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【2024年最新】ホームルーターでオンラインゲームは遊べる?

ホームルーターの基礎知識やオンラインゲームのプレイ感を解説する記事です。主要キャリアおよびプロバイダーが提供するホームルーターのスペックにも触れます。これから導入を考えている人はぜひ最後までお読みください。
【2024年最新】ホームルーターでオンラインゲームは遊べる?

※当記事はアフィリエイト広告を含みます。

近年、自宅にインターネット回線を引かず、「ホームルーター」を置いている人が増えています。

ホームルーターは据え置き型のネットワーク機器であり、自宅にインターネット回線がなくてもWi-Fiを利用できるのが特徴です。そのため、引っ越しが多い人や、いわゆる「転勤族」に重宝されています。

ここで気になるのが、「ホームルーターでオンラインゲームは遊べるのか?」という点でしょう。

今回は、ホームルーターの特徴や選び方、オンラインゲームプレイに使えるかどうかを解説します。

ホームルーターでゲームはできるのか?

ホームルーターでオンラインゲームはプレイできます。ただし、ゲームのジャンルによっては快適に遊べないかもしれません。

たとえば、パズルゲームやシミュレーションなど、通信速度やPing値への要求が低いジャンルであれば、ホームルーターでも問題なくプレイできるでしょう。通信速度などの詳細は後述します。

一方で、FPS/TPSや格闘ゲームなどは、高速通信と優れたレスポンスが求められるため、ホームルーターではラグが発生したり、カクつきが起こったりする可能性が高まります。

オンラインゲームを快適にプレイしたい場合、ホームルーターよりも光回線の利用をおすすめします。

光回線であれば、高速かつ安定した通信環境を確保できるため、ラグやカクつきを最小限に抑えられるためです。

ただし、何らかの事情でホームルーターしか使えなければ、通信測度を求められないゲームジャンルを選ぶのがおすすめです。

こちらの記事では、PCゲームを始めるために必要な周辺機器やプレイマナーを解説しているので、あわせてチェックしておきましょう。

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ホームルーターのスペックとは?

オンラインゲームを快適にプレイするには、下り速度が100Mbps以上、Ping値が15ms以下であることが理想的です。

ここでは、ホームルーターのスペックを示す通信測度・ping値・データ容量についておさらいします。

通信速度

通信速度は一般的に、下り速度と上り速度の2つに大別されます。

下り速度とは、インターネットからデータをダウンロードする速度のことです。Webサイトの閲覧や動画ストリーミングなど、データコンテンツを受信する際のスピードを表します。

一方、上り速度はユーザーがインターネットにデータをアップロードする速度のことです。メールやSNSの投稿、オンラインゲームのプレイ時の操作結果など、様々なデータをサービス事業者側のサーバーに送るときのスピードを示します。

ホームルーターの通信速度は、キャリアやおよび端末ごとに異なります。

たとえば、NTT docomoが提供するホームルーター「home 5G HR02」は、5G利用時で下り最大4.2Gbps、上り最大218Mbpsです。4G利用時は下り最大1.7Gbps、上り最大131.3Mbpとなります。

上記は理論値であり、実測値とは大きな乖離(かいり)があります。実際にホームルーター選びをする際は、通信速度やping値の実測値を比較するといいでしょう。

いずれにしても、ホームルーターの下り速度は比較的高速です。各携帯キャリアの主要機種を平均すると、下りで100Mbps以上は出ます。これはWebサイトの閲覧や動画視聴には十分な速度です。

