更新
ベースストラップおすすめ11選|ギター用との違い・調節方法解説
※当記事はアフィリエイト広告を含みます。
ベースを購入してまず悩むのが、どのようなストラップを付ければいいかということではないでしょうか。
どれも同じように見えますが、よく見ると素材や長さ等、ストラップごとの違いがあるようです。
ベースはギターと比べても重い楽器なので、ストラップ選びで演奏のしやすさや疲れ具合も変わってきます。
本記事では、ベースストラップの種類や選び方と共に、おしゃれでかっこいいおすすめストラップをご紹介します。
初めてベースストラップを購入する方や、今のストラップが使いにくいと感じている方は、ぜひ参考にしてください。
ベースストラップの種類
まずはベースストラップ選びで重要な、ストラップの素材をまとめました。
素材によって価格や使い心地が変わるので、自分が重視している点は何かを考えながら見ていきましょう。
ポリストラップ・ナイロンストラップ(合成樹脂)
ポリエステルとナイロンは合成樹脂のストラップとして分類しました。ベースの初心者セット等で最初に付いてくることが多いストラップです。
合成樹脂のストラップは強度に優れている上、1,000円前後で手に入るのが魅力と言えます。
また、カラーバリエーションが豊富なので、持っているベースの色に合わせることもできます。
ポリストラップだと、ギター・ベースメーカーで有名なアーニーボールのストラップが代表的です。
コットンストラップ
コットン(綿)でできたベースストラップです。衣類にも使われる素材ということもあり、触り心地が良いのが最大の魅力です。
合成樹脂のストラップよりは滑りにくく、レザーストラップよりは滑りやすいという中間に位置します。
使っていると徐々に毛羽立ってきますが、素材ならではのフィット感が好きな方も多いストラップです。1,000円~2,000円前後で購入することができます。
レザーストラップ
滑りにくく高級感のある見た目が特徴のレザーストラップです。ご紹介した中で最も滑りにくい素材で、演奏中もベースがずれることなく演奏することができます。
SGベース等のヘッド落ちしやすいベースを使っている方は、一度試してみてはいかがでしょうか。
合成樹脂のストラップに比べ、特に裏地部分が劣化しやすいのがレザーストラップの注意点です。
合皮や本革といった革の種類で価格帯が異なり、2,000円~5,000円前後が相場価格のようです。
ベースストラップの選び方・つけ方
目的に合わせたベースストラップの選び方や、具体的な付け方をまとめました。
ストラップが外れやすい人にとっておきのグッズもお伝えします。
ベースストラップの選び方
ベースストラップを選ぶ前に、何を重視して選ぶかを考えておきましょう。
具体的には、見た目や強度、値段等のストラップ選びで大切にしたい項目に優先順位をつけるということです。
強度を重視したいのであれば、革よりも合成樹脂の素材が合っています。
疲れにくさを重視したいのであれば、軽くて太いストラップを探して付け比べると良いです。
なんとなくで探すよりも、あらかじめ目的や優先順位を考えておけば、自分にぴったりのベースストラップが見つかるはずです。
ベースストラップの付け方
ストラップの付け方は、赤丸のネジにストラップの最初の穴を通し、青丸のネジにストラップ最後の穴を通します。
ロゴが付いているものは、ロゴのある目立つ方がストラップの最初です。
ほとんどのストラップは長さの調整ができるので、付けた後に立って長さを調整しましょう。
ストラップの長さは人それぞれなので、弾きやすさや見た目のバランスを見ながら調整します。
使っている内にストラップの穴が広がって外れやすくなってしまうので、ストラップピン(ロックピン)を付けると良いです。
ストラップピンのおすすめ商品は、「ベースストラップ・ストラップピンおすすめ8選」にてご紹介します。
具体的なつけ方については、こちらの動画が参考になります(付け方はギターもベースも同じです)。
ギターのストラップはベースに使える?
ベース用ストラップを探しているのに、ギター用ストラップが出てくるというのはよくあることです。
ギター用と書かれているストラップをベース用に使うことはできるのでしょうか?
