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ポータブル電源は買うべきか?メリットやデメリットを徹底解説
※当記事はアフィリエイト広告を含みます。
ポータブル電源は、溜めた電力を給電できる装置です。災害時やアウトドアなど、1台持っておくと意外に便利なポータブル電源ですが、実際に買うべきか悩んでいる人も多いでしょう。
本記事では、ポータブル電源のメリットやデメリット、選び方などを紹介していきます。
ポータブル電源を買うべきか考えている人は、ぜひ参考にしてみてください。
目次
ポータブル電源を買うべき3つのメリット
ポータブル電源を買うべきか悩んでいる場合は、以下3つのメリットを踏まえて購入するか検討してみましょう。
- アウトドアが快適になる
- 災害時の非常電源に使える
- 様々な日常シーンで役立つ
では、順に見ていきましょう。
アウトドアが快適になる
アウトドアは大自然の中で、非日常的な生活をまったり満喫するのが醍醐味です。しかし、あまりにも不便すぎる、気温が暑い・寒いといった環境だと、アウトドアを楽しめないケースもあります。
そんなとき、ポータブル電源がかなり便利です。ポータブル電源があれば、料理の際に電気ケトルやIHコンロを利用でき、体温調整も電気ストーブや扇風機でおこなえます。
ポータブル電源を活用することで、アウトドアが快適になるだけでなく、火を起こしたあとの面倒な後片付けも少なくなり、低いハードルでアウトドアを楽しめるようになるでしょう。
災害時の非常電源に使える
ポータブル電源を1台持っておけば、災害時に電気が止まったとしても、非常電源として使えて安心です。
利用するポータブル電源にもよりますが、数日間であればお湯を沸かしてカップ麺を作ったり、情報収集で使用するスマホを充電したりなど、問題なくおこなえます。
また、ほとんどのポータブル電源は携帯性が高く、避難所に持っていきやすいところもメリットの1つです。音は小さく、排出ガスも出ないので、避難所でもストレスフリーで利用できます。
様々な日常シーンで役立つ
ポータブル電源は、アウトドアや災害時だけでなく、様々な日常シーンでも役立ちます。
たとえば、外やベランダなど電気を確保できない場所でDIYをするとき、ポータブル電源があれば電化製品を自由に使えて便利です。また、ホームパーティーでありがちなコンセント不足も、ポータブル電源で解決します。
もちろん延長コードで代用できますが、コードに足を引っかけて怪我する危険がありますし、そもそもコードが届かないケースもあるでしょう。ポータブル電源は、延長コードに見られる問題もなく、快適に利用できます。
ガーデニングやDIYが趣味の人にとって、ポータブル電源は普段使いでもかなり役立つ装置でしょう。
ポータブル電源はいらない?3つのデメリット
ポータブル電源は災害時やアウトドアなどで役立ちますが、以下3つのデメリットがあります。
- 水に弱い
- 停電時に充電できない
- 高価格な製品が多い
上記3つのデメリットを踏まえたうえで検討すると、ポータブル電源を買うべきかどうか結論が出やすくなります。
水に弱い
ポータブル電源は電化製品なので、水に弱いです。浸水すると故障する可能性があるほか、水に濡れたポータブル電源に触ると感電するかもしれません。
ポータブル電源は外や水場付近に置かず、水害の危険も考慮してなるべく2階などの高い場所に保管しておくといいでしょう。
停電時に充電できない
ポータブル電源は溜めた分の電気を使えるものの、使用後は再度充電が必要です。普段使いの場合は問題ありませんが、停電してしまうと充電できなくなります。
電気が欲しい状況でポータブル電源の充電がないと、元も子もありません。
そのため、ポータブル電源を定期的に充電しておくようにしましょう。また、災害時の活用をメインに考えているなら、ソーラーパネルつきのポータブル電源がおすすめです。
高価格な製品が多い
ポータブル電源は、高価格な製品が多いです。
安い製品でも1~2万円程度、高いと10万円以上かかります。災害時に備えて購入する場合は大きい容量が必要なので、どうしても価格が高くなりがちです。
ただ、安さにこだわりすぎると容量が小さくなり、利用目的に合わないポータブル電源を買ってしまう恐れもあります。
利用目的を第一に考えたうえで、なるべく予算に近いポータブル電源を購入すれば、失敗しにくくなるでしょう。
ポータブル電源を購入した人の口コミ評判
ポータブル電源を購入した人は、実際どのように評価しているのでしょうか。
口コミ評判のよし悪しを確認して、ポータブル電源の購入を検討してみてくださいね。
ポータブル電源のよい口コミ評判
山口県のキャンプ場やっと到着した。
— TAKA🏍 (@whosecamp) April 2, 2023
早速車内で簡単な晩飯作るけど
ポータブル電源のおかげでお湯沸かしたり炒めたり出来る様になったのは技術の賜物ですなぁ。 pic.twitter.com/aWqncTemVZ
車にポータブル電源を載せて車中泊の準備は出来たけど!
