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冷蔵庫が壊れた時の対応|NG行為や食材の扱い方を紹介

冷蔵庫が壊れた時には、素早い対処が必要です。時間の経過とともに庫内の温度は上がるため、一刻一秒を争う事態で、迅速な対応が被害の程度を大きく左右します。万が一の際の対処法を正しく理解し、故障トラブルにも冷静に対応しましょう。
冷蔵庫が壊れた時の対応|NG行為や食材の扱い方を紹介

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冷蔵庫は生活に必須の家電なので故障してしまったら、とても困りますよね。中の食材を冷やせないと、その日の食事から影響がでてしまいます。場合によっては入れていたもの全てを無駄にしてしまうことも。

そのため、不具合を見つけたなら素早く対処することが大切です。ただ時には何の前触れもなく壊れることもあるでしょう。

冷蔵庫の不調はいつ、いかなる時に起きるか分かりません。もしものトラブルにも対処できるように、正しい対応方法を頭に入れておくことが大切です。

壊れた時にまずやること

冷蔵庫が使えなくなったときは一度冷静になって、何をすべきか考えなければなりません。不調があるからといって必ずしも壊れているとは限らず、一時的な不具合だけの可能性もあります。そのため対処次第では復旧し、また使えるようになるかもしれません。

また実際に壊れていた場合でも、その後の対処次第では被害の程度は違ってきます。故障による被害を大きくしないためにも、不具合を見つけた際の最初の対応が非常に大切です。

冷蔵庫の説明書と保証書を確認

壊れたと思った時には、まずは素早く冷蔵庫の説明書と保証書が揃っているか確認しましょう。説明書には故障時の対応方法が記載されているため、まずはそれらを試すことが大切です。

何らかの不具合や接触が悪いことで一時的に機能していないだけのこともあるため、場合によってはすぐに直ることもあります。

もし直らない場合は、説明書に記載されている連絡先に連絡して、その後どうすべきかメーカーに確認すると良いでしょう。保証書は冷蔵庫を修理してもらう際に必要ですが、故障時点で保証期間内かを確認しなければなりません。

保証期間を過ぎていると修理代は自己負担です。また保証書がない場合は、購入した家電量販店で問い合わせると、購入履歴を検索して対処してくれる場合もあります。保証書がないからといって諦めず、店舗に問い合わせて保証が受けられないか確認することが大切です。

冷蔵庫はむやみやたらに開け閉めしない

扉を開け閉めしているうちにまた動き出さないかと思う人も多いでしょうが、これはよくありません。

何度も開け閉めしてしまうと、中の冷気がどんどん逃げていき、食材が傷みやすくなります。冷蔵庫が稼働していなくても、すぐに内部が熱くなるわけではありません。

稼働時の冷気はしばらく残っているため、少しでも温度を上げないためには、開け閉めの回数をできるだけ減らすことが大切です。

壊れた場合は基本的に冷蔵庫は開けず、外部で食材を保管している環境を整えてから、まとめて移し替えるようにしましょう。

冷蔵庫のコンセントを1度挿し直す

冷蔵庫が機能していない場合、単純に接触不良が原因であることも少なくありません。冷蔵庫のコンセントは基本的に差したままにしていると思いますが、何らかの理由によって接触不良が起きることがあります。

そのため一度コンセントを抜き、再度挿し直して稼働するか確認してみましょう。この時一度電源を落とすことが大切で、いわば再起動をかけるのが目的です。

庫内に電源があるならそれを切り、ないならコンセントを抜いて10分ほど待ち、その後コンセントを挿し直しましょう。

また、コンセント自体がそもそも故障している可能性もあるため、待っている間に別の電子機器を挿入し、電気が通っているか確認してみてもいいですね。

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冷蔵庫内の食材の対処

冷蔵庫が壊れた時にもっとも困るのは、冷蔵庫内にある食材の扱いでしょう。稼働しなくなってすぐに気づいたならまだ冷えた状態ですが、気づかないうちに故障していて、何時間も経過しているということがあります。

開閉していないなら、冷気はすぐに逃げるわけではありませんが、それでも時間の経過によって温度は上がります。食材の対処は時間との勝負なため、正しい方法で素早く対応することが大切です。

