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身近にある楽器の練習場所と自宅でも騒音にならない方法!
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楽器の上達においてとても大事なのは、可能な限り頻繁に楽器に触れることと言われています。しかし仕事やプライベートなどで忙しい中、毎日楽器に触るというのはなかなか難しいものです。
また時間が作れても自宅だと近所への迷惑にならないか心配で思い切り練習することが出来ないものです。小さな音で練習しても楽しめないですし、実際にライブや発表会などで演奏する時の感覚を養えません。
今回はそんなお悩みをお持ちの方のために、自宅でも近所迷惑にならない対策と楽器の練習場所としておすすめの場所をご紹介させていただきます!
目次
自宅で練習しても騒音にならない方法
騒音問題になってしまうのは怖いですが、出来ることならわざわざ練習場所まで移動せずに自宅で練習をしたいものですよね。大きな音が出ないように注意して練習する以外にも、自宅を練習環境にする方法はありますので確認していきましょう!
防音室をレンタルする
参照:ヤマハの防音室レンタル
最近では自宅で練習したい人のために防音室をレンタルしてくれるサービスがあります。レンタル料金は月額で10,000~20,000円ほどで、サイズは1~2畳ほどと種類によって様々です。
返却時に解体費・返送料がかかるサービスもあるので短期間の利用の場合はやや割高な印象ですが、固定料金で自宅で好きなだけ練習できるので練習時間がしっかり確保できる人には非常におすすめできる方法です。
また販売金額相当分レンタルを継続するとそのまま購入できるというシステムのサービスもあります。
防音室以外の自宅で練習する方法
全ての楽器に対応しているわけではありませんが、自室に大きな防音室を置くのは難しい!という方に向けて、わざわざ防音室をレンタルしなくても自宅で練習をする方法を2つご紹介致します。
ミュート(消音器)を使う
一部の管楽器・弦楽器には写真のよう専用の消音器が販売されております。ちなみに左はアルトサックスの消音器で右がヴァイオリンの消音器になります。完全に音が消えるわけではありませんが騒音問題になる可能性が大きく軽減できることが期待できます。
実際にどれほどの効果があるのかが気になるところですので、一例としてサックスに対して消音器を使っている映像をご用意しました。聴き比べてみると消音器を使わないで演奏している時と音量に大きな違いが出てますね。
実際に聴き比べ
消音器が多く使われる楽器はヴァイオリン・トランペット・サックス・トロンボーンなどが一般的で、楽器によっては専用の消音器がないものもあります。その場合は次の方法を検討してみましょう。
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ヘッドフォンを使う
こちらはギターのアンプのケーブル差込口の写真ですがHEADPHONEと記載されている差込口があります。電子ピアノや電子ドラムなどにも同様の差込口がありますが、これは出した音をヘッドフォン・イヤホンで聴くための差込口です。
通常のイヤホンの端子に対応しているものと右の写真のフォーンプラグでないと差し込めないものもありますので確認が必要です。ヘッドフォンであれば大きな音で練習しても大丈夫ですのでギター・ベース・電子ピアノをご使用の方は是非ご活用ください。
自宅以外の練習場所の候補
自宅で楽器を練習する方法はいくつかありましたが、消音器などを使わずに楽器そのままの音・感覚で演奏するほうが本質的な練習になります。ここからは自宅以外で楽器の練習場所としておすすめの環境をご紹介致します!
カラオケ
意外と盲点なのがカラオケボックス!お住いの場所によっては近くにないかもしれませんが防音個室で短い時間であれば値段も安く、基本的に予約しなくてもすぐに入れる部分が便利なポイントです。
お店によってはカラオケ以外の目的での使用を断る内容の規約をもうけているカラオケ店もありますが、店員さんにあらかじめ受付の時に楽器の練習で使う旨を伝えておけばトラブルになることはないでしょう。
音楽スタジオ
楽器の練習といえば音楽スタジオですね。カラオケ店のような目立つ場所にないだけで音楽スタジオも意外とたくさんあります。バンド練習などで使われる事が多い場所ですが、個人練習用の料金設定もあって価格もリーズブルです。
マイクやアンプなどの音響機材もスタジオ内にありますのでより充実した練習を行えるのが一番の魅力でしょう。またギターやベースであれば貸出用の楽器を備えているスタジオも一部ありますので仕事帰りなどにも活用出来るかもしれません。
公民館(区民館・文化会館)
公民館・区民館・文化会館などの公共施設には一部音楽スタジオ・ホールの貸出サービスを提供しているところがあります。区民や市民でないと利用できない場合がありますが、地域民のために安価に提供されているので地域で活動するバンドなどがよく活用してます。
カラオケなどに比べてアクセス面がやや不便ではありますが、お住いの近くにカラオケや音楽スタジオがあまりない場合にとてもおすすめな練習場所ですので是非一度お調べいただければと思います。
自宅以外でお金のかからない練習場所
利用料金などのお金をかけずに使える練習場所の候補もいくつかあります。出来ることならこういった部分で節約して、いろいろな楽器用品を購入するための資金に当てたいですね。
河原・土手
河原で夕日をバックに楽器を演奏する。非常に絵になる光景ですが、楽器練習の定番とも言える場所が河原・土手です。広い場所であれば大きな音で練習しても迷惑にはなりませんし、管楽器だと音を遠くに響かせる感覚を掴めるのが大きな利点です。
なかなか初心者のうちは人も通る場所で練習するのは抵抗があるかもしれませんが、そういった環境だからこそ早く上手くなりたいという高いモチベーションになっていくものです。そんな効果も期待できるのもおすすめしたいポイントでしょう。
車の中
やや手狭なのと車を所有している必要があるので一般的ではありませんが車の中も一定の防音効果があります。ドライブがてら人通りのない場所まで移動すれば練習場所として活用できるでしょう。
まとめ
気づいていないだけで楽器の練習環境を確保する方法は意外とたくさんあるものですね。
冒頭でもお話しましたが楽器の上達には積極的に楽器に触れることがとても重要です。それぞれの手段によってメリット・デメリットは様々ですので是非自分に合った練習環境を取り入れていただければと思います。
また、こちらの記事では楽器の練習にも使用できるオーディオインターフェースについて解説しています。ぜひ参考にしてみてくださいね。
おまけとして、そもそも何を練習するか迷っている!という方はこちらの記事も読んでみてください。
練習に疲れたときの息抜きとしてもおもしろいですよ。
ビギナーズ編集部 /
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