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映画『007』シリーズの見る順番を解説!あらすじや無料視聴できるサービスも紹介
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主人公・ジェームズ・ボンドとともに、世界中で有名なスパイ映画『007』シリーズ。
2020年代に入っても新作が発表され続ける本シリーズですが、実は1作目の『007/ドクター・ノオ』は1962年に公開された長寿シリーズです。
全25作品が製作されているので、視聴する順番を迷っている人も多いでしょう。
そこで本記事では「『007』シリーズに興味があるけど最初から見た方がいい?」「好きな俳優が出ているけど途中から見ても大丈夫?」と考えている人に向けて、『007』シリーズの見る順番について解説していきます。
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目次
- 映画『007』シリーズを見る順番は公開順がおすすめ
- 映画『007』シリーズはU-NEXTで無料視聴できる
- 映画『007』シリーズ全25作品のあらすじと見どころを一挙紹介
- 1作目:『007/ドクター・ノオ』(1962年)
- 2作目:『007/ロシアより愛をこめて』(1963年)
- 3作目:『007/ゴールドフィンガー』(1964年)
- 4作目:『007/サンダーボール作戦』(1965年)
- 5作目:『007は二度死ぬ』(1967年)
- 6作目:『女王陛下の007』(1969年)
- 7作目:『007/ダイヤモンドは永遠に』(1971年)
- 8作目:『007/死ぬのは奴らだ』(1973年)
- 9作目:『007/黄金銃を持つ男』(1974年)
- 10作目:『007/私を愛したスパイ』(1977年)
- 11作目:『007/ムーンレイカー』(1979年)
- 12作目:『007/ユア・アイズ・オンリー』(1981年)
- 13作目:『007/オクトパシー』(1983年)
- 14作目:『007/美しき獲物たち』(1985年)
- 15作目:『007/リビング・デイライツ』(1987年)
- 16作目:『007/消されたライセンス』(1989年)
- 17作目:『007 ゴールデンアイ』(1995年)
- 18作目:『007/トゥモロー・ネバー・ダイ』(1997年)
- 19作目:『007/ワールド・イズ・ノット・イナフ』(1999年)
- 20作目:『007/ダイ・アナザー・デイ』(2002年)
- 21作目:『007 カジノ・ロワイヤル』(2006年)
- 22作目:『007/慰めの報酬』(2008年)
- 23作目:『007/スカイフォール』(2012年)
- 24作目:『007/スペクター』(2015年)
- 25作目:『007/ノー・タイム・トゥ・ダイ』(2021年)
- まとめ
映画『007』シリーズを見る順番は公開順がおすすめ
『007』シリーズは、基本的に1つの作品で完結しています。そのためシリーズではあるものの、気になる作品がある人は途中から見ても問題ありません。
ただし前作の続編になっている作品もあり、時系列も公開順と一致しています。特別気になる作品もなく時間に余裕がある人は、やはり公開順で視聴するのがおすすめです。
俳優で視聴する作品を決めるのもおすすめ
これまでにジェームズ・ボンドは、6人の俳優が代変わりで演じています。
そして俳優が変わるタイミングで設定も変わるので、時間がなく途中から見たい人は俳優が変わった1作目から見始めるのもおすすめです。
ジェームズ・ボンド役で好きな俳優がいる人は、俳優で視聴する作品を決めてみてください。
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映画『007』シリーズ全25作品のあらすじと見どころを一挙紹介
ここからは映画『007』シリーズ全25作品のあらすじと見どころを、1作品ずつ紹介していきます。
1作目:『007/ドクター・ノオ』(1962年)
ロケットの弾道を狂わせようとする何者かを追っていた、英国秘密情報部支局長が殺されてしまいます。
