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ツーリングバイクおすすめ21選!排気量(400・250・125c)・メーカー別まとめ
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夏は日帰りで海まで走ろう、冬はバイクで温泉巡り──バイク好きにとって、ツーリングは季節を選ばず楽しめる究極の娯楽エンターテイメントです。
テレビ番組やドラマでバイクに興味を持ち、「ツーリングに行ってみたい!」という方もいることでしょう。
しかし、バイクを選ぼうと思っても膨大な数の選択肢があります。知識が乏しい初心者の場合、どんなバイクを選べばよいのかわからないことも多いのではないでしょうか。
本記事ではバイクを選び方を解説した上で、おすすめバイクを「メーカー別」「排気量別」にご紹介します。
目次
ツーリングバイクの選び方は「排気量」×「メーカー」で選ぶ
バイクの話題で頻出する「㏄」というワード。これはオートバイの排気量を指します。
この、「㏄」はツーリング用のバイクを選ぶ際に必要な免許・保険が違うので重要なポイントになります。
事前にバイクの種類をしっかり理解しておきましょう。
オートバイの排気量別特徴
それでは、オートバイの特徴を排気量別にご説明します。
原付(50㏄)
もっとも軽い部類のバイクであり、普通自動車免許を所持していれば運転できます。
ガソリン代や装備品代も安いのが特徴ですが、30㎞/h以上を出してはいけない、二人乗りはできないという欠点も。
ツーリング用というよりは、通勤・通学・買い物用の移動手段としての利用が一般的です。
原付二種(51~125㏄)
必要な免許の種類は「小型二輪」以上となっており、30㎞/h速度制限もありません。ツーリング初心者におすすめなクラスのバイクと言えるでしょう。
普通自動二輪(126~400㏄)
このクラスから高速道路に乗れるようになります。免許は普通自動二輪以上が必要となります。
本格的なライディングに耐えうる性能がありながら、コスト面でも250㏄までは車検が不要とあって、バランスが良いクラスと言えるでしょう。
大型自動二輪(400㏄超)
大型のバイクであり、運転には大型自動二輪免許が必要となります。車検費用がかかるのはもちろんのこと、メンテナンス・部品交換費用も高くなっています。
運転にもある程度技量が必要となるので、ツーリングにある程度慣れてきたライダー向けのクラスと言えるでしょう。
原付二種(51~125㏄)のおすすめバイク
排気量別におすすめのツーリング用バイクをご紹介します。
最も軽い50㏄はツーリング向きとは言い難いので、その他のクラスを厳選しました。
まずは初心者向けの原付二種をご紹介します。
【原付二種(51~125cc)】ヤマハ ビーノ
「わたしと、VINOと、絵になる毎日」というキャッチフレーズの通り、乗っていて絵になるポップなデザインが非常に特徴的です。
まるで昭和のスクーターを思わせるようなレトロなフォルムは、見た人にどこか懐かしい印象を与えます。
しかし、見た目は昭和スタイルでも中身は最新。スマートフォンの充電が可能なソケットやペットボトルを収納できるドリンクホルダーなど、ライダーの利便性を最大限に考えているバイクです。
【原付二種(51~125cc)】ホンダ ディオ
長年にわたってモデルチェンジを繰り返してきた、ホンダのスクーター「ディオ」シリーズ。
停車時に燃料消費を抑える「アイドリングストップ」や効果的なブレ―キングを可能とする「コンビブレーキ」を搭載する他、長距離走行を見据えてシートの座り心地にもこだわっています。
快適な走行や燃費向上を追求した、ツーリング初心者にも扱いやすい車種と言えるでしょう。
【原付二種(51~125cc)】ヤマハ NMAX
ヤマハらしく、走りやすさを追求したNMAX。安定感のある走りを可能とするワイドタイヤや、ホイールロックを防止するABS(アンチロックブレーキシステム)を搭載しており、快適かつ安全な走行を可能としています。
普通自動二輪(126~400㏄)のおすすめバイク
高速道路の走行が可能となる普通自動二輪バイクをご紹介。