結論から言うと、ギター用ストラップをベースに使うことはできます。そもそも、ギター用ベース用と分けずに販売しているメーカーも多いのです。
ただし、ベースはギターよりも重くて大きい物が多いので、ストラップによっては長さやサイズが合わないこともあります。
心配な方は、ベース用と書かれている物を使うか、お店で試してみるのがおすすめです。
ベースストラップ・ストラップピンおすすめ8選
おすすめのベースストラップとストラップピンを厳選してご紹介します。
ぜひ、持っているベースの形や色に合わせて選んでみてください。
Comfort Strapp
ギター用ストラップで有名なComfort Strappをベース用に改良したものです。
ギター用に比べてストラップの幅が広く、ベースの重みにも十分耐えうる仕様になっています。
Comfort Strappのコンセプトは、ベースを「つり下げる」のではなく「引き上げている」状態にすること。
肉厚の柔らかいパッドがしっかりベースを引き上げ、肩に負担が集中しないようにしているのです。サンダーバード等の重めのベースを使っている方におすすめです。
Fender Mono Strap
Fender Bassの定番ストラップと言える、Fender Mono Strapです。
発売当初から愛され続けているデザインで、多くのプロギタリスト・ベーシストも愛用しています。裏地にはポリエステルが使われており、長く使える丈夫な作りです。
Fender Bassを使っている方は、ぜひ自分のベースに合ったカラーを探してみましょう。
Fender Monogram Leather Strap
Fenderのレザー版ストラップです。Mono Strapがポップなデザインだったのに対して、こちらは落ち着いたデザインが魅力です。
上品な色合いや上質な手触りに加え、使うごとに味が出ると高評価を得ています。
長さ調整の幅がやや短めなので、長さを測ってから購入すると安心です。
ERNIE BALL Polypro Strap
ポリストラップの項目でもご紹介した、アーニーボールのベースストラップです。
長さ調整できる範囲が広いので、小柄な方から大柄な方まで体格に合った調整ができます。
ストラップ正面にアーニーボールのロゴが付いており、シンプルながら飽きがこないデザインです。
11色という豊富なカラーバリエーションなので、自分の欲しいカラーがきっと見つかるでしょう。
Sadowsky Neo Strap
ギター・ベースメーカーで人気のSadowskyのベースストラップです。
ショルダー部分には、弾性に優れたネオプレンを丈夫なナイロンで覆った特殊素材を採用。
ストラップ幅が太めなので、重いベースも疲れ知らずで演奏することができます。
少々値段が張りますが、長く使うことができるベースストラップといえます。S・M・Lの3サイズ展開です。
MONO Betty Guitar Strap
ギターやベースのギグケースで有名な、MONOのベースストラップです。
ギグケースと同様の素材が使われており、軽量ながら弾力に優れ、肩の負担を軽減してくれます。
ふかふかのショルダー部分には隠れポケットが付いており、ピック等を入れておくのに便利です。ケースとおそろいで購入しても良いですね。
CHUMS SWEAT NYLON H-Grey Dot
CHUMSは、衣類からキャンプ用品まで幅広く販売しているメーカーです。ペンギンにような、ブービーバードのマスコットが有名ですよね。
こちらのストラップは、表がグレーのドット、裏地が赤というおしゃれな仕様になっています。
スウェット素材と強度の高いナイロン素材を組み合わせているので、重たいベースも支えることができます。
機能性とデザイン性どちらも捨てがたいという方は、一度試してみてはいかがでしょうか。
Bestgle ベースストラップ
宇宙柄がひときわ目を引くベース用ストラップです。
紫色をベースカラーに所々鮮やかな青がプリントされており、観賞用にしたいほどの美しさです。
こちらのストラップは見た目がおしゃである上、外れにくく丈夫という口コミも多く見受けられました。
同系色のベースと合わせたり、アクセントとして使用するのも良さそうですね。
ARIA ネコ柄 SPS-2000Cb
楽器メーカーで有名なARIAからは、ネコ柄の可愛らしいストラップが発売されています。
ネコ柄というと派手なものを想像してしまいますが、こちらは等間隔に猫がプリントされているので、程よい存在感です。
女性ベーシストの方はもちろん、周りと被らないストラップが欲しい方におすすめです。ネイビーの他、ホワイトやピンクもあります。
ammoon ラバー製ロック
ストラップの上に付けることで、ストラップを外れにくくするラバー製のロックです。
小さすぎず大きすぎない丁度良いサイズで、どんなベースでもしっかり装着できます。
柄の無いシンプルなデザインなので、ストラップのデザインを邪魔することもありません。
ストラップが外れやすいという悩みを抱えている方は、せひ試してみてはいかがでしょうか。
Schaller ストラップロックピン
ストラップロックピンで圧倒的なシェアを誇る、Schallerの製品です。
類似製品は数多くありますが、Schaller製のストラップロックピンは頑丈で外れにくいと評判です。
また、クローム、サテンパール、ブラック等の色味があるので、どんなベースでも金具の色味が浮きません。
ラバー製の物よりは少々高価ですが、安定した演奏に必須のストラップロックピンです。
ストラップでベース演奏も快適に!
一口にベースストラップと言っても、メーカーやモデルごとに様々な素材や柄、サイズがありました。また、それぞれのストラップには、弾きやすさや疲れにくさといった特性があります。
たかがストラップと思われるかもしれませんが、気に入ったストラップを使って練習するだけで気分も上がるものです。ストラップは長く使っていく物なので、ぜひ自分のお気に入りを見つけてくださいね!
また、こちらの記事ではおすすめのベースケース8選を紹介しています。ぜひ参考にしてみてください。
Reika Sato /
ビギナーズ編集部 ライター
大学時代は軽音サークルでベースを担当。カフェラテの摂取量に定評のあるカフェイン中毒。趣味はグルメ漫画とミステリー・SF映画鑑賞。