ゴールデンカムイの聖地巡礼ガイド！北海道の人気おすすめスポット18選を紹介

ゴールデンカムイは明治時代の北海道を舞台にサバイバルがおこなわれた漫画で、アニメや実写映画にもなっています。作中には、実際に存在している場所もあり、聖地としてファンが巡礼しています。

本記事では、北海道にあるゴールデンカムイの聖地スポットやおすすめルートなどを紹介していきます。

ゴールデンカムイの聖地を巡礼したい人は、ぜひ参考にしてみてくださいね。

※この記事の情報は2025年2月時点の情報です。

【札幌エリア】ゴールデンカムイの聖地一覧

ここでは、札幌エリアにあるゴールデンカムイの聖地をまとめています。

囚人切り裂きジャックの出現場所｜札幌市時計台

札幌市時計台は、原作だと囚人切り裂きジャックことマイケル・オストログが登場する札幌編で何度も描かれています。

作中と同じ角度での撮影が可能なので、ゴールデンカムイファンなら興奮必至！館内は200円支払うと入館できますが、外観だけなら無料で楽しめます。

JR函館本線「札幌駅」から徒歩5分程度とアクセスも良好で、気軽に聖地を巡礼できます。札幌市を代表する観光スポットでもあるので、北海道に来たらぜひ訪れてほしい名所です！

住所	北海道札幌市中央区北1条西2丁目
アクセス	JR函館本線「札幌駅」から徒歩5分程度

札幌編の決着の地｜サッポロビール博物館

サッポロビール博物館は、札幌編の決着の地となった場所です。ハラハラするシーンが多く、杉元たちはビールを浴びながら戦っていましたね。

原作でもサッポロビール博物館の外観がしっかり描かれており、一目見ただけで様々なシーンが思い浮かびます。館内では有料で試飲もおこなっているので、北海道の観光スポットとしてもおすすめです！

場所はJR函館本線「苗穂駅」北口から徒歩8分程度のところにあり、札幌駅から一本で行けます。

住所	北海道札幌市東区北7条東9丁目1−1
アクセス	JR函館本線「苗穂駅」から徒歩8分程度
営業時間	博物館見学｜11:00～18:00 試飲｜11:00～18:30 ミュージアムショップ｜11:00～19:30
休館日	年中無休 ※年末のみ休業

様々な建物のモデル｜北海道開拓の村

北海道開拓の村は、ゴールデンカムイの作中で幾度となく登場する建物のモデルとなった場所です。

敷地内にある建造物の多くが原作で使われており、たとえば尾形と土方がヒゲを剃ってもらった山本理髪店や、尾形が登っていた火の見櫓まで、様々なモデルが集まっています。

一部エリアは撮影が可能で、原作と同じ角度で取れば、作中の世界に飛び込んだような写真が撮れます！細かい部分まで再現されているので、ゴールデンカムイファンならぜひ訪れてほしい聖地です。

場所は、JR函館本線「森林公園駅」から出ているバスを使って10分程度のところ。森林公園駅は札幌駅から一本で行けるので、アクセスも良好です。

住所	北海道札幌市厚別区厚別町小野幌50−1
アクセス	JR函館本線「森林公園駅」からバス10分程度
入場料金	1,000円
営業時間	5月〜9月｜9:00〜17:00 10月〜4月｜9:00〜16:30
休館日	5月〜9月｜無休 10月〜4月｜月曜日・12/29〜1/3

典獄室や一斉開房装置などのモデル｜月形樺戸博物館

月形樺戸博物館は、原作にて囚人が収容されていた場所です。

網走監獄編で登場しており、館内には犬童の典獄室や一斉開房装置など、見どころが盛りだくさん。撮影が禁止されている点が本当に残念ですが、ゴールデンカムイの聖地として見逃せません！

場所はやや遠く、JR函館本線「札幌駅」からバスを使って1時間程度で到着します。

住所	北海道樺戸郡月形町1219番地
アクセス	JR函館本線「札幌駅」からバス1時間程度
入場料金	300円
営業時間	9:30～17:00
休館日	12/1～3/19

