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eスポーツのメリットは?教育効果やデメリットも解説
※当記事はアフィリエイト広告を含みます。
eスポーツは、オンラインゲームで対戦して勝敗を争う競技です。そんなeスポーツに興味があるものの、挑戦するにあたって不安を感じるケースも多いでしょう。
本記事では、eスポーツのメリットやデメリット、教育効果などを紹介していきます。eスポーツのメリットやデメリットを知っておきたい人は、ぜひ参考にしてみてください。
目次
eスポーツとは
eスポーツとは、オンラインゲームを利用して勝負する競技のことです。エレクトロニック・スポーツ(electronic sports)の略語で、アメリカや韓国を中心に盛り上がっています。
近年では日本もeスポーツに力を入れており、国内でもeスポーツの大会が開催されています。大手企業のコナミやセガが主催している大会もあり、規模感は大きいです。
オリンピックの種目に採用される可能性も出ているほど、eスポーツは競技として注目を浴びています。
eスポーツの種類と種目別のおすすめタイトルについては、こちらの記事をご覧ください。
eスポーツの8つのメリット・魅力
eスポーツには、様々なメリットや魅力があり、多くの人が始めています。具体的なeスポーツのメリット・魅力は、主に以下の8つです。
- 参入障壁が低い
- ジャンルが幅広い
- 怪我を負うリスクが低い
- 将来に役立つスキルを身につけられる
- ネットリテラシーを身につけられる
- コミュニケーション能力を鍛えられる
- 動体視力を鍛えられる
- 将来性が高い
では、それぞれ順に見ていきましょう。
参入障壁が低い
eスポーツのメリットとして、参入障壁の低さが挙げられます。
一般的なスポーツは、年齢差や性別、体型などで階級分けされ、始めるまでのハードルが高い傾向にあります。しかしeスポーツの場合はゲームの腕のみで競うので、一般的なスポーツより挑戦しやすいです。
ゲームのルールとコントローラーの操作さえ把握すれば、性別や老若男女問わず誰でもeスポーツを始められます。
ジャンルが幅広い
ジャンルが幅広いところも、eスポーツのメリットの1つです。
eスポーツには、主に以下10種類の種目があり、挑戦したいゲームを好きなように選べます。
- FPS(シューティングゲーム)
- TPS(シューティングゲーム)
- 格闘対戦ゲーム
- スポーツゲーム
- レースゲーム
- パズルゲーム
- RTS(リアルタイムストラテジー)
- MOBA(マルチプレイオンラインバトルアリーナ)
- DCG(デジタルカードゲーム)
- 音楽ゲーム
自分の得意分野に合わせたり、興味のあるジャンルに手をつけたりと、様々な方向性でeスポーツのゲームタイトルを選べます。
一般的なスポーツと違って、万が一合わなかった場合も別のタイトルへ移行しやすく、比較的自由なところが、eスポーツならではですね。
eスポーツの具体的な種目については、こちらの記事で解説しています。あわせてご覧ください。
怪我を負うリスクが低い
eスポーツは、怪我を負うリスクが限りなく低いです。
たとえばサッカーやテニスといったスポーツは、試合時や練習中など、常に怪我のリスクが堪えません。怪我の重度によっては、「日常生活に支障をきたす」「選手生命を断たれる」といった恐れがあります。
しかしeスポーツは、手や腕で使うくらいで、大きな怪我に直結する動きはほとんどありません。そのため、怪我のリスクを気にせず、思い切りeスポーツに打ち込めます。
子どもの怪我を心配する保護者も、eスポーツであれば安心です。
将来に役立つスキルを身につけられる
eスポーツはただゲームが上手くなるだけでなく、将来に役立つスキルも身につけられます。
たとえば、相手を有利に倒すために戦略を練ることで、想像力や思考力向上に期待できます。上達に必要なことを自ら考えて実行していくと、問題解決能力も身につくでしょう。
また、始めるeスポーツのタイトルがチーム戦だった場合は、チームワーク能力やリーダーシップ性、言語化能力などの向上も見られます。
ネットリテラシーを身につけられる
eスポーツには、ネットリテラシーを身につけられるメリットもあります。
