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【10項目比較】レンタカーとカーシェアの違いやお得な使い方を徹底解説!
※当記事はアフィリエイト広告を含みます。
今まで、車が必要になったときに車を借りる手段はレンタカーしかありませんでした。ところが、最近ではカーシェアリングというサービスが広まりつつあります。
ここでは、レンタカーとカーシェアリングの料金や利用方法などを徹底的に比較し、お互いのメリット・デメリットをまとめています。
これから車を借りたいと思っている方は、ぜひ参考にして自分にぴったりのサービスを見つけてくださいね。
目次
【比較】レンタカーとカーシェアの10の違い
レンタカーとカーシェアリングの違いをまず10個にまとめてみました。お互いの利点と欠点を補完するようなサービスになっています。
車を借りられる時間
レンタカー | カーシェア | |
---|---|---|
借りられる時間 | 1時間~ | 10分~ |
レンタカーは、最短でも数時間、もしくは1日単位で借りる場合が多いです。それに比べて、カーシェアは、最短では10分~15分から借りられます。
そのため、事前に旅行や引越しなど、予定があらかじめ決まっている場合はレンタカー、買物の荷物が多すぎて、急に車が必要になったなどという時はカーシェアを選択することが出来ます。
車を借りるための料金体系
レンタカー | カーシェア | |
---|---|---|
料金体系 | レンタル期間に応じた利用料金 | 月額基本料金+距離料金 ※ガソリン代や保険料を含む |
レンタカーとカーシェアは、料金体系も違います。レンタカーの場合は、借りたい時間や日程を予約して、その分のレンタカー料金を支払う形になっています。
それに対しカーシェアは、月額料金を支払って車を使用する権利を確保している形となっています。インターネットで予約して車を使いたい時間予約して、その分の時間と距離を合わせた料金を支払う形になっていることです。
ガソリン代についてはレンタカーは満タン返し、つまりガソリン代は自腹です。それに対し、カーシェアではガソリン代を支払わない代わりに、走行距離に応じて料金が発生します。距離料金は、大抵ガソリン代より高く設定されています。
任意保険についてもレンタカーは別に必要です。しかし、カーシェアの場合は任意保険が含まれているなど、レンタカーとカーシェアにはいくつかの違いがあります。
車の貸し出しをしている場所
レンタカーは、ショップに行って、車を借りなければいけません。全国の主要都市や駅、空港などには大抵ありますが、お店でしか借りられないのは一緒です。
カーシェアは、無人のコインパーキングや、マンションの駐車場に車が置いてあります。そこに行けば、手続き無しで使用することが出来ます。ただし、先着順なので借りたいコインパーキングに先に予約が入っていれば、別のところを探すしかありません。
車の返却のしやすさ
レンタカーは、基本的には、店舗の営業時間内(24時間営業の場合もある)の、予約時間内に車を返却する必要があります。ガソリンは満タン返しが原則ですので、返す前にはガソリンスタンドを探す手間もあります。
しかし、レンタカーは、乗り捨てができることが多いので、必要なところまで行ったら、その地域の店舗に返却すれば良いという制度が便利です。
カーシェアの場合は、24時間いつでも車を返却することが出来ます。しかし、レンタカーと比較して不便なところは、必ず元の場所に戻さなければならないという事です。同じカーシェア会社のパーキングでも、勝手に場所を変えて返却することは出来ません。
こちらの記事では、乗り捨てできるレンタカー会社を比較して紹介しています。
車を借りる手続きの手軽さ
レンタカーを借りる場合は、まず日程を予約して(これ自体はインターネットでも可能)、店舗に車を取りに行って、キズなどを事前にチェックして書類を記入し、免許証を提示してから借りることが出来ます。その間、時間にすれば10分~15分程度でしょうか?カーシェアなら車を借りる最低時間くらいは時間を取られてしまします。
カーシェアは、一度インターネットでカーシェア会社に登録すれば、後は無人のパーキングなどに寄って、ICカードやスマホなどでドアロックを外せばすぐに乗れます。カーシェアのほうが手続きは手軽です。
こちらの記事では、カーシェアの予約の仕方をまとめて紹介しているので、参考にしてください。
貸し出しをしている車種の多さ
レンタカーは、車の種類が豊富であり、借りたい車種を選ぶことが出来ます。大きなものを運びたいときは軽トラを借りられますし、人数が多いときはミニバンを借りられます。2tトラックなども借りることが出来るので、一家での引っ越しにも対応できます。