長時間ツーリングにも耐えられる機種を厳選しました。
【普通自動二輪(126~250㏄)】スズキ GSX250R
スズキのバイクらしく抜群のスタイルが特長のGSX250Rは、機体性能もベテランライダーをうならせるものがあります。
水冷並列2気筒エンジンの搭載により、抜群の加速性能を発揮。ペダルの踏み込む重低音と共に加速していく感覚は、ツーリング時に最高の快感を与えてくれるでしょう。
【普通自動二輪(126~250㏄)】カワサキ Z250
カワサキバイクの名機として名高い、Zシリーズ。最新モデルであるZ250にも設計思想は受け継がれています。
高出力と抜群の操作性を実現するパラレルツインエンジンを搭載しており、熟練ライダーも満足する仕上がりとなっています。
【普通自動二輪(126~250㏄)】ホンダ CBR 400R
「より刺激的に、より自由自在に」というコンセプトを掲げ、全面リニューアルしたCBR 400R。
吸気系やマフラー構造などを見直し、加速度や操作性を大幅に向上させました。
外観も疾走感が溢れるスタイルとなっており、万人に愛される名機と言えるでしょう。
大型自動二輪(400㏄超)のおすすめバイク
最後にご紹介するのが、大型自動二輪です。大型二輪は操作難易度も高く、高額な物も多くなっています。ある程度慣れてから選択するようにしましょう。
【大型自動二輪(400㏄超)】ヤマハ MT-10
ヤマハのスポーツタイプとして絶大な人気を誇るMTシリーズ。その中でも「King of MT」の異名をとるMT-10は、ベテランライダーを納得させる高性能を誇ります。
発進・加速を滑らかにするTCS(トラクション・コントロール・システム)を搭載するなど、エンジンに強みを持つヤマハならではの走りへのこだわりが見えるバイクです。
【大型自動二輪(400㏄超)】ホンダNC750X
ライダーが持つ走りへのこだわりに、とことん向き合った機体「NC750X」
ATモードとMTモードを状況に応じて切り替えられる他、後輪への駆動不可も任意で変更できます。ツーリングのために大型バイクを購入するなら、買って損はしないバイクと言えるでしょう。
【大型自動二輪(400㏄超)】ヤマハTMAX
大出力のエンジンや軽量かつ頑丈なボディが特長のスポーツバイクです。
性能はもちろん、デザインにもこだわりぬいたTMAXであれば、週末のツーリングを最高に楽しめるでしょう。
ツーリングバイク「メーカー」ごとの特徴は?
どの㏄のバイクが欲しいかが決まっているのであれば、好きなメーカーで選ぶというのも1つの方法です。
ホンダやカワサキなど、国内メーカーそれぞれでも持っている技術やデザインに傾向があります。
国内4メーカーについて特徴を紹介しますので、参考にしてみてくださいね。
ホンダ
日本ではトップのシェアを誇るホンダは、世界でも大きなシェアを占めています。長年培ってきた技術に裏打ちされた、基本に忠実なバイクづくりを信条としており、「優等生」的なバイクが多くなっています。
カワサキ
カワサキ国内大手4社の中で唯一個人向けからのバイク制作を受注しているように、特にクセが強い作りをしているのが特徴。
また、販売している車種についても中・大型に限っているところにも、カワサキの強いこだわりが表れていると言えるでしょう。
ヤマハ
ホンダに続いて、国内2位のシェアを誇るヤマハ。元々が発動機メーカーであったことからエンジン制作に強みを持っており、高速でも安定感のある走りを可能としています。
また、デザイン面にもこだわりがあり、おしゃれな機種も多いのも特徴です。
スズキ
バイクだけでなく、車でも大きなシェアを持っているスズキは、その独特なフォルムが最大の特徴です。1度スズキのバイクを購入した人は、長年にわたってスズキ愛好家となることも多いといわれています。
【メーカー別】おすすめのツーリングバイク
本項では、メーカーごとのおすすめバイクをご紹介します。
初心者でもツーリングに出かけられるような扱いやすい車種を中心にピックアップしていますので、バイク選びの参考にしていただければ幸いです。
【ホンダのバイク】CB400
