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関西でスカイダイビングが楽しめるおすすめのスポットを紹介
※当記事はアフィリエイト広告を含みます。
スカイダイビングは「一度はチャレンジしてみたい」人気のスポーツとして、日本でも需要が増えつつあります。
しかし、日本国内スカイにおいてスカイダイビングが可能な場所は限られているのをご存知でしょうか? ここではとくに関西地方にお住いの方が、スカイダイビングが楽しめる場所についてご紹介していきます。
また、実際に体験できる条件や、予約方法、さらに費用はいったいどれ位かかるのでしょうか。このほかダイビングコースの種類やスカイダイビングの流れについてあわせて見ていきましょう。
目次
関西でスカイダイビングができるところは一ヵ所だけ
海外ではスカイダイビングは、とてもポピュラーなスポーツとして親しまれていますが、日本国内でも徐々に需要が増えつつあります。しかし、スカイダイビングができる場所は、全国でもわずか8ヵ所しかなく、このうち東日本地区に7ヵ所に集中しており、西日本地区では1ヵ所のみとなっております。
このうち関西地方でスカイダイビングができるスポットは、兵庫県豊岡市にある「スカイダイビング関西」のみとなっており、西日本地区では他にできるところはありません。
またスカイダイビング関西は、日本海側に位置しているため、天候や視界の状態が良ければ日本三景の一つでもあります「天橋立」の景色を楽しめるというメリットがあります。
スカイダイビング関西の詳細
スカイダイビング関西の所在地は、兵庫県にありますが、まずは、具体的な場所や交通手段のアクセスおよび連絡先等について紹介します。
また、体験できるコースがいくつか用意されていますので、どのような違いがあるのかコース別に詳しく解説していきます。
所在地はコウノトリ但馬空港内
スカイダイビング関西の所在地は、但馬空港内にある西側格納庫に位置しています。
また、空港内にあることから、北は北海道、南は九州・沖縄まで全国各地からスカイダイビングをするために訪れる方も多く、シーズン中は平日や休日を問わず毎日開催されています。
車やバイクの場合、駐車スペースが設置されております。
このほか伊丹空港から飛行機、バスなどの交通手段を利用する場合、到着時刻を事前に連絡しておくことでスタッフの方がお迎えに上がるサービスがあるので、お出かけの際は事前に連絡先を控えておきましょう。
- 【住所】兵庫県豊岡市岩井字河谷1598-35 コウノトリ但馬空港 西側格納庫
- 【クラブハウス】0796-43-1002
- 【携帯電話番号】080-8333-1232
体験ダイビングとスクールがある
スカイダイビング関西で用意されているコースには2種類ありますが、「体験ダイビング」と「スカイダイビングコース」が設けられています。
これらのコースは目的別によって必要な料金や日数が異なりますので、どの様な違いがあるのか、コースごとにそれぞれ見ていきましょう。
体験ダイビング
スカイダイビング関西では「体験タンデムスカイダイビング」というプログラムが用意されており、わずか10分の講習を受けることで、スカイダイビングを楽しむことができます。
ダイビングの流れとしまして、まず飛行機で3,500メートル上空まで上がった時点で、インストラクターと共に大空へダイブし、そこからまず時速約200キロの落下速度を体感します。
その後、約40秒のフリーフォール後には、ゆったりとした空中散歩を満喫することができます。
体験ダイビングの料金は50,000円となっており割高に感じるかもしれませんが、内訳として体験費用・ビデオ撮影・入会費・保険料および機材費、施設費用が含まれていることからお得に感じるのではないでしょうか。
ただし、お支払い方法は「現金払いのみ」になるので、あらかじめ現金を用意しておきましょう。
スカイダイビングスクール
こちらのコースは「一人で空を飛べるようになりたい」という方には、おすすめなコースです。スカイダイビングスクールに入会すると、まずは地上にて講習を受ける必要があり、ここで基礎知識をしっかりと学ぶことができます。
