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絵の初心者がすぐに上達する正しい練習方法とは|何から始める?
※当記事はアフィリエイト広告を含みます。
特技は何ですかと訊かれたときに「絵を描くことです」って答えられたら、羨望のまなざしです。
絵を描くことは一生を通じての趣味になります。絵は継続的に描き続ける事で上達します。絵を上達させる近道を知りたい方は、本記事を参考にしてください。
目次
絵の初心者が上達するために|練習は何から始めたら良い?
絵の初心者が上達するためには、人物のデッサンやクロッキーと思いがちですが、ハードルの高い練習から入るとあまりの難しさに途中でやめてしまうかもしれません。最初はできるだけ、短時間で簡単にできる練習をしましょう。
フリーハンドで丸を描く練習から始める
絵を上達させるには、学校の美術では教えてくれなかったテクニックがあります。まずは、シンプルで正確な丸の図形を描く練習をしましょう。フリーハンドで完璧な円を描くことができれば、絵を描くのは上達します。
丸を描く、線を描くなど上達するためには、まずは基本が大事です。丸がうまく描けている絵は、上手に見えるので、丸を描く練習をたくさんしましょう。丸を描く練習するときのコツは、色々な大きさの丸を描くことです。
描いているうちに得意な大きさが出てきますが、同じ形を描いていても上達しないので、いろいろな大きさの丸を描くようにしてみましょう。
あの人気キャラも丸が基本にあった!
うさこちゃんで有名なミッフィーは左右対称で、まるで機械が描いたようにも見えますが、作者のディック・ブルーナー氏は、フリーハンドで完璧に描いていたそうです。
ミッフィは簡単に描けそうですが、シンプルな形が、実は一番むずかしい。ミッフィの計算されたフォルムは、熟練者のなせる技なのです。
そして、永遠の愛すべきキャラクター、スヌーピーと仲間のピーナッツもシンプルなラインの丸顔です。簡単そうに見えてむずかしいイラストです。
ミッフィもピーナッツも、そしてドラえもんも基本は丸にあったのです。丸の図形は、いざ描いてみると意外と難しいのですが、基本を学び練習しましょう。
トレース・模写の基本練習が最も大切
次に線を描く練習をしましょう。描き続けていると、次第にきれいな線が描けるようになります。きれいな線を描くのはとても重要です。
線を練習する時のポイントとして、線を描く際の手の力の入れ方に気をつけましょう。線を描く訓練には、トレースが効果的です。
丸と線が書けるようになったら、他の図形や立体図形を描くというように難易度を徐々に上げていき、図形と図形の組み合わせで描いてみましょう。
トレース(トレス)・模写の違い
線を描く際は、お手本にしたいイラストや画像をトレースすることから始めましょう。トレースとはなぞり描きのことで、原画の上に薄紙(デジタルの場合はレイヤー)を重ねて写します。トレースすることで構図や線の表現、細かい描写を学ぶことができます。
そして、模写とはお手本にしたいイラストを横に置いて真似て描くことです。まずは全体を観察し、構図を捉えてざっくりとアウトラインを描きます。ポイントは、最初から顔や手などを細かく描写しないことです。線の表現も気にせず、構図やバランスを中心に学びます。
トレースと比較すると難しい練習ですが、お手本のイラストをよく観察することで描きたい絵を表現する力が養われます。
とにかく描く!最後まで描ききること
絵が上手くなるためには、模写が重要と言われています。好きな漫画家やイラストレーターの絵を見ながら同じように描いていく作業をして、構造や理屈を考えながら真似ることからはじめましょう。
ただし、一つの絵に対して最後まで描ききることが大事です。最後まで描くことで自信に繋がり、また描いてみようという意欲が湧き、モチベーションの維持につながります。基本を大切にし、考えながら描くことで感覚をつかむことができます。
楽しむ気持ちを忘れずに
絵を描くということを基本的には楽しむ事です。趣味でも仕事でも、絵を描く事を楽しむ気持ちが大切です。絵が上手くなるのは「楽しいから上手くなる」が根本的なところにあります。
漫画家が初期の作品と比べて数段上手になっているのは、楽しみながら描き続けていることも関係しています。
もちろん、才能があるから描き続ける事ができるという場合もありますが、根底には描く事が好きだから、描いていて楽しいからという気持ちが必ずあります。
初心者が絵を描く上で参考にしたいおすすめサイト
まず、どんなを描きたいか考えてみましょう。絵には、人物画、風景画、動物画などがあります。人物や動物の骨格や筋肉の動き方の生物学的な理解が必要になります。
足を組んだら筋肉はどう動いているか、本棚から本を取る時の腕の動きや、顔のパーツの立体感、身体の骨格など、動物を描くとき小鳥と、鶏では大きく違います。
最初は、好きな漫画やイラストのキャラクターを模写することから始めましょう。また、花の図鑑や写真集などを見ながら描くのもいいでしょう。
また、好きな芸能人を描くことができたら嬉しいし、楽しいです。いろいろな絵を描くのを試して、自分はどんな絵が描きたいのか考えましょう。絵を描くときの助けになる、絵の種類別の参考サイトを紹介します。
