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ベース初心者におすすめ!エフェクターボードの組み方・作り方

ベース初心者におすすめのエフェクターボードの組み方・作り方をまとめました。ベース用エフェクターを組む順番や、プロも愛用のエフェクターボードおすすめ7選もご紹介します。シンプルなエフェクターボードの組み方方や、定番のエフェクターボードを知りたい方必見です。
ベース初心者におすすめ!エフェクターボードの組み方・作り方

※当記事はアフィリエイト広告を含みます。

ライブや練習中、エフェクターを並べて足元に置いておくのが、ベース用エフェクターボードです。

ライブ中も足元の機材は意外と見られているので、どうせならかっこよくて美しいエフェクターボードを作りたいですよね。

本記事では、エフェクターボードの組み方・作り方や、おすすめのベース用エフェクターボードを集めました。

初めてエフェクターボードを作る方はもちろん、エフェクターボードの買い替えを考えている方もぜひ参考にしてください。

ベースのエフェクターボードとは?

エフェクターボードとは、ライブや練習中にエフェクターを置いておき、移動の際はエフェクターのケースになるものです。

足元に直接エフェクターを置いても問題ありませんが、いくつか持っている場合はエフェクターボードがあると便利です。

ベースのエフェクターボードには、様々なタイプがあります。

ケースの蓋をとるとボードになるタイプや、すのこのような板にエフェクターを取り付けるタイプもあります。

素材やサイズ展開も多く、自分のエフェクターに合ったものを選ぶことが可能です。

本記事はベーシスト向けにベースのエフェクターボードと書いていますが、特にギターやベースの区別はありません。

ギターと書いてあってもベースで使うことはできるので、安心してください。

ベースのエフェクターボードの組み方・作り方

ベースのエフェクターボードの基本的な組み方・作り方をご紹介します。

持っているエフェクターによって組み方も変わってくるので、手元にエフェクターを用意して組み方を考えてみてください。

まず、エフェクターの中で1番サイズが大きいものを、ボードの隅に配置します。ワウペダルがある場合は、利き足の隅に配置しましょう。

次に、なるべく使用頻度が高いエフェクターを、利き足の手前側から順番に配置します。利き足の手前側が最も踏みやすいので、よく使うエフェクターを置くと良いです。

例えば右足が利き足の場合、ボード右下によく使うエフェクター、左下や右上に使用頻度低めのエフェクターといった具合です。

配置が決まったら、パッチケーブルを挿して、ボード内に収まるかどうか確認します。問題なければ、マジックテープでエフェクターを固定しましょう。

エフェクターを固定すれば、配置がずれたり移動中に動いて壊れたりする心配がありません。

ライブや曲によってエフェクターの配置を変える場合は、固定しなくても大丈夫です。

▼エフェクターの配置に迷う方は、エフェクターボードの組み方を体系的に学べるこちらがおすすめです。

▼憧れのベーシストのボードを真似して組んでみるのもおもしろいですね。

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ベースのエフェクターボードの選び方

これからベースのエフェクターボードを購入する方に向けて、ボードを選ぶコツやポイントをまとめました。

サイズ

まず考えるべきなのは、エフェクターボードのサイズです。

既にエフェクターを持っている方は、手持ちのエフェクターを並べたときの、高さ×横幅×奥行を測ってから選びましょう。

これからエフェクターもボードも揃える方は、購入予定のエフェクターのサイズをHPで見ながら選んでください。

ぴったりだと思って購入しても、パッチケーブルがはみ出してしまったり、向きを変えないと入らなかったりすることもあるので、サイズ選びは最も重要です。

また、エフェクターが増えても問題ないよう、余裕のあるサイズを選ぶと安心です。

材質

ベース用エフェクターボードというと、硬い素材でできたハードケースが一般的です。

ハードケースは持ち運びがやや大変ですが、頑丈でエフェクターが壊れにくいというメリットがあります。

ソフトケース・セミハードケースは外見は長方形のバッグで、中に布製やプラスチック製のボードが入っているタイプです。ハードケースに比べて軽く、普通のバッグのようなので、持ち運びやすいです。

また、ケースの中にすのこのようなボードが入っているものも販売されています。

持ち運びの頻度や移動手段を考えながら、使いやすいものを選んでください。

重さ

練習やライブでエフェクターボードを持ち運ぶ機会が多い方は、重さも考慮して選びましょう。

ただでさえベースは重い楽器なので、荷物は軽いに越したことはありません。ご紹介した材質の中では、ハードケースが重い部類に入ります。

ただし、ハードケースにも種類があり、軽い素材もあります。ハードケースによく使われている素材だと、FRP樹脂<ABS樹脂<ベニヤ板の順に軽いです。

通販等で購入する際は重さや素材も確認しておくと、購入後のギャップが生まれにくいです。

ベースのエフェクターボードおすすめ7選

おすすめのベースエフェクターボードを集めました。既にエフェクターを持っている方は、サイズを確認しながら見てみてください。

KC EC-40

KC(キョーリツコーポレーション)のベース用エフェクターボードです。

ECシリーズは様々なサイズを用意しており、用途に合わせて選ぶことができます。EC-40は最も小さなモデルで、ECの後の数字が大きくなるほどサイズが大きくなります。

