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日本国内でおすすめサッカースタジアム8選!選手と近い?
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日本のプロサッカーリーグであるJリーグには、J1からJ3まで50以上のクラブが存在しているのをご存知でしょうか。
クラブはそれぞれホームスタジアムを持っており、それぞれに異なる特徴があります。
そこで、この記事では、Jリーグのチームの中でもおすすめのスタジアムを紹介します。
国際試合が行われるような大きなスタジアムから、ピッチとの距離が近いスタジアム、さらにはグルメが楽しめるスタジアムなど様々な視点から紹介しているので参考にしてみてください。
目次
おすすめのスタジアム
それでは早速、おすすめのサッカースタジアムをご紹介していきます!
日立柏サッカー場
千葉県柏市にある日立柏サッカー場は「柏レイソル」のホームスタジアムです。
サッカー専用のスタジアムであり、Jリーグが誕生する以前から存在する歴史あるスタジアムだと言えます。
サポーターなどからは所在地にちなんで「日立台」の愛称呼ばれています。
日立柏サッカー場の収容人数は約15,000人で、他のJリーグクラブのホームスタジアムと比較すると決して大きくはありません。
日立柏サッカー場は、小さいスタジアムではあるものの、サッカー専用スタジアムということもあって、ピッチと観客席の距離は非常に近いという特徴を持ちます。
席にもよりますが、選手との距離が数メートルや10メートルくらいになることもあります。
そのため、選手の声が聞こえることも珍しくありません。
規模こそ小さいですが、それをものともしないくらい臨場感あふれる試合が目の前で展開されていくのがこのスタジアムの特徴です。
埼玉スタジアム2002
埼玉県さいたま市にある埼玉スタジアム2002は、「浦和レッズ」のホームスタジアムです。
「2002」という名前からもわかるかもしれませんが、このスタジアムは2002年の日韓ワールドカップに合わせて建てられたものです。
ワールドカップ向けということもあり、その規模は大きく収容人数は63,700人となっています。この数字は日本国内はもちろん、アジアの中でも最大級の規模を誇ります。
埼玉スタジアム2002の魅力は何と言っても、浦和レッズのサポーターの応援の熱さでしょう。
ホームゲームの際はチームカラーである赤を身につけたサポーターで埋め尽くされた応援席は圧巻の一言です。
Jリーグの中でも屈指の観客動員数を誇るチームなので、ぜひその熱を体感してみてください。
ちなみに、埼玉スタジアム2002では浦和レッズのホームゲームの他にも、日本代表戦なども行われています。
近年では国立競技場の建て替えに伴い冬の風物詩である高校サッカー選手権の準決勝、決勝もこの埼玉スタジアム2002で開催されています。
そういった試合を見にいくと、普段の浦和レッズの試合の時とは違った雰囲気を味わえるでしょう。
さらに埼玉スタジアム2002には、メインスタジアムのほかにも、第2グラウンド(天然芝)、第3グラウンド(天然芝)、第4グラウンド(人工芝)のグラウンドがあり、高校生や大学生、社会人のリーグ戦や練習試合が行われることもあります。
浦和レッズの試合開始前に訪れてアマチュアサッカーを楽しむのもおすすめです。
パナソニックスタジアム吹田
大阪府吹田市にあるパナソニックスタジアム吹田は、「ガンバ大阪」のホームスタジアムです。
吹田スタジアムとも呼ばれているこちらのスタジアムはサッカー専用となっています。
このスタジアムの特徴は、税金を使用せずに民間からの寄付金によって集まったお金で建設されている点にあります。
また、スタジアムの建設費用としては非常に安価な140億円で建てられているのも特徴でしょう。
ちなみに、先ほど紹介した埼玉スタジアム2002の建設費は約356億円、土地の取得費用を含めると760億円以上ともされていることを考えると、いかにパナソニックスタジアム吹田が安価であるかがわかるはずです。
また、パナソニックスタジアム吹田は、ピッチと観客席の距離が7メートルと非常に近いのも大きな特徴だと言えます。
ピッチと観客席の距離はFIFA(国際サッカー連盟)によって8.5メートルを目安にすることが規定されていますが、スタジアムの建設にあたってFIFAに直接掛け合って7.5メートルを認めてもらったそうです。
そのため、距離感だけでいうと、日本トップクラスのスタジアムだと言えます。もしかしたら、選手の汗粒が見えるくらい近くで試合が見えるかもしれません。
茨城県立カシマスタジアム
茨城県鹿嶋市にある茨城県立カシマスタジアムは「鹿島アントラーズ」のホームスタジアムです。
1993年に完成したこのスタジアムは、日本発の本格的なサッカー専用スタジアムであるとも言われているなど、Jリーグはもちろん日本サッカーにとっても大切なスタジアムだと言っても過言ではありません。