— 写楽 (@MHW_JK) April 3, 2023
行く日が無い😇😇😇 pic.twitter.com/CxiaAyGg8d
ポータブル電源とIHヒーターで、アウトドアでお湯を沸かせるようになったぜ😇今週の土日は、外でラーメンを食べる予定😇
— センタクメイド@センタクバコ (@sentakuotetudai) April 7, 2023
ポータブル電源のよい口コミ評判を確認すると、キャンプや車中泊など、アウトドアに便利と評価されていました。
利便性を確認したうえで、災害時用に購入を検討している人もいる様子です。
ポータブル電源の悪い口コミ評判
ポータブル電源使わないまま春になってしまう…!
— そういう🍲壊れない鍋 (@stabab_1125) February 15, 2021
車内温度3℃もあれば爆睡できるからなぁ🤔
ポータブル電源の悪い口コミ評判はほとんどなく、多くの利用者が満足していることがわかります。
ただ、「欲しいけどいらない」「買ったけど使わなかった」など、使うシーンがなかったことに意見している人を見かけました。
ポータブル電源を選ぶときのポイント
ポータブル電源の購入を決意しても、どうやって選べばいいかわからない人が大半でしょう。ポータブル電源を選ぶときのポイントは、主に以下の6つです。
- 防災安全協会推奨マーク
- バッテリー容量
- サイズや重量
- 出力波形
- 出力ポートの形
- その他機能
防災安全協会推奨マーク
防災安全協会推奨マークとは、一般社団法人防災安全協会から安全保障に役立つ製品として推奨されたことを示す印のことです。同時に、安全性も保証されています。
防災安全協会推奨マークがないポータブル電源は、いわば安全性が低い、または保証されていない製品です。そのため、浸水による感電や火災につながる恐れがあります。
特に災害時の利用を目的にポータブル電源を購入するときは、なるべく防災安全協会推奨マークがある製品を選びましょう。
バッテリー容量
ポータブル電源を選ぶうえで、バッテリー容量も重要です。
利用する家電製品と比べてバッテリー容量が少なすぎると、全く役に立ちません。逆に多すぎても容量を持て余して、損した気分になるでしょう。
「どんなときに、どんな家電製品を使いたいのか」を想定してバッテリー容量を決めると、失敗しにくくなります。実際どのくらい電力が必要なのか、家電製品ごとで確認してみましょう。
- スマホの充電:20~30W
- サーキュレーター:20〜30W
- 電気毛布:40~60W
- ドライヤー:800~1,200W
たとえば容量が200Wのポータブル電源を使う場合、スマホの充電なら約10時間、電気毛布なら約4時間もちます。
そのため、「アウトドアのときの充電や睡眠時に使う」といったケースであれば、200Wのポータブル電源で問題ないでしょう。災害時の場合は、数日間利用する可能性が高いことを踏まえて、1,000W以上のポータブル電源がおすすめです。
サイズや重量
どれだけ高性能なポータブル電源でも、サイズが大きすぎたり重すぎたりすると、持ち運びにくくて利便性に欠けます。
バッテリー容量が大きくなるほど、ポータブル電源のサイズや重量も比例して大きくなりやすいです。利用目的に合わせてポータブル電源を選べば、適切なサイズや重量の製品を見つけられます。
出力波形
出力波形とは、ポータブル電源から電化製品に電気を出力する際に見られる波形のことです。出力波形は、大きく「正弦波(せいげんは)」と「修正正弦波」の2種類があります。
ほとんどの家電製品は正弦波に対応しており、仮に修正正弦波のポータブル電源を使うと、家電製品が故障するかもしれません。
ポータブル電源を購入するときは、出力波形が正弦波に対応しているかどうかも確認しておきましょう。
出力ポートの形
出力ポートの形も様々で、たとえば一般的な二つ穴のコンセント「ACポート」や、スマホの充電によく使われている「USB-Aポート」などがあります。
利用目的に合ったポータブル電源を購入しても、出力ポートが合わなければ結局利用できません。ポータブル電源にどんな形状の出力ポートがあるか、何個ついているかなどを確認して選びましょう。
その他機能
ポータブル電源には、給電以外の機能がついている製品をたくさん見かけます。
たとえば太陽光で充電できる「ソーラー充電機能」や、光を照らせる「ライト機能」などです。出力ポートに埃や水が入りにくくする付属カバーがついている製品もあります。
特に災害時の利用目的でポータブル電源を購入する場合は、ソーラー充電機能やライト機能があると便利です。
こんな人はポータブル電源を買うべき!
