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イラストを趣味にしたい!メリットや具体的な始め方を紹介

イラストを趣味にすると、どのようなメリットがあるのでしょうか?今回はイラストを趣味にするときのメリットや、具体的な始め方について詳しく解説します。イラストが好きな人はもちろん、何か趣味を始めたいと感じている人はぜひ参考にしてください。
イラストを趣味にしたい!メリットや具体的な始め方を紹介

※当記事はアフィリエイト広告を含みます。

専門的な道具や高価な器具などは必要なく、思い立ったときにすぐ楽しめるイラストは、趣味としてうってつけです。

気軽に始められる趣味だからこそ、イラストを通してどのようなメリットがあるのか知りたくなったり、具体的な始め方が知りたいと思ったりする人もいるでしょう。

そこで今回は、イラストを趣味にするときのメリットや、具体的な始め方について解説します。

「イラストが好き」「イラストを始めてみたいけどいまいち踏み切れない」という人は、ぜひ最後までご覧ください。

イラストを趣味にするときのメリット

手軽に始められるイラストには、多くのメリットが隠されています。

一見「ただ絵を描くだけ」を考えられがちですが、イラストを趣味にすることで心身に様々なメリットを感じるようになった人も少なくありません。

さっそく、イラストを趣味にすることでどのようなメリットがあるのか、詳しくみていきましょう。

とにかく「手軽」

イラストはペンと紙さえあればどこでも楽しめるため、とても気軽に始められるところが最大のメリットです。

テニスやバドミントンなどのスポーツは、体育館を借りなければいけなかったり天候に左右されたりするだけではなく、一緒に趣味を楽しむ仲間集めもしなければいけません。

一方で、イラストなら1人でも楽しめるため、天候に左右されたり相手とスケジュールを合わせたりする手間はなく、手軽に始められます。

隙間時間で楽しめる

イラストは、ほんの少しの隙間時間を利用して楽しめる趣味です。

「仕事が忙しくてなかなか楽しめる趣味がない」「子育て中の隙間時間を有効活用したい」という人にもぴったりで、毎日無理なくイラストを楽しめるでしょう。

時間を忘れて没頭できる

イラストを描いている最中は、時間を忘れて没頭できます。

日々のストレスや悩みなど、一瞬でも忘れ去ることができれば心身にとってもいいことですよね。

イラストに向き合っている時間は時間の流れがぴたりと止まっているように感じられ、イラストだけに集中できる時間になるはずです。

集中力がつく

日々イラストに向き合うことで、自然に集中力が高まります。

ひとつのことに没頭する時間を定期的に持つことにより、雑念を取り払い目の前にあることに注力できる力も身につきやすくなるでしょう。

「集中が続かなくなってきた」「すぐに気が散ってしまう」という人は、イラストを趣味にしてみるのもおすすめです。

表現力が身につく

「ここの色は何色がいいだろう?」「全体を引き締めるためにはどのような筆圧がいいのだろう?」「ストーリーは?」など、イラスト制作を通して様々な思考が頭の中で回ります。

すると、自然に表現力が豊かになり、自分が感じていることを表に出しやすくなるかもしれません。

カラーセラピー効果が期待できる

色には癒し効果があるといわれています。イラスト制作を通して絵の具や色鉛筆などを使えば、カラーセラピー効果も期待できるでしょう。

カラーセラピーには、本来の自分を知ることで自分を癒したり、悩み発見や緩和などの効果も期待されたりしています。

根気強さを養える

基本的に、イラストは「長期戦」です。デザインを考えたり下描きを描いたりするのはもちろん、ストーリー構成を考えたりすることもありますよね。

イラストを趣味にすることで、様々な工程を粘り強く完成させる必要があるため、自然に「根気強さ」が養われるでしょう。

ボケ防止にも効果的?

イラスト制作では、ストーリーを考えたり色ぬりがあったりと、脳を使って考えることがたくさんあります。

また、ペンや筆を扱う際に指先を細かく動かすため、脳への刺激もより加わってボケ防止にもつながるかもしれません。

副業になる可能性も!

イラストのクオリティーによっては、副業になる可能性もあるでしょう。現代はSNS時代です。完成した作品はどんどんSNSに投稿してみるのもおすすめです。

もしかすると、趣味のイラストが人生を変えてしまう!ということもあるかもしれません。

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イラストを趣味にしたい!具体的な始め方

ここからは、イラストを趣味にする際の具体的な始め方について解説します。

「イラストの始め方が分からない」「どんな道具が必要なの?」と感じている人は、ぜひ参考にしてください。

まずは道具を準備!

イラストを趣味にしたいなら、まずは必要な道具を揃えましょう。

必要になってくる道具は「アナログ」もしくは「デジタル」で異なってくるため、どちらのスタイルがいいのかしっかりと考える必要があります。

デジタルの場合は「専用タブレット」「専用ペン」が必要になり、アナログであれば「紙・ペン・インク」が必要です。

道具を揃える前に、まずはアナログとデジタルの違いについて学びましょう。以下に、詳しく解説してみたいと思います。

デジタル?アナログ?

デジタルとは、タブレットを使用して「画面にイラストを描く」方法です。イラスト専用のタブレットやペンを使用します。

デジタルで使用されるタブレットは「板タブ」「ペンタブ」などと呼ばれ、リーズナブルなものからプロ仕様まで幅広く揃えられています。

一方で、アナログとは「ペンを使用して紙に直接イラストを描く」方法。ペンの種類によって特徴があるため、自分が描きやすいと感じるペンを使用しましょう。

まずは描いてみよう!

