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プログラミングを勉強する人のためにおすすめの勉強方法|0からプログラミングを学ぶ

プログラミングに興味があるけれども、何をしていいのかわからないという初心者に向けて、プログラミングの意味から初心者におすすめの言語や、効率的なプログラミングの勉強方法などを紹介していきます。これからの未来に重要なスキルを身につけましょう。
プログラミングを勉強する人のためにおすすめの勉強方法|0からプログラミングを学ぶ

※当記事はアフィリエイト広告を含みます。

毎日使っているスマホやパソコン、Suicaなどの交通系ICカード、身の回りのほとんどがIT技術で支えられています。そしてこれからの生活をより良くするには、より多くのIT力が求められます。

プログラミングを学んで、今までよりも快適に生活しましょう。

プログラミングについて

2020年から小学校でプログラミングが必修化されます。しかし、プログラミングと聞いても何をするのかイメージがわかない、わからないという人は多いでしょう。まずはプログラミングとは何かを解説します。

プログラムを作ること

コンピューターに指示を与える「指示書」であるプログラムを作ることをプログラミングといいます。パソコンもスマホも、電源ボタンを押して電源が入っただけでは動きません。

電源ボタンが押されたときから、OSという基本プログラムの指示に従って動いています。

スマートフォンの画面がタッチされたときにどうするのか、パソコンのマウスがクリックされたときにどうするのか、これらはすべてプログラムに指示された通りに動いています。

どのように動かすのかプログラムを作ることがプログラミングです。

スマホアプリやゲームなどが作れる

スマートフォンの画面を見ると、多くのアプリアイコンが並んでいます。そのすべてがプログラムによって動いています。

プログラミングができるようになれば、自分でスマホのアプリや、スマホやパソコンで動くゲームを作ることもできます。

実際、個人でスマホアプリを作って公開している人や、パソコンゲームを作っている人は多くいます。スマホで使っているアプリに不満がある場合、プログラミングができれば自分で使いやすいアプリを作ることも可能です。

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プログラミング勉強のメリット

プログラムを作れることでどんなメリットがあるのでしょうか。自分好みのアプリやゲームが作れるだけではありません。プログラミングを勉強して得られるメリットはどんなものがあるのかまとめました。

現代の必須スキルが習得できる

スマホやパソコンだけでなく、スマート家電、それを操作するスマート家電リモコンなど、IT技術を使用したものは、続々と登場しています。

それらはすべてプログラムによって動いています。IT技術を支えるプログラミングは、現代の必須スキルの一つです。

文部科学省が平成28年6月16日公表した「小学校段階におけるプログラミング教育の在り方について(議論の取りまとめ)」では、小学校でのプログラミング教育は「プログラミング的思考」などを育むことであり、コーティングを覚えることが目的ではない、と書かれています。

プログラミングを学ぶことによって得られる情報を読み解き、論理的創造的に考え課題を解決して新たな価値を発見する「プログラミング的思考」が、これからの時代に重要だとしています。

それはもちろん社会人としても重要なスキルになります。

「プログラミング的思考」における論理的考え方は、コンピューターにどのような指示をするのか考えることにより、人にどのように意思を伝えたら良いのか、わかりやすく伝える方法を考える「コミュニケーション力」にもなります。

また、終身雇用制が崩壊したといわれ働き方も変わっていく現代だからこそ、お金をどのように増やし、守るかを考える必要があります。

新たな価値を発見できる力があれば、新たな商品を開発するうえでも大きな力になります。投資などでお金を増やす場合は、情報を読み解く力が役に立つでしょう。

「プログラミング的思考」を身に着けて情報をしっかりと読み解ければ、仕事はもちろん、投資などにも役に立つのです。

現代に必要なビジネススキル「ITスキル」「コミュニケーションスキル」「ファイナンススキル」が、プログラミングを通して身についていきます。

これから需要が増えるプログラマー

これからの時代、IT技術が発達すると、今ある職業の仕事がなくなっていくといわれています。自動運転技術によってタクシーやバスの運転手がいらなくなり、AI技術が発達すると、管理職や事務職はコンピューターが行い、医者の経験に頼っていたレントゲンCT、MRIなどの画像の判別はAIが代わりに判断するようになるといいます。

しかし、「IT土方」と言われて大変きつい仕事というイメージがあるプログラマーは、なり手が少なく、高齢化と人材不足が問題になっています。

経済産業省「IT人材需給関する調査報告書」(2019年3月)では、IT需要が低い場合でも2030年には約16.4万人の人材が不足すると予測されています。

2015年に行われた調査の試算結果と比べると、2018年時点では、2015年の試算より人材数が10.9万人増えていると報告されています。それでも人材不足が予想されているため、これからもプログラマーの需要は増えていくでしょう。

参考:経済産業省「IT人材需給関する調査報告書」(2019年3月)

スキルアップが年収アップにつながりやすい

IT産業の需要拡大と人材不足もあり、プログラマーの需要は増えています。そのためにIT産業の仕事単価も上昇傾向にあり、転職でも困ることはないでしょう。

しっかりと案件をこなして、経験と技術を磨いていけば、年収は上がっていく可能性が高いです。

在宅ワークや副業でも、プログラマーの求人は多くあります。本業としてプログラマーをするだけでなく、違う仕事をしながら、副業としてプログラミングで収入を増やすことも可能です。