上り速度に関しては平均17Mbps程度と、下り速度に比べてかなり遅いのが現状です。この遅さがオンラインゲームプレイ時の遅延・ラグを招く最大の要因とされます。

ルーターは下り速度ばかりが注目されますが、データの送受信を頻繁におこなうオンラインゲームでは、上り速度が重要なのです。

ping値

ping値とは、インターネット接続における応答速度のことです。具体的には、ホームルーターからデータを送信し、そのデータが目的のサーバーに到達して再びホームルーターに戻ってくるまでの時間を表します。

ping値の単位はミリ秒(ms)で、値が低いほどインターネット接続の応答速度が速く、ゲームサーバーとの通信がスムーズであることを意味します。

逆にping値が高ければ、通常よりも応答速度が遅く、データのやり取りに時間がかかっている証拠です。

オンラインゲームのプレイ感とping値は、密接な関係にあります。ping値が高い状態でプレイした場合、コントローラーで操作してから画面に動きが起こるまで、時間差が生じます。

これはFPS/TPSや格闘ゲーム、アクションゲームをプレイする上では致命的です。素早いレスポンスが求められるジャンルでは間違いなく、プレイに支障をきたします。

オンラインゲームを快適にプレイするには、ping値が30ms以下であることが理想とされています。これはジャンルを問わない数値であり、FPS/TPSなどをプレイする場合は、さらにping値を抑えるのが理想です。

ホームルーターは通信方式の特性上、ping値が高くなりやすく、ネットワークのレスポンスが求められるオンラインゲームには不向きです。そのため、基本的にはping値の低い光回線で遊ぶことをおすすめします。

ただ、ホームルーターを利用する際も、有線接続に切り替えたり、ルーターの設置場所を工夫したりすることで、ping値をできるだけ低くできるでしょう。

データ容量

ホームルーターのデータ容量は、一定期間内にインターネット通信で利用できるデータの量のことです。携帯キャリアやプランによっては、ホームルーターの月間データ容量に上限を設けています。

たとえば、月間データ容量が100GBの契約プランの場合、1か月間のインターネット通信で送受信できるデータの合計が100GBまでに制限されます。

動画視聴や大容量ファイルのダウンロードをはじめ、データ通信を多くおこなうと早々に制限がかかるため注意してください。

一方で、月間データ容量が無制限のプランも用意されています。月間データ容量に上限がないため、制限を気にせずにインターネットを使えるのが魅力です。

ただし、無制限プランであっても一定期間内に大量のデータ通信をおこなうのは避けてください。携帯キャリアによりますが、混雑する時間帯のみ速度制限をおこなう可能性があります。

オンラインゲームにぴったりのホームルーター4選

筆者おすすめのホームルーター4選をご紹介します。なお、各ルーターの通信速度とpingは理論値ではなく、ユーザー投稿から算出した実測値です。ぜひホームルーター選びの参考にしてください。

カシモWiMAX/Speed Wi-Fi HOME 5G L13

スペックとおすすめポイント
  • 下り速度:154.18Mbp
  • 上り速度:22.54Mbps
  • 平均ping:46.25ms
  • おすすめポイント:ゲーム配信にも使える万能ルーター

Speed Wi-Fi HOME 5G L13は、リーズナブルな料金プランで知られるWiMAXプロバイダーであるカシモWiMAXが提供する据え置き型のWi-Fiルーターです。

5G回線と4G LTE回線の両方に対応しているため、エリアや電波状況に合わせて最適な回線に自動接続します。

デバイスの同時接続台数は最大96台まで可能なので、家族全員のスマホやタブレット、ゲーム機などを同時につなげても、速度が落ちにくいのが特徴です。

ルーター本体のディスプレイでは、電波の強さや接続台数、データ通信量などを簡単に確認できます。ACアダプターを繋ぐだけですぐに利用開始でき、設定も簡単です。

オンラインゲームだけでなく、ゲーム配信などもスムーズにおこなえるホームルーターです。

カシモWiMAXの詳細を見る

NTT docomo/home 5G HR02

NTT docomo/home 5G HR02
スペックとおすすめポイント
  • 下り速度:176.2Mbps
  • 上り速度:19.09Mbps
  • 平均ping:51.2ms
  • おすすめポイント:専用アプリで設定が楽々

home 5G HR02は5Gの高速通信を活かすことで、大容量のデータ通信を快適におこなえるホームルーターです。

オンラインゲームはもちろんのこと、4K動画のストリーミングや大容量ファイルのダウンロードもスムーズです。5GHz帯と2.4GHz帯のデュアルバンドに対応しており、電波干渉の影響を受けにくく通信が安定します。

