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技術書読み放題サービス6選!Kindle Unlimitedも解説
※当記事はアフィリエイト広告を含みます。
技術の発展がめざましいITの世界では、新しい技術に対応した技術書も次から次へと出版されています。
より優れた技術を身につけるためにも、複数の技術書で学ぶことは大切です。しかし、技術書は大きくて持ち運びにくいうえ、高価なことが多いですよね。
そこで本記事では、技術書読み放題サービスを6つ紹介します。
目次
技術書読み放題サービス6選
技術の学習に特化したサービスから様々な書籍が読み放題になるサービスまで、技術書読み放題サービスの特徴は多彩です。
それぞれの技術書読み放題サービスをチェックし、自分に合ったサービスを選んでみてくださいね。
Kindle Unlimited
Kindle Unlimitedは、Amazonが提供する読み放題サービスです。月額980円(税込)で、200万冊以上の本を楽しめます。
「コンピュータ・IT」で「評価4以上の作品」など、ジャンルや評価から絞り込めるため、多くの本の中から目的に合った技術書を見つけられるでしょう。
スマートフォンやタブレット、パソコンなど、様々な端末で利用できるのもうれしいポイントですよね。
1アカウントにつき6台まで利用可能で、Web上と専用アプリの2種類の閲覧方法があります。特に、専用アプリは機能性に優れていておすすめです。
気になった箇所にマーカーを引いたりメモを残したりできるため、知識の整理に役立ちます。文字のフォントやサイズ、背景カラーなども、自分好みにカスタマイズ可能です。
10xEng(テング)
10xEng (テング)は、秀和システムが提供する読み放題サービスです。
月額990円(税込)で、秀和システムが保有するエンジニア・Webディレクター向けの技術書を自由に閲覧できます。ブラウザでの閲覧のため、ダウンロードには対応していません。
10xEngの魅力は、技術書の読み放題だけでなく、そこで得た知識をユーザー間で共有できることです。
ユーザーはマイページが与えられ、書籍で得た知識のまとめや、日々の業務で蓄積した知見などを書き込めます。
書籍の知識だけでなく、他のユーザーが持っている知見を参照することで、より深い知識の習得が期待できるのです。
また、課題の解決までをナビゲートする「サブセット機能」や、疑問をユーザー間で解決できるシステムなども利用できます。
1人で学習が続かない人や、生きた知識がほしい人におすすめのサービスです。2週間の無料期間もあるため、ぜひ試してみてください。
楽天マガジン
楽天マガジンは、楽天が運営する雑誌読み放題サービスです。月額572円(税込)もしくは年額5,500円(税込)で、1,600誌以上の雑誌が読み放題になります。
利用できる端末はパソコン・スマートフォン・タブレットの3種類で、1つのアカウントで5台まで同時に読めます。
技術書はスマートフォンで、ライフスタイル誌は自宅のパソコンで読むなど、雑誌のジャンルごとに端末を使い分けるのもおすすめです。
専用アプリとブラウザのどちらでも閲覧でき、専用アプリに雑誌をダウンロードしておけば、オフラインでも楽しめます。
配信される雑誌のジャンルが充実しており、IT業界でよく読まれる雑誌やムック本も閲覧可能です。
バックナンバーも配信されているため、過去のニュースやトレンドを知りたいときにも役立つでしょう。
他業界の雑誌とあわせて読むことで、業界の垣根を越えた知識が身につくかもしれません。
楽天ポイントを利用できるため、楽天をよく使う人におすすめのサービスです。
初回は31日間無料なので、気軽に試してみてください。
dマガジン
dマガジンは、NTTドコモが提供する雑誌読み放題サービスです。月額580円(税込)で1,400誌以上の雑誌と、バックナンバーを楽しめます。
最新号とバックナンバーを含んで、約3,000冊以上が読み放題の対象です。ドコモユーザー以外の人も、アカウントを作成すれば閲覧できます。
パソコンやスマートフォン、タブレットなど様々な端末で利用できるうえ、専用アプリとブラウザのどちらでも読書を楽しむことが可能です。
配信ジャンルは、週刊誌やファッション誌、ライフスタイル誌など多岐にわたります。IT・ガジェット系の雑誌も充実したラインアップです。
「おすすめ記事」の特集などもあり、新たな雑誌との思わぬ出会いが期待できるでしょう。
また、dマガジンで貯まったdポイントは、同じくNTTドコモが提供する電子書籍サービス「dブック」でお得に利用できます。
dマガジンを契約したdアカウントを使うと、dマガジンとdブックの2サービスで、合計10台まで端末を接続できます。
初回は31日間の無料お試し期間が適用され、期間中であれば料金不要で解約可能です。
IT雑誌&ムック+IT書籍読み放題
IT雑誌&ムック+IT書籍読み放題は、マイナビ出版が提供するサービスです。
月額930円(税込)で「Mac Fan」と「Web Designing」に加え、IT電子書籍300冊以上が読み放題となります。
「Mac Fan」と「Web Designing」は、最新号だけでなくバックナンバーも閲覧可能です。
パソコン・スマートフォン・タブレットに対応していますが、ブラウザ上での閲覧となるため、専用アプリのダウンロードは必要ありません。
なお、 コンテンツのダウンロードには対応していない点に注意しましょう。
月額930円(税込)は「Mac Fan」と「Web Designing」の2誌の購入価格より安く、毎号欠かさず目をとおしたい人におすすめです。
お得な年間契約もあり、年額10,680円(月額換算890円・税込)でサービスを利用できます。
O’Reilly Online Learning
O’Reilly Online Learning(オライリー学習プラットフォーム)は、6万冊以上の技術書が読み放題になるサービスです。もちろん、日本語にも対応しています。
技術書だけでなく3万時間以上の動画も視聴できるため、視覚と聴覚をフル活用した学習が可能です。