ジェームズ・ボンド機密員を派遣し、支局長の動きを追わせるロンドン本部。そこで彼は、1人の博士の存在を知ります。
見どころ
スパイ映画の金字塔として、長年愛されるシリーズの第1作です。
ジェームズ・ボンドの惚れ惚れするスパイアクションはもちろん、心躍る小道具も楽しめます。
2作目:『007/ロシアより愛をこめて』(1963年)
秘密結社の首脳部は、英国情報部所属のボンドへの復讐、そしてソ連情報部の最新暗号解読機の奪取を企てていました。
そこで彼らは、イギリスへの亡命を望むタチアナを、ボンドに接触させます。
見どころ
犯罪組織「スペクター」と、暗号解読機をめぐって戦うボンドを描いたシリーズ2作です。
ベネチア、イスタンブールと各国を飛び回るダイナミックさが売りで、爆発アクションにも圧倒される作品です。
3作目:『007/ゴールドフィンガー』(1964年)
英国の金が大量に海外に流出する大事件が発生。ボンドは犯人と思われる金持ち、ゴールドフィンガーとの対決を命じられました。
賭博のイカサマを見破りゴールドフィンガーに近づいたボンドですが、用心棒との戦いで事態は悪い方向に向かいます。
見どころ
『007』シリーズのなかで有名な、金粉を全身に塗った女性が登場する作品です。
硬派でシリアスな作風であったこれまでの映画とは違い、エンタメ色が強いのが特徴的です。
4作目:『007/サンダーボール作戦』(1965年)
原爆を積んだNATOの飛行機が、突如奪われる事件が発生します。犯人はボンドの宿敵であるスペクター。
アメリカを相手に脅し1億ドルを要求するスペクターに、ボンドが立ちはだかります。
見どころ
事件の規模が大きいため、ダイナミックなアクションが展開されます。特に水中での戦いが見どころ。
スペクターの正体が垣間見え始める、注目の1作です。
5作目:『007は二度死ぬ』(1967年)
アメリカとソ連の宇宙カプセルが、軌道上で姿を消す事件が相次いで発生します。
妨害ロケットの基地が日本にあると突き止めたボンドは、日本の諜報員とともに調査を開始します。
見どころ
本作は、日本を舞台にした『007』シリーズでは貴重な作品です。
当時の日本情景が楽しめるのがポイントで、レトロな世界観とスパイアクションがどちらも楽しめます。
6作目:『女王陛下の007』(1969年)
英国の秘密情報部所属のMは、ボンドにスペクターの首領であるブロフェルドの動きを探るよう命じられます。
命令に乗り気ではない彼は、そこでトレーシーと出会うのです。
見どころ
ジョージ・レーゼンビーがジェームズ・ボンドを演じた、ただ1作の『007』です。
シンプルなアクションはスパイ漫画として純粋に楽しめ、ラストには衝撃を感じられます。
7作目:『007/ダイヤモンドは永遠に』(1971年)
アフリカから密輸されたダイヤが、行方をくらまします。行き先を探るため運び屋に変装し潜入したボンドは、ティファニーからダイヤの運搬を依頼されました。
しかしその密輸組織を操っていたのは、宿敵であるブロフェルドだったのです。
見どころ
シリアスな前作の雰囲気から一転、コミカルな要素が多い作品です。
初代ジェームズ・ボンドであるショーン・コネリーの、ラストアクションは必見です。
8作目:『007/死ぬのは奴らだ』(1973年)
諜報員の死を知らされ、ボンドは調査のためニューヨークに赴きます。そこで犯人の目星をつけるも、襲われ連行されてしまいました。
女性にされたタロット占いが示していたのは、ボンドの死だったのです。
見どころ
運命をタロットで占うボンドガールが美しいと、評価が高い本作。
何度もピンチに陥りながら、スパイらしさ満載の秘密兵器で危機を脱する王道の展開が楽しめます。
9作目:『007/黄金銃を持つ男』(1974年)
突如ボンドに、挑戦状が届きます。差出人は黄金の銃を持つ殺し屋、スカラマンガ。
スカラマンガを追って香港へ向かったボンドは、彼の企み、そして愛人の存在を知ります。
見どころ
物語の序盤から醸し出される強敵登場の雰囲気に、ワクワクできる1作です。
スパイアクションのなかではカーアクションが必見で、スカラマンガの黄金銃がスパイ仕様なのもカッコいいと評判。