道具を揃えたら、まずはイラストを描いてみましょう。好きなイラストレーターのまねから始めてみるのもいいですね。

最初はプロのまねから始めて、徐々に自分らしさやオリジナリティーを追求していくといいでしょう。

こんなジャンルもおすすめ!

ここでは、イラスト以外にも「描くこと」が楽しめる趣味をご紹介します。イラストを趣味にするのも素敵ですが、様々な絵画の種類を知っておくとより表現の幅も広がりそうですね!

水彩画

水彩画は水で溶ける「水彩絵の具」を使用して描かれる絵画の総称です。

水彩絵の具は水に溶ける性質が特徴的。上から色を重ねる度に色の変化を楽しめ、ニュアンスカラーや柔らかい表現が得意です。

ただし、色を重ねる度にカラーが混ざってしまうことから、基本的に塗り直しが効きません。水彩画を楽しむためには、事前のイメージングや下書きが必須になるでしょう。

油絵

油絵は、油性のねっとりとした絵の具を使用して描かれる絵画の総称です。

先ほど紹介した水彩画とは異なり、絵の具の粘土はかなり高め。油で練って作られていることから、重厚感ある使用感と力強い表現力が魅力的です。

油絵の絵の具は乾くまでに時間がかかってしまいますが、一度乾いてしまえば上から違う色を重ねても滲んでしまうことがありません。

そのため、水彩画に比べてより重厚感や迫力のある絵画を製作したいという人におすすめです。

アクリル画

アクリル画では、アクリル樹脂を使用した絵の具を使用します。アクリル画は「水彩画と油絵のハイブリッド」と表現されることもあるほど、塗り方によって様々な表現を楽しめる種類です。

薄く塗れば水彩画のような繊細さを表現でき、厚く重ねれば油絵のような重厚感を表現できます。速乾性も高いため、取り扱いしやすいのもポイントです。

ペン画

ペン画とは、ペンやインクを使用して描かれる絵画の総称です。ペン画の歴史はとても古く、ヨーロッパの美術史では最も重要な描写技法ともいわれています。

基本的に「黒のインクとペン」で描かれることから、ペンの種類やインクの種類がどんどん発達しているのもおもしろいところでしょう。

「線の強弱がつけやすいもの」「ペン先が筒状になっているもの」「プラスティック製になっているもの」など、バラエティ豊かなペンが誕生しています。

コラージュ

コラージュとは、写真や布地など多彩な素材を組み合わせて作る作品のことをいいます。

イラストとはジャンルが異なりますが、キャンバスに切ったり貼ったりすることで、立体感ある創作性を楽しめるのが特徴的です。

ペンや筆を使うことが苦手な場合は、ぜひコラージュに挑戦してみてはいかがでしょうか。

版画

版画はこれまでに紹介してきた種類とは異なり、板と紙を使用して写し取る技法を用います。

一口に版画といっても「凸版画」「凹版画」「平版画」「孔版画」などの種類があり、好みや仕上がりに合わせて技法を選ぶのも楽しみのひとつです。

鉛筆画

鉛筆画とは、その名の通り「鉛筆だけで」各絵画の総称です。

絵の具などは使用せず、鉛筆による筆圧の強弱によって繊細な表現から力強い表現までを仕上げていきます。

モノクロの世界観はとてもお洒落でカッコよく、鉛筆だけで書いたとは思えないような仕上がりの作品も多く誕生していますよね。

「まるで写真のような鉛筆画」を目指して、コツコツ練習してみるのもおもしろそうです。

必要な道具は?

挑戦したい絵画の種類が決まったら、道具も揃えましょう。基本的な道具をご紹介します。

絵の種類 必要な道具
水彩画 水彩紙、筆、パレット、水彩絵の具など
油絵 油絵の具、溶き油、筆、パレット、イーゼル、キャンバスなど
ペン画 ペン、インク、紙など
アクリル画 アクリル絵の具、パレット、筆、キャンバスなど
コラージュ ハサミ、のり、紙、お好みの素材など
版画 版木、カーボン紙、絵の具、筆、バレンなど
鉛筆画 紙と鉛筆(一番薄い10H~最も濃い10Bまでの全22種類から、好みの鉛筆を選ぶ)

ペン画に必要な道具はアナログのイラスト制作でも使用する道具なので、すでに持っているという人は、アナログイラスト制作から始めてもいいですね。

ビギナーズでは、大人の趣味におすすめの色鉛筆を紹介しています。イラストをはじめてみたい!という方はぜひご覧ください。

まとめ

イラストを趣味にすることで集中力がついたり隙間時間を有効活用できたりと、メリットがたくさんです。

それだけではなく、イラスト制作が仕事になるケースもあるため、可能性がある趣味といえるでしょう。

まずは「アナログで始めるのか」「デジタルで始めるのか」を決め、それぞれに必要な道具を準備してください。

こちらの記事では、趣味を見つけたい人の参考になる大人の趣味一覧をまとめて紹介しています。

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白根 鮎美 /
ビギナーズ編集部 ライター

独学で英語を勉強後、オーストラリアでは幼児教育の専門学校で勉強。帰国後は子ども英会話教室にて1歳から高校生への英会話を指導していました。また、サーフィン歴は10年以上、海を愛する2児のママサーファー。

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