更新

ホルンは独学で吹ける!ホルンのおすすめ勉強方法5選

ホルンの練習方法について記載しています。アンブシュア・アパチュアといった基本形から動画や楽譜ダウンロードサイトを利用して独学で練習するポイントを記載しています。またレンタル楽器も紹介しており、シングルホルン・フルダブルホルン・デタッチャブルを扱っています。
ホルンは独学で吹ける!ホルンのおすすめ勉強方法5選

※当記事はアフィリエイト広告を含みます。

「ホルン…吹いてみたいなぁ!でも難しそう…」と諦めている人はいませんか?

最近は入門書などがあるおかげで、独学でも楽しく吹けると思います。

今回はホルンの独学方法をご紹介しますので、是非ご参考になさって下さい。

ホルンは「世界一難しい楽器」と言われており、興味があっても尻込みしてしまう人もいるでしょう。

しかし、子どもも演奏が楽しめる楽器です。

どなたにも気軽に演奏してみて頂きたいです。

今回はホルンを演奏するための必要な知識や道具をまとめました。

加えて、独学でホルンを上達する方法をご紹介します。

ホルンを演奏するために必要な知識

この章では、ホルンを練習するのに必要な知識や道具をまとめました。

パーツの名称

ホルンは色々なパーツから成り立っています。

パーツの名称をある程度知っておくと、ホルンの入門書やyoutube動画などを見る際に、分かりやすいでしょう。

【YAMAHA】ホルンの仕組み

吹き方

まずはマウスピースで音を出すことが肝心です。

マウスピースに口を当て、「吹く形」を作ることを『アンブシュア』と言います。

唇の真ん中に穴(アパチュア)を開け、そこから空気を楽器に送り込みます。

このアンブシュアをしっかりと作れるようになれば音が楽しく出せるでしょう。

また、マウスピースに口を当てる時、吹きやすい位置は人によって違います。

マウスピースをちょっと口の上の方に当ててみたり、下に当ててみたりして、音が出やすい場所を探してみて下さい。

【アンブシュアを作るポイント】

楽器の持ち方

姿勢も大切です。

吹きやすい姿勢がありますので、色々試してみましょう。

構え方でも疲れ方が変わってきますので、工夫してみて下さいね。

【ホルンの基本レッスン】

【ホルンの座り方と姿勢】

指の使い方

ホルンはシングルホルンやフルダブルホルンなどがありますが、それぞれ指使い(指運び)が決まっています。

『運指表』を見れば、ドレミファ…と、音を出す時に、どのレバーを押すかが分かります。

最初は運指表を見ながら練習すると良いでしょう。

ヤマハのホルンのページには運指表が載っています。

ダウンロードも出来るので、印刷して楽譜と一緒に持っておくと便利です。

【YAMAHA】ホルンの吹き方・運指表

お手入れ方法

ホルンを長期で使う場合は、日々のお手入れをしっかりしておくことが重要です。

楽器が長持ちしますよ。

ホルンのお手入れに必要なもの

  • ローターオイル
  • スライドグリス
  • レバーオイル
  • ロータースピンドルオイル

オイルやグリスは必須です。

どれも高額ではありませんし、amazonなどの販売サイトで買えます。

最初からお手入れセットが付いているホルンも販売されているようです。

さらに、お手入れに便利なグッズが色々あるので、徐々に揃えるのも良いでしょう。

ホルンのお手入れにあった方が良いもの

  • ポリシングクロス
  • マウスピースブラシ
  • クリーニングスワブ
  • マウスピースクリーナー(除菌スプレー)
  • クリーニングロッド

これらの物があれば、お手入れもしやすいです。

お手入れ方法はホルンの入門書やyoutubeなどで確認出来ますよ。

【YAMAHA】ホルンの手入れの基本

【管楽器のお手入れ方法 ホルン編】

調整方法

ホルンも含め、楽器は気温によって音が変化します。

チューナーなどでチューニングをしながら、音の調整を行い、演奏するのが基本です。

最近はホルンとチューナーがセットで販売されていることもありますし、チューナーとして使える無料アプリもあります。

春夏秋冬、季節によっても微妙に音が変わりますので、対応していきましょう。

【チューナーの使い方】

楽曲選定

音の出し方と指運びが分かるようになれば、後は楽譜さえあれば曲が演奏できます。

最初は初心者用の楽譜を選んだ方が指運びも簡単なので演奏しやすいです。

楽譜はダウンロードサイトで落とし、印刷して使います。

自宅にプリンターが無い場合は、セブンイレブンなどのコンビニでも印刷できます。

また、Youtubeで『ホルン 楽譜』などと入れて検索すると、楽譜付きのホルン演奏動画が出てきます。

しかし、初心者には少々グレードの高い曲が多いですので、停止をしながらのんびり吹いてみると良いでしょう。

ホルンの楽譜一覧
ホルン+難易度・グレード(初~中級)

