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初心者必見!ドラムで挫折しない練習方法|独学でも楽しく簡単に続ける
※当記事はアフィリエイト広告を含みます。
ドラムは、基本な演奏技術を身につけるまでに時間のかかる楽器です。
そのため、初心者の段階で挫折してしまうプレイヤーも少なくありません。
せっかく始めた楽器ですから、その楽しさを知る前に挫折してしまっては勿体ないでしょう。
そこで今回は、ドラム初心者の方が挫折しやすい理由や、挫折せずにドラムを続けるためのコツをお伝えします。
これからドラムを始めてみたいという方や、すでに挫折しそう、という方の参考になれば幸いです。
目次
なぜドラムは挫折しやすい?理由は練習環境にあった
楽器初心者の方からすると、ドラム演奏はややハードルが高く感じられるようです。
一般的にも挫折しやすい楽器といわれています。
そもそもなぜ挫折してしまうのか、様々な観点から考えます。
理由がわかれば、挫折せずに続けるコツが見えてくるはずです。
ドラムは自宅で練習するのが難しい
ドラムと他の楽器の最大の違いは、やはり練習のしやすさにあるでしょう。
ギターやベースは、自宅でも気軽に練習できる楽器です。マンションやアパートなどでも練習できますし、深夜でなければを周囲を気にする必要もありません。
とりわけエレキギターなどは、アンプの音量を絞れます。ヘッドフォンを接続すれば、限りなく音量を絞ることが可能です。
一方、生ドラムは音量調整が困難な楽器となります。
優しく叩いたり、消音パッドを使ったりしても、それなりに音量が出てしまうものです。
日本の住宅事情では、自宅で生ドラムを演奏できる環境を確保するのは難しいでしょう。
また、音量だけでなく、大きさも問題となります。生ドラムのフルセットとなれば、スタンダードなものであっても相当なスペースを使うものです。
ワンルームのアパートやマンションなどの場合、ドラムセットだけで部屋を占拠してしまう可能性もあります。
場合によっては、生活に支障が出ることもあるでしょう。
もちろん、分解して小さく収納できなくもありませんが、ドラムセットの組み立てやチューニング、片付けの時間まで考えると、それだけで小一時間取られてしまいます。
スタジオ通いの練習は費用がかかる
音量やサイズを考慮すると、ドラムを練習するためには、基本的に練習スタジオへ通う必要があるでしょう。
ただし、個人練習でもそれなりのコストがかかります。また、遠方に練習スタジオがある場合は、頻繁に通うのも難しくなるはずです。
練習する頻度が減れば、自宅で毎日練習できるギターやベースに比べて上達が遅れますので、挫折しやすくなるわけです。
それを回避するためにも、できるだけ練習しやすい環境を作ることが先決といえます。
環境整備も、挫折せずにドラムを続けるためのポイントなのです。
自宅にドラムの練習環境を作るためには?
人によって住宅事情は異なるものの、自宅でもドラムの練習環境を作ることは可能です。
練習パッドで練習する
まず考えられるのが、練習パッドの利用。楽器店へ行けば、様々な形状・サイズの練習パッドが販売されています。
中には、実際にドラムヘッドを叩いているような感覚で練習ができる製品も。
本物のドラムセットがなくても、ある程度の練習が可能となります。
ドラムセットで練習する
本物のドラムセットのタイプもあります。
それなりにスペースをとりますが、生ドラムよりはコンパクトに収納できるはず。
音に物足りなさはあるものの、本物のドラムセットにかなり近い感覚で練習できます。
電子ドラムで練習する
ある程度予算があるならば、電子ドラムの使用が最もおすすめです。
練習パッドとは異なり、実際に音を聴きながら練習できるのが魅力。
叩き心地は、やはり生ドラムに軍配が上がるものの、一般的な住宅で練習したいなら電子ドラムがベストでしょう。
近年販売されている電子ドラムの多くは、とてもコンパクトに収納できます。
それほど広くない部屋でも使用できますし、組み立てや折りたたみも簡単です。
中〜上級者向けと思われるかもしれませんが、初心者の方こそ導入すべきアイテムといえます。
ベストな練習環境を用意することが、挫折回避への近道となるからです。
とはいえ、電子ドラムは練習パッドに比べると高価です。
年々安くなってはいるものの、人気モデルは気軽に購入できる額ではありません。
そこでおすすめしたいのが、楽器レンタルです。高価なアイテムだからこそ、事前に使い心地や自宅・部屋との相性を確認しておきましょう。
楽器レンタルであれば、生ドラムに迫る叩き心地やサウンドを再現した人気モデルを、格安で試すことができます。
また、自宅での練習環境を整えられますので、挫折リスクが軽減するのも魅力です。
実際にレンタルした電子ドラムで練習した上で、問題なさそうなら購入に踏み切るといいでしょう。
スペースの問題や騒音問題で、買った後に後悔することもなくなります。
なお、電子ドラムのレンタルについてはこちらをご覧ください。
ドラム演奏を独学で身につけるのは難しい?