一方、カーシェアは、駐車場にある車しか借りることは出来ないため、車種はほとんど選べません。軽自動車か、普通自動車が主となっています。
用途に応じて車を用意できるということがレンタカーの強みでしょう。
搭載されている装備の違い
レンタカーでは、チャイルドシートやベビーシートなどを持っていない場合は、オプションで借りることができます。また、他にも、スキーキャリアやスタッドレスタイヤ、トラックでは荷台シートやロープまで借りられます。
カーシェアの場合は、そこまでオプションを用意することは出来ず、チャイルドシートも無いことがほとんどです。ただし、カーナビやETCは付いている場合が多いので、道に迷ったり、高速道路で有人料金所を通る必要は無くなります。
借りる車の車内の清潔さ
レンタカーは、車が返却されるたびに、レンタカー会社の人が毎回きちんと車内を清掃するので、ゴミなどについてはいつでも清潔な状態で借りることが出来ます。
しかし、タバコを吸う事やペット同伴も可能な場合があるので、タバコの匂いが気になる人は禁煙車を選択する必要があります。
それに比較してカーシェアの場合は、借りた人が清掃して返却するのが基本なので、使った人のモラルに任されていると言えるでしょう。
カーシェアの会社の人も定期的にメンテナンスはしますが、毎回返却するたびに行うわけではないので、車内の清潔さではレンタカーにはかなわないでしょう。
キャンセルがしやすいかどうか
レンタカーの場合は、6日前からキャンセル料が発生することが多くキャンセル料も高額です。キャンセル料はキャンセルする日にちが使用する日が近づくにしたがって、高額になります。
当日以降のキャンセル手数料は、利用料の50%にもなります(ただし、上限額があります)。
それに比較して、カーシェアの場合は予定の1分前まで無料でキャンセルする会社もあります。しかし、カーシェアの場合は予約した時間を過ぎれば、乗っていなくても課金が始まるので、その点は注意が必要です。
事故が起きたときのサポート
レンタカーの場合は営業時間中なら借りた店舗に、それ以外の時間は事故処理センターの電話があります。カーシェアの場合は24時間体制の事故処理係に連絡しましょう。
とにかく順番としては、負傷者がいる場合救急車を手配。その後、警察へ連絡、その後にレンタカー会社かカーシェア会社に連絡です。
保証については、任意保険には、レンタカーについては貸出時に必ず入ります。カーシェアの場合は、月々の会費に含まれています。もし、それでもカバーしきれないほどの損害の場合はご自身で保険に入っていれば、そちらを適用することが出来ます。
レンタカーを使うのに向いている人とは
レンタカーの方が、カーシェアよりも有利な場合も多いです。車種は豊富ですし、片道で乗り捨ても出来ます。レンタカーのメリットを考えてみましょう。
旅行先で車を使って移動したい人
この場合は、レンタカーの方が確実です。カーシェアだと、行きたい期日に既に予約が入っていたりする可能性があります。レンタカーなら、主要駅の近くにお店があり、指定した期日に日程を合わせて指定した車を用意してくれます。
しかも、乗り捨てが出来るので行きと帰りで鉄道や飛行場の場所が違っていても、レンタカーなら簡単に対応してくれます。カーシェアだと、元の場所に戻さないといけませんので、この場合はレンタカーを使うことがおすすめです。
車を借りる頻度が少ない人
レンタカーなら、月額料金を支払う必要がありません。そのため、車を借りる頻度が少ない人はレンタカーの方がお得でしょう。
逆に、カーシェアサービスだと、1度も車を借りなくても月額料金がかかってしまいます。そのため、借りる頻度が少ないと、無駄なお金を支払ってしまうことになります。
車を借りる頻度が少ない人はレンタカーの方がおすすめです。
特別な用事のため普通車以外が必要
この場合は、レンタカーが圧倒的に有利です。先に必要な車種が分かっているのならば、それに見合った車を用意できるのはレンタカーの強みです。
家具や冷蔵庫など事前に大荷物を運ぶことが分かっていれば、軽トラックを選択すれば良いですし、引っ越しを自分でする時はトラックも予約できます。大人数の移動なら人数分乗れる車を選択できます。
この点も、用意されている車が軽自動車や普通車、小型車がほとんどのカーシェアよりレンタカーが優れている点です。
レンタカーを利用する際、慣れない道を走ることが多いですよね。そういうときはカーナビは必須と言えます。万が一、カーナビがついていないレンタカーを利用するときは、取り外し可能なポータブル式を利用しましょう。
レンタカーなら「たびらいレンタカー」がおすすめ!
