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おすすめの非常食7選を紹介|保存方法についても詳しく解説

いつやってくるかもわからない災害時に困らないように、常日頃から非常食を用意しておくと安心です。どのような食料を非常食として用意しておけば良いのか、どのように保存しておけば良いのかを詳しく見ていきましょう。おすすめの非常食も紹介します。
おすすめの非常食7選を紹介|保存方法についても詳しく解説

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災害時に困ることとして、食料の調達というのがあります。

食料の入手そのものも大変ですが、食料があっても調理ができなくて困るという場合も多いようです。

そのため、調理不要の非常食をあらかじめ保管しておいて、災害時にはすぐ持ち出せるようにしておくのがベストです。

本記事では、どのような食料が非常食に向いているのかを見ていくとともに、おすすめの非常食をご紹介します。

非常食を選ぶポイント

賞味期限が短い食料の場合、頻繁に入れ替えをしなくてはいけなくなるため、非常食としてはできるだけ賞味期限が長いものが向いています。

また、調理の必要のないものが適していると言えます。

災害時は、ミネラルが不足しがちですが、ミネラルを補給できる食料として、梅干しはおすすめです。

被災地では、どうしてもストレスが溜まりやすくなってしまいますが、好きな食べ物や甘いものはストレス解消に効果があると言われているため、非常食とともに常備しておくと良いでしょう。

代表的な非常食おすすめ3選

まず、おすすめの非常食について見ていきましょう。

ここでは、非常食として代表的な「乾パン」「缶詰」「アルファ米」を紹介します。

携行食糧にも用いられる乾パン

乾パンは、非常食として昔から代表的な食料です。

その起源はとても古くて、ローマ時代には既に兵糧として乾パンのような食料が支給されていたという記録もあります。

元々乾パンは、旧日本軍が欧米の軍用ビスケットを改良して作ったものです。長期間保存や携帯して持ち歩くことを目的とした食料です。

固く焼き締めたビスケットの一種で、軍隊や登山者の携行食糧として用いられています。燃料や水が確保できない状況下では、とても重宝する非常食です。

乾パンの賞味期限は5年ですが、消費期限は定められていません。

種類が豊富な缶詰

非常食として、缶詰もよく用いられます。

缶詰は、調理後に缶に詰められて空気を抜いて密閉した後に熱で殺菌されるため、缶の中が無菌状態となります。そのため、長期間の保存が可能となっています。

未開封の状態であれば、水産缶詰は製造日から3年、果実缶詰で2~3年、野菜缶詰2~3年、畜産缶詰は3年が賞味期限です。

様々な缶詰を楽しみながらお酒を飲めるお店「缶詰バー」もあるくらい、とにかく種類が豊富です。世界には1,200種類以上の缶詰があると言われています。

このように非常に長持ちする缶詰ですが、それは密封されているからです。一旦、開封したら早めに食べる必要があります。

また、缶詰は湿度が高い場所で保存すると缶にサビが発生する場合もあります。

缶にサビが発生すると、その箇所から缶が腐敗して穴が空いてしまい、缶の中の食料も腐ってしまう場合があります。

そのため、湿度が高い場所で缶詰を保存することはしないようにしましょう。

また、万一、缶が膨らんでいる場合は、何らかの理由で、缶の中でガスが発生している可能性が高いです。

中でガスが発生してしまった缶詰は食べることができないので、注意しましょう。

炊かずに食べられるアルファ米

常温保存が可能で賞味期限が5年と長いアルファ米は、福島や熊本の震災時にも話題になりました。

普通に炊いたご飯をデンプン化させることを「アルファ化」と言います。アルファ化した米を乾燥させたものがアルファ米です。

非常食として用いられている他、宇宙食としても活用されているようです。

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賞味期限が長い非常食おすすめ4選

非常食は、賞味期限が長いに越したことはありません。

そこで、ここからは賞味期限が特に長い非常食について見ていきましょう。

日本ドライケミカル株式会社のリゾット

日本ドライケミカル株式会社は、様々な防災用の保存食品を発売している会社です。

その中で、リゾットは賞味期限10年の商品です。

主食・副食が一度に摂取できる具のたっぷり入った栄養バランスの良いフリーズドライ食品です。水分が多く、のど越しも良くておいしい商品です。

「洋風とり雑炊」と「洋風えび雑炊」という2種類のリゾットが発売されています。

日本ドライケミカル株式会社

サバイバルフーズの非常食

サバイバルフーズは国産の非常食で、永谷園のフリーズドライ技術と、セイエンタプライズの経験を活かして作られています。

原材料の調達、調理から加工、封入は永谷園が行っています。

一般的な非常食の保存可能期間は3~5年ですが、サバイバルフーズの非常食は25年という超・長期保存が可能となっています。そのため、買い替えのスパンも長くなり、手間がかかりません。