カシマスタジアムの収容人数は、もともと20,000人にも満たない状態でしたが、2002年の日韓ワールドカップに合わせて改修工事が行われており、現在は約40,000人の収容ができる大きなスタジアムになりました。
そんなカシマスタジアムの特徴は、スタグル(スタジアムグルメ)が充実している点にあります。
Jリーグの試合ではどのスタジアムでも様々な飲食店が出店されていますが、中でもカシマスタジアムの充実っぷりはトップクラスです。
牛串や鮎の塩焼き、モツ煮、クレープ、シュークリームといったグルメのほか、人気のハム焼き、常陸牛焼、ハム汁、鹿嶋灘産釜揚げしらす丼、鹿嶋はまぐりカレーなど地元の料理もたくさん揃っています。
この充実具合は他のチームのサポーターか羨ましがられるくらいです。
サッカーの試合はもちろん、おいしいグルメも楽しむならカシマスタジアムがおすすめです。グルメで力を蓄えて試合中は大声援を送りましょう。
駅前不動産スタジアム
佐賀県鳥栖市にある駅前不動産スタジアムは「サガン鳥栖」のホームスタジアムです。
25,000人の収容が可能な3階建ての競技場となっており、国際試合も行われています。
スタジアムは、日本のスタジアムとしては発の純鉄骨造りの観戦スタンドを持っているほか、鳥栖市内で出土した銅剣がモチーフとなっているスタンドの支柱も特徴的です。
そんな駅前不動産スタジアム最大の特徴は、アクセスの良さです。
サッカーの試合におけるサポーターの応援は、非常に大きな音になるため、周辺住民にとって騒音になりかねません。
そのため、多くのスタジアムは郊外など少し離れた場所に建てられているのが一般的です。しかし、駅前不動産スタジアムは、最寄りの鳥栖駅から徒歩でたった3分と、圧倒的な立地の良さを誇ります。
そのため、小さなお子さんやお年寄りの方でもアクセスしやすくなっています。
札幌ドーム
北海道札幌市にある札幌ドームは「北海道コンサドーレ札幌」のホームスタジアムです。
また、プロ野球の北海道日本ハムファイターズの本拠地でもあります。2つのプロスポーツチームの本拠地になっている日本でも珍しいスタジアムです。
札幌ドームは、屋根がついているドームスタジアムなので、天候の影響を受ける心配がありません。雨の日でも快適に試合観戦が行えます。
また、札幌ドームはサッカーと野球の両方で試合が行われることもあって、サッカーのピッチが移動式になっています。もちろんサッカーの試合中にピッチが動くというわけではありません。
野球の試合が行われているときは、サッカーのピッチはドームの外に置かれています。
それがサッカーの試合になると、屋外からドーム内にピッチごと移動させるのです。
ピッチの移動には空気圧と車輪、モーターによって分速4メートルで少しずつ移動させていくそうです。
試合がないときの屋外のピッチを見たり、試合に向けて移動しているピッチを見たりするのも楽しそうですね。
IAIスタジアム日本平
静岡県清水市にあるIAIスタジアム日本平は「清水エスパルス」のホームスタジアムです。
こちらもサッカー専用のスタジアムであり、収容人数は20,248人となっています。
エスパルスのホームゲームの際、チームカラーであるオレンジ一色に染まるスタンドは絶景です。
また、スタジアムからは、世界遺産の富士山も眺められます。
サッカーと世界遺産を一度に味わえるのは、日本の各スタジアムの中でもなかなかないのではないでしょうか。
ちなみに、富士山を見たい場合は、メインスタンドが見やすいのでおすすめです。
ノエビアスタジアム神戸
兵庫県神戸市にあるノエビアスタジアム神戸は「ヴィッセル神戸」のホームスタジアムです。
こちらのスタジアムは屋根が可動式になっているので、雨天時でも濡れることなく試合観戦が可能です。
もちろん、晴れた日であれば屋根は開くので開放的な空間でサッカーが楽しめます。
また2019年から、ヴィッセル神戸の主催試合の際は、スタジアム内が全てキャッシュレス決済になりました。
これはJリーグクラブでは初めてのことです。これは、楽天Edy、楽天カード、楽天ポイントカードなどのキャッシュレス決済サービスを展開する楽天がヴィッセル神戸のオフィシャルトップスポンサーになっていることが背景にあります。
キャッシュレス化によって、食べ物や飲み物の購入がよりスムーズに行えるため、サポーターにとっても大きなメリットになりそうです。
サッカースタジアムに行こう!
今回は、日本国内でおすすめのサッカースタジアムについて紹介しました。
スタジアムと一言で言っても、ピッチとの距離が近いスタジアムやグルメが充実したスタジアム、絶景が眺められるスタジアムなどその特徴は多岐に渡ります。
サッカー観戦を楽しむのはもちろんですが、スタジアム自体を楽しんでみるのもおすすめです。
Kzy Shibata /
ビギナーズ編集部 ライター
岡山県出身 フリーライター兼サッカー監督です。 「人間万事塞翁が馬」をモットーとしています。