次にいよいよインストラクターと共にタンデムを2回行ったのち、実践トレーニングと呼ばれるアクセレーティッドフリーコース(AFFコース)と呼ばれる、7の段階に別れたコースを受けることになります。
AFF1 | 空中で自由落下の間、腕を動かし、空中で安定した姿勢を保つ練習をします。 |
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AFF2 | フリーフォール中に左右ターン、前進動作を行い、水平方向の安定を保つ練習をします。 |
AFF3 | 2名のインストラクターが、一人で空中姿勢コントロールができるかを観察します。 |
AFF4 | インストラクター1人、正対(ヘディング)し、安定した姿勢が目標となります。 |
AFF5 | インストラクターに対してヘディングを行い、単独で前進・左右ターンを行います。 |
AFF6 | 単独(ソロエグジット)で機内からダイブし、インストラクター指導の下、不安定な姿勢を作り、安定した姿勢に戻す練習を行います。 |
AFF7 | これまで学習した技術をインストラクターの前で実地し、単独での飛行が可能と認められるための卒業検定が実地されます。 |
全部で9回のレッスンを行いますが、料金は初期費用とジャンプ料金を合わせて27万円となっております。しかしスカイダイビング関西では、現在スクール生の募集は受け付けておりません。
ブログでスカイダイビング情報を発信している
スカイダイビング関西では、ブログにて定期的にスカイダイビングの情報が発信されているため、ダイビングの状況や様々な方の体験談等を閲覧することが可能です。
ブログは毎月更新されているようなので、季節によってコンディションや状況を確認することができるでしょう。
またブログを見ることで体験者の方々の空からの景色や、記念写真が確認することができますので興味がある方は、まずは一度チェックされてみてはいかがでしょうか。
スカイダイビングの流れ
ここではスカイダイビングを行うにあたり、どのようなステップを進んでいくのか流れについて見ていきましょう。また実際にスカイダイビングを経験された方の感想を交えながら、詳しくご紹介いたします。
講習を受けジャンプスーツとハーネスを着用
スカイダイビング体験の流れとして、まずは予約時間前に受付を済ませておかなければなりません。
また、受付では契約書にサインをする必要があり、ここで様々な項目にチェックを入れ、印鑑を押印するヵ所があるようなので、忘れずに持参しましょう。
受付を済ませると簡単な講習があり、まずは上空に到達した場合に飛行機から飛び出す姿勢や、空中姿勢の練習を行います。
講習を受けたのち、ジャンプスーツとハーネスを着用し離陸の準備をしますが、ここまでかかる所用時間は約15分とされています。
3,500メートルまで上昇
地上で離陸に向けた準備が終わるとプロペラ機に搭乗し、約20分かけて降下ポイントでもあります「3,500メートル」を目指し上昇していきます。このプロペラ機には扉が設置されていないため、離陸時は多少怖く感じるかもしれません。
しかし、実際に経験された方のお話によりますと、離陸後3,500メートルのポイントに到達した頃には、慣れてくるおかげもあり、徐々に不安が払拭されていくそうです。
また、上昇の際に地上からの景色とは異なり、日本海を空から一望できる景色を堪能することができるのは、魅力の一つだといえるのではないでしょうか。
ダイブから着地
ダイビングポイントの3,500メートル地点に到達すると、インストラクターと共に「レディ・セット・ゴー」の掛け声で、いよいよ大空へと飛び出します。
ダイブから1,300メートル上空でパラシュートが開くまでの時間は約40秒で、この間に全身で空を感じることができます。
パラシュートが開いてから着地まで、約5~7分の間、ゆっくりと空中散歩気分を堪能することができます。着地後はこれまで体験してきた「達成感」で満たされます。
そして最後に上空で撮影して頂いた映像を受け取ることで終了という流れになります。
スカイダイビングに関するQ&A
スカイダイビングというスポーツは、なかなか周りの方でも経験されたというケースが少ないことから、情報が無くて不安だと思われる方も多いのではないでしょうか?
