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中東旅行初心者におすすめの国!危険度・治安と安全な国まとめ
※当記事はアフィリエイト広告を含みます。
中東旅行というと、「テロ事件」「怖い」「危なそう」というマイナスなイメージをお持ちの方が多いのではないでしょうか。たしかに、テレビから流れてくる中東関連のニュースには、テロ事件や経済制裁など物騒なものが多いのは否めません。
しかし、実際は全ての国が危険ではなく、むしろ安全な国の方が多いのです。
本記事では初心者でも安全に旅行できる魅力たっぷりな中東の国々と共に、旅行時の注意事項についてご紹介します。
目次
中東旅行初心者向けの基礎知識
中東ってどこの国々のこと?
そもそも中東とはどの地域のことを指すのでしょうか。実は、どこまでを中東とするかの明確な基準はありません。
諸説ありますが、日本では中央以西のアジアからエジプトなどのアフリカ大陸北東部までに位置する国々のことを指すのが一般的です。
その定義に基づくと、以下の国々が中東地域に入ります。
中東地域の国名・地名
- パキスタン
- アフガニスタン
- トルクメニスタン
- タジキスタン
- トルコ
- サウジアラビア
- ヨルダン
- イスラエル
- イエメン
- オマーン
- カタール
- アラブ首長国連邦
- バーレーン
- クウェート
- シリア
- イラン
- イラク
- エジプト
- スーダン
- エリトリア
中東の人種と宗教
ほとんどの国はアラブ系民族で、イスラム教を国教とする国が多いです。
ただし、ヨルダンとエジプトに囲まれるイスラエルに関しては、エルサレムにイスラム教・キリスト教・ユダヤ教が集中しており、数々の紛争の遠因となってきました。
中東の治安に対する悪印象の一員となっているのは否めません。
中東旅行は本当に危険?2023年の治安情報
中東と聞いただけで、すべてが危険な国だと思っていませんか?だとしたら、それは大きな誤解です。
テロや紛争が頻発している国が多いのは事実ですが、安全な国もたくさんあります。
中東の危険度ってどうやって調べるの?
国や地域ごとの安全情報を知るには、外務省ホームページに掲載されている「海外安全情報」を確認するとよいでしょう。
各地の危険を4段階のレベルに分けており、色分けもされているので危険な地域が一目瞭然です。レベル分けの基準は以下の通りです。
レベル0(無色)
色分けされていない地域はレベル0で、日本やアメリカ、韓国などはここに分類されています。
レベル1「十分注意してください」(黄色)
危険度がかなり低い部類に入る国々です。気を付けて行動していれば、事件に巻き込まれる確率はほとんどないと言えるでしょう。
実際にレベル1の国を旅行した際の感覚では、レストランで財布をテーブル上に置いたままトイレに行く、リュックを開けっぱなしで背負うといった軽率な行動をしなければ大丈夫だと感じました。
日本人がよく旅行する地域で言うと、アンコールワットがあるカンボジアがこのレベルに相当します。初心者でも十分に旅行可能な国々です。
レベル2「不要不急の渡航は止めてください。」(薄いオレンジ)
渡航禁止ではないものの、十分な安全対策が必要とされる地域です。
実際に旅した時の感覚では、昼間は特段危険を感じることはありませんが、夜間に出歩くと犯罪に巻き込まれる可能性が非常に高いという印象を受けました。
初心者の方はこれらの国を避けた方がよいでしょう。
レベル3「渡航は止めてください(渡航中止勧告)」(濃いオレンジ)
外務省のHPでは渡航中止を推奨しており、非常に危険な地域と言えるでしょう。
もちろんこれらの国・地域へ行ってはいけません。
レベル4「退避してください。渡航は止めてください(退避勧告)」(赤色)
最も危険度が高い国・地域であり、仕事などで滞在している人に退避を勧めるレベルです。
紛争・テロ地域であることが多く、滞在していれば常時命の危険にさらされ続けることでしょう。
中東旅行は安全な国が多い!2023年の安全情報
それでは、実際の中東諸国の2023年の安全度はどうなっているのでしょうか。
一覧にしてみると以下の通りです。
危険度 | 国名・地域 |
---|---|
レベル0 | アラブ首長国連邦 オマーン カタール |
レベル1 | クウェート バーレーン |
レベル2 | ヨルダン |
レベル3 | イスラエル サウジアラビア レバノン |
レベル4 | アフガニスタン イエメン イラク イラン シリア トルコ |
多くの国が日本と同レベルのレベル0か、世界的に見ればかなり安全な部類のレベル1であることがわかります。
中東旅行も直前の安全情報にさえ気を付けていれば、必要以上に恐れることはありません。危険そうなイメージだけで敬遠するのは非常にもったいないことです。
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中東旅行でいつか訪れたい国
治安や政策の問題で現在は入国できない国もありますが、いずれ解禁になったら訪れてみたい国を紹介します。
シリア
現在は紛争が頻発しており、退避勧告が発令されているシリアですが、かつては気軽に観光できる国でした。
特にローマ帝国時代の都市遺跡、パルミラは一度訪れたいところ。治安が回復して渡航可能になる日が待ち遠しい国です。
サウジアラビア
外務省の安全情報では危険度の高いサウジアラビア。サウジアラビアの象徴となる高層ビルのキングダムタワーは、夜のライトアップも必見です。
その他にも、1万年以上前に書かれたというロックペイントのジュッバが世界遺産に登録されています。
初心者必見!中東旅行の注意点
ビザ
入国に際してビザが必要な国もありますので注意しましょう。
今回ご紹介したトルコ・ヨルダン、イランはビザが不要、もしくはアライバルビザ(渡航先空港で取得)取得可能です。
しかし他の国の場合は日本の大使館で取得する必要があることも。事前に調べておくことをおすすめします。
治安情報
本記事の序盤でも書いた通り、最新の治安情報は常にチェックしておきましょう。
もし急なトラブルに見舞われた際、クレジットカードが役に立つかもしれません。旅行前に特定の海外旅行保険に加入しなくても、盗難や病気に対する補償を受けられることがあります。
もし、これからクレジットカードを選ぶなら、楽天カードを始めとする海外旅行保険が付帯されているものにしておくことをおすすめします。
カードによっては、さらに海外旅行向きの特典がついているので便利です。
イスラム教
イスラム教独特の風習にも気を付けましょう。
イスラム教では豚は汚らわしい動物とされており、食べることはできません。
また、女性が肌の露出が多い服を着ることも禁じられています。現地の人々に配慮した行動を心掛けたいものです。
初心者でも中東旅行は楽しめる!
いかがでしょうか。
中東も注意して旅すれば、決して怖くないことがおわかりいただけたのではないでしょうか。
ただし、中東の情勢は突如として変化することもあります。行の直前まで外務省の海外安全ホームページを確認するなど、旅行先の安全を確認するようにしてください。
ぜひこの機会に、シルクロードの文化に触れてみて下さいね。
タカ /
ビギナーズ編集部 ライター
ホワイト企業を退職後、世界一周の旅に。アフリカや中南米、中東などを巡る。帰国後は雑誌社勤務を経て、フリーのライターとして活動中。