ゲームに関する情報収集や練習をする際、eスポーツはネット上でコミュニケーションを取るケースも珍しくありません。eスポーツを通じてネット上の相手は人だと認識するので、ネットを正しく使えるよう成長します。
ネットリテラシーが身につけば、ネット上の相手を不快にさせる言葉を使わなくなるほか、変な動画をアップしなくなってネットから自分自身を守れるようになります。
コミュニケーション能力を鍛えられる
eスポーツはどこにいても、ネットを通じてコミュニケーションを取りながら楽しめる競技です。
画面に集中するeスポーツは、基本的にボイスチャットでコミュニケーションを取ります。相手の顔を見ず、聴いた言葉のみで会話をおこなうので、キャッチボールが上手くなってコミュニケーション能力向上に期待できます。
また、eスポーツ仲間が外国人だった場合、自然と外国語が身につく可能性もあるでしょう。
動体視力を鍛えられる
eスポーツはスピード感のある画面上で瞬間的に現れる敵を倒したり罠を発見したりするので、動体視力が鍛えられます。
動体視力が鍛えられると、歩いているときのちょっとした動きに気づくようになり、事故のリスクを軽減できます。また、車の運転による交通事故防止にもつながります。
将来性が高い
eスポーツは、コンテンツの将来性が高いところも魅力的です。
日本国内の市場価値はまだまだ低いですが、世界的には2024年パリオリンピック・パラリンピックの新種目として検討されるほど注目されています。
eスポーツの人口も現時点で1億人以上いると言われており、発展して今後さらに伸びる可能性を秘めています。
もちろん、一般的なスポーツと同じく、eスポーツのプロになるのは難しいです。とはいえ、プロになれずとも、eスポーツ関連の仕事もたくさんあります。
このような将来性の高さも、eスポーツのメリットと言えるでしょう。
eスポーツの4つのデメリット・注意点
eスポーツはメリットばかりではなく、以下4つのデメリットや注意点もあります。
- 健康面に悪影響を与えやすい
- eスポーツのタイトルが変わる可能性がある
- 周囲に理解されにくい
- 初期費用がかかりやすい
健康面に悪影響を与えやすい
eスポーツは、健康面に悪影響を与えやすいデメリットがあります。
たとえば、有名な病気だと「ゲーム障害」です。ゲーム障害はゲームに依存する病気のことで、患うと昼夜逆転や暴力行為などの危険があります。
また、eスポーツは身体を動かさないので運動不足になりやすく、肥満体型にもなりやすいです。運動不足によって身体に老廃物が溜まり、生活習慣病やうつ病を患う可能性もあります。
ゲーム障害や運動不足にならないためにも、eスポーツの時間を決めたり身体を動かす時間を作ったりなどして、対策しましょう。
eスポーツのタイトルが変わる可能性がある
eスポーツは一般的なスポーツと違い、タイトルが変わる可能性があります。そのため、得意なeスポーツのゲームを極めたとしても、必ずeスポーツのタイトルとして永久的に選ばれないのです。
また、人気eスポーツゲーム『ストリートファイター』シリーズのように長く続くタイトルは、新作ごとにキャラクターのバランス調整がおこなわれ、従来の戦法が使えなくなるケースもあります。
このように、eスポーツは普遍的な競技でないことを把握しつつ、常に変化に適応していく力が求められます。
周囲に理解されにくい
多額な賞金額の大会が開催されているeスポーツですが、eスポーツを「スポーツ」として周囲に理解されにくいデメリットもあります。
本人はeスポーツに対して真剣に取り組んでいるものの、他人からは遊んでいるように思われることも珍しくありません。
実際、株式会社エアトリがおこなった調査では、多くの人がeスポーツを「スポーツ」の一種として捉えることに違和感を覚えているようです。
初期費用がかかりやすい
選ぶゲームによっては初期費用がかかるところも、eスポーツのデメリットです。
たとえばパソコンのゲームタイトルを選んだ場合、ゲーミングPCにゲーミングマウスなどが必要で、快適にプレイするためには15万円~25万円ほどかかります。
逆にスマホアプリのゲームタイトルを選ぶと、ほぼコストをかけずに始められます。