ドラムは全身を使って演奏する楽器です。
時には両手両足バラバラに、時には連動させるため、コツをつかむまでに時間がかかるのです。
やや癖のある楽器であるため、独学で身につけるのが難しいといわれています。
基本的には、独学よりもドラム教室などに通って指導を受けるのが理想です。プロの指導を受けた方が早いスピードで上達できます。
だからといって、ドラムの独学が不可能というわけではありません。練習方法を工夫すれば、独学でも上達可能です。
最近では、動画でドラム演奏を学ぶことのできるDVDや、オンラインサイトなども登場しています。
これらをうまく活用すれば、独学でも効率的な練習ができるでしょう。
実際にうまい人が叩いている姿をチェックするだけでも効果はあります。
何をすればうまくなれるのかというのは、画面越しでもわかるものです。
最も気軽に利用できるのは、やはりYouTube。ドラム講師による動画がたくさん公開されていますので、気になるものをチェックしておきましょう。
▲5分やるだけでメキメキと上達するドラムの練習方法 #01 Change Up (チェンジアップ)編
自分に合ったドラムエクササイズをみつけるには?
ドラムの練習方法(エクササイズ)は多岐にわたります。
そして、人によって実践している練習方法が変わるのは当然です。
自分に合わないエクササイズをいつまでも続けても、なかなか上達しないでしょう。
何よりも楽しくありません。楽しくないと思う練習を続けていれば、いつの日か挫折してしまいます。
ドラム初心者の内は、自分に合ったエクササイズを探し続けるべきです。
他人が、これさえやれば絶対にうまくなると謳っているエクササイズであっても、それが自分に合うかわかりません。
たくさんのエクササイズを試し、何が自分に合うのか追求してみてください。
具体的な方法はネット検索で見つかりますし、教則本・教則DVDなどで学ぶのもいいでしょう。
一見すると、あらゆるエクササイズに手を出すのは非効率に感じられるかもしれません。
しかし、長くドラムを続けるためにも、自分に合った練習方法の確立は重要な意味を持ちます。
初心者の段階でエクササイズを確立し、自分なりの叩き方が見つかれば、すぐに基礎も身につくはず。
まずは、色々なエクササイズを試してみることが大切です。
ドラムに挫折してしまったときに試して欲しいこと
すでにドラムに挫折してしまった、という方も少なくないでしょう。
一度挫折してしまうと、なかなかリスタートを切れなくなるものです。
ここでは、ドラムを挫折してしまった際に試してもらいたい方法をご紹介します。
好きなドラマーの演奏をひたすら聴く
もう一度思い出してもらいたいのが、本当に自分はドラムが好きなのかどうかです。
多くの人が、ドラムという楽器が好きだったり、興味を持ったりしたから始めたはずです。
そこで、1度挫折したときは、好きなドラマーの演奏をひたすら聴いてみましょう。
モチベーションが高まる他、自分に足りないものが発見できるかもしれません。
とても簡単かつシンプルな方法ですが、効果があるので、ぜひお試しください。
▲Chad Smith – Readymade (RHCP)
YouTubeをはじめとする動画共有サイトには、ドラムをクローズアップした動画が公開されています。
好きなアーティストやプロドラマーの演奏をもう一度確認して、初心にかえりましょう。
また、ライブを観に行くのも効果的です。
実際に生でドラムのサウンドを聴くことによって、刺激を受けることができるでしょう。
プロでなくとも、小さなライブハウスで色々なアマチュアアーティストの演奏を聴いてみるのも効果的です。
他の楽器に挑戦してみる
ドラムに挫折してしまったときは、他の楽器に挑戦するのも有効。
ドラムはバンドアンサンブルの要となる楽器です。あえてギターやベースなど、他の楽器に挑戦して得られるものも少なくありません。
試しに他の楽器も弾いてみたいという方は、楽器レンタルを利用すれば、低コストで様々な楽器を楽しむことができます。
挫折の数ほど上手くなれる!ドラムの楽しさを思い出そう
最前線で活躍しているプロミュージシャン・プロドラマーも、これまで数え切れないほどの挫折を経験しているはず。
それを乗り越えてきたからこそ、大舞台に立てる実力を身につけられたのです。
楽器に挫折はつきものであり、挫折なしで上達することはできません。
今回ご紹介したポイントを押さえた上でエクササイズすれば、ドラムの挫折リスクも減ります。
仮に挫折してしまっても、すぐにリスタートを切ることができるでしょう。
根気強く練習を続け、ドラム演奏の楽しさをぜひ肌で感じてみてください。
ポメラニアン高橋 /
ビギナーズ編集部 ライター
ラーメンとロックをこよなく愛する洋犬ライター