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サーフスケートおすすめ16選|デッキサイズの選び方と人気のモデルを紹介!
※当記事はアフィリエイト広告を含みます。
サーフィンは自然を相手にするスポーツなので、天候やコンディションによっては長期間海に入れないなんてことも珍しくありません。
海に入る頻度が減ってくるとどうしてもストレスを抱えがちになってしまいますよね。もっと気になるのは「サーフィンがなかなか上達しない」ということではないでしょうか?
そこで今回は、波がない日でもサーフィンの練習をすることができる「サーフスケート」について、選び方や練習方法の動画・おすすめのサーフスケート商品をご紹介していきます。
目次
- サーフスケートとは?
- サーフスケートの選び方
- サーフスケートのおすすめ人気メーカー
- おすすめのサーフスケート16選
- SECTOR9| Bamboo Series
- WOODYPRESS| CARVING30
- OBFive| HYPER RKP-1
- YOW| BYRON BAY 38
- HEAVEN| SWAMI’S 35″
- CARVER| TRITON ASTRAL 29
- WOODYPRESS| THRUSTER3 36inch
- YOW| Camo 33.5-GABRIEL MEDINA
- WOODYPRESS| THRUSTER2 35inch
- Carver| Tyler777
- CARVER| TRITON-31SIGNAL
- INTRO| CT-X
- SECTOR9| SIDEWINDER Series ELECTRIC UNAGI
- CARVER| Channel Islands 29.25″ CI FISHBEARD
- classicfish
- WOODYPRESS| THRUSTER2 36inch
- HEAVEN| DROP SURF 41.5×8.5
- サーフスケートでの練習方法は動画で
- まとめ
サーフスケートとは?
そもそも「サーフスケート」とは普通のスケートボードとは違い、テイクオフした後のライディング練習ができる作りになっているスケートボードのことです。
通常のスケボーのトラックは完全に固定されているため、進行方向を変えたいときなどはテールを浮かす必要があります。
しかしサーフスケートのフロントトラックの場合は、体重をかけることによって簡単に左右に動き、よりサーフィンの動きに近いライディングが行えるという特徴があります。
サーフスケートとスケボーの違い
「スケボーとサーフスケートの違いがよくわからない!」という人のために、両者を簡単に表現してみましょう。
- スケボー:ハードウィールを使用して、街やパークで技を決める
- サーフスケート:ソフトウィールを使用して、サーフィンのランディング感覚を味わえる
通常のスケートボードとサーフスケートの最大の違いは「ハードウィールを使用しているのか?それともソフトウィールか?」ということ。
サーフスケートに使用されているソフトウィールの動きは、テイクオフした後の「アップスンダウン」や「ターン」などの感覚を再現することができるため、波がなくても陸上でライディングの練習ができます。
ほかにも、サーフスケートはサーフスケート用の可動域の広いフロントトラックを使うことで、陸上にいながらリアルなサーフィン感覚を得られます。サーフィンの陸トレやスノーボードのオフトレにも使えるスケートボードなのです。
また、サーフスケートにはさまざまな長さのものが揃えられているので、自分が使用しているサーフボードの長さに合わせたサーフスケートのインチを選ぶ必要があるといえるでしょう。
サーフスケートの選び方
サーフスケートにはさまざまな種類のものがあります。
ここではサーフスケートの選び方についてご紹介していくので、購入の参考にしてみてください。
デッキサイズで選ぶ
サーフスケートを選ぶときにまず決めたいのが、デッキサイズです。
サーフスケートをデッキサイズで、分けると、「ショートボード」「ファンボード」「ロングボード」の3種類に大別されます。
各ボードのデッキの長さはおおよそ以下の通りです。
- ショートボード:35インチ
- ファンボード:38インチ
- ロングボード:40インチ
上記はあくまでも目安の長さであることをご了承ください。
また、サーフスケートの上に立ったときのスタンス幅が「肩幅程度」になるといいといわれています。
小柄な男性や女性の場合はスタンス幅も狭くなりがちなため、ショートボーダーであっても30インチくらいの長さがぴったりという場合もあります。
基本的に、デッキの長さが短くなれば「操作性が高まる」乗り味で、反対に長くなればなるだけスピードがつきやすく「ハングファイブやハングテンの練習ができる」ようになります。
