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クロスバイクおすすめメーカー15選|特徴と初心者に最適な選び方も解説

クロスバイクは主に中距離向けの自転車です。比較的、初心者にも乗りやすい自転車であるため、通勤や通学での使用にもおすすめです。ここでは、これからクロスバイクを始めたい人に向けて、メーカーの紹介や選ぶ際のポイントを解説します。
クロスバイクおすすめメーカー15選|特徴と初心者に最適な選び方も解説

※当記事はアフィリエイト広告を含みます。

男女問わず、通勤や通学、ちょっとした移動や運動不足の解消にも人気のクロスバイクをこれから始めたいという人も多いのではないでしょうか。

しかし、国内外に多数のクロスバイクメーカーが存在して、それぞれが数多くのモデルを発売しているため、初心者の方はどのように自分に適したものを選べば良いのか迷ってしまうかもしれません。

ここでは、日本国内と海外でおすすめのメーカーを紹介するとともにクロスバイクを選ぶポイントについても解説していきます。あなたにぴったりの1台を見つけて楽しいクロスバイク生活をスタートさせましょう。

クロスバイクとは

クロスバイクとは一般的に、通勤や通学、近所への移動など、主に舗装された道路を快適に素早く移動する街乗り用として作られた自転車です。

乗る人の体力や能力による性能差が出づらい自転車であり、比較的誰でも乗りこなすことが容易であるため、運動不足解消を目的に乗る人も多くいます。

メーカーやブランドによってクロスバイクに対する位置づけは異なり、それぞれに特徴があります。

現在、数多くのクロスバイクが発売されていますので、目的や予算に応じて自分に最適なものを選ぶと良いでしょう。

クロスバイクメーカーの選び方

クロスバイクのメーカーは多種多様で、初心者の方は特にどれが良いか迷われる方も多いのではないでしょうか。

ここでは、クロスバイクのメーカーを選ぶ際の判断基準を紹介します。

賢く買い物をするなら、最低限、以下の基準を満たしているメーカーが良いでしょう。

競技用自転車を製造しているか

競技用自転車を製造しているメーカーは、プロからのお墨付きを得ているといえます。つまり、競技用自転車を製造しているメーカーは、ブランドを確立しているのです。

競技用自転車用の技術をクロスバイクに活用していることが多く、品質や性能に信頼が置けますよ。

競技用自転車を製造しているかどうかは、ホームページを見ればすぐに分かります。手間を惜しまず、チェックしてみましょう。

値段が安すぎないか

クロスバイクの品質や性能を担保するには、ある程度の金額が必要です。そのため、極端に安いクロスバイクを販売しているメーカーは避けるのが賢明です。

具体的には、2~3万円ほどのクロスバイクには、注意が必要です。それらは、見た目がクロスバイクであるだけで、性能はシティサイクル、いわゆるママチャリと大差ないものが多いです。

クロスバイクとしての性能が十分備わっているクロスバイクの価格は、4万円以上はするので、これをひとつの基準にしてください。

気になるメーカーを発見したら、ホームページを検索して、クロスバイクの値段を確認しましょう。

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定番のおすすめ日本メーカー4選

日本のクロスバイクメーカー製品の一番のメリットは、日本人の体格に合ったサイズで商品展開されている点です。

また、安全面や品質面での信頼性が高いのも、日本のクロスバイクメーカーの特徴です。

このような特徴を持っているため、日本のクロスバイクメーカーが発売してるクロスバイクはクロスバイクに初めて乗るような超初心者の人にもおすすめです。

また、商品ラインナップの豊富さも魅力の1つです。値段的にも適度な予算で購入できる商品が多く発売されています。

日本国内には多くのクロスバイクメーカーが存在していますが、ここからは定番のおすすめ日本メーカーを紹介します。

BRIDGESTONE

世界的なタイヤメーカーとして有名なBRIDGESTONEは、日本が世界に誇るべき自転車メーカーでもあります。プロ自転車チームを保有しており、自転車の業界でも大きな存在感を放っています。

BRIDGESTONEから発売されている通勤向けのクロスバイクは、毎日使用することを考慮してメンテナンスの必要性を極力減らした構造となっています。

例えば、シティバイクから乗り換える人がいることも考えて、クロスバイク専用の空気入れではなく一般的なシティバイク用の空気入れで空気を入れることができるようになっています。

さらにチェーンはベルトドライブ式となっているため、オイルを差すというメンテナンスは必要ありません。

参考:BRIDGESTONE公式サイト

【BRIDGESTONE】(ブリジストン) TB1

ブリジストンのTB1は、2019年モデルです。サビにくく耐久性に優れたステンガードチェーン付きです。カラーは、6色展開でTB1のスタイルにマッチするデザインです。

