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おすすめダンス映画15選【ジャンル別】踊りださずにはいられない
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ダンス系の映画は観ると心がウキウキしてきますね。観終わったあとは自然と体が動いてしまうということもよくある話です。
また、自分自身もダンスを少し経験していたりするとダンス映画に興味を持つでしょう。
そこで、ダンス映画でミュージカル系やストリート系、バレエダンス系など印象的なダンスシーンがある映画をいくつか紹介していきます。名作と言われているものから話題のダンス映画を幅広くみてきましょう。
目次
おすすめのミュージカル系ダンス映画
ミュージカル系のダンス映画は観ていると、自分もダンスをしたくなる衝動にかられます。観ると元気になるような映画を紹介していきます。
ヘアスプレー
2002年にブロードウェイでミュージカル化された青春映画を2007年にジョン・トラボルタ、クリストファー・ウォーケンら豪華キャストで映画化されました。
監督はジェニファーロペス主演の「ウェディング・プランナー」や「ロック オブ エイジス」などを手がけたアダム・シャンクマンがメガホンを取っています。
ストーリーは、ちょっと太めの女子高校生トレイシーが、ダンステレビのオーディションを受けることから始まる、とにかくハッピーな物語です。
ダンスはもちろん、ファッションやインテリアなどもおしゃれで、レトロな雰囲気がとても参考になる映画です。
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ラ・ラ・ランド
2016年に公開されたアメリカ合衆国のロマンティック・ミュージカル映画です。アカデミー賞最多の6部門受賞で、主演女優賞を受賞したエマ・ストーンと、監督賞を受賞したデイミアン・チャゼルがタッグを組んでいます。
俳優志望のエマ・ストーン演じるミアと、ジャズピアニストのセバスチャン演じるライアン・ゴズリングの恋愛模様を描く物語です。
お互いが支え合って挫折を繰り返しながら成長していき、切なくもありますが、観終わったあとには、人生捨てたものじゃないと感じさせてくれるストーリーとなっています。
コーラスライン
ブロードウェイで6,137回という上演記録でもおなじみの「コーラスライン」の傑作ミュージカルが映画化されました。主演はマイケル・ダグラス、監督は「ジェラシックパーク」の主演俳優でもあるリチャード・アッテンボローです。
新作ミュージカルのバックダンサーのオーディション予備審査で残った17人のダンサーが、自分自身を吐露していくストーリーです。この映画の評価はとても高く、原作を忠実に再現されています。
映画版では、ロマンスの色が少し強くなっているのが特徴です。ダンサーの悩みやトラウマを等身大で表現されており、明日の運命さえ分からないけれど、ブロードウェイの現実を事細かく知ることができます。
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おすすめのストリートダンス系映画
劇中でストリートダンスを取り入れている映画で、かっこよくスタイリッシュな作品を紹介していきます。観ていると体がウズウズして踊りたくなるでしょう。
ブレイクダンス
1984年公開の映画で、当時の若者たちの度肝を抜いたダンスセンスが光ります。劇中にダンサーがほうきを持って踊るシーンが有名で、当時は珍しかったムーンウォークやサイドウォークといった動きがたくさん取り入れられています。
JAZZダンサー志向の主人公のケリーが友達に誘われ、ある街で見たこともないブレイクダンスを踊る少年の2人に出会ったことがきっかけで、ストリートダンサーになっていく話です。挫折から成功までを描いたサクセスストーリーとなっています。
THIS IS IT
2009年にマイケル・ジャクソンが亡くなったことで幻となった世界ツアー「THIS IS IT」のリハーサル映像を収めた映画で話題になりました。Amazonでは外国の音楽映画のカテゴリーでベストセラー1位となっていて、今でも根強い人気があります。