ショートボード
ショートボードは、回転性や操作性が高く、上級者におすすめです。トップアクションや角度のついたアクションが練習できます。
ダイナミックな動きが練習できるのが魅力的ですね。
ファンボード
ファンボードはショートボードとロングボードの中間をとったボード。ショートボードとロングボードのいいとこどりをしたボードとも、中途半端なボードともいえます。
特徴がはっきりしないため、好みが分かれますが、サブボードとしては、おすすめです。
ロングボード
ロングボードは、安定性が高く、初心者におすすめです。ターンをするには、ショートボードで練習するよりも荷重をかける必要があります。
基礎練習を積むには最適ですね。
デッキの形で選ぶ
「デッキ」とは、サーフスケートの板部分のこと。足をつけて乗る部位のことですね! このデッキの形もまた多種類あり、デザインによって乗り味にも違いが出てくるので、まずはデッキの種類をご紹介します。
クルーザーデッキ
クルーザーデッキとは、その名のとおり「クルーズするのに適しているデッキ」ということです。
細かな動きを練習するのではなく、アップスや気軽なターンを繰り返すことによって波に乗っているかのような気分を味わえるように考えて作られています。
クルーザーデッキのインチサイズも短いものから長いものまで幅広く揃っているので、ショートボーダー・ロングボーダー共におすすめできます。
ストリートデッキ
細やかな動きができて操作性の高さが魅力的なストリートデッキは、前後の形状が同じなのでトリックを練習したい人向けのスケボーです。
日本のスケートボードの9割がこのストリートデッキタイプというほど認知度も高いですが、サーフィンのライディングを練習したい初心者にはやや不向き。
ストリートデッキは「サーフスケートを使ってトリッキーな技に挑戦してみたい!」というショートボーダーにおすすめのスケボーです。
オールドスクール&プールデッキ
オールドスクールデッキとは、テールに反り返りがあるデッキのことです。幅があってクルーザーデッキやストリートデッキよりもやや大きいため、スピードがぐんぐんついていきます。
技を決めるためというよりは「クルージングを楽しむ」ために作られたサーフスケートといってもいいでしょう。
滑ることを意識したスケートなので、初心者サーファーには特におすすめです。
ハイブリットデッキ
ハイブリットはストリートデッキやオールドスクールデッキよりも大きく、ウィールを変えることによって街中でも使えるしコンクリートパークなどでサーフスケートとしても活用できるという優れもの!
ハイブリットデッキの種類が少ないことがデメリットとしてあげられますが、オールラウンドで使用できるのでコスパもいいでしょう。
フリーライドデッキ
フリーライドデッキの長さは36〜40インチのものがほとんどで、ハードウィールをつけることはまずありません。
ソフトウィールをつけてサーフスケートとして使用され、ダウンヒル(坂)でスピード感のあるライディングを楽しみたい人におすすめのデッキです。
ダウンヒルデッキ
ダウンヒルデッキは、上記でご紹介したフリーライドデッキと同じ扱いにされることも珍しくありません。
基本的にはソフトウィールを使用し、カービングやダウンヒルでのスピードを楽しむことができます。
フリースタイルデッキ
フリースタイルデッキは「ウォーキングの練習をしたい」というロングボーダーのためにあるようなデッキで、長さは40〜50インチ以上のものも!
長いデッキは安定性抜群なので、ターンの練習をしながらハングファイブやハングテンなどの技にも挑戦することができます。
こちらもソフトウィールのみのセットアップがほとんどなので、ハードウィールをつけてトリッキーな技を練習したいスケーターには不向きです。
トラックで選ぶ
トラックとは、ボードとウィールをつなぐ金属のパーツのこと。トラックは、それぞれ高さ・幅・硬さが違うため、乗り心地に大きく影響します。
トラックは、高いほど操作性が高く、スムーズに曲がります。低いほど操作性は低いですが、安定性が増します。
トラックの幅は、短いほど操作性に優れ、逆に長ければ安定性に優れます。
トラックは硬さも重要ですが、ブッシュと呼ばれるゴムパーツにより、トラックの硬さは変化します。柔らかいほど操作性が高く、硬いほど安定性が高いです。
初心者は「コンプリート」がおすすめ
サーフスケートには「買ってすぐに乗れるコンプリート品」と、自分好みのウィールやトラックをつけてカスタマイズする「デッキ単品」があります。
デッキの種類によってつけられる部品が異なるので注意が必要です。
そもそもつけるトラックを間違えてしまったりすると、サーフスケートではなく「普通のスケートボード」になってしまいます。
そのため、スケートの知識がまだ浅い初心者のうちは、最初からウィールなどがついている完成品を購入すると間違いがありません。