MIYATA

1890年創業、100年以上の歴史を持つ「MIYATA」は、日本で最古参の自転車メーカーで、国産初となる自転車を製作した会社です。

現在は台湾の自転車メーカーの子会社となっているため、厳密には「日本のメーカー」とは言えないかもしれませんが、現在でもスポーツタイプから子供用まで幅広いラインナップを誇る自転車メーカーです。

ギアには、信頼性の高いシマノ製を採用しており、安心して乗ることができます。

参考:MIYATA公式サイト

【MIYATA】(ミヤタ) Freedom Plus

ミヤタのFreedom Plusは、オールロードを楽しめる、シマノ製の外装9段変速を装備。45Cの極太タイヤと、乗り心地抜群のクロモリフレームを採用しています。

fuji

fuji(フジ)は、1899年に日本で誕生した自転車メーカーです。1950年頃にアメリカの企業がブランドを買い取ったため、現在はアメリカを拠点としています。

そのため、日本国内でその名前を聞くことは少ないかもしれませんが、海外ではメジャーなレースでも実績を残していて品質の高さなども評価されています。

目にも鮮やかなカラーリングや、スタイリッシュなフレームを持つモデルなど見た目にこだわる人にもおすすめの自転車を数多く発売しています。

参考:fuji公式サイト

【fuji】(フジ) 21 STROLL

fujiの19 STROLLは、2021年モデルです。

定番シングルスピードモデルのFEATHERとは雰囲気の異なるヨーロピアンテイストです。スキニーフレームやスキンサイドタイヤのクラシカルなテイストが、ワンランク上のライフスタイルを演出します。

TOKYO BIKE

トーキョーバイクはその名の通り、東京のような都市部を走るのに適したクロスバイクを製造しているメーカーです。

トーキョーバイクの自転車はシンプルでスタイリッシュなデザインが特徴で、カラーバリエーションも豊富に用意されています。

機能的にも見た目的にも街乗りに必要な条件を満たしていると言えるでしょう。都会を颯爽とサイクリングしたい人にもおすすめです。

参考:TOKYO BIKE公式サイト

【TOKYO BIKE】(トーキョーバイク) LITE

こちらのTOKYO BIKEのLITEは、2017年モデル。 女性のためにデザインした自転車です。変速のない軽めのシングルギア、服を選ばないフレームの形、カラーも豊富なカゴなどのオプションパーツが特徴。

定番のおすすめ海外メーカー6選

国内だけではなく、海外にもクロスバイクを発売しているメーカーが数多く存在していて、それぞれに特色があります。ここからは、その中でも特におすすめ定番海外メーカーを紹介していきます。

GIANT

GIANT(ジャイアント)は台湾のメーカーで、コストパフォーマンスの高いモデルを多数発売していることでも知られています。

クロスバイクの他にも、MTBやロードバイクなど幅広く取り扱っています。

GIANT(ジャイアント)のベストセラーモデル「エスケープR3」は、初心者の人でも乗りやすいクロスバイクです。価格や性能のバランスも程よく取れていて、初めての一台としても最適なモデルとなっています。

重量が10.7kgと軽量であるため、扱いやすいのも嬉しいポイントです。

参考:GIANT公式サイト

【GIANT】(ジャイアント)  ESCAPE R3

GIANTのESCAPE R3は、2020年モデルです。 スポーツ性能と快適性、日常使いの耐久性をバランスよく実現されたGIANTのベストセラー商品です。

24段変速で、自転車通勤から週末サイクリングまで幅広い使い方が可能です。

BIANCHI

BIANCHI(ビアンキ)は、イタリアのクロスバイクメーカーです。見た目が鮮やかな空色のモデル「チェレステ」など、おしゃれなカラーリングのモデルを多数発売していることで知られています。

また、ロードレースの名門でもあり、数多くの大会で素晴らしい実績も持っているメーカーです。

値段的には若干高めの価格設定となっていますが、豊富なラインナップを誇り、ディスクブレーキ搭載のモデルなども発売しています。

参考:BIANCHI公式サイト

【BIANCHI】(ビアンキ)  ROMA 3

こちらのBIANCHIのROMA 3は、2021年モデルです。700x28Cの細身なタイヤと軽量フレームを使用した、フロントダブルギアなので街乗りや通勤通学で便利なクロスバイクです。

TREK(トレック)

TREK(トレック)は、アメリカを本拠地としているメーカーです。プロのロードレースに多数参加している上に、多くのレースで勝利を挙げるなど、数多くの輝かしい実績を持っています。