人物画を描く
人物を上手に描けるようになるための参考サイトです。初心者の方にもわかりやすく「人物画の描き方」「絵の描き方」がわかりやすく説明されています。
動物画を描く
動物をキャラクター的に描く、リアルに描く、この2つの表現で描き分ける際のコツを解説しています。
小型の鳥、中型の猿、大型の馬などの動物の描き分け方、骨格や筋肉の動きなど、わかりやすく紹介されているため参考にしましょう。
【動画】イラストの上達におすすめの初心者向け動画サイト
読みながら学ぶのは苦手という方には、絵の練習におすすめの動画サイトがあります。講座別になっているため、解説がわかりやすいです。
絵の描き方別|初心者に必要な道具
絵を描く方法として、アナログで描く方法とデジタルで描く方法の2通りの方法があります。どちらも上達するには練習は必要ですが、自分にあった方法を選ぶようにしましょう。
最近では、下書きはアナログで描き、絵をパソコンに取り込んで色を塗るのはデジタルで描いている方も多いようです。
最近のPCとタッチペンは筆圧を感知するので、紙に描くのと大差はありません。使い分けて描けるようになれば、アナログのメリットとデジタルのメリットの相乗効果が期待できます。
では、アナログで描く方法とデジタルで描く方法のメリットとデメリットを見ていきましょう。
アナログで描く場合
アナログで描くには、道具が必要です。しっかりしたアイテムを揃えていれば、ペン入れの時が楽になり、仕上がりが綺麗になります。
道具の紹介
アナログで絵を描くために、最低限必要な道具は、紙とペンです。描きやすい自分にあった鉛筆、ペンを探しましょう。色を塗るためには色鉛筆も必要です。その他にもそろえる物は色々ありますので、参考にして下さい。
- 紙
- 鉛筆やペン
- 消しゴム
- 色鉛筆、パステル、コピック
メリット
- 鉛筆と紙さえがあれば描ける
- 服のしわなどに描きやすく、細かい作業が可能である
- 塗り方が簡単に出来る
- 描いたものを残せる
アナログの手描きの温かさは、アナログならではの効果です。アナログは鉛筆と紙があれば描けるので、お金をかけずに気軽に始められます。
デメリット
- デジタルのような色の塗り方が難しい
- 汗をかくと紙がふやけてしまう
- 道具の費用が、デジタルに比べて計算すると圧倒的に高い
- 修正に手間がかかる
アナログは紙や絵の具は質感を生かせますが、その質感に左右され、自由度が下がることも多いです。絵の具など、一度塗ったものは消せない場合が多いため、修正できないことが多いです。
関連記事:大人の趣味におすすめの色鉛筆|プロ・イラストレーター愛用品や選び方も解説
デジタルで描く場合
デジタルで描く方法では、最低でもパソコンとペンタブレットの用意をしないといけません。パソコンの画面に絵を直接描けるので紙は不要です。パソコンが使える環境ならいつでも、どこでも描くことができます。
道具の紹介
デジタル環境で描くために必要な道具は、パソコンとペンタブレットです。
- パソコン
- ペンタブレット
- 消しゴム
- 色鉛筆、パステル、コピック
メリット
- すぐ始めることができて、自分の都合ですぐ終わることができる
- 色を塗るのに、手が汚れない。
- 完成した絵はずっとそのままのかたちで残せる
- 複製が簡単にでき、修正もできる
デジタルで描くと大量に描いても、場所を取らずちらかることもない上、移動して描く事もできるため手軽です。
デメリット
- パソコンやペンタブレット、絵のソフトなどの値段が高い
- パソコンが壊れてしまうと作業ができない
- 機械的な絵になりやすく、温かみが伝わらない事もある
- パソコン以外で見るにはプリントアウトが必要になる
デジタルでイラストを描くためには、パソコンとペンタブレットが必要になるので、ある程度の出費を考えないといけません。
また、パソコンが壊れたら何もできなくなってしまうので、こまめに保存が必要です。データの記録や保管方法も考えておく必要があるでしょう。
絵の初心者はとにかく好きな題材を楽しみながらどんどん描こう
テレビの番組の特集で、女性漫画家さんの密着取材がありました。漫画を描く時は、ホネホネ人形で骨格、筋肉の動きを確かめながら描き、手鏡を使って、自分の表情を参考にして描いていました。
雑誌は、服やインテリアでいいと思うものを切り抜いてボードに貼って参考にし、ヒロインに着せてみたりと楽しみながら描いていると言っていました。
また、時代物を描いている漫画家さんは筆入れを厳選した墨で描いている方がいます。ツールにこだわりいい作品を世に出す作業は楽しいと言っていました。プロが実践しているのを取り入れるのは、上達の近道です。
何を描こうか迷っているなら、まず好きなキャラクターを描いてみてはいかがでしょうか。また、他にもペットを飼っているならモデルにして、自分の身近なものを描いてみることもおすすめです。
とにかく、好きな題材を見つけてどんどん描きましょう。楽しみながら描くことが、絵を上達させる近道になります。
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