サーフスケートのおすすめ人気メーカー
ここでは、サーフスケートのおすすめメーカーを紹介しています。ぜひ参考にしてください。
CARVER
CARVERは、1996年に設立されたロサンゼルス発祥のサーフスケートメーカー。
サーフィンの陸上トレーニング用ブランドとして長年数多くのファンから愛されています。
サーフスケートのラインアップが豊富で、初心者から上級者まで幅広くおすすめできます。
参考:CARVER公式サイト
WOODYPRESS
WOODYPRESSは、デッキ素材になっている木材の質感を引き立てたサーフスケートが特徴的なメーカー。
木材を活かしたナチュラルなデザインがおしゃれですね。より多くの人にサーフ/スケートの楽しさを届けることをコンセプトにしています。
コンセプト通り、価格が控えめで、コストパフォーマンスが高い商品が多いです。
SECTOR9
SECTOR9は、1993年のカリフォルニア州ラホヤから生まれたサーフスケートメーカー。
サーファーによって、サーファーのために作られた、サーファーのためのロングスケートボードという言葉は、このブランドの標語になっています。
コンプリートボードや部品からの購入もでき、初心者から上級者まで幅広く愛されているブランドですよ。
参考:SECTOR9公式サイト
おすすめのサーフスケート16選
ここでは、おすすめのサーフスケートを16商品紹介しています。
SECTOR9| Bamboo Series
Sector9は世界中から愛されるスケーメーカーです。Bamboo Seriesは、100%持続可能な方法で収穫された竹を使ったスケートボードで、改良を重ねながらリリースされている人気商品です。
Bambooの素材の美しさを追求し、シンプルなデザインとナチュラルなカラーが洗練された印象に。
WOODYPRESS| CARVING30
サーフィンの練習用に開発された、直進性と回転性を兼ね備えた最新型カービングトラック。
ターンの時に体の軸を意識した 体重移動を必要とし、スピ-ドを出せば出すほど大きなアクションを楽しめますよ。
OBFive| HYPER RKP-1
最高のサーフトラックと呼び声が高いRKP-1。飛び出すようなカーヴィングスタイルを体感できます。
トラック-6.5″ST-1サーフトラックは、特殊なフロントトラックの構造によってよりサーフィンに近い状態で動けるので、サーフィンのオフトレに最適です。
先端のピボットを中心に振り子状に可動するフロントトラックが、ウィールを路面から離さずにアップ&ダウンの動きで加速していきます。
新たなサーフトラックを装着し、スピード&ターンで自由に動きまわる乗り心地は、まるで海の上にいるかのように感じるでしょう。
YOW| BYRON BAY 38
オーストラリアの数あるサーフボードブランドのひとつであるYOWの「BYRON(バイロン)」。
ロングボードや個性的な形のボードに乗るサーファーが暮らす街の雰囲気をまとったデザインです。
トップにコルクを付けた幅の広いアウトラインが特徴的です。海上がりの素足でのセッションにぴったりで、穏やかにゆったりと楽しみながら乗れるモデルです。
HEAVEN| SWAMI’S 35″
HEAVENのカービングスタイル・サーフスケートボード。
スケートのスラロームの練習や、サーフィンのアップダウンやレールワーク、横のリスポーツ全般の膝の使い方の練習にぴったりです。
ウェーバートラックを前後に搭載しているので、初心者にもおすすめです。
CARVER| TRITON ASTRAL 29
CARVER TRITON ASTRALは、サーフィンのオフトレに最適なサーフスケートです。
TRITONシリーズの中で最も小ぶりなモデルで、女性からでも乗りこなせるよう設計されています。
WOODYPRESS| THRUSTER3 36inch
WOODY PRESSは、『より多くの人たちにスケート・サーフの楽しさを届けたい』という思いをコンセプトに、デッキ素材である木材そのものの質感を引き立てたスケートボードブランドです。
SMS36はミドルレンジのベーシックな長さとなっており、ボトムターンなどのカービング練習に最適。
SMS32よりも長くなる分、わずかに取り回しがしづらくなるが、基本的なショートボードの動き、しっかりとした体重移動を覚えるのにおすすめなサイズです。
YOW| Camo 33.5-GABRIEL MEDINA
Camoは、パークでのアールやバンクを使ったライディングに向いたボードです。
コンケーブはきつく、反応が良いのが特徴的。ノーズにもキックが付いているので、アールでエアーを考えたモデルです。
WOODYPRESS| THRUSTER2 35inch
サーフスケートの人気ブランドWOODYPRESSの、比較的安価で初心者でも乗りやすいモデルです。
