを交換して使用することがあります。
定番ギターに関していうと、このような交換パーツの選択肢が非常に豊富です。
初心者の方がいきなりパーツ交換や改造をすることはないかもしれませんが、将来的に考えているのであれば、定番ギターを選ぶべきでしょう。
万が一音が出なくなったり、パーツが破損してしまっても、交換対応できるのは強い魅力です。
定番ギターだからこそ選択肢も豊富?
「定番と呼ばれるギターに絞ると選択肢が少なくなる…」。そう考えてしまう方が多いかもしれません。しかし、それは視野を広げることで解決する問題です。
例えば、エレキギターの定番であるストラトキャスターにしても、さまざまなバリエーションのものが存在しています。
ピックアップの構成、ブリッジの種類、ボディや指板の材質など、フェンダー製のものだけでも無数の選択肢があります。
さらに他メーカーのギターを加えると、選択肢が少ないとはいえなくなるでしょう。
それはもちろん、テレキャスターやレスポールなどのギターも同様です。
また、定番ギターは価格帯が幅広く、初心者の方でも手を出しやすい低価格帯モデルが充実しています。この点も、大きなメリットなのは間違いありません。
初心者の方におすすめの定番ギターをチェック!
これまでお話してきた定番のエレキギターについて、具体的にご紹介しましょう。
定番といっても、いくつかのスタイルが用意されており、それぞれ異なる特徴を持ってます。その中からあなたにぴったりなギターを探してみてください。
ストラトキャスター
まずは定番中の定番であるストラトキャスターからご紹介します。
エレキギターというと、一番にこちらを思い浮かべるのではないでしょうか?
特徴としては、左右非対称となるダブルカッタウェイシェイプのボディから、プレイアビリティが非常に高いことが挙げられます。
そして、多彩なピックアップレイアウトとトーンコントロールによりサウンドメイクの幅も広く、あらゆる音楽ジャンルに対応できるのも魅力です。
このギターは一流ギタリストにも愛用者が多く、“ギターの神様”と称されるエリック・クラプトンや、現代・3大ギタリストのひとりであるジョン・フルシアンテもキャリアの殆どでストラトキャスターを愛用し続けてきました。
エレキギターの歴史を築いた代表的存在であり、初心者の方にぴったりな1本といえるでしょう。
テレキャスター
上記のストラトキャスターに並び、レオ・フェンダーが産みだした名機のひとつであるのがテレキャスターです。
ストラトキャスターよりもシンプルな構造で扱いやすいため、初心者の方でもすぐに使いこなすことができるでしょう。
サウンドバリエーションは他モデルに比べると、それほど広いとはいえませんが、多くのギターアンプやエフェクターと相性抜群です。
工夫次第でどのような音楽ジャンルにも対応できます。
なお、テレキャスターも多くの一流ギタリストたちに愛用されてきました。
「ローリングストーンズ」のキース・リチャーズや、“伝説のブルースマン”として知られるマディ・ウォータースが有名です。
また、日本人ギタリストでいうと、「ミッシェル・ガン・エレファント」のアベ・フトシや、次世代・ギターヒーローとして名高い「凜として時雨」のTKなどにも愛用されています。
レスポール
テレキャスターやストラトキャスターと共に、1950年代からエレキギターの定番モデルとして親しまれているのがレスポールです。
上記2モデルとはスタイルが異なるものの、その扱いやすさから、初心者の方におすすめできるギターです。
ハムバッカーピックアップによる太く、甘いサウンドはディストーションとの相性も良く、ロックなサウンドにぴったりです。
プレイアビリティの面では、ややハイポジションのフィンガリングに難があるものの、慣れてしまえばデメリットに感じません。
そんなレスポールも多くのギタリストたちに愛用されてきました。
「レッド・ツェッペリン」のジミー・ペイジを筆頭に、「ガンズ&ローゼス」のスラッシュ、「B’z」の松本孝弘もメインギターとしています。
ディンキー
ストラトキャスターの進化系ともいえるのが、いわゆるディンキー系のギターです。
1980年代にジャクソンやアイバニーズ、ESP等のメーカーによって生み出され、今では定番モデルのひとつとなっています。
非常にプレイアビリティが高く、サウンドメイクのバリエーションも広いため、優等生的なギターといえるでしょう。
また、カラーバリエーションやデザインが豊富ですので、好みのルックスを見つけやすいのも魅力です。
こちらのギターはメタル系のギタリストに好まれており、「元・メガデス」のマーティ・フリードマンや「MR.BIG」のポール・ギルバート、超テクニカルギタリストとして知られる「スティーヴ・ヴァイ」なども、ディンキー系のギターを愛用しています。
ホローボディ系のギターは初心者には向かない?
