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[初心者向け]ゴルフクラブの種類とセッティング方法解説|使い分けのコツとは
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ゴルフクラブに種類があることをご存知でしょうか?
ゴルフは複数のクラブを使い分けてプレイすることにより、最高のパフォーマンスでプレイできるスポーツです。
特に初心者の方は、「複数のクラブがなくてもよいのでは?」と思いがちですが、実は打ち方やパワーの出るショットを打ち分けるためにも、種類を的確に選んで使い分けることが大切なのです。
本記事では、ゴルフクラブの種類や使い分けるコツについて掘り下げていきます。ゴルフをさらに楽しむためにも、正しい知識を身につけましょう。
目次
ゴルフクラブの本数
ゴルフのルールでは、ゴルフバッグに入れて持ち運べるクラブは最大14本です。
ゴルフはホール(穴)にボールを入れるまでの打数の少なさを競うスポーツなので、場所や状況に応じてクラブを使い分け、最少のショット数でホールインを達成するにはどのクラブをどのシーンで使うか考える必要があります。
ゴルフクラブの種類と最適な使用シーンを知って、最短のカップインを目指しましょう。
関連記事:ゴルフのルール|初心者が覚えるべき基本ルール・マナー・用語・ペナルティとは
ゴルフクラブの種類
まずは、ゴルフクラブの種類を把握しておくことが大切です。種類を把握することで、コースに合ったクラブを選べるようになります。
1打目専用のクラブである「ドライバー」
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ドライバーは最も遠くへ飛ばせるグラブです。別名「1番ウッド」。1打目に必須なクラブです。
クラブヘッドが大きく存在感があるのが特徴で、パワーをボールに伝えやすい構造になっています。
クラブの中で、ウッドと呼ばれる「飛距離がほしいときに使う」クラブとして使用しましょう。
飛距離を出すために他のクラブに比べて長く作られているので、ボールの芯に当てるのが難しいとされています。ドライバーのクラブの特徴を知っておくことで、1打目の練習も的確に行えるようになりますよ。
ドライバーとアイアンの中間「フェアウェイウッド」
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最初はなくても大丈夫。ドライバー同様、ウッドの種類の1つです。
ドライバーとフェアウェイウッドなら、ドライバーを先に用意することをおすすめします。ドライバーのヘッドを小さくしたものですが、ヘッドは大きいという印象を受けます。
地面の上にあるボールを遠くに飛ばすクラブとして、ドライバーよりは飛距離は劣りますが、特徴は同じと認識してよいです。
フェアウェイ=地面上のボールを表し、飛距離重視のクラブです。
使い勝手がいい「ユーティリティ」
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ウッドとアイアンの中間の形のクラブです。多くのゴルファーが使用する一般的に開発されたクラブですが、初心者でも1本持っておくと便利です。
番手がなく、ロフト角(18°~27°まで)で分類されているので、幅広く活用できる場面があり対応できるクラブです。
基本的な形状は、ヘッド部分に重みはありますが、フェアウェイウッドより大きくなくアイアンより小さくないクラブで、最近ではヘッドを中空構造にするクラブも増えています。
コントロール型の中距離クラブの「アイアン」
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飛距離100ヤード~200ヤード前後の狙った場所に飛ばすことを目的として使用するクラブです。
ラフやバンカーなど、様々なコンディションの地面に対応できるクラブとして認識しておきましょう。
アイアンでは「いかに真っ直ぐ飛ばせるのか」がポイントになります。番手の多さはクラブの中で1番といっても過言ではありません。
アイアンの中でも「ロング・ミドル・ショート」に分けられ、1番から3番がロング・4番から6番がミドル・7番から9番がショートとなります。
フェアウェイウッドよりも短い距離を打ちたいときに使うクラブです。
関連記事:人気のアイアン!選び方やレベル別でおすすめのアイアンを紹介
アイアンよりも短い距離を打つクラブの「ウェッジ」
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転がしたり、上げたりする2パターンのアプローチ特性があります。
以前はアイアンセットの中に含まれていましたが、今では複数本を購入して使用するクラブになっています。
ロフト角度によって種類があり、角度が大きければ大きいほどボールが高弾道になりやすいです。バンカーやサンドウェッジなどにも使用できるクラブとしても有効です。
グリーン上でボールを転がすための「パター」
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カップに入れるためのクラブではあるが、初心者なら、グリーン周りからグリーン上にボールを収めるときに便利なクラブです。番手がなく、ヘッドの形状で区別します。
ヘッドの形状は、ピン型、L字型、T字型、マレット型、ネオマレット型の5種類があり、ピン型とマレット型はミスショットになりにくいので初心者におすすめです。
デザインで選んでしまいがちですが、実際にゴルフ屋さんで体感して、自分が使いやすいと感じたものを選ぶことをおすすめします。
各ゴルフクラブのセッティング|どの種類をいつ使う?