eスポーツを始めるにあたって、初期費用がかかりやすいことも念頭に置いておきましょう。
eスポーツの口コミ評判
ここでは、eスポーツの口コミ評判をまとめています。
eスポーツに対してどのような意見が出ているのか気になる人は、ぜひ確認しておきましょう。
eスポーツに対する賛成意見
漢字も計算も我慢もゲーム(学習系ではない)から身についた。
— りょう*♂♀双子&くぅる (@RyouCool) February 24, 2022
友達とのコミュニケーション能力もゲームを一緒にする事で身に付いた。
今やオリンピック競技になったeスポーツもゲーム。
個々の個性を見極めるのは大事と集まる子見ていて何時も思う。
新聞の夕刊の一面に、京都の高校でeスポーツの部活動が盛んになってるって記事。eスポーツを通して社会性やコミュニケーション能力の向上に繋がってると。それをいち早く描いた『忍者と極道』の司令(オーダー)と攻手(アタッカー)の友情は良かったね。みんなもBUMPの「天体観測」聴きながら読もうね
— ウェストP (@WestCoC) February 25, 2023
eスポーツは怪我の心配がなくてとても良いです☺️
— るー (@mira_rin22) July 27, 2022
eスポーツに対する賛成意見を調べた結果、「様々な能力向上」「怪我のリスクがないこと」などについての意見が多い印象です。
まだまだeスポーツに対する理解度は低く、賛成意見はやや少なめに見えました。とはいえ、徐々に認知されつつあるので、今後賛成意見が増えていくことに期待しましょう。
eスポーツに対する反対意見
fps、eスポーツと姿勢について勉強していくとパフォーマンス向上よりも健康面が気になる…エナドリ飲んでる人も多いだろうし、突然死とかあり得るんよな。漫画家にも循環器系疾患で突然死する人多いのは長時間の座位がどれだけ不健康であるかっていうこと。
— ポゴ6 (@pogo_onlinegame) March 9, 2023
人とあらそうようなものって本来は小さい頃とか礼儀正しく人に配慮とか思いやり教育してやらせるようなもんなんだろうけど eスポーツってどんな歳からでも誰でも出来るから変なことばっか起きるんだろうな
— ハルぴるあ (@harupirua) March 13, 2023
eスポーツに対する反対意見はたくさんあり、特にゲーム障害やその他健康面に対するコメントが多数見られます。また、「誰でも始められるからこそ変なことが起きる」という意見もありました。
eスポーツは教育効果がある?
eスポーツは教育ツールとして注目されているほど、高い教育効果が期待できます。
とはいっても、eスポーツで学力が向上するわけではありません。効果が期待できるのは、社会で生きていくために必要な総合的な能力です。
たとえば、チームを通じてコミュニケーション能力や協調性、物事を連携して進める能力などが培われます。また、自身の弱点を振り返りながら見つけていく作業の中で、課題発見力や問題解決能力が鍛えられます。
実際、教育現場にeスポーツが参入してきており、最近では部活としてeスポーツを取り入れている学校も増えています。
まとめ
今回は、eスポーツのメリットやデメリット、教育効果などについて解説しました。
eスポーツはオンラインゲームを使った競技で、参入障壁が低く、誰でも始めやすいです。メリットがあります。ジャンルが幅広く選べたり、怪我のリスクが少なかったりなど、様々なメリットがあります。
また、eスポーツを通じてコミュニケーション能力やネットリテラシーなど、将来に役立つ能力も身につけられます。
「健康面に悪影響を与えやすい」といったデメリットを踏まえたうえで、興味がある場合はeスポーツに挑戦してみてはいかがでしょうか。
こちらの記事では、eスポーツのおすすめタイトルを紹介しています。eスポーツに挑戦してみたい人は、ぜひこちらを参考に始めるゲームタイトルを選んでみてくださいね。
ゆりかご /
ビギナーズ編集部 ライター
アニメ・漫画好きのフリーライター。 学生時代は軽音楽部に所属し、ドラムを中心にギターやベースを経験しました。 現在はインスタでファッション系インフルエンサーとして奮闘中。 色々なことに挑戦することが大好きです。