スラスターシステム2を標準装備。少しの力でボードを左右に振る事が出来るので、初心者におすすめ。
Carver| Tyler777
最新鋭の従来型を目標に、見た目はクラシックなロングボード。 ボード上でのウォーキングを楽しめる長さを保ちながらも、プッシュするのが苦にならないサイズが魅力的です。
CARVER| TRITON-31SIGNAL
CARVERの「TRITON(トライトン)」シリーズの31inchモデル。
素早いパンプから弧を描くようなマニューバライディングまでトレーニングできます。
サーフィンの陸トレとして安定性も高く、町中を滑ることに向いています。
INTRO| CT-X
カービングサーフィンに近いドライブ感のあるターンの練習ができるカーヴィングトラック装着モデルです。
新しく開発されたカーヴィングトラックは、ベース部の軸の真下にウィールが位置することで加重がダイレクトにブッシュとベースに伝わります。
この反発がターンのしやすさにドライブを加え、滑らかな操作性を実現しています。リアにもトラック角を45度に傾斜させた45DIG TRUCKを装備しているので、軽く速くスムースにコントロールできます。
デッキはカナディアンメープルを5層に重ねエポキシ樹脂でコーティングし、十分な強度としなりを作りつつ、軽さも備えています。ベアリングABEC-7を標準装備し、スムースなライディングが楽しめます。
SECTOR9| SIDEWINDER Series ELECTRIC UNAGI
セクターナインのロングスケートボード。クルーザーに最適な長さで持ち運びにも楽なサイズが魅力です。
足回りは老舗のGULLWINGトラックとセクター9純正のソフトウィールを装備していて、しなりを感じれらるでしょう。
CARVER| Channel Islands 29.25″ CI FISHBEARD
CIの80年代の象徴的なロゴのレイアウトが再現されたモデル。
クラシックなフィッシュテールも魅力的で、パーティーを盛り上げてくれる一台です。
classicfish
31インチと短めのデッキ&オールラウンドタイプのデザインが魅力的なこちらのサーフスケート!
これ1本でストリート・クルージング・ランプと乗ることができるので、かなりコスパのいい商品といえるでしょう。
また、特に注目したいのがリーズナブルな金額です。「予算が限られている」「まずは試してみたい」という人におすすめです。
WOODYPRESS| THRUSTER2 36inch
サーフスケートに最適といわれている36インチモデルの「スラスター2」は、深いターンをしたときにウィールとデッキが接触しないように配慮してあります。
これにより鋭角なターンがしやすくなり、アップスの練習からボトムターン、そしてカットバックとエンドレスに陸トレをすることができます。
ハイスペックなコンプリート品ですが、現在市場に出回っているスラスター系サーフスケートの約半額以下で購入することができるのでお買い得!
HEAVEN| DROP SURF 41.5×8.5
ロングボーダー必見! こちらの40インチ超えロングスケートは、バンブーボトムを使用したナチュラルな雰囲気が魅力的です。
安定感とスピード感を兼ね備えた「ウェーバートラック」が採用してあるため、ウォーキングの練習にぴったりです。
バンブーの反発力で、しなるようなキレのあるターンを習得することができますよ。
サーフスケートでの練習方法は動画で
サーフスケートでの練習方法でおすすめなのは、まずは動画を見ながらイメトレをすることです。
しっかりと前方のウィールに体重を乗せながら進行方向を見て、肩を開くことが大切なので、意識して以下の動画をチェックしてみてください。
まずは頭の中でサーフスケートに乗っている自分をイメージして、実際にコンクリートや穏やかなダウンヒルにて練習を始めるとスムーズでしょう。
まとめ
サーフスケートに使用されているソフトウィールは、サーフィンのライディングの感覚にほど近い乗り味を再現してくれます。
反復練習を行いにくいサーフィンは、どうしても上達するまでに時間がかかってしまいがちです。
陸上で使用できるサーフスケートなら波のない日でも練習をすることができるので、週末サーファーやスキルアップを目指している人にもうってつけのアイテムといえるでしょう。
▼こちらの記事では、初心者サーファーのためのテイクオフのコツ・効果的な練習方法・おすすめのDVDや海外スポットまで幅広く紹介しているので、あわせて読んでみてくださいね。
白根 鮎美 /
ビギナーズ編集部 ライター
独学で英語を勉強後、オーストラリアでは幼児教育の専門学校で勉強。帰国後は子ども英会話教室にて1歳から高校生への英会話を指導していました。また、サーフィン歴は10年以上、海を愛する2児のママサーファー。