業界のエキスパートによるライブイベントやサンドボックスを使った学習環境など、ワクワクするようなコンテンツが豊富に揃っています。
認定模擬試験や、自然言語処理エンジンを利用して疑問を解決する「オライリー・アンサー」など、学習に役立つ機能が充実しているのも魅力です。
パソコンでの閲覧の他、専用アプリをダウンロードするとスマートフォンでも利用できるようになります。
専用アプリにダウンロードした技術書は、オフラインでも閲覧可能です。
10日間の無料体験も利用できるため、気になった人は気軽に試してみてはいかがでしょうか。
O’Reilly Online Learningで技術書を読む
技術書読み放題サービスの口コミ・評判
技術書読み放題サービスの中でも、幅広いジャンルの電子書籍が読み放題になる、Kindle Unlimitedの口コミ・評判を調べてみました。
実際にKindle Unlimitedを利用しているユーザーからの、いい口コミ・評判と、悪い口コミ・評判をピックアップしています。
いい口コミ・評判
Kindle Unlimitedのいい口コミ・評判を紹介します。
- ラインアップが充実している
- サクッと手軽に読める
- コストを大幅に抑えられる
技術書のラインアップが充実しており、価格が高い技術書がお得に読める点も評価されていました。
質を問わなければKindle unlimited、結構プログラミングの技術書揃ってるとおもうでよ
— Nash (@Nash37826815) June 6, 2022
勉強したいけど一銭も払いたくないニキはKindle unlimited 1ヶ月無料期間で全てをマスターするんやで(強行軍)
最近kindle unlimitedに登録しました。数はそんなに多くないけどIT系の技術書が手軽に読めて嬉しいです☀️
— cordelia🌵コーデリア (@cordelia_sixth) January 12, 2022
知的好奇心を満たせてハッピー🍀
kindle unlimitedが3ヶ月99円とかい破格のキャンペーンをやってたので速攻で登録した。
— しと猫 (@sito_neko) June 27, 2022
良書の技術書とか結構無料のやつがあってたすかる
技術書普通に買うとバカ高いんだわ…
悪い口コミ・評判
Kindle Unlimitedの悪い口コミ・評判を紹介します。
- 検索しにくく使用感がよくない
- ダウンロード可能な上限がある
Kindle Unlimitedをお試しで使わせてもらってるけれども、月980円を払う価値はほとんど無いと言って良いくらい、使い難い。検索はし難いし、隙有らば範囲外の有料の本を売り付けようとしてくるし、漫画は全巻揃って無さげだし、技術書はあまり良い物が無く洋書が充実していない。
— 高梨陣平 (@jingbay) August 1, 2022
まず更新しないなぁ
kindle unlimited、一度にDLしておける本の上限量が決まってる…(20冊くらい) 君ほんとにアンリミテッドじゃないな…
— Junichi (@sh_frontier) October 22, 2022
Kindle Unlimitedに入ろうと思ったけどKindleのUIが鬼使いにくいのでやめた
— ぐり (@_greenl2o9) July 22, 2022
検索機能の使いにくさや、ダウンロードできる冊数の上限が指摘されていました。
Kindle Unlimitedには最大20冊のダウンロード制限があり、新たな電子書籍を追加するには空きを作る必要があります。
技術書読み放題サービス利用時の注意点
お得で便利な技術書読み放題サービスにも、いくつかの注意点があります。
サービスを最大限に利用するためにも、契約前にしっかりとサービスの特徴を確認することが大切です。注意点を押さえ、効率よく知識を吸収しましょう。
全てが読み放題になるわけではない
読み放題サービスでも、国内外で出版された全ての書籍が読み放題になるわけではありません。
電子書籍サービスでは配信されていないケースや、配信されていても読み放題の対象ではないケースも見受けられます。
読みたい技術書がある場合は利用前に配信ラインアップを確認し、読み放題に該当しているか確認しましょう。
また、肖像権の都合などにより、記事の一部が読めない雑誌もあります。デジタル版の雑誌は紙の雑誌と同じ内容だとは限らない点にも注意が必要です。
読み放題の対象は変わる場合がある
読み放題の長所は、新しい書籍が続々と配信される点です。
しかしその分、現在は読み放題の対象である技術書が、配信停止となることがあります。読み残しのないよう、各サービスのお知らせ欄などを定期的に確認することをおすすめします。
特に雑誌のバックナンバーは、配信期間を定めているサービスが多いことから、注意して確認しましょう。
オフラインで読めないケースがある
スマートフォンなどを利用した読み放題サービスは、空いた時間に手軽に読書できることが魅力の1つです。
ただし、専用アプリなどにダウンロードすることでオフラインでも閲覧できるサービスもある一方、ダウンロードに対応していないサービスもあります。
インターネット環境が整っていない場所で利用する可能性がある人は、オフラインに対応しているサービスを選ぶとよいでしょう。
技術書の読み放題サービスを試してみよう
IT系の仕事は多忙を極めることも多く、隙間時間にスマートに学習できるとうれしいですよね。また、複数の本を参照したいときに、電子書籍であれば端末に集約できるので便利です。
今回紹介した技術書読み放題サービスは、いずれもスマートフォンやパソコンから利用できます。
通勤時間や休憩時間などに、読み放題サービスを活用して知識を吸収してみてはいかがでしょうか。
その他、こちらの記事でもおすすめの電子書籍サービスを徹底比較していますので、ぜひご覧ください。
ヒロキタナカ /
ビギナーズ編集部 ライター
大学院を修了後、IT業界を経て独立。選書サービスやWebメディアを運営する傍ら、ライターとしても活動しています。趣味は読書やサウナです。