以下記事では転職支援付きのプログラミングスクールを紹介しているので、併せて参考にしてください。

参考:転職支援付きプログラミングスクールおすすめ|WIZARDブログ

プログラミングの勉強の流れ

疲れとストレス

プログラムを作成するには、プログラム言語を勉強する必要がありますが、そのプログラム言語も様々なものがあります。まずは自分が作りたいものから考えていきましょう。

何を作りたいかを考える

プログラミングで作りたいものを明確にしておきましょう。スマートフォンやパソコンでできることすべてにプログラムは使用されています。

できることが多いので、プログラミングしたいという曖昧な考えでは、何をしていいのかわからず最初から躓いてしまいます。

スマートフォンアプリ、ゲーム、Webサイト、それぞれ適したプログラム言語や学ぶ方法が変わってきます。まずはどの媒体でどういうものを作りたいのか形にすることから始めて下さい。

思い浮かばない場合は、在宅ワークでの求人が多いWebデザイナーに必要なプログラミングを勉強したいなど、どのように働きたいかということでも大丈夫です。

勉強するプログラミング言語を決める

どのようなものが作りたいか決めたら、それに適したプログラム言語を選びましょう。使用中のiPhoneで使えるアプリを作りたいならSwift、パソコンでWebサイトを作りたいならまずはHTMLやCSS、Rubyなど、作りたいものに適したプログラム言語があります。

プログラム言語を選ぶといわれて不安があるならば、初心者におすすめなど難易度が優しいプログラム言語から勉強してみるとよいです。

具体的な勉強法を決める

プログラミングを勉強する方法はいろいろあります。プログラミングを教えている学校に通うと、直接教えてもらえる以外にも就職や転職までサポートを受けることができます。

他には、参考書などの本やサイトで学習する方法があります。参考書は初心者向けから上級者向けまで種類が多く、初心者向けの内容が終了したら次は実践用の本など、段階に合わせてすすめられます。

無料サイトでの勉強は初心者向けの内容が多く、好きな時間にスマートフォンでも閲覧できるので、初心者におすすめです。

こちらの記事では、プログラミング本が購入できる電子書籍サービスを紹介しているので、ぜひ参考にしてください。

チュートリアルをこなしていく

初心者におすすめの勉強法として、まずは無料のサイトでサンプルコードを作るチュートリアルをこなしていく方法が良いでしょう。最初は理解できなくても段々どのように作られているのか理解できるようになっていきます。

そして、自分でプログラムを作ってみたい!と思ったときに、その経験を生かすことができます。

おすすめのプログラミング言語

いろいろなプログラム言語がありますが、初心者にやさしい難易度の言語・有名な言語・需要の高い言語を基準に初心者におすすめのプログラム言語を選びました。

バランスの良いPHP

Web開発でよく使われているプログラム言語にPHPがあります。ブログのコメント欄や掲示板はPHPで作られていることが多いです。PHPは初心者に対してわかりやすい機能、多くの経験を積んだプログラマーには進んだ機能を提供しています。

WebデザイナーなどのWeb系の求人では必要資格としてPHPを指定している求人も多く、需要が高いので、プログラミングで安定した収入を得たい人におすすめです。

王道ともいえるC言語

プログラム言語といえば、真っ先に出てくる名前がC言語かもしれません。それほど古くからあり有名な言語で、C言語は今あるさまざまなプログラム言語の基本となっているプログラム言語です。

そのために、Webやスマートフォンアプリの開発から、近年人気のIoT分野まで、様々なことに使用できます。

多くのプログラム言語の基本となっているために、C言語をマスターすれば、他のプログラム言語の理解が早くできるでしょう。

複数のプログラム言語にも興味がある人は、C言語を勉強しておくと、他のプログラム言語を学ぶときに理解が早くできます。しかし、初心者には難易度が高く、初めて学ぶプログラム言語としてはハードルが高いです。

日本人に作られた人気言語のRuby

Rubyは日本人が作ったプログラム言語です。多くの日本の企業が採用していて、Web系の開発に多く使われています。有名なサイトではクックパッドや、クラウドワークスにRubyが使用されています。

シンプルでわかりやすい文法で、他のプログラム言語より日本語での資料などが多いので、初心者におすすめのプログラム言語です。

世界で人気の高いJava

日本でも海外でも人気の高いプログラム言語がJavaです。Web系開発、Androidアプリ、企業の業務システムから、機械の制御システムの開発など広い分野で使われています。しかし難易度は少し高くなっています。

しかし、Javaをマスターできれば、その他のプログラム言語もスムーズに理解できると言われているので、初めてでもじっくりと勉強するのも良いでしょう。

人気のある言語のため、情報を扱っているサイト、無料の学習サイトも多く、わからないことをネット検索で解決しやすいのもメリットです。

プログラム言語には「JavaScript」という言語もあります。「Java」と「JavaScript」は全く違うプログラム言語なので注意してください。

これからに対応するためにプログラミングを勉強しよう

スマートフォンはあっという間に手放せない必需品となってしまいました。そしてスマホのように、これからも生活の中でIT技術の利用は増えていきます。

プログラミングを勉強して、これからの時代に対応できるスキルを身に付けることをおすすめします。

こちらの記事では東京都でおすすめのプログラミングスクールを紹介しているので、あわせてご覧ください。

出典:プロリア

ビギナーズ 編集部 /
ビギナーズ編集部 ライター

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