第七師団の湯治場｜登別地獄谷

登別地獄谷は、第七師団の湯治場として使われていた場所です。また、都丹庵士と菊田が死闘を繰り広げた聖地でもありますね。

撮影スポットは、鉄泉池からの眺めです。原作のシーンと風景が似ているほか、1コマで描かれていた鉄泉池も見れます！

場所は、JR函館本線「札幌駅」から特急電車で1時間程度と遠め。有名温泉地でもあるので、第七師団と同じように温泉を楽しむのもおすすめです。

住所	北海道登別市登別温泉町無番地
アクセス	JR函館本線「札幌駅」から電車(特急)1時間程度
利用料金	500～2,250円
休業日	年中無休

【小樽エリア】ゴールデンカムイの聖地一覧

ここでは、小樽エリアにあるゴールデンカムイの聖地をまとめています。

鶴見中尉が武器を仕入れた場所｜旧小樽倉庫

旧小樽倉庫は、和洋折衷のデザインが特徴的な北海道の人気観光スポットです。

ゴールデンカムイの聖地としても有名で、原作30話にて鶴見中尉が武器を仕入れていた場所と建物がそっくり。原作と比べて運河の幅が狭いものの、雰囲気があって見応えばっちりです！

JR函館本線「小樽駅」から徒歩10分程度で行けるので、ぜひ立ち寄ってみてくださいね。

住所	北海道小樽市色内2丁目1-20
アクセス	JR函館本線「小樽駅」から徒歩10分程度

ニシン漁の親方の豪邸｜小樽市鰊御殿

小樽貴賓館は、ニシン漁の親方が住んでいた豪邸のモデルとなった場所です。脱獄囚人の辺見が登場した聖地で、杉元は鶴見中尉からの襲撃を受けていました。

外観が原作そっくりで、館内の見学も可能。辺見と杉元が登った急な階段もあり、写真の撮りがいがあります！

アクセスは、JR函館本線「小樽駅」からバス25分程度です。近くにおたる水族館もあるので、時間があればぜひ覗いてみてくださいね。

住所	小樽市祝津3丁目228番地
アクセス	JR函館本線「小樽駅」からバス25分程度
入場料金	300円
営業時間	9:00～17:00
休館日	年中無休

鶴見中尉がピアノを弾いた場所｜小樽貴賓館

小樽貴賓館（旧青山別邸）は、鶴見中尉がピアノを弾いた場所のモデルとなった建物です。

料金を支払えば見学が可能で、歩いていると鶴見中尉が奏でるピアノが聞こえてきそうな雰囲気。館内にはアシリパがオソマした有田焼の便器や、ゴールデンカムイ関連のグッズもあります！

また、小樽貴賓館には食事できるレストランもあり、作中でも登場するにしんそばを食べられます。

場所は、JR函館本線「小樽駅」からバス20分程度のところ。小樽市鰊御殿の途中にあるので、途中下車して行くとスムーズです。

住所	北海道小樽市祝津3-63
アクセス	JR函館本線「小樽駅」からバス20分程度
入場料金	1,300円
営業時間	4月～10月｜9:00～17:00 11月～3月｜9:00～16:00
休館日	1/1～1/7

土方歳三が襲った銀行｜小樽浪漫館

小樽浪漫館は、土方歳三が愛刀・和泉守兼定を取り戻しに襲った銀行のモデルとなった場所です。

館内にはアクセサリーやガラス雑貨が販売されており、旅行のお土産としてぴったりです。外観が原作そっくりなので、撮影するときは同じ角度から撮ることをおすすめします！

場所は、JR函館本線「小樽駅」から15分程度歩いたところにあります。近くにゴールデンカムイの聖地の旧小樽倉庫もあるので、同時に訪れるといいでしょう。

住所	北海道小樽市堺町1-25
アクセス	JR函館本線「小樽駅」から徒歩15分程度
営業時間	9:30～17:30
休館日	年中無休

しづか号のモデルの展示場所｜小樽市総合博物館本館

小樽市総合博物館本館は、原作で2回登場した暴走列車「しづか号」のモデルとなった列車が展示されている場所です。見た目が原作そのままで、杉元たちが死闘を繰り広げたシーンが浮かび、目頭が熱くなります。

なお、見学できるのは外観のみで、列車内は見学できません。撮影するときは、左前からのアングルで撮ると原作と同じ角度となりますよ！

場所はJR函館本線「小樽駅」から小樽水族館行きのバスで10分程度と行きやすいので、ぜひ立ち寄ってみてくださいね。

住所	北海道小樽市手宮1丁目3-6
アクセス	JR函館本線「小樽駅」からバス10分程度
入場料金	400円
営業時間	9:30～17:00
休館日	火曜日、12/29～1/3

鶴見中尉が空中に向けて発砲した場所｜大正硝子館

大正硝子館は、様々なガラス雑貨が販売されているお店です。とんぼ玉アクセサリーとガラスの製作体験もでき、多くの人が訪れています。

ゴールデンカムイの聖地としても知られており、鶴見中尉がストップをかけようと空中に発砲した場面の背景に描かれています。

場所は、JR函館本線「小樽駅」から徒歩で10分程度のところ。杉元と同じようににしんそばを食べられないのが残念ですが、近場にあるので、ゴールデンカムイの聖地巡礼ルートとして見ておきたいところです！