たびらいレンタカーは、大手レンタカー会社の中から、自分にぴったりの車を比較して借りられる便利なレンタカーサービスです。
初めてでも3ステップの簡単操作で予約ができるので、慣れていない方でも気軽に利用できます。
また、すべてのプランが免責補償代込みなので、万が一事故を起こしてしまっても安心です。
カーシェアを使うのに向いている人とは
手軽に車を借りたい人には、わざわざレンタカー屋まで行って手続きをし、車輌を借りることは面倒に感じてしまうでしょう。
そして、レンタカーは開店時間に返却しなければならないので、深夜に使用したくても店が閉まっていて使えない可能性があります。その場合はカーシェアを使うことが便利となるでしょう。
借りる時間を気にせず手軽に車を使いたい人
カーシェアは、使用したいときに車が空いていればスマホやパソコンから簡単に予約して借りることが出来ます。
借りる手続きが済んだら、予約時間に駐車場に行ってICカードかスマホでドアを開き、グローブボックスの鍵でエンジンをかければ済みます。時間が深夜でも関係ありません。返すときも予約時間に駐車場に戻すだけです。
一方、レンタカーは予約の手続きをした上で、実際に店舗に行って車を借りる手間があります。店舗が24時間営業で無い場合は店舗の営業時間内に借りに行かなければなりません。
返却する時も、店舗まで行かなければならないので、返すときも手間がかかります。この点は、カーシェアの方が手軽に、必要なときに車を借りることが出来ます。
車の利用頻度は高いが車を所持したくない人
車は、買物等の移動に良く使うけれど、任意保険料や駐車場の費用を考えると車を所有したくないという人にもカーシェアがおすすめです。カーシェアならば近くにパーキングがあれば、24時間手軽に使用できるので、頻繁に車を利用したい人にはカーシェアが向いています。
月額料金はかかりますが、駐車場や保険の料金はかかりません。
一方、レンタカーは毎月の料金こそかかりませんが、最低数時間からしか借りられないところが多いです。しかも店舗の空いている時でないと借りられないので、毎月よく使うが車は欲しくないという場合は予約や店舗まで車を借りに行くときの煩雑さを考えると、カーシェアの方がはるかに楽です。
安く短時間だけ車を借りたい
カーシェアは、月会費さえ払えば、最低10分~15分から使用することが出来ます。雨の日にちょっと離れた駅まで友人や家族を迎えに行く等という用事に便利です。しかも、任意保険料やガソリン代は使った距離だけ上乗せされるだけですし、ガソリンをいくら使ってもそのまま返却出来ます。
それに対してレンタカーは、月会費こそありませんが通常最低利用時間は数時間以上の会社がほとんどです。雨の日にちょっとだけ迎えに行くとか、郊外のショッピングモールに買い物に行く等の用事には向いていません。
任意保険料も別で取られますし、ガソリン代も別料金でしかも満タン返しが原則です。料金や短時間だけの場合は、カーシェアの方が向いています。
こちらの記事では、即日・当日利用できるカーシェアを紹介しています。すぐに車を利用したいときのために、ぜひチェックしておきましょう。
カーシェアなら「dカーシェア」がおすすめ!
dカーシェアは5社のカーシェア・8社のレンタカー(2023年2月時点)と提携していて、マップから近くにあるレンタカー会社を探すことが出来ます。
dポイントを貯めるだけでなく、支払いもできるので、うまくdポイントを使って、お得にレンタカーを借りましょう。
こちらの記事では、おすすめのカーシェアサービスを比較してまとめているので、チェックしてみてください。
目的によってレンタカーとカーシェアを使い分け
レンタカーとカーシェアは同じ車を借りる行為にしても、使用目的がだいぶ違います。一般的に言えばたまにしか車を使わないが、使用する時は長距離で何泊もする旅行で使用する、必要な車種が引越しや大人数の移動などで限定されている場合はレンタカーがおすすめです。
毎週のように頻繁に利用する、短距離での利用が多い、カーシェアのパーキングが家の近くにあり、夜に利用することも多いという人はカーシェアが向いていると言えるでしょう。
どちらを利用するかは住んでいる場所や利用目的によってどちらがよりお得に利用できるか、考えて使用しましょう。
ビギナーズ 編集部 /
ビギナーズ編集部 ライター
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