TREK(トレック)が一般向けに発売している自転車には、それらプロの現場で鍛え上げられた技術が存分に活かされています。

フレームの素材として使用されている独自開発のカーボンは高い評価を受けていますが、それに甘んじること無く、アルミ素材の開発にも注力しています。

参考:TREK公式サイト

【TREK】(トレック)  FX3 DISC

こちらのTREKのFX3 DISCは、2019年モデルです。

軽いアルミフレームや手首や肩回りのストレスを軽減する専用グリップがついており、快適さや実用性が実現されました。

通勤・通学に使え、サイクリングロードでも利用可能です。

LOUIS GARNEAU

カナダで設立されたLOUIS GARNEAU(ルイガノ)は、自転車用ウェアの取扱いから始まって、その後、自転車も発売するようになったメーカーです。

そのような経緯もあってか、ファッション性の高いデザインが特徴のメーカーであり、女性からも高い支持を受けています。

カジュアルなデザインのモデルも発売していて、一般雑誌で取り上げられることも多々あります。おしゃれに街乗りを楽しみたい人や、初めてクロスバイクを乗ってみたい女性にもおすすめのメーカーです。

参考:LOUIS GARNEAU公式サイト

【LOUIS GARNEAU】(ルイガノ) SETTER8.0

LOUIS GARNEAUのSETTER8.0は、2019年モデルです。トレンドを意識した7色のカラーは、街中に映えること間違いなしです。

32Cの太めのタイヤは、路面の衝撃を吸収し、ストレスなく走行が可能です。女性支持が高いこともあり、身長150cm前後の小柄な女性のために、370mmのサイズも用意されています。

BOOTLEG

BOOTLEGは、イタリアの老舗メーカーです。「都市部で生活する人にとって自動車は敵であり、その敵に対抗できるものが自転車である」というユニークなコンセプトのもとに、クロスバイクのラインナップを展開しています。