住所	北海道小樽市色内1丁目1-8
アクセス	JR函館本線「小樽駅」から徒歩10分程度
営業時間	9:00～17:00
休館日	年中無休

捕まった杉元が食べた団子｜新倉屋花園本店

新倉屋花園本店は、だんごやどら焼き、まんじゅうなど様々な和菓子を販売しているお店です。

ここで販売されている「花園だんご」が、ゴールデンカムイの作中内で登場しています。拷問中の杉元が鶴見中尉から差し出されて食べていたほか、串で杉元の頬を刺していました。

場所は、JR函館本線「小樽駅」から徒歩5分程度と近くにあります。お土産として持ち帰られるのはもちろん、イートインも可能。どのだんごも食感が良くて美味しいので、ぜひ時間があれば店内で食べてみてください！

住所	北海道小樽市花園1丁目3-1
アクセス	JR函館本線「小樽駅」から徒歩5分程度
営業時間	9:30～18:00
休業日	水曜日

【旭川エリア】ゴールデンカムイの聖地一覧

ここでは、旭川エリアにあるゴールデンカムイの聖地をまとめています。

第七師団のモデル｜北鎮記念館

北鎮記念館は、屯田兵と師団に関する貴重な資料が約2,500点展示されている記念館です。

杉元と対立関係にあった第七師団のモデルとなった聖地で、作中に登場した銃器や軍服などを見学できます。また、鯉登少尉が来てた三八式軍衣といったゴールデンカムイ関連の展示もあります。

コスプレも可能で、軍服を着て写真を撮れば、第七師団の仲間となった気分に！毎年コスプレ記念写真コンテストを開催しているので、興味がある人は時期を合わせて訪れてみてくださいね。

場所は、JR旭川駅から車で20分程度のところ。車で行きやすい距離にあり、バスも出ているので、ゴールデンカムイの聖地巡礼ルートに組み込みやすいですよ。

住所	旭川市春光町陸上自衛隊旭川駐屯地内
アクセス	JR旭川駅から車20分程度

白石の連行を食い止めた場所｜神居古潭

神居古潭は旭川八景のひとつに選定されている渓谷で、アイヌ語で「カムイ（神）コタン（集落）」と呼ばれています。

ゴールデンカムイの聖地でもあり、渓谷にかかっている橋が第七師団に連行される白石を助けようと奮闘するシーンで描かれています。実際に見ると、この高さで助かった白井のすごさを実感しますよ！

観光スポットとしても人気な聖地ですが、場所がJR旭川駅から車40分程度とアクセスがやや悪め。神居古潭行のバスが出ているものの、レンタカーの方が時間的ハードルが格段に下がるのでおすすめです。

住所	北海道旭川市神居町神居古潭
アクセス	JR旭川駅から車40分程度

【網走エリア】ゴールデンカムイの聖地一覧

ここでは、綱走エリアにあるゴールデンカムイの聖地をまとめています。

網走監獄編の舞台｜博物館網走監獄

博物館網走監獄は、実際に刑務所として利用していた場所を保存公開している野外歴史博物館です。当時の面影が感じられ、どこか不気味な雰囲気が漂っています。

原作では網走監獄編の舞台となっており、黄金の奪い合いが始まったりのっぺら坊の正体が判明したりなど、重要な場面が数多く描かれていました。

舎房は全部で5つあり、中でも外せない場所が五翼放射状平屋舎房。アシリパが潜入する際に、門倉が見張りをしていた場所です。偽のっぺら坊が収監されていた第四舎第六六房もあるので、ぜひチェックしておきたいところ！

また、館内には等身大のマネキンがあり、天井付近には白井のモデル・白鳥らしき人物が脱獄を試みていました。ゴールデンカムイのストーリーに深く関係する聖地なので、ぜひ訪れてみてくださいね。

場所はJR網走駅から車で5分程度のところに位置しており、バスも出ています。バスで行く場合は、「観光施設めぐり」に乗車・「博物館網走監獄」で下車しましょう。

住所	北海道網走市呼人1-1
アクセス	JR網走駅から車5分程度
入場料金	1,500円
営業時間	9:00～17:00
休館日	12/31～1/1

【函館エリア】ゴールデンカムイの聖地一覧

ここでは、函館エリアにあるゴールデンカムイの聖地をまとめています。

アイヌの金塊の隠し場所｜五稜郭公園

五稜郭公園は、星型五角形の外観が特徴的な公園です。花見の名所としても知られている函館のシンボルで、ゴールデンカムイの作中ではアイヌの金塊の隠したクライマックスの舞台となっていました。

