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【避暑地】関東の本当に涼しい穴場スポット13選!交通手段も解説
※当記事はアフィリエイト広告を含みます。
猛暑が続く関東の夏は、少しは避暑地で快適に過ごしたいものです。一方で、あまりにも遠かったり混雑していたりすると、それはそれで大変です。
そこで本記事では、関東の穴場的な避暑地を紹介していきます。それにあわせて、穴場の避暑地を見つける方法や、おすすめの交通手段についても解説していきます。
本記事から避暑地周辺のホテルも探せるので、ぜひ最後まで読んでみてください。
目次
関東の避暑地14選
関東の穴場的な避暑地は以下の通りです。
奥多摩(東京)
都心から約2時間でアクセスできる奥多摩も、夏の避暑地にぴったりです。奥多摩であれば、電車だけでアクセスできるので移動費がそこまでかかりません。
それに加えて、高尾山ほどメジャーな観光スポットではないので、夏休みでもあまり混雑しません。
また、奥多摩はアクティビティが豊富で、ラフティング、カヤック、SUPなどを気軽に体験できます。
筆者も学生時代に、奥多摩で人生初のラフティングを経験できたことがいい思い出です。
奥多摩であれば、日帰りでもキャンプでの宿泊でも対応できるので、様々なプランを検討できます。
気軽に大自然を楽しみたいのであれば、奥多摩がおすすめです。
猿島(神奈川)
神奈川で気軽に涼みたいのであれば、京急線横須賀中央駅近くにある猿島がおすすめです。
猿島は東京湾最大の自然島です。第二次世界大戦で東京湾の首都防衛拠点として使われていた形跡が今も残っており、スタジオジブリの『天空の城ラピュタ』のような世界が広がっています。
実際に猿島に行く際は、横須賀中央からフェリーに乗るのですが、そのときが最高に涼しいです。
それに加えて、フォトジェニックなスポットがたくさんあるので、インスタ映えも狙えます。
注意点として、お盆休みになると海水浴場が非常に混雑しているうえに、非常に暑いので、猿島で快適に涼みたいのであれば、ゆっくり島内巡りするのがおすすめです。
また、横須賀中央駅周辺で海軍カレーやヨコスカネイビーバーガーを楽しむのもいいでしょう。
丹沢(神奈川)
丹沢は神奈川県北西部に広がる山脈の総称で、塔ノ岳、鍋割山、大山が有名です。
基本的には小田急線秦野駅などが最寄駅で、都心からのアクセスは抜群だと言えます。
丹沢は中級者向けの山岳なので、高尾山ほど混雑することはありません。
そのうえ、交通アクセスが便利な東丹沢、奥の方にある裏丹沢など、様々なプランを検討できるのが魅力です。
筆者は大山と鍋割山に登ったことがあります。大山にある「大山阿夫利神社」はロープウェイが繋がっていることからそれなりに混んでいますが、それ以外のスポットは比較的空いている印象です。
神奈川で日帰り登山を楽しみたいのであれば、丹沢に赴きましょう。
秩父(埼玉)
秩父は埼玉県南西部に位置するエリアで、西武秩父駅が最寄りなので、都心からでも気軽にアクセスできます。
構造として、秩父山地に囲まれた盆地に市街地があるため、関東平野に比べて湿度が少ないのが特徴です。
また、秩父は表立った観光地ではないため、観光客が比較的少ないのも特徴となっています。
それに加えて、秩父駅を起点に秩父多摩甲斐国立公園で大自然を楽しめるのが魅力です。
特に、山の奥深くにある三峯神社は、大自然に囲まれていることから独特の雰囲気を醸し出していることから関東随一のパワースポットだとされています。
ときがわ(埼玉)
埼玉県比企郡に位置するときがわ町は、町全体の7割近くが森林となっており、主要駅としてはJR八高線の明覚駅が挙げられます。
ときがわ町の避暑地として注目を集めているのは「三波渓谷」です。都幾川の綺麗な水で気軽に川遊びが楽しめるスポットとなっています。