10作目:『007/私を愛したスパイ』(1977年)
地中海でイギリスの原潜が消滅し、ボンドは調査に駆り出されます。
同じ頃ソ連にも同じ事件が起きており、女性スパイのアニヤが調査を始めていました。ボンドがマイクロファイルを追い向かったのは、エジプトでした。
見どころ
シリーズの最高傑作と語る人も多い、第10作。
エジプトを舞台にした壮大なアクションが楽しめ、水陸両用のボンドカーもカッコいいです。ザ・007が楽しみたい人に、おすすめの作品。
11作目:『007/ムーンレイカー』(1979年)
空輸中だったスペースシャトル「ムーンレイカー」が、何者かに占拠されます。
調査を始めたボンドは、開発者であるドラックスに接触。しかしドラックスは、世界を巻き込んだ恐ろしい陰謀を企んでいたのです。
見どころ
ついにボンドが宇宙に降り立つ衝撃作です。
宇宙でのド迫力すぎるアクションは、思わず笑ってしまうほど。シリアスではなく、コミカルな『007』が好きな人におすすめです。
12作目:『007/ユア・アイズ・オンリー』(1981年)
ミサイル誘導装置を乗せたイギリスの船が、海で沈没してしまいます。
そして引き揚げ作業を任された海洋考古学者の夫婦が、殺される事件が発生。娘のメリナが復讐を決意するなか、ボンドも調査に動き出します。
見どころ
ボンドが海底に潜る作品です。
ウィンタースポーツが次々登場する場面の人気が高く、特に雪山を舞台にスキーで逃げるシーンは圧巻。
13作目:『007/オクトパシー』(1983年)
英国大使館にたどり着くも、ベルリンで敵に追われ死亡してしまった諜報員、009。彼の手には、ロシアの宝であるファベルジュ・エッグの偽物がありました。
そんな宝の本物がオークションに出品されると知り、ボンドは調査を始めます。
見どころ
ストーリーの展開よりも、ロジャー・ムーアのアクションが光る作品。
ボンドのキャラクターを楽しみながら、質の高いアクションムービーを見たい人におすすめです。
14作目:『007/美しき獲物たち』(1985年)
英国が開発した、軍事防衛システムのマイクロチップがKGBに奪われます。その事件の裏に、マイクロチップの独占を企むリゾンの存在があると知ったボンド。
その間にも、シリコンバレーを舞台にした恐ろしい計画は進んでいました。
見どころ
コミカルば描写が売りであった、ロジャー・ムーアが演じるボンド最終作です。彼らしい緩いボンドが楽しめ、乗馬アクションも大迫力となっています。
またシリーズ内でも、主題歌の評価が高い作品です。
15作目:『007/リビング・デイライツ』(1987年)
KGBのコスコフ将軍を、Mの命令で助けたボンド。しかし将軍はイギリスの内部で、拉致されてしまいます。事件の裏には、1人の武器商人の存在が。
命を狙われるボンドの前に、謎の女性が現れるのでした。
見どころ
ティモシー・ダルトンがジェームズ・ボンドを演じる、1作目です。
シリアス路線で、スマートなストーリーが魅力的。歴代でもトップレベルの人気を誇る、ボンドガールが登場します。
16作目:『007/消されたライセンス』(1989年)
麻薬王サンチェスを捕らえたボンド。しかしサンチェスは逃走し、捕えるのに協力した親友のフィリックス・ライターに重傷を負わせ妻を殺害します。
復讐を決意するボンドは、Mの命令に背き行動を開始するのでした。
見どころ
基本的にはクールなスパイとして描かれるボンドが、本作では友のために行動する熱い男として描かれています。
悪役がしっかりと悪いので、勧善懲悪が好きな人におすすめです。
17作目:『007 ゴールデンアイ』(1995年)
犯罪組織「ヤヌス」の2人が、NATOのヘリを奪う事件が発生します。2人を追いながら、裏にある旧ソ連の大型兵器起動を目論む企みに気づくボンド。
そんな彼の前に現れたヤヌスのボスは、かつての仲間であるアレックでした。
見どころ
ピアース・ブロスナンがジェームズ・ボンドを演じる、『007』第1作。
1作目にもかかわらずワイルドな雰囲気が出ていて、ボンドらしさ満載です。戦車のアクションが見どころ。
18作目:『007/トゥモロー・ネバー・ダイ』(1997年)
英国海軍の船が中国に墜とされ、2つの国は戦争間近に。しかしこれはスクープのための、メディア王カーヴァーの陰謀でした。