また、自転車本体の格好良さよりもその自転車に乗っている人が格好良くなることを追求するなど、確固たる意思を持ったメーカーと言えるでしょう。

参考:BOOTLEG公式サイト

【BOOTLEG】(ブートレッグ) BOOTLEG MYSTIC

BOOTLEG MYSTICは、独創的かつ華やかで、安全性の高い、反射グラフィックが特徴のクロスバイクです。

COLNAGO

COLNAGO(コルナゴ)は長い間、自転車市場を牽引してきた歴史あるメーカーで、一部の自転車ファンの間では憧れのメーカーにもなっています。

COLNAGO(コルナゴ)の歴史は自転車市場の歴史と言っても良いかもしれません。

クラシックにこだわりつつも古さを感じさせないデザインは、COLNAGO(コルナゴ)が紡いできた歴史を感じさせるとともに、今時の空気感もしっかり捉えています。

参考:COLNAGO公式サイト

【COLNAGO】(コルナゴ) VORREI CLARIS

COLNAGOのVORREI CLARISは、アルミフレームにフラットバーを搭載した軽量のクロスバイクです。コンポは、16段変速が搭載されています。

最先端の海外メーカー5選

海外のメーカー、特にヨーロッパのメーカーは、種類が多いです。

ヨーロッパは自転車を使って、通学や通勤をする人が多いため、様々なニーズに合わせたメーカーがあるのでしょう。

ここでは、そんなメーカーの中でも、時代の最先端を走っているメーカーを紹介します。

FACTOR

FACTORは、イギリスのレーシングカー・航空宇宙産業エンジニアリング会社から誕生したブランド。

その工学技術を駆使した高性能で革新的なバイクが特徴的。最先端のカーボンファイバー製造プロセスを持ち、ハイエンドモデルのみは開発しています。

2017年からフランスのプロチームが使用していて、いま注目のブランドです。フレームのデザインは、その革新性を象徴するように、洗練されています。

参考:FACTOR公式サイト

【FACTOR】(ファクター) OSTRO VAM

FACTORのOSTRO VAMは、マルチに使えるバイクで速さを軽量性を兼ね備えています。

SCOTT

質実剛健という言葉が似合うメーカーSCOTT。競技用ロードバイクから、マウンテンバイクまで幅広く自転車を取り扱っています。

世界初のエアロハンドルバーや超軽量のカーボンフレームを開発したりと、技術と性能を追い求めているブランドになります。

軽量で丈夫なカーボンフレームは数多くのプロレーサーから愛されています。

参考:SCOTT公式サイト

【SCOTT】(スコット) ADDICT RC PREMIUM

RIDLEY

RIDLEYは自転車競技を国技とするベルギーで誕生したメーカー。1990年創業の比較的新しいブランドです。

RIDLEYは、ただ軽量なバイクを追い求めるのではなく、耐久性と剛性、走行性能のバランスを優先して開発をしています。

五角形に加工されたダイヤモンドシェイプチューブや上下異径のヘッドチューブなど、バイク業界を震撼させるほどの数々のイノベーションを起こしてきていますよ。

参考:RIDLEY公式サイト

【RIDLEY】(リドレー) NOAH SL DISC AERO PLUS

FELT

FELTは、フレームの魔術師とも称される開発者ジム・フェルトの名を冠した機能美あふれる高品質ブランド。

トライアスロンバイクやロードバイクなど、自転車を幅広くラインアップしています。ブランドのコンセプトは 「速く、軽く、心地よく」。

黒を基調としたシンプルなデザインが特徴的。ラインアップが豊富で、エントリーモデルは比較的求めやすいです。

参考:FELT公式サイト

【FELT】(フェルト) BROAM60

FOCUS

FOCUSは、シクロクロスの世界チャンピオンが1992年に設立したドイツのロードバイク・マウンテンバイクブランド。

シックでモダンなデザインが特徴的。フランスのチームAG2Rに数々の資材を提供している本格派のブランドです。

最新の技術をふんだんに詰め込んていてハイエンドなモデルを取り扱っています。エントリーモデルはないので注意が必要ですね。

参考:FOCUS公式サイト

【FOCUS】(フォーカス) IZALCO MAX Di2 ULTEGRA

クロスバイクの選び方

クロスバイクのメーカーにはそれぞれの特色があるため、自分にぴったりな1台を見つけるためにまずはメーカーを基準として選ぶという考え方ができます。

しかし、クロスバイクを選ぶ上ではメーカー以外にも重視すべきポイントがいくつかあります。ここからは、それらのポイントを具体的に詳しく紹介していきます。

日常的に利用したいなら太めのタイヤを選ぶ

通勤や通学など、日常的に利用したいのであれば、安定感のある太いタイヤのクロスバイクがおすすめです。また、日々の利用を考えると頑丈なモデルを選びたいところです。

必要に応じて、カバンやバックなどを入れるためのカゴや走行中に立ち寄った店の前に自転車を停められるようにスタンドを取り付けるなど、オプションが必要になることも考慮しましょう。

特に通勤でスーツを着用して乗りたい場合は、汚れないように泥除けも取り付けておくと良いでしょう。

サイクリング用なら細めのタイヤを選ぶ

休日のサイクリングなどに使用したいのであれば、タイヤはどちらかといえば細めのほうが乗っていて疲れにくく軽快に乗ることができます。

もし、ある程度長距離を走ることもあるようでしたら、ロングライドにも耐えうる耐久性を持ったフレーム素材が採用されているモデルを選ぶと良いでしょう。

元々クロスバイクは中距離走行に向いている自転車です。もし、長距離での利用がメインとなるようでしたら、クロスバイクではなくロードバイクを選ぶことも検討してみると良いかもしれません。

価格で選ぶならコンポーネントをチェック

クロスバイクを選ぶ上で、値段を重視したい人も多いのではないでしょうか。もし、予算が決まっていたり、コストパフォーマンス重視でクロスバイクを選びたかったりする場合は、フレームやホイール、ギアなど各部のコンポーネントの価格をチェックすると良いでしょう。

これらの単価を比較して、よりコストパフォーマンスの高いモデルを見つけましょう。

中には、ハイエンドなコンポーネントの組み合わせをセットならではのお求めやすい価格で発売していることもあるため、細かくチェックするのがおすすめです。

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まとめ

一言でクロスバイクと言っても多くのメーカーが存在して、それぞれに特色があります。

日本のメーカーは、日本人の体格に合ったモデルを製造しており、安全性や信頼性が高いのが魅力です。一方、海外のメーカーは特色豊かで、自分の嗜好に応じて選ぶことができます。

クロスバイクを選ぶ際には、メーカーに注目するだけではなく、タイヤやコンポーネントにもチェックすると良いでしょう。

また、長距離での使用が多くなりそうでしたらクロスバイクより長距離に向いているロードバイクを検討してみるのも良いかもしれません。

その自転車自体が持っている性能はもちろんですが、自分の体格や用途に応じて、それに適した自転車を選ぶことが大切です。ここで紹介したメーカーの特徴や重視すべきポイントなども参考にして、あなたにとって最適な1台を見つけましょう。

ビギナーズ 編集部 /
ビギナーズ編集部 ライター

趣味と出逢うメディアサイト「ビギナーズ」の編集部です。趣味を見つけたい方を応援します。

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