エフェクターボードは黒色が多い中、赤・青・シルバーといったカラーバリエーションの豊富さも、このシリーズの魅力です。

赤や青なら人のエフェクターボードと混同することも少ないので良いですね。

▼KCからはコストパフォーマンスに優れたベース用ギグバッグも発売されています。持ち運びやすいベースケースを探している方は、ぜひ参考にしてください。

ARMOR PS-2C

ARMOR PS-2Cは、FRP製のベースのエフェクターボードです。

FRPはプラスチックをガラス繊維で強化した素材で、鉄道や航空分野でも使われる頑丈さです。

付属のマジックテープでボード内のエフェクターを固定できるので、中で動いて壊れる心配がありません。

大切なエフェクターを絶対壊したくないという方は、一度使ってみてはいかがでしょうか?

E.D.GEAR EPB05

楽器ケースやエフェクターボードを販売している、E.D.GEARのベース用エフェクターボードです。

こちらのEPB05は、幅70cmというかなり大型のエフェクターボード。マルチエフェクターやワウペダル、コンパクトエフェクターも楽々収納できます。

重いエフェクターを入れても壊れない、丈夫なハンドルと鍵が評判です。持ち歩くエフェクターの数が多い方や、マルチエフェクターを持ち歩く方におすすめです。

Ghost Fire エフェクターボード&ケース

こちらは、セミハードタイプのエフェクターボードです。

見た目はソフトタイプのエフェクターケースですが、中にはすのこタイプのハードなエフェクターボードが入っています。

中のエフェクターボードは折りたたみの足を広げて傾斜をつけ、エフェクターを踏みやすくすることが可能です。

パッチケーブルが3つ付いた、お得で便利なエフェクターボードといえます。

Palmer PEDALBAY 40

Ghost Fireと同じく、ソフトケースとペダルボードがセットになったエフェクターボードです。

PEDALBAYは、なんとペダルボードのレール幅を自分で調整することができます。

もちろんペダルボードは傾斜をつけることができるので、演奏中の踏みやすさも抜群です。

ペダルボードのレール数や横幅で違ったサイズも展開されているので、自分にぴったりのボードが見つかるでしょう。

Donner DB-3

エフェクターメーカーで有名な、Donnerのベース用エフェクターボードです。

こちらもペダルボードが中に入っているタイプで、利便性と持ち運びやすさが考慮されています。

加えて5,000円前後で購入できるので、ベースを始めたての方でも手が出しやすいのではないでしょうか?

コストパフォーマンス最強のベース用エフェクターボードです。

MUSIC WORKS EBB1-M/BK

エフェクターバッグとボードが1つになった、エフェクターボード&ケースです。

上述のすのこタイプと異なり、ボード部分は軽い布製でできています。移動が多いベーシストには嬉しい配慮ですね。

また、ハンドルの他にショルダーストラップも付いているので、肩かけにして両手を空けることも可能です。

ご紹介したのはMサイズですが、あまりエフェクターを持ち歩かない方は、SSサイズでもいいでしょう。

ベース用エフェクターボード自作アイテム

エフェクターボードを自作したい方におすすめのアイテムを集めました。

ぜひアイテムを活用して、自分だけのオリジナルボードを作ってみましょう!

KC マジックテープ

ベース用エフェクターをボード内で固定するときに使うマジックテープです。

約2,000回の剥離でも劣化が見られなかったという実験結果が、強度と持続性の高さを示しています。

エフェクターボードにマジックテープが付いていなかった方や、テープの強度が弱まってきている方は、ぜひ使ってみてください。

Donner DP-1 パワーサプライ

パワーサプライは、複数のエフェクターに電源供給ができる機械です。

パワーサプライがあればエフェクター1つ1つにACアダプターを挿す必要がないため、ボード内をすっきり快適に使うことができます。 9V・12V・18Vの挿し口があり、10個まで挿すことができるので、これ1つあれば電源が足りないということは早々起こらないでしょう。

また、LEDライトが足元を照らしてくれるので、暗いライブ中でもエフェクターが見えて便利です。

こだわりのベースエフェクターボードを作ろう!

エフェクターボードは、単にエフェクターを置くためのものではありません。

なぜなら、エフェクターボードにはベーシストのこだわりが詰まった、ベーシストの宝ともいえるものだからです。

どのエフェクターをどのように配置するかは、完全にベーシストの自由です。

ぜひ、自分の満足のいくエフェクターボードを作ってくださいね!

Reika Sato /
ビギナーズ編集部 ライター

大学時代は軽音サークルでベースを担当。カフェラテの摂取量に定評のあるカフェイン中毒。趣味はグルメ漫画とミステリー・SF映画鑑賞。

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