遠くから星型を撮影するのもいいですが、訪れたならアイヌの金塊が眠っていた場所であろう井戸も要チェック！五稜郭からやや離れたところにあるので、ゴールデンカムイファンなら見逃さずに見ておきましょう。

アクセスは良好で、JR函館駅から車で15分程度。駐車場がないので、聖地巡礼するなら函館バスを使うといいでしょう。

住所	北海道函館市五稜郭町44-2
アクセス	JR函館駅から車15分程度
入場料金	無料 ※有料施設あり
営業時間	4月～10月｜5:00～19:00 11月～3月｜5:00～18:00
休館日	年中無休

少年時代の鯉登少尉が誘拐された場所｜旧ロシア領事館

旧ロシア領事館は、木造レンガ造りの建造物です。現在はホテルやレストランとして活用するよう改修工事が実施されており、2025年春にオープンが予定されています。

ゴールデンカムイの作中では、少年時代の鯉登少尉が誘拐され、三輪車が見つかった場所として描かれています。坂を見ていると、鯉登パパと鶴見中尉が三輪車で爆走した名シーンが思い浮かぶはず！

場所は、函館市電「大町電停」から徒歩10分圏内にあります。JR函館駅の近くにある「函館駅前」から一本で行けるので、函館でのゴールデンカムイ聖地巡礼の際はぜひ立ち寄ってみてくださいね。

住所	北海道函館市船見町17-3
アクセス	函館市電「大町電停」から徒歩10分程度

【根室エリア】ゴールデンカムイの聖地一覧

ここでは、釧路エリアにあるゴールデンカムイの聖地をまとめています。

土井新蔵が最期を迎えた場所｜根室車石

根室車石は、車輪のような形をした奇岩です。花咲ガニの産地として有名な根室・花咲港にあります。

ゴールデンカムイの作中では、土井新蔵が最期を迎えた場所として描かれています。同じ場所に立って撮影したいところですが、残念ながら入れません。

また、根室車石の正面には永倉新八に語り掛けたシーンの風景が見られます。心地よい波の音も堪能できるので、聖地ということも相まってその場からなかなか離れられなくなりますよ。

場所はJR根室駅から車で10分程度と行きやすいです。人気な観光スポットでもあるので、根室旅行の際にはぜひ立ち寄ってみてくださいね。

住所	北海道根室市花咲港
アクセス	JR根室駅から車10分程度

ゴールデンカムイの聖地巡礼おすすめルート

ゴールデンカムイの聖地巡礼は、以下のルートがおすすめです。

ルート	聖地内容
【1日目】 新千歳空港→札幌駅スタート	–
徒歩で「札幌市時計台」へ行く	囚人切り裂きジャックの出現場所
車で「サッポロビール博物館」へ行く	札幌編の決着の地
車で「北海道開拓の村」へ行く	様々な建物のモデル
車で「月形樺戸博物館」へ行く ※時間があれば	典獄室や一斉開房装置などのモデル
【2日目】 小樽駅スタート	–
徒歩で「旧小樽倉庫」へ行く	鶴見中尉が武器を仕入れた場所
そのまま徒歩で「大正硝子館」へ行く	鶴見中尉が空中に向けて発砲した場所
そのまま徒歩で「小樽浪漫館」へ行く	土方歳三が襲った銀行
そのまま徒歩で「新倉屋花園本店」へ行く	捕まった杉元が食べた団子
車で「小樽市総合博物館本館」へ行く	しづか号のモデルの展示場所
車で「小樽貴賓館」へ行く	鶴見中尉がピアノを弾いた場所
車で「小樽市鰊御殿」へ行く	ニシン漁の親方の豪邸

ゴールデンカムイの聖地は札幌と小樽に集中しているので、まずはこの2エリアから巡礼するといいでしょう。

2エリアの聖地を巡礼するなら1～2泊は必須で、札幌と小樽でそれぞれ1泊すれば、別の観光スポットも巡れるほどの時間を確保できるはず。

「月形樺戸博物館」と「登別地獄谷」はかなり距離があるので、行きたい場合は聖地のどこかを削ったり宿泊数を増やしたりしましょう。

移動方法は基本電車で、エリア内は車が便利です。ほかの聖地があるエリアは、飛行機を使うといいでしょう。

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まとめ

今回は、北海道にあるゴールデンカムイの聖地スポットやおすすめルートなどについて紹介しました。

ゴールデンカムイの聖地は北海道の各地にあり、中でも札幌や小樽に集中しています。聖地巡礼をしたい場合は、札幌と小樽をメインに考えるといいでしょう。

自分の好きなシーンや登場人物を踏まえて、ゴールデンカムイの聖地巡礼を楽しんでみてくださいね。

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