それに気づいたボンドは指令を受け潜入した先で、中国人の女性リンと出会います。
見どころ
新作のBMWボンドカーがカッコよく、ミシェル・ヨーとのタッグが魅力と評価が高い作品。
またベトナムを舞台にしたバイクチェイスも、手に汗握るド派手アクションです。
19作目:『007/ワールド・イズ・ノット・イナフ』(1999年)
石油王キング卿がテロリストに爆殺される事件が発生。次に危険なのは、キング卿の娘であるエレクトラです。
エレクトラを守るよう命じられたボンドは、そのなかでテロリストの核爆破テロ計画を知ります。
見どころ
シリーズのなかではシリアスな描写が多い作品で、裏切りやチームアップなどスパイらしさ満載です。
もちろんド派手アクションもあり、ボートチェイスが見どころ。
20作目:『007/ダイ・アナザー・デイ』(2002年)
北朝鮮で任務に失敗したボンドは、1年以上北朝鮮に捕らわれていました。
同じく捕らわれていた北朝鮮工作員と交換する形で解放されるも、情報漏洩を疑われる彼。そこでボンドは、謎の女性と出会います。
見どころ
ピアース・ブロスナンの最終作で、新旧『007』の良さをあわせた作品です。氷上のカーチェイスが見どころです。
21作目:『007 カジノ・ロワイヤル』(2006年)
6代目ジェームズ・ボンドである、ダニエル・クレイグの初登場作品。そんな彼の最初の任務は、自分の愛を殺すことでした。
ジェームズ・ボンドが、『007』になるまでを描きます。
見どころ
ダニエル・クレイグの演技は色気に溢れ、ボンドらしさがしっかり出ていると評価が高い作品です。
駆け引きの緊張感が見どころで、敵役であるマッツ・ミケルセンも人気です。
22作目:『007/慰めの報酬』(2008年)
初めて愛した女性であるヴェスパーを失ったボンドは、彼女を操っていた男を尋問し裏組織の存在を知ります。
途中で知り合ったカミーユとともに、彼は組織幹部であるグリーンに近づくのでした。
見どころ
秘密兵器ともいえるスパイグッズが目玉だったこれまでの作品と違い、人間味あるストーリーとアクションが見どころとなっています。ボンドの危険な魅力も健在です。
23作目:『007/スカイフォール』(2012年)
各地に潜入している諜報員の情報が記録されたハードドライブを、奪われる事件が発生。
ボンドは犯人を追い詰めるも、同じく潜入していた同僚が怪我を負ってしまいました。しかし彼は、Mから非情な指令を受けるのです。
見どころ
歴代の『007』シリーズへのリスペクトが感じられる作品で、シリアスな雰囲気で進みます。
緊張感があるストーリー展開で、もちろん見逃せないアクションも見どころ。
24作目:『007/スペクター』(2015年)
少年時代を過ごした地で写真を受け取ったボンドは、謎を解き明かすべくメキシコ、ローマに赴きます。
そこで美しい女性であるスキアラと出会った彼は、犯罪組織スペクターの存在に迫るのでした。
見どころ
ボンドが所属する秘密組織自体が、危機に陥る衝撃作。
後ろ盾が不安定になった分、緊迫感が増しています。モーターボートでのアクションが見どころです。
25作目:『007/ノー・タイム・トゥ・ダイ』(2021年)
現役を引退し、ジャマイカで平和を謳歌するボンドに、ある依頼が。それは仲間であるフェリックス・ライターからでした。
科学者救出任務を開始する彼は、徐々に大きな陰謀に巻き込まれていきます。
見どころ
ダニエル・クレイグの最終作で、アクションもラストも圧巻の内容と高い評価を得ています。
ボンドのカッコよさが、存分に楽しめる作品です。
まとめ
映画『007』シリーズは、公開された順番で視聴するのがおすすめ。
しかし途中から見ても問題はなく、最低限の繋がりを感じたい人は、俳優の1作目から最終作までを通しで見るのがいいでしょう。
気になる人は、ぜひ『007』シリーズを視聴してみてください。
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青木 圭介 /
ビギナーズ編集部 ライター
エンタメ系ライターとして活動している、青木圭介と申します。好きなマンガ不動の一位は『金色のガッシュ!!』です。