ゴルフクラブは種類が多く、どんな時に使えばよいのか初心者にはわからないことばかりです。
ゴルフクラブの特徴を知ることで、状況に合わせて選べるようになります。これからクラブの購入を考えている方にもよい情報になるので、確認のためにもチェックしましょう。
飛距離を出すためにはドライバーかフェアウェイウッド
シャフトは長く、ヘッドは大きく設計されているのが特徴。
ドライバーは1打目、フェアウェイウッドは1打目以降で飛距離を出したいときに使用します。
番手が1番から5番まであり、数が大きくなるにつれ飛距離が短くなります(推定飛距離:1番=240ヤード、2番=220ヤード、3番=210ヤード、4番=200ヤード、5番=190ヤード)。
プレー中の中心クラブであるアイアン
80~200ヤードの距離で狙ったところへ打てるクラブです。フェアウェイやラフ、バンカーなど様々なシチュエーションで使用でき、コントロールしたいときに使用します。
1番から9番まであり、数が大きくなるにつれ飛距離が短くなります。細かい打ち分けができ、ゴルフクラブセットの中でも半数近くの本数を占めています。
1~3番をロングアイアン、4~6番をミドルアイアン、7~9番をショートアイアンと、飛距離の違いで3つに分けた呼び方になります。
フェアウェイや低い芝のラフに使いたいユーティリティ
フェアウェイウッドよりボールをミートしやすく、アイアンより飛距離が出やすい特徴があります。初心者の方は、1本あると便利に活用できます。
ユーティリティは新しく開発されたクラブであるため、メーカーで統一している番手がありません。そのため、ロフト角によって分類されており、18°~27°まであります。
グリーンやカップへのアプローチならウェッジを
芝が深いラフやバンカーなど状況が悪いときにも使用されるクラブです。
アイアンも狙ったところに打つクラブですが、ウェッジの方が正確に目標へ打つことを追求して開発されたクラブです。
アイアンより飛距離は出ませんが、打ちやすさに特化したクラブです。ウェッジにも番手があり、数字ではなくアルファベットのみで表記されていることも特徴です。
- PW:小さい角度44°~48°、110~120ヤード
- AW:普通49°~53°、95~110ヤード
- SW:大きい角度56°~58°、80~100ヤード
グリーン上での使用するならパター
グリーン以外で使われることはほぼありませんが、初心者ならグリーン周りからグリーン上に使用しても大丈夫です。
ヘッドの形状が5種類あるので、自分に合ったタイプを選ぶことをおすすめします。
初心者には、ピン型とマレット型がおすすめとされ、ピン型は左右にぶれにくく直線的に振りやすいことや、マレット型は距離を出しやすいことも特徴です。
ゴルフクラブを選ぶときに知っておくこと
ゴルフクラブは、4つの用途に分類されています。
上級者の方はもちろんのこと、初心者の方も番手とゴルフクラブのパーツについて知識を身につけることで、力の伝え方や技術の向上へつなげられます。
クラブは3つのパーツからなる
握る部分は、グリップ、クラブの先端はヘッド、グリップとヘッドを繋げる棒状の部分をシャフトといいます。
ゴルフクラブの基本的なパーツであり、クラブを購入する際に使う言葉なので、覚えておきましょう。
ゴルフ指導をされる場合でも、パーツを知っておくだけで対応できます。
飛距離とボールの上がり具合は番手で分かる
番手の数字が大きい=ボールが高く上がる、しかし距離がでないというポイントを押さえておきましょう。
また、番手が小さい=ボールが上がりにくいが、飛距離が出るという特徴もあります。
これは、同じ力加減のスイングをすることが前提です。クラブを変えて距離などを変え打ち分けることができ、自分の力で調節するのではなく、クラブで調節することができるのです。