2009年の4月から6月までの100時間以上にわたるリハーサルや、舞台裏の貴重な映像が残されています。そのほかにも、マイケルの衣装紹介や、最高のダンサーを求めたオーディション風景なども特典映像に収録されています。
ワイルドスタイル
1983年に公開されヒップホップを世界中に広めた歴史的な映画です。当時の若者に衝撃を与え、ダンスだけでなくDJやラップもかっこよく、ヒップホップのさまざまな要素が詰まっています。そのほかにもワイルドスタイルの影響を受けたアーティストも数多く存在しています。
2013年にアメリカでアニバーサリーDVDBOXが発売されて、まだその当時のことをよく知らない若者たちにまで少なからず多くの影響を再び与えました。日本では入手が不可能に近い状態だったため、再DVD化となりました。スプレーアートなど日本ではあまり見られないようなファッショナブルなアートも楽しめます。
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おすすめのバレエ系ダンス映画
バレエがテーマの映画で、劇中に印象的なダンスシーンがあるものを選びました。美しくて儚いバレエの世界を体験できます。
リトルダンサー
女の子の領域とされていたバレエの世界に飛びこんだ、少年ビリーが奮闘する物語です。母を亡くしたばかりのビリーは父の命令でボクシングを習っていたものの、その隣でバレエ教室が開かれることになり、バレエの魅力に虜になっていきます。
父親に猛反対されながらも、ダンスへの情熱を諦めたくない少年の葛藤などもうまく描かれています。父親の心の変化も描かれているヒューマン感動作です。
一度は観てみたい映画のリストに加えてみてください。
ブラックスワン
人間の二面性を白鳥と黒鳥のパートで演じ分け、次第に変貌していくプリマの姿を描く心理サスペンスです。主演のナタリー・ポートマンがこの映画で、アカデミー賞主演女優賞を受賞しています。
ナタリーの迫真の演技に圧巻されながらも、ストーリーのテンポの良さにあっという間に時間が過ぎてしまいます。
主人公のプリマに対する執着心と精神的に追い詰められていく様を、観ている観客の心まで不安にさせます。最後までどのような展開になるか分からないスリルを味わえるでしょう。
ポリーナ、私を踊る
天才バレエ少女ポリーナが数奇な運命に翻弄されながらも、成長していく姿を描いた物語です。主人公のポリーナ役を演じたのは、この作品がデビュー作となるアナスタシア・シェフツォアです。
また、フランスの大女優ジュリエット・ビノシュも出演しています。
ポリジョイ・バレエ団の入団を目指す主人公は、貧しい家庭で育ちながらも恩師のもとでバレエを鍛えられ、その才能から期待されていました。
しかし入団を目前にコンテンポラリーダンスに出会い、全てを捨てて新天地に向けて張り切っていた矢先、不幸な出来事が起こってしまいます。
自分の思い描いていた将来への期待がどんどんと崩れ落ち、人生における成長というものを考えさせられる結末です。
おすすめのジャズダンス・モダンダンス系映画
劇中でジャズダンスやモダンダンスを取り入れていて、真似してみたいと思わせる印象的なダンスシーンがあるものをピックアップしました。ダンサーたちが夢に向かって懸命に生きている姿に青春を感じます。
フラッシュダンス
昼は製鉄所で溶接工、夜はキャバレーで働く19歳の少女アレックスが、プロのダンサーを目指す物語です。
オーディションでは最初は失敗してしまうも、初めてストリートダンスを目の当たりにして伝統にとらわれないダンスに挑んでいき、見事合格を勝ち取るサクセス・ストーリーです。
それまでは友人の死や苦悩などで心の苦しみに葛藤してきた主人公ですが、ダンスを諦めないことで自分の成長につなげていきます。観ている観客に希望と元気を与えてくれる映画となるでしょう。
また、挿入歌にもなっているアイリーン・キャラの「フラッシュダンス ホワット・ア・フィーリング」は、アメリカの「ビルボードHOT100」で1位を獲得し、アカデミー歌曲賞やグラミー賞・最優秀女性歌唱賞など数々の賞を受賞して世界的に有名な曲になりました。
ザ・ダンサー
モダンダンスの先駆者ロイ・フラーの物語です。パリ・オペラ座でバレエを踊ることを夢見てフランスに渡った主人公のロイ・フラーが、ドレスや光、鏡などを用いて新たなダンスを創作し、奮闘するストーリーとなっています。