メリットやデメリットを踏まえると、ポータブル電源を買うべき人は以下のとおりです。
- 快適にアウトドアを楽しみたい人
- 万が一に備えたい人
- DIYが好きな人
ポータブル電源は必須でないものの、1台あると様々なシーンで活用できます。特にアウトドアやDIYを頻繫にしている人は、ポータブル電源の購入をおすすめします。
おすすめのポータブル電源3選
様々なメーカーがポータブル電源を販売している中でも、おすすめの製品は以下の3つです。
- Jackery ポータブル電源240
- DELTA2
- RIVER 2 Max
Jackery ポータブル電源240
『Jackery ポータブル電源240』は、3.1kgという軽量かつコンパクトなサイズながら、バッテリー容量が240Wもあるところが特徴的です。
安全性も高く、過度の充電を防いでくれる「バッテリーマネージメントシステム」も搭載されています。また、ソーラー充電に対応している点もうれしいポイントです。
普段使いやアウトドアはもちろん、数時間なら停電時にも活用できます。
DELTA2
『DELTA2』は、バッテリー容量1,024Whを搭載したポータブル電源です。
定格出力も1,500Wあり、数多くの家電製品を動かせます。出力ポート数も15個と十分で、万が一の事態に役立つでしょう。
専用エクストラバッテリーに接続するだけでバッテリー容量を2,048Whまで増量できるので、災害時の利用目的でポータブル電源を購入したい人におすすめです。
RIVER 2 Max
『RIVER 2 Max』は、利便性の高さが魅力的なポータブル電源です。
バッテリー容量は512Wで、スマホの充電はもちろん、家電製品も問題なく使えます。重量も約6.1kgと重すぎないので、持ち運ぶ際も支障が出にくいです。
泊りがけのキャンプや車中泊を快適にしたい人は、このポータブル電源をおすすめします。
ポータブル電源をレンタルする手も!おすすめサービス2選
ポータブル電源を買うべきと判断したものの、「料金が高い」「本当に使うのか」といった考えが頭をよぎって、なかなか手を出せないケースもよくあります。
そんなときは、ポータブル電源をレンタルするのがおすすめです。
ポータブル電源を一度レンタルすれば、実際にアウトドアや普段使いで活用してから判断できます。料金も購入するより安いので、買うべきか判断する目的だけでなく、その場面のみポータブル電源を活用したいときに便利です。
ポータブル電源は、以下3つのサービスで簡単にレンタルできます。
ポータブル電源のレンタル価格 | 送料 | レンタル期間 | 支払い方法 | 対応地域 | 受取方法 | |
---|---|---|---|---|---|---|
ゲオあれこれレンタル | 5,980円~ | 300円~ | 7泊8日 | クレジットカード決済 | 全国 ※一部離島除く |
宅配 |
hinataレンタル | 3,500円~ | 2,360円~ | 1泊2日 | クレジット決済、コンビニ決済、銀行振り込み | 全国 ※一部離島除く |
宅配 |
ゲオあれこれレンタル
ゲオあれこれレンタルは、料金の安さに特徴がある家電系のレンタルサービスです。
たとえば『Jackery ポータブル電源240』の場合、購入すると21,800円かかるところ、ゲオあれこれレンタルなら3,980円で借りられます。しかも、レンタル日数が7泊8日とかなり長いです。
また、使用した商品が気に入れば、通常価格からレンタル価格を差し引いた料金を支払うことで買い取れます。
なるべく低価格でポータブル電源をレンタルしたいなら、ゲオあれこれレンタルがおすすめです。新規会員登録で最大30%OFFクーポンをもらえるので、お得にポータブル電源をレンタルしてみてくださいね。
hinataレンタル
hinataレンタルは、キャンプ道具に特化したレンタルサービスです。対象場所であれば、キャンプ場で直接受け取ったり返却したりできる特徴があります。
ポータブル電源も取り扱っており、たとえば通常149,800円する『Jackery ポータブル電源 1000Pro』を9,900円(1泊2日)でレンタルできます。
ポータブル電源の取扱数は少ないので、キャンプ道具も一緒にレンタルしたい人なら検討の余地はあるでしょう。
ポータブル電源に関するよくある質問
ここでは、ポータブル電源に関するよくある質問をまとめています。
ポータブル電源は発火する恐れがある?
ポータブル電源を使うと、発火する恐れがあります。
ただ、安全性が確保されている製品や、使用方法に誤りがなければ、基本的に発火しません。
防災安全協会推奨マークがついたポータブル電源を選び、使用方法を守って、発火するリスクを未然に防ぎましょう。
ポータブル電源の寿命は何年?
ポータブル電源の寿命は、一般的に約6〜11年と言われています。使用回数だと、500〜4,000回程度です。
25度前後の環境で保管したり、60〜80%程度のバッテリー残量を維持したりすると、ポータブル電源が長持ちしやすくなります。
まとめ
今回は、ポータブル電源のメリットやデメリット、選び方などについて紹介しました。
ポータブル電源は絶対に買うべきとまでは言わないものの、1台あるだけで普段使いやアウトドア、災害時などマルチに活用できます。
利用目的に合わせて、ポータブル電源の購入を検討してみましょう。「一時的に利用したい」「実際に使ってから購入を決めたい」といった場合は、ポータブル電源をレンタルすることをおすすめします。
ゆりかご /
ビギナーズ編集部 ライター
アニメ・漫画好きのフリーライター。 学生時代は軽音楽部に所属し、ドラムを中心にギターやベースを経験しました。 現在はインスタでファッション系インフルエンサーとして奮闘中。 色々なことに挑戦することが大好きです。