種類もクラッカーとシチュー、雑炊など豊富なラインナップがあります。非常食でありながら、味にもこだわった美味しい商品となっています。

調理も簡単で、お湯なら5分、水なら10分ででき上がります。

井村屋のえいようかん

特別に非常食というわけではありませんが、羊かんは日持ちがする食料です。

井村屋の「えいようかん」は、賞味期限5年6ヶ月と長期保存が可能な羊かんとなっています。

羊かんのような甘いものは、被災地でのストレスを解消してくれる効果もあるため、非常食としておすすめです。

また、1本食べるだけで171kcal(約ご飯1杯分)のエネルギー補給ができることも非常食としての利点です。

備え梅

伝統的な梅干しは、塩分濃度が高いうえにクエン酸の働きもあって、長期間に渡って腐らずに保管することが可能な食料として有名です。

株式会社バンブーカットが発売する備え梅は、保存期間3年で災害時の非常食と最適です。

また、非常食であることから耐圧性・防水性・衛生面を考慮したパッケージで、災害時のことを考え抜いた梅干しです。

備え梅

非常食の保管場所と保存する量

非常食は、どのような場所に保管しておくかが重要です。保管状態が悪いと、賞味期限内でも腐ってしまうことがあります。

また、必要な量を確保しておくことも大変重要となります。ここからは、非常食の保管場所と保存しておく量について考えてみましょう。

取りやすいところに置く

非常食は緊急時にすぐ持っていけるように、取りやすいところに置いておくのがベストです。

出口となる玄関や、利用頻度が高い場所であるリビング、キッチン、寝室などに置いておくと良いでしょう。

可能であれば、2~3ヶ所に置いておくとさらに安心です。

非常食の保存する量は1週間分

結論から言うと、非常食は1週間分用意しておくのが望ましいです。

さらに非常食と同様に、飲料水を用意しておくことも重要です。水は4人家族の場合、一週間分だと42リットル必要です。

全て用意するのは大変なため、後述するローリングストック法を用いて保存しておくのがおすすめです。

非常食おすすめ保存方法

非常食の重要性はわかっていても、賞味期限などを管理して保存しておくのはなかなか難しいと思われるかもしれません。

入れ替えを忘れてしまって、賞味期限が切れた状態の食料をそのまま保存していることもあるかと思います。

そのようなことにならないためにも、非常食の保存にはローリングストック法がおすすめです。

ここからは、ローリングストック法の基礎知識とやり方について詳しく見ていきましょう。

賞味期限を気にしなくて良い

ローリングストック法とは、災害発生時に備えて普段から食品などを少し多めに購入し、使った分だけ買い足すことで、常に一定量の食品などを家庭に備蓄しておくという方法です。

このローリングストック方を使うと、賞味期限を気にする必要がないというメリットがあります。

ローリングストック方のやり方は簡単

ローリングストック法は簡単に実践できます。

まず最初に、常温保存が可能なものやレトルト食品をいくつかのカテゴリーに分けて、それぞれの食品を3日~1週間分多く備蓄しておきます。

そして、それらを朝食用、昼食用、夕食用、間食用として分けて保存します。あとはこれらの食料を基本にして、使った分だけ買い足して入れ替えるということを繰り返していきます。

保存しておく朝食用としては、水分と栄養が摂取できるようなものが向いています。

昼食用と夕食用は、ごはんとおかずという基準で選んだものを用意しておくと良いでしょう。間食用には、お菓子なども適していると言えます。

災害に備えおすすめ非常食を準備しよう

ここまで読んできていただいたように、非常食に適した様々な食材があります。

非常食としては長期間の保存ができて、いざというときには調理不要、もしくは調理が簡単なものが向いています。

インスタント食品やレトルト食品は一見非常食に向いていそうですが、お湯が必要だったり、湯せんが必要だったりするため、あまり向いているとは言えません。

非常食としては、1週間ほどの量を保存しておくと良いでしょう。

ぜひ日頃から災害に備えて、今の内から非常食を準備しておきましょう。

ビギナーズ 編集部 /
ビギナーズ編集部 ライター

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