町全体が低山に囲まれていることもあり、比較的涼しい気候なのも特徴です。
秩父からさらに奥に行きたいのであれば、ときがわがおすすめです。
勝浦(千葉)
近年「涼しい町」として注目を集めているのが千葉県勝浦市です。実際、勝浦では100年以上、猛暑日が観測されていません。
専門家によると、南から吹きつける風によって、深海の冷たい海水が表面化することで、気温が下がっているとのことです。
それに加えて、勝浦にある海水浴場「興津海水浴場」はブルーフラッグの認証を取得している国内屈指の「優しいビーチ」なので、ファミリーでの旅行に最適です。
日本三大朝市である「勝浦朝市」を楽しむためにも、Airbnbなどで勝浦の涼しいライフスタイルを楽しみながら1泊2日でスケジュールを組むといいでしょう。
銚子(千葉)
勝浦に続いて、千葉県銚子市も避暑地として注目を集めています。東京駅から約2時間ほどにある銚子駅が主要駅です。
港町である銚子は、海風が空気を冷やしてくれるので、勝浦並に気温が低くなっています。
また、銚子は関東最東端であることから、関東でもっとも早く朝日の出を見られる場所でもあります。
街全体がコンパクトで、かつグルメも充実しているため、1泊2日での旅行がおすすめです。
草津(群馬)
群馬県北西部に位置する草津町は、草津温泉で人気のある観光地です。
草津町の主要駅はJRの長野原草津口で、そこからバスで25分ほどで草津温泉にアクセスできます。
草津温泉は標高1200メートルに位置しているため、都市部に比べて10℃以上気温が低いのが特徴です。
また、草津温泉の中心部は非常に混雑しているものの、少し周辺を歩くだけで混雑から解放されるので、お盆休みでも意外と快適に楽しめます。
実際に筆者も学生時代のお盆休みで草津温泉を訪れましたが、ゆっくりと温泉を楽しめました。
みなかみ(群馬)
群馬県の最北端に位置するみなかみ町は、谷川岳や三国山に囲まれているため、大自然を楽しめるのが特徴です。
主要駅は、上越新幹線を利用できる上毛公園駅と、JR高崎線からアクセスしやすい後閑駅、上牧駅が挙げられます。また、水上インターチェンジがあるため、車でのアクセスも便利です。
みなかみ町には利根川の源流域があることから水源に恵まれているため、ラフティングやカヌーなどのウォータースポーツを思う存分楽しめます。
また、日本百名山の1つである谷川岳もあるので、登山アクティビティも楽しめます。
奥日光(栃木)
日光市の「いろは坂」より高い地域は奥日光と呼ばれ、8月でも平気気温が25℃を下回ります。
日光といえば日光東照宮ですが、そこからさらに奥に進んだ華厳の滝や戦場ヶ原は、観光客が比較的少ないため、ゆっくりとくつろげる観光スポットです。
筆者もお盆休みに華厳の滝や戦場ヶ原に赴きましたが、たしかに観光客が少なかった印象を受けました。
日光市の主要駅である東武日光駅は新宿駅から直通で行けるので、アクセスも良好です。
那須高原(栃木)
栃木県最北端の那須高原は、新幹線が止まる那須塩原駅が主要駅で、那須インターチェンジもあるので、アクセスは比較的容易です。
那須五峰と呼ばれる茶臼岳、朝日岳、南月山、三本槍岳、黒尾谷岳に囲まれており、標高も高いことから、8月の平均気温は20℃前半とかなり涼しくなっています。
関東で高原リゾートを楽しみたいのであれば、真っ先に那須高原が挙がるほどです。
可能であれば那須高原のホテルに宿泊して、日帰り観光客のいない夜と朝の絶景を楽しむのがおすすめです。
北茨城(茨城)
茨城県と福岡県の県境にある北茨城市は、夏でも平均気温が25℃前後と避暑地にふさわしい天候を有している地域です。
六角堂や二ツ島など、海岸沿いの観光スポットが充実していることに加えて、花園・花貫県立自然公園に指定されている花園渓谷も夏におすすめのスポットとなっています。
また、港町なので海鮮グルメも充実しています。
ひたちなか(茨城)