最大30台までの機器を同時に接続でき、家族全員のスマホやタブレット、パソコンなどを1台でまとめて管理できます。

このルーターは、ネットワーク設定などを専用のスマホアプリでおこなえます。ファームウェアを自動的にアップデートする機能もあり、常に最新のセキュリティ環境を維持できるのもポイントです。

NTTdocomo home5Gの詳細を見る

SoftBank/SoftBank Air

SoftBank/SoftBank Air
スペックとおすすめポイント
  • 下り速度:94.51Mbps
  • 上り速度:9.14Mbps
  • 平均ping:46.2ms
  • おすすめポイント:SoftBankとY!mobileユーザーは割引アリ

SoftBank Airは、携帯キャリアのSoftBankが提供するホームルーターです。自宅のコンセントに「Airターミナル」と呼ばれる専用ルーターを挿すだけで、簡単にインターネット環境を構築できます。

SoftBank AirはSoftBankの4G・5G回線を利用しているため、下り最大2.1Gbps(理論値)の高速通信が可能です。

SoftBankやY!mobileユーザーであれば、「おうち割 光セット」により永年割引が受けられます。スマホとセットでホームルーターを契約したい方におすすめです。

また、契約時に「Airターミナル」の購入またはレンタルが必要であり、利用できるのは登録した住所のみという制限もあります。

SoftBank Airの詳細を見る

楽天モバイル/Rakuten Turbo

楽天モバイル/Rakuten Turbo
スペックとおすすめポイント
  • 下り速度:85.0Mbps
  • 上り速度:34.82Mbps
  • 平均ping:57.43ms
  • おすすめポイント:楽天ポイントでお得に使える

Rakuten Turboは、楽天モバイルが提供する5G対応のホームルーターです。コンセントにさすだけですぐに使える手軽さが魅力で、工事不要でWi-Fi環境を構築できます。

通信が途切れにくい「5G Sub6」や人口カバー率98%の4G LTEエリアに対応しているのが特徴です。申し込み完了から最短2日で端末が届くので、すぐにWi-Fiを使いたい人に最適でしょう。

楽天経済圏のサービスを併用することでポイントが貯まるなど、独自のキャンペーンが豊富です。楽天ポイントを活用し、お得に使いたい人におすすめのホームルーターといえます。

ただし、端末の本体価格が高価だったり、設置場所に制限があったりするデメリットもあります。楽天モバイルユーザーにおすすめではあるものの、自宅の環境やニーズと照らし合わせて検討してください。

Rakuten Turboの詳細を見る

まとめ

素早いレスポンスを求められるジャンルでなければ、ホームルーターでも十分にプレイできます。ただ、快適に遊べるかどうかは別です。

通信が混雑する時間帯の場合、プレイ中に遅延・ラグが発生するかもしれません。その一瞬で勝負が決まることもあるため、運が悪ければストレスに感じるでしょう。

特別な理由がない限り、基本的にはオンラインゲームは光回線でプレイすることをおすすめします。ただ、ホームルーターを使う場合は、通信速度やping値が良好なサービスを選んでください。

本記事でご紹介した中では、カシモWiMAXのSpeed Wi-Fi HOME 5G L13をおすすめします。

平均的な下り速度・上り速度に優れ、ping値も低くて快適です。詳しくはカシモWiMAXの公式サイトをご覧ください。

ビギナーズでは、PCで遊べるおすすめのオンラインゲームを厳選して紹介しています。興味のある人は、こちらもチェックしてみてくださいね。

ポメラニアン高橋 /
ビギナーズ編集部 ライター

ラーメンとロックをこよなく愛する洋犬ライター

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