水冷直列4気筒DOHC・排気量400ccの大型バイクです。走りの心地良さはもちろんのこと、燃費性能も追求。走行時の状況に合わせて回転数や燃焼効率をコントロールします。
近距離から長距離まで、ツーリングの楽しさを引き出してくれるバイクと言えるでしょう。
【ホンダのバイク】Rebel500
水冷4ストロークDOHCと500ccエンジンを搭載。ワイドサイズのタイヤで重厚感あるシンプルなデザインが、高級感を演出します。
性能面でも安定感のある走りはもちろん、アイドリング時のエンジン音までこだわり抜いており、ツーリング時のすべての時間を堪能させてくれるでしょう。
【ホンダのバイク】FORZA
ホンダのバイクの中でも、扱いやすさを追求したバイクです。長距離のツーリング時でも疲れにくいライディングポジション、扱いやすいハンドリング、そして優秀な加速性能が魅力。
近郊から遠方まで、ツーリングを楽しむならFORZAをおすすめします。
【カワサキのバイク】Ninja H2 CARBON
車名の「CARBON」とは、「超える」という意味があり、その名の通り今まで開発してきたすべての車種を超えるという思いが込められています。
強烈な加速性能や計算しつくされた燃費効率、どれをとっても今までとは違う満足感を得られるはずです。
【カワサキのバイク】VERSYS-X 250 TOURER
さまざまな路面状況に対応するユーティリティ性が最大の特長。舗装状況が悪い道路であっても、低回転域から粘り強い走りを見せます。
各種オプションも充実しており、ツーリングのスタイルによって自在にチューニングできるのも強みです。
【カワサキのバイク】Z400
カワサキの名機、Zシリーズに398㎤の高性能エンジンを搭載。回転数を問わずにスムーズに速度を上昇でき、ハンドリング性能にも優れています。
オプション装備も豊富に用意されているので、タンクバッグを取り付けて長距離ツーリングに出かけてはいかがでしょうか。
【ヤマハのバイク】BOLT
「シンプルイズベスト」という言葉が似合う、走りの基本を重視したバイクです。空冷60度Vツインエンジンにより、快適な加速性能を実現。デザインもどこか懐かしさを感じさせる、落ち着いた雰囲気に仕上がっています。
【ヤマハのバイク】マジェスティ
パワフルなエンジンで、快適な加速性能とスポーティな走りをサポート。近郊から遠方まで、ツーリングの相棒として活躍してくれるスクーターです。
カラーバリエーションも豊富なので、デザインにこだわる人にもおすすめです。
【ヤマハのバイク】NIKEN
スポーツバイクに革新を起こす──そんなコンセプトで造られたのがNIKEN。
独自のステアリング機構で変化の激しい路面にも柔軟に対応し、コーナリングにも安定感があります。
ツーリングを徹底的に楽しみたい方に、迷わずおすすめしたいバイクです。
【スズキのバイク】スウィッシュ
カップルでツーリングに出かけたい方におすすめしたいのが、このスウィッシュ。
リアに内蔵したサスペンションで安定性を高めており、長時間の2人乗りでも疲れにくくなっています。
デザインも女性受けするキュートなスタイルに仕上がっています。
【スズキのバイク】GSX-S125
スズキのスポーツバイクらしい、野性味あふれるフォルムが特長。性能面でも、優れた燃費効率とエンジンの爆発力を兼ね備えています。
【スズキのバイク】イントルーダークラシック400
Vツインエンジンが生み出す心地よい加速性能と地面から伝わる鼓動──上質な走りを提供してくれるイントルーダークラシック。
フットボードも設置されているので、長距離ツーリングときも安心です。
まとめ
いかがでしょうか。バイクは、エンジン・燃料タンク容量の大きさによって必要な技量・免許は違いますし、メーカーによって様々です。
インターネットやカタログで吟味した後に、実物をバイクショップなどで確認して慎重に選ばれることをおすすめします。
あなたが長年にわたってツーリングを共にできる、頼れる相棒に出会えることを祈っております。
タカ /
ビギナーズ編集部 ライター
ホワイト企業を退職後、世界一周の旅に。アフリカや中南米、中東などを巡る。帰国後は雑誌社勤務を経て、フリーのライターとして活動中。