生モノや卵は3時間程度なら大丈夫

温度が上がると怖いのは生ものや卵などですが、これらは冷蔵庫が停止してから3時間以内なら問題なく使えるでしょう。温かくなると傷み、腐りやすくなるので、はやめに安全な場所へ移すか使い切ってくださいね。

庫内は頻繁な開け閉めをしなければ、3時間なら少なくとも常温か、やや冷えているくらいの温度である可能性が高いです。

もちろん真夏でクーラーをかけていない室内であれば、一気に庫内温度が上がっていることもあるため注意が必要ですが、極端に暑くない場合は問題ないでしょう。

3時間以上時間が経過した場合は要注意で、見た目や臭いで腐っていないか確認することが大切です。冷蔵庫が壊れて復旧の見込みがなさそうであれば、生ものや卵は過熱調理して、長期保存できる形に変えてしまうのもひとつの手です。

食材をクーラーボックスや発泡スチロールに入れる

食材は冷蔵庫内に置いておかず、使えるものは調理し、使わないものは別の場所に保管することが大切です。

この時便利なのが、クーラーボックスや発泡スチロールです。食材を保管しやすい容器に素早く移し替えて、被害を食い止めることを考えましょう。

氷や保冷剤と一緒に入れる

クーラーボックスや発泡スチロールに食材を移す際には、一緒に氷や保冷剤を入れます。これらを入れることで温度を下げることができ、食材の傷みを避けられます。冷凍庫内に氷が残っているならそれを使い、溶けてしまっているならスーパーやコンビニで手にはいります。

冷凍食品がまだ冷たいままなら、それを保冷剤代わりにできます。直接食材を乗せることに抵抗があるなら、ビニール袋に入れてカバーするとよいでしょう。

とにかく温度を下げることが大切なため、冷たい物を一緒に入れて冷蔵庫に近い環境を作り上げましょう。

冬場なら屋内に置かず、外で保管したほうが温度を下げられることもあります。反対に夏場は屋外は温度が高いため、冷房を入れて日の当たらない室内で保管したほうが長持ちします。

傷みやすい食材を優先

移し替える食材は優先順位を考えることも大切で、傷みやすいものから順番に移動させましょう。

傷みやすいのは、肉や魚などの生ものや卵類で、これらは傷むと食中毒の原因にもなるため注意が必要です。反対に調味料やお菓子などは、物によっては常温で保存できる場合もあるため、無理に冷やす必要はありません。

本当に冷却が必要なものだけを移し替え、入りきらない場合は調理して保存することを考えましょう。一度傷むと捨てるしかなくなるため、傷んでしまう前に対処することが大切です。

アウトドアのときに必須のクーラーボックスですが、このような万が一の事態にも使えます。家庭に1台持っておくと、いざというときに役立ちますよ。

冷蔵庫が壊れた時にやってはいけない事

冷蔵庫が壊れた時には、やってはいけないNG行動があります。冷蔵庫の故障は大きなトラブルであり、実際に起きるとパニックになることも多いでしょう。

しかし重大なトラブルだからこそ軽率な行動は控え、冷静に対処しなければなりません。何をするのがNGなのかを知り、正しい対応を取れるようにしましょう。

食材を放置する

食材の放置は絶対にNGで、壊れたなら一度庫内のものは全て取り出し、移し替えることが大切です。

特に傷みやすいものを放置するとどんど悪くなり、庫内で腐ってしまうことがあります。食材が傷むと独特の臭いを発し、それを放置していると庫内に臭いがこびりついてしまいます。

仮に復旧して使えるようになっても、臭いが取れずに結局買い替えになることもあるでしょう。食材の放置は、冷蔵庫自体を劣化される原因でもあるため、素早く取り出して中身を一度空っぽにすることが大切です。

自己流で故障を修理する

自己流で故障の修理を試みるのも、避けたほうが無難です。

ネットでは冷蔵庫が故障した場合の対処法で、霜取りや分解が例示されています。実際にこれらで直ることもありますが、場合によっては直るどころか状態を悪くしてしまう危険性もあります。

自分で手を加えてしまうと、保証期限内でも修理保証が受けられなくなるケースが多いです。プロに依頼して修理すると、結局費用がかかって損をするということにもなりかねません。