ここではとくに、最も多かった事項に関するスカイダイビングに関するQ&A形式でまとめてみました。
年齢制限や体重制限はあるか
関西スカイダイビングでは、年齢や身長および体重制限があります。まず年齢ですが18~65歳までとされており、「身長は148~190cm以下で体重は40~85kg未満、かつ心身ともに良好な方に限る」という規定が設けられています。
さらに未成年者の場合は、保護者の承諾が必要となりますので知っておきましょう。また定められた規定の制限外の方は、当日であってもお断りされることがあります。
このほか必要に応じて、その場で体重を測定されるも場合もあります。
ビデオ撮影は可能か
ビデオ撮影はコース料金のうち、サービスの一環として付属していることから、反対に撮影されないコースはありません。
ただし、撮影に関しましては強制では無いことから、必要が無い場合は撮影は行われませんが、これによって料金が変わることはありませんので覚えておきましょう。
カメラ撮影は、万が一落下すると大事故に繋がる可能性があることから、飛行機への持ち込みはもちろん、携帯電話での撮影も禁止されています。
また撮影は動画のみとなっており、写真による撮影は行われておりません。
これらの映像は約10分程度で編集が終わり、スマートフォンなどの携帯電話に直接送って頂けるそうです。もしも携帯電話をお持ちでない場合でも、DVDでのお渡しも可能です。
パラシュートで酔う可能性があるか
日頃から乗り物酔いしやすい場合には、パラシュートでの降下の際に、酔う可能性がありますので注意しましょう。
このようなケース以外にも緊張しやすかったり、特に心配な方は、事前に酔い止めのお薬を服用したほうがよいです。
またダイビング前日に飲酒を控えるよう説明があったにもかかわらず、つい飲酒してしまい「二日酔い状態でダイビングしたことで、気持ち悪くなり吐きそうになった」という事例もあるので、基本的には飲酒を控えておきましょう。
このほか健康状態について、心当たりがある場合は、必ず体験前に受付の際に相談しておくことをおすすめします。
また、てんかん・パニック障害がある方やその他の症状をお持ちの場合でも、スカイダイビングをお断りされることがあるようなので注意が必要です。
おすすめの季節は
まず12月中旬~2月中旬までの期間は、シーズンオフでクローズオフとされておりますので覚えておきましょう。
この期間以外は、通常毎日開催されていますが、天候不良や飛行機の整備などのため、臨時休業となる場合がありますので、ご予約の際はあらかじめ確認したほうがよいかもしれません。
また、比較的天候が安定している期間として4~6月中旬または、7月中旬~11月中旬がとくにおすすめです。
このほか参加人数が多かったり、予約がいっぱいで混雑している場合には、通常よりも所要時間が掛かってしまうようなので、混雑を避けるためにもスカイダイビング予定日の予約状況について、事前に確認しておきましょう。
スカイダイビングの予約方法
スカイダイビング関西への予約方法は、電話予約またはホームページからのお申込みが可能です。ここではそれぞれの予約方法について紹介いたします。
また、ご予約の際はスカイダイビング関西のホームページから、空き状況などが確認できるカレンダーが掲載されているので、まずはチェックしておきましょう。
電話で予約する
スカイダイビングのお申し込み方法で最も簡単なのが、電話による予約となっており、受付時間は9:00~18:00までとなっています。
ただし、他のお客様への対応中や、運転中は電話に出られないことがあります。
この場合、時間をおいて改めてかけ直すか、携帯電話からでしたら着信履歴が残っていれば、確認が取れ次第折り返し電話がありますので、しばらく待ってみましょう。
- 【クラブハウス】0796-43-1002
- 【携帯】080-8333-1232
ホームページの予約フォームからする
電話での受付時間帯に、お問い合わせやご予約の連絡をするのが難しいのであれば、スカイダイビング関西のホームページからでも予約が可能です。サイト内にある予約フォームに必要事項を記入して送信すると、すぐに自動返信メールが返送されます。
このとき担当者からのメールが「迷惑メール」に入ってしまう場合がありますので注意しましょう。もしも自動返信メールから48時間以上経っても、返信が来ないのであれば、電話からの予約をおすすめします。
関西でもスカイダイビングが楽しめる
西日本地域でスカイダイビングが楽しめる唯一の場所は、兵庫県にある「スカイダイビング関西」のみとなっておりますが、関西にお住まいで興味がある方にはとてもおすすめです。
また、空港内にあるということで、交通のアクセスも充実しています。
大空から見下ろす景色は地上から見る景色とは違い、普段なかなかお目に掛かることはできません。たまには忙しい日常生活を忘れて、非日常の感覚を味わってみましょう。
ビギナーズ 編集部 /
ビギナーズ編集部 ライター
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