上記で取り上げたギターの多くは、内部が空洞になっていない「ソリッドボディ」のモデルになっています。
一方、内部が空洞になっているものを「ホローボディ」といいますが、これにはセミアコースティックギター、フルアコースティックギターが該当します。
一般的にセミアコースティックやフルアコースティックギターは扱いが難しく、ギター初心者に向かないと思われがちです。
しかし、例えばセミアコースティックギターの代表であるギブソンの「ES-335」は幅広い音楽ジャンルに対応できますし、プレイアビリティにも優れています。
やや玄人向けなイメージが定着しているホローボディ系のギターですが、特にセミアコは初心者でも扱いやすいので、ギター選びの選択肢に入れて問題ありません。
定番ギターによる名演をチェック!
最後に、今回ご紹介した定番ギターによる名演を聴いてみましょう。
どれも各ギターの特性をフルに活かしたライブ映像ばかりです。
ストラトキャスター×ジョン・フルシアンテ
まずはストラトキャスターからです。
多くのギタリストに愛用されているギターですが、「元・レッド・ホット・チリ・ペッパーズ」のジョン・フルシアンテの名演をチェックしてみましょう。
クリアでシャープなサウンドはもちろんのこと、エフェクターとの組み合わせにより、荒々しいディストーションサウンドまで聴くことができます。
この1曲だけでもストラトキャスターというギターのポテンシャルが感じれるはずです。
テレキャスター×TK
続いてはテレキャスターです。こちらもまた、多くの名手と呼ばれるギタリストに愛用されているモデルです。
ピックアップするのは、国内屈指のテクニカル系・ギターボーカルとして名高い「凜として時雨」のTKのプレイをみていきます。
シャープで歯切れのいいサウンドは、まさしくテレキャスターならではといえます。
この曲ではストリングスやキーボードも使われていますが、しっかりとギターも存在感を放っています。
バンドアンサンブルに埋もれない音抜けの良さもテレキャスターの魅力でしょう。
レスポール×古賀隼斗
2010年代にヒットした国内ギターロックシーンの中心的バンドである「KANA-BOON」。
同バンドのリードギター、古賀隼斗もレスポール愛用者のひとりです。
レスポールらしい厚みのあるバッキングと太いリードサウンド。そこにディレイやリバーブ等の空間系エフェクターをうまく取り入れ、奥行きのあるサウンドを作り出しています。
年層に人気のロックバンドであり、コピー自体もしやすいため、最初の練習曲にするといいかもしれません。
定番ギターを手にしてギターをもっと楽しもう!
ギターのみならず、“定番には定番である理由”が必ず存在するものです。
100年以上続くエレキギター史の中で、なぜストラトキャスターやテレキャスター、レスポールが選ばれ続けているのか。それはぜひ、ご自身で確かめてみてください。
また、ギターは楽器店で購入するのが基本ですが、ここ最近注目されているのが「ReReレンタル」のようなレンタルサービスです。
「ReReレンタル」はネットから申し込める画期的なレンタルサービスであり、各メーカーの定番ギターも幅広くラインナップしています。
往復送料無料かつ3泊4日から借りられるため、「まずはギターに触れてみたい…」という方におすすめですよ。
本格的にギターを始めるのであれば、演奏に必要なギターアンプやアクセサリー類が付属する入門セットが最適でしょう。
ReReレンタルでエレキギター入門セットをレンタルするギター初心者の方にとって、最も大切なのは触れることです。
なぜ定番ギターに多くの愛用者がいるのか、実際に弾いてみるとよくわかります。
入門セットなら1ヶ月もの期間レンタルできますので、自宅で思う存分練習してみましょう。すると、自身にぴったりの1本がみつかるはずです。
このエレキギター入門セットについて詳しくはこちらの記事で詳しくご紹介しています。
気になるセットの中身や、申し込みから返却までの流れなど、入門セットを申し込む前に知りたいことを詳しく解説しています。
初心者の方には特にぴったりのセットになっているので、これからギターを始めたいと考えている方は必見ですよ。
ポメラニアン高橋 /
ビギナーズ編集部 ライター
ラーメンとロックをこよなく愛する洋犬ライター