余計な手間を増やさないためにも、壊れても無闇に触らないことが鉄則です。やるのはコンセントの抜き挿しくらいにして、後は食材の保全を優先しましょう。

故障したまま冷蔵庫を放置する

冷蔵庫が故障する原因は複数ありますが、場合によってはなぜ不具合が起きたか分からないということもあります。また、よく分からないうちに直っていたということもあるでしょう。

直るならそれに越したことはありませんが、多少なりとも劣化している、故障を抱えていることは確かなため、そのまま放置するのは良くありません。

故障を抱えた冷蔵庫は、次いつ壊れるか分からないため、早めに修理や買い替えを検討することが大切です。冷蔵庫は壊れてから買い替えでは遅い家電のため、壊れる前に交換する必要があると考え、早めに代わりを探しておきましょう。

壊れた冷蔵庫の対処法

一時的な不具合だけでは収まらず、完全に壊れたなら素早い対処が必要です。冷蔵庫が壊れた場合の選択肢を知り、自分に合った方法で対処しましょう。

修理する

冷蔵庫が壊れたなら、修理で対応する人も多いでしょう。修理代はメーカーや冷蔵庫のモデルによって異なりますが、以下が大体の目安になります。

修理費の目安
  • ゴムパッキンの交換
    10,000~20,000円
  • 水漏れの修理
    10,000~30,000円
  • 霜取りセンサーの交換
    10,000~20,000円
  • コンプレッサーや基盤の修理
    30,000~80,000円

これらに加えて、訪問点検・修理だけでも3,000~5,000円程度かかることがあるため注意が必要です。修理の内容によって費用は違いますが、複合的に故障していて、修理代が高く付くこともあります。

保証期間内なら問題ありませんが、自己修理なら故障診断で見積もりを出してもらい、そこから修理するか決めましょう。この際、訪問の料金だけは請求されることが多いため、それは自己負担で支払わなければなりません。

買い替える

壊れたなら買い替えるのも選択肢のひとつです。冷蔵庫の寿命は大体10年程度で、長期間使っているものは修理で対応できない、あるいは修理してもすぐに故障する場合があります。

古くなっているならか買い替え、設置してもらう際に一緒に古い冷蔵庫を引き取ってもらうと良いでしょう。

別で処分する場合は、自身で廃品回収業者に依頼するか、リサイクルショップで売却するのがおすすめです。

また買ってから日が浅くても、修理代が高く付き過ぎる場合には買い替えを検討してみましょう。金額面はもちろん、以降の使用期間まで考慮してトータルのコスパを考えることが大切です。

レンタル家電を選択してみる

レンタル家電を選択してみる

冷蔵庫を買い替えるとなると、単身用の安いものでも数万円、ファミリー用の大きいものなら数十万円かかることもあります。

故障してすぐに決めるには金額が大きすぎるため、一時的にレンタル家電を使い、その間に購入を検討するのもレンタルのかしこい活用法です。

まずはレンタル品で生活環境だけ整えて、落ち着いてから今の生活環境に合うものや予算に合う冷蔵庫をみつけたほうが間違いないでしょう。

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CLASでは、32~365Lの冷蔵庫を取り扱っています。そのため、自分に合ったサイズの冷蔵庫を見つけられます。月額2,000円台でも120Lの冷蔵庫をレンタルできますよ。

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アリススタイル

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冷蔵庫が突然壊れても慌てないで迅速な対応を

冷蔵庫が壊れると焦ることも多いでしょうが、落ち着いて行動することが大切です。まずは原因を考え、自分でできる対処法は全て試しましょう。

それでもダメなら食材の保全を考え、被害を最小限に抑えられるよう、きちんと冷やせる環境に移し替えることが大切です。

完全に故障しているなら修理か買い替えかの選択になります。買い替えの場合は高額な買い物になるため、じっくり考えることが大切です。

レンタルサービスも上手に利用しながら、ゆっくり考え、本当に使い勝手の良いものを購入しましょう。

冷蔵庫以外にも借りられる家電はたくさんあります。一人暮らしをはじめる方など人気の家電レンタルサービスについて詳しく知りたい方は、こちらの関連記事も読んでみてください。

ビギナーズ 編集部 /
ビギナーズ編集部 ライター

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