元々、女優を目指していた主人公ですがあるときに舞台で踊る機会があり、そこで初めて観客から拍手喝さいを浴びます。そこでロイの才能を見抜いた伯爵の力を借りて、パリのオペラ座で踊るためにアメリカを離れて奮闘していく話です。
トントン拍子にスターへの階段を駆け上っていくロイの元に、ついに念願だったオペラ座からのオファーがきます。しかしそこで待ち受けていたものは裏切りと試練の連続でした。自分より才能に溢れ輝いているイサドラに、嫉妬を抱かずにはいられない主人公の痛々しい気持ちが伝わってきます。
おすすめのダンス映画邦画編
邦画でも海外に負けじと素晴らしいダンス映画があります。邦画ならではの奥ゆかしさがあり、観ていると元気にもなり幻想的な世界にも引きずり込まれます。
チアダン
福井県立福井商業高等学校の実話を映画化した作品です。日本のチアリーディング部が、アメリカのチアダンスの大会で優勝を果たすまでの青春ムービーとなっています。
主人公のひかりは同級生でサッカー部の孝介を応援するという気軽な考えで、チアダンス部に入部しましたが、さまざまなスパルタ指導が待ち受けていました。
ひかりはチアダン部の部長でもある彩乃との出会いで、チアダンを本気でやりたいという気持ちが芽生えます。しかし、チアダン部は素人同然のチームで失敗を繰り返し、廃部寸前になってしまいます。
しかし、ひかりは校長室に直談判をしにいき「私たちアメリカで優勝します！」というとんでもない発言をきっかけに、普通の女子高生たちが全米大会優勝に向けて挑戦を始めます。
最後には爽快な気持ちになるサクセス・ストーリーです。
フラガール
昭和40年代、福島県の炭鉱町に誕生した「常磐ハワイアンセンター」にまつわる実話をベースにした物語です。フラダンスショーを成功させるために奮闘する人々を描く感動のドラマとなっています。
閉鎖に追い込まれた炭鉱の村を常夏の楽園に変えようと、村の少女たちはハワイアンのフラダンスを踊り始めていきます。
反対していた村の男たちは次第に心を開いたり、家族のエピソードなども盛りだくさんです。ただただ純粋に感動する物語は、観たあとに清々しい気持ちになること間違いなしです。
花とアリス
岩井俊二監督によるショートフィルムの劇場公開版です。
バレエ教室に通う女の子たちが制服姿で踊るシーンが印象的です。高校生ならではの繊細な感情がとても上手に描かれていて、甘酸っぱい気持ちになります。
鈴木杏と蒼井優の新鮮な演技がこの映画の軸となっていて、岩井俊二ワールドに引き込まれていくでしょう。バレエ教室の稽古風景が岩井俊二監督の作曲とマッチして、観てみて心地よく感じます。
大きな展開はないのになぜか心が動かされて、どこか懐かしさも感じる作品です。
ちなみに、2015年には本作の前日譚となる長編アニメ「花とアリス殺人事件」が公開されました。本作に出演していた蒼井優と鈴木杏が、それぞれの声を担当しています。
ガールズ・ステップ
地味で浮いた存在としてジミーズと呼ばれる女子高校生5人組が、ダンス部を結成する物語です。文部科学省とのタイアップ企画で、全国の中学校・高等学校やダンス教室へ配布されました。
高校2年生の主人公あずさは八方美人でお調子者の性格。あるきっかけでダンス部を結成することになったものの、集まったメンバーは、クラスに友達もいない地味な4人で同じクラスの人から「ジミーズ」と呼ばれていました。
最初は、ダンスも下手でチームワークも全くなく、失敗ばかりでどうしようもない生活が続いていきます。
しかし、徐々に友情が芽生え始め、ダンス選手権という舞台に挑むことになります。ハラハラドキドキの展開がとても楽しい映画となるでしょう。
お気に入りのダンス映画を見つけよう
国内外で元気が出るようなダンス映画や、しっとりとするダンス映画がたくさんあります。ダンス経験がある人は自分の体を動かすことでとてもリフレッシュした気分になるものです。
ダンス経験がない人もダンス映画を観ることで自然と踊りたくなる気分になり、ダンスの世界に引き込まれまれます。
ストーリー性も十分にあり主人公と自分自身が重なって同じ人生を歩んでいる気分になっていくでしょう。これまで紹介したダンス映画が気になった人は早速DVDで観てみてください。
ビギナーズ 編集部 /
ビギナーズ編集部 ライター
趣味と出逢うメディアサイト「ビギナーズ」の編集部です。趣味を見つけたい方を応援します。