国営ひたち海浜公園で有名なひたちなか市も、太平洋沿いに位置していることから、比較的涼しい地域です。
また、那珂湊おさかな市場があるので、海鮮グルメも充実しています。筆者が夏に赴いたときは、新鮮な生牡蠣が200円で食べれました。
それに加えて、大洗や水戸にも足を伸ばせるのが強みです。それを考慮すると、本数が限られている電車よりも、自動車での移動の方が最適かもしれません。
関東で穴場の避暑地を見つける方法
関東で穴場の避暑地を見つける方法は以下の3つです。
- 標高が高い場所を探す
- 森林が豊かな場所を探す
- 水辺がある場所を探す
標高が高い場所を探す
まずは標高が高い場所を探しましょう。
一般的に、標高が100m高くなると、気温が0.6℃下がるといわれています。
そのため、標高が1,000mであれば、気温が6℃下がる計算になるため、平野の都心部に比べて遥かに涼しくなります。
Googleマップなどで地図の種類を「地形」にするだけで、標高の大まかなイメージがわかるので、それで「隠れ避暑地」を探せます。
森林が豊かな場所を探す
森林が豊かな場所も、避暑地の条件として挙げられることが多いです。
小学校の理科の実験で経験があると思いますが、日なたと日かげでは気温が大きく異なります。
森林が豊かな場所であれば日光を遮ってくれるため、涼しい気候が維持されるのです。
水辺がある場所を探す
避暑地と呼ばれる場所の多くは、川や海などの水辺があります。そのため、水辺がある場所を探してみるのも有効です。
実際、水辺がある場所は、気分的に涼しく感じられるうえ、水遊びも楽しめるのでファミリーに向いています。
また、マリンスポーツやリバースポーツは、都会では味わえない素晴らしい体験になるでしょう。
関東の避暑地に行く際のおすすめの交通手段
ここでは、関東の避暑地に行く際のおすすめの交通手段を解説していきます。
公共交通機関
まずおすすめなのが公共交通機関です。
公共交通機関であれば、よほどのことがない限り、時間通りに動くので、スケジュールを作成しやすいです。
また、公共交通機関でのアクセスが良好の避暑地も多く、新幹線や特急列車が充実しているので、移動も快適です。
まずは公共交通機関を検討してみましょう。
自動車(レンタカー)
現地についてから快適に移動したいのであれば、自動車がおすすめです。
本記事で紹介した避暑地だと、奥日光や銚子は自動車があった方が便利です。
長時間の渋滞が嫌なのであれば、公共交通機関で現地に到着したあとに、レンタカーを利用する手もあります。
筆者も奥日光を観光した際は、現地のレンタカーで対応しました。
高速バス
避暑地に移動する際はバスもおすすめです。都心から観光スポットに接続しているバスがたくさんあり、ほかの交通手段に比べて安価なのが特徴です。
特に、山岳地帯に赴く際に、バスは重宝します。
コスパを重視したいのであれば、高速バスを利用するのもいいでしょう。
まとめ
本記事では関東の穴場的な避暑地について紹介してきました。
避暑地の多くは、一般的な観光スポットに比べると人混みが少なく、奥に行けば行くほど、混雑が緩和され、非日常感が高まるのが魅力です。
避暑地に訪れる際は、ぜひアクティビティにもチャレンジしてみてください。奥多摩やみなかみでは、一般人が行けないような未開の地まで案内してくれます。
インバウンドが活発になった現代では、都心よりも避暑地の方が快適に過ごせることが珍しくありません。
ただしシーズン中は宿泊施設の枠が埋まるので、スケジュールが決まり次第、予約しておくといいでしょう。
また、こちらの記事でも【関東近郊】日帰りおすすめドライブスポットを紹介していますので、ぜひご覧ください。
てるくん /
ビギナーズ編集部 ライター
2000年神奈川県生まれ。国内を旅しながら、ライターとして活動中。趣味は読書・アニメ鑑賞・ゲーム・筋トレ・旅・グルメなど…。特に読書・アニメが本当に大好きです。