できれば新品を購入するのがおすすめ
新品(国内向け正規品)・中古・並行輸入品の3タイプがあります。できれば新品を購入するのがおすすめ。
理由は、日本人向けや保証がしっかりしていたり、愛着を持ちやすいメリットがあります。
価格は中古や並行輸入品に比べ高めではありますが、性能や保証も充実しているので、初心者の方も新品を選ぶことで素晴らしいゴルファーに成長できます。
初めてのゴルフクラブの場合でも、種類を知っておくだけで選びやすくなります。
初心者におすすめのゴルフクラブセット
初心者でも安心して購入できる、最低限のセットが揃っている商品を2つピックアップしています。
単品を選ぶのが難しいという方でも、セットなら気持ちも安心できます。
BRIDGESTONE TOURSTAGE V002 11本セット
クラブ自体が初心者でも打てる設計です。ドライバー、ユーティリティ2本、アイアン7本、パター1本が入っているお得な商品です。
アイアンのシャフトは、非力な方はカーボン、力のある方はスチールという2種類から選ぶことができます。
TAYLOR MADE RBZ SP LITE SET CLUB 11本セット
初心者向けながらも、ゴルフ経験者まで幅広く使用可能です。
ドライバー・フェアウェイウッド・アイアン・ウェッジ・パターが入っており、初めてのクラブセットにおすすめです。
初心者だけではなく、新しく買い替えたいという人にも向いており、質感に満足できているという口コミも多い商品です。
関連記事:【初心者向け】おすすめゴルフクラブセットと選び方|メンズ/レディース別でご紹介
ゴルフクラブのお手入れ方法も知っておこう
大切なゴルフクラブを長く愛用するためには、メンテナンスが大切になります。
お手入れをしているクラブとしていないクラブでは、大きな差が生まれます。
基本的には、高温多湿の場所は避け、車のトランクに入れたままの状態や、直射日光の当たる場所に長時間置かないことです。どのようなお手入れが必要なのかを把握しておきましょう。
使用後すぐは簡単に
使用後は簡単なお手入れで十分です。乾いた布とメラニンスポンジを用意しましょう。
メラニンスポンジを水で濡らしてクラブの汚れを落とし、乾いた布で拭けばOKです。
洗剤を使わず水だけで汚れは落ちます。使用後すぐにお手入れをすることで、グリップ力の安定を維持でき、スピンも安定させられます。
数ヶ月に1回はしっかりしたお手入れで
- バケツにぬるま湯と台所洗剤を入れ、その中にクラブを10分程度ほどつける
- メラニンスポンジで汚れを落とし、乾いた布で拭く
頑固な汚れも、この方法でしっかり落とすことができ、綺麗なクラブを維持できます。
数ヶ月に1度のメンテナンスを行うことで、クラブの状態を確認できます。
保管場所が悪ければ錆なども出てしまうので、確認のためにもクラブの状態をチェックすることが大切です。
種類を知ったら必要なクラブを揃えて練習に繰り出そう!
ゴルフクラブには種類があり、特性や役割があります。
自分の技術も大切ですが、クラブの特徴を理解しながら練習をすることで、さらなる技術の向上へつなげられます。
これからゴルフを始めようとしている方も、ゴルフクラブの知識があるだけで親しみを感じながらスタートでき、充実した時間を費やすことができます。
ビギナーズ編集部では、ゴルフが楽しくなるお役立ち情報を多数ご紹介しています。ぜひ参考にしてみてくださいね。
▼初心者でも上達するゴルフ練習方法-自宅練&打ちっぱなしで重要な4つのポイント
ビギナーズ 編集部 /
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