【ホルンソロ 楽譜付 Lemon/米津玄師】

【ジブリ楽譜付き「人生のメリーゴーランド」Horn4重奏楽譜音源 “Merry Go Round Of Life”】


人生のメリーゴーランドの楽譜をダウンロードする
black friday banner

ホルンのおすすめ独学方法

1.入門書を買う~ホルンの独学~

スタンダードですが、ホルンの入門書を買えば音の出し方などが書いてあるので分かりやすいです。

本のみ、レッスンCD付き、DVD付きの入門書があり、DVD付きは価格が高めなのがネック。

しかし、楽器の構え方からお手入れ方法まで全部入っているのでオススメです。

2.Youtubeを見ながら練習する~ホルンの独学~

今、Youtubeで『ホルン 初心者』といったキーワードで検索すると、初心者用の練習動画が出てきます。

色々な動画がアップされていますので、「あ、これは分かりやすいな」と思える動画を参考にすると良いでしょう。

【バジル先生の楽器奏法クリニック in 山王中吹奏楽部】

【ホルンの姿勢~「胸を張る」ような姿勢を変えて音の飛びがよくなった!】

3.プロの音を聴く

本物の音を聴くのは大切です。

絵の世界でも、絵師がプロになる前に色々な人の絵画展に行き、今でも他の方の作品をよく見ている…といった話を聞きます。

積極的にプロが奏でるホルンの音を聴くと良いでしょう。

色々なホルン奏者のCDも販売されています。

ホルン奏者によって音が違うのも趣がありますよ。

また、Youtubeでは、プロ奏者の動画も沢山アップされています。

動画の魅力は、奏者がホルンを吹いている姿が見られることです。

ホルンの動画を見ながら、「どういった感じで音を出しているか?」「アゴの引き方や口の形はどうか?」といったことを確認しながら見ると勉強になります。

特に構え方やアンブシュア(口の形)は、プロ奏者そっくりに真似してみるのもオススメですよ。

【モーツァルト 協奏曲 第三番 変ホ長調 K.447 コンチェルト】

【BRASS -Vienna Horns Jurassic Park】

ジュラシックパークのテーマの楽譜をダウンロードする

【Siegfried Horn Call】

4.有名な曲・好きな曲を吹いてみる

有名な曲や好きな曲なら、曲調が分かっているので吹きやすいのが魅力。

上手に吹けなくとも、何となく曲が追えるので楽しいです。

特に映画音楽などは人気があるので、楽器店や楽譜ダウンロードサイトに楽譜が置いてあることが多いです。

楽譜が手に入りやすいのは大きなメリットでしょう。

主線(歌)の入っていないインストゥルメンタル曲も販売されています。

例えば、中島みゆきさんがお好きなら、『糸』のインストゥルメンタル版と楽譜を用意して、主線を吹いてみるのも面白いですよ。

【ホルン_糸(7曲目)】


糸の楽譜をダウンロードする

5.少しだけレッスンに行ってみる~ホルンの独学~

ホルンは独学で演奏できますが、最初だけでもレッスンに行くとホルンの吹き方や持ち方が分かるため、演奏できるようになるまでが早いです。

音楽教室によっては格安の体験レッスンを実施しています。

行ってみるのもオススメです。

最近は関東だけでなく、全国各地に楽器教室が増えています。

「自分ではどうしても細かい部分が分からない…」という場合も、レッスンを活用すると良いでしょう。

EYS音楽教室の 詳細を見る

楽器の相性

「ホルン…前にやってみたけれど、全然音が出なかった」という人もいます。

しかし、実はホルン本体やマウスピースによって音の出方が随分違うのです。

もしかしたら、ホルンを変えたら意外に音が出るかも知れません。

是非、レンタルなどを利用して、ご自分にあったホルンと出会って下さいね。

ホルンのレンタルなら、『ReReレンタル』がオススメです。

送料・返送料が無料ですし、破損時の補償もあるので安心です。

ホルンには種類が色々ありますが、基本的にフルダブルホルンが主流。

そのため、フルダブルホルンのレンタルが多いのが特徴です。

シングルホルン 入門用フレンチホルン Zeff ゼフ F管 ZFH-305

  • レンタル料金:6,880円/ 3泊4日(税込)
  • 送料/返送料:無料
ReReレンタルでフレンチホルン Zeff ゼフ F管 ZFH-305をレンタル

フルダブルホルン 入門用 フレンチホルン Soleil ソレイユ SFH-13

  • レンタル料金:8,480円/ 3泊4日(税込)
  • 送料/返送料:無料
ReReレンタルでフレンチホルン ソレイユ SFH-13をレンタル

『YAMAHA ヤマハ YHR-567GDB フルダブルホルン フレンチホルン デタッチャブル』

  • レンタル料金:12,980円/ 3泊4日(税込)
  • 送料/返送料:無料
ReReレンタルでフレンチホルン デタッチャブルをレンタル

『ReReレンタル』でレンタルできるホルン一覧

ReReレンタルのホルン一覧

まとめ

ホルンを独学で始める場合、上手い・下手など関係なく『楽しむ』ことが重要です。

まずはレンタルホルンなどで、音を出して楽しんでみて下さいね。

『好きこそものの上手なれ』という言葉がありますが、ホルンもそうです。

まずはホルンの曲を沢山聴いて下さい。

例えばディズニーがお好きなら、ディズニー音楽を奏でるホルンの音を聞いて下さい。

そして感動して頂きたいです。

感動すれば、モチベーションも上がります。

有名曲を流しながら、何となく一緒に吹いてみるのも手です。

吹けないなりにも曲に合わせて吹くのは楽しいですよ。

ホルンは本当に楽しい楽器ですので、興味がある方には是非吹いてみて欲しいと思います。

【ホルン~ディズニートリビュート~】

どんな曲を練習したら良いかわからない…

たくさん練習して長く使うなら初心者向けのホルンを買おうかな?

そんな方にはこちらの記事もおすすめです。

宮乃 かぽり /
ビギナーズ編集部 ライター

フリーライター兼イラストレーター。学生時代は吹奏楽部に所属し、楽器の数などの都合で金管楽器をほぼ経験しました。現在は音楽、ヒーリング、占い、フラワーアレンジなど趣味多彩。チャレンジ精神豊富です!

ビギナーズTOPページ