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有名ブランドだけじゃない!サッカーブランドの人気&新メーカーを一挙ご紹介
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サッカーブランドというとみなさんは何を思い浮かべますか?おそらく、プーマやアディダス、ナイキとった有名ブランドを想像するのではないかと思います。
しかし、近年のサッカー界では、これらの有名ブランド以外にも、様々なブランドのユニフォームやウェアを見かけるようになりました。
そこで今回は、サッカーのブランドの中でも比較的最近になって見かけるようになってきたブランドについて解説します。
目次
Jリーグチームのユニフォームから見るブランドの多様性
まずは、サッカーのブランドを把握するために、参考としてJリーグチームのユニフォームのブランドをチェックしていきましょう。
2019年シーズンのJリーグチームのユニフォームには以下のブランドが使用されていました。
- カッパ(Kappa):北海道コンサドーレ札幌/ジェフユナイテッド市原・千葉
- アディダス(adidas):ベガルタ仙台/横浜F・マリノス/松本山雅/アルビレックス新潟/ツエーゲン金沢
- ナイキ(NIKE):鹿島アントラーズ/浦和レッズ/サンフレッチェ広島
- アンブロ(umbro):FC東京/ガンバ大阪
- プーマ(PUMA):川崎フロンターレ/清水エスパルス/ジュビロ磐田/セレッソ大阪/大分トリニータ/京都サンガF.C./鹿児島ユナイテッドFC/ロアッソ熊本/アスルクラロ沼津/ガイナーレ鳥取
- ペナルティ(PENALTY):湘南ベルマーレ/ファジアーノ岡山/AC長野パルセイロ
- ミズノ(MIZUNO):名古屋グランパス/ヴァンフォーレ甲府/徳島ヴォルティス/愛媛FC
- アシックス(asics):ヴィッセル神戸
- ニューバランス(New Balance):サガン鳥栖/モンテディオ山形/FC岐阜
- ガビック(GAViC)/水戸ホーリーホック
- アスレタ(ATHLETA):栃木SC/東京ヴェルディ/ヴァンラーレ八戸FC/ブラウブリッツ秋田/カマタマーレ讃岐
- アンダーアーマー(UNDER ARMOUR):大宮アルディージャ/いわてグルージャ盛岡
- ヨネックス(YONEX):柏レイソル/アビスパ福岡
- スボルメ(SVOLME):FC町田ゼルビア
- サッカージャンキー(Soccer Junky):横浜FC
- フィンタ(FINTA):レノファ山口/ザスパクサツ群馬
- ヒュンメル(hummel) :V・ファーレン長崎/福島ユナイテッドFC
- スフィーダ(sfida):FC琉球
- ヤンガー(younger):Y.S.C.C.横浜
- ゴル(gol.) :SC相模原/藤枝MYFC
- ゴールドウイン(GOLDWIN):カターレ富山
- ボネーラ(bonera):ギラヴァンツ北九州
サッカーというと一部の有名ブランのイメージを持っているかもしれませんが、上記の通り2019年時点では22のブランドがJリーグチームのユニフォームサプライヤーとなっています。
J1チームの場合、ナイキやアディダスといった世界的にも有名なブランドを使用しているチームが多く存在しますが、J2になると国産ブランドが増え、J3になるとさらにその傾向が強くなります。
また、カターレ富山のように地元の企業(ゴールドウィン)がサプライヤーを務めているケースもあります。
現在は違いますが、かつては京都サンガF.C.のサプライヤーを下着メーカーのワコールが務めていたこともありました。
さらに、近年ではテニスでおなじみのヨネックスやスニーカーのイメージの強いニューバランスなどもよく見かけるなど従来のサッカーブランドにとらわれない幅広いブランドをサッカー界で見かけることができます。
ちなみに、Jリーグ開幕時はミズノ、アディダス、プーマ、ルコックなどブランド数は決して多くありませんでした。もちろんチーム数も少ないことも関係していますが、この30年近くでサッカーブランドもかなり変化していることが伺えます。
もちろん、これ以外にもフットサル系のブランドを含めてサッカー界では様々なブランドが使用されています。サッカーを見ている人、プレーしている人の中でももしかしたら知らないブランドもあるかもしれません。
サッカーブランド新興勢力の概要
ここからは、Jリーグチームのユニフォームにも使用されるなど、近年になってよく見かけるようになったサッカーブランドブランドを取り上げてその概要を解説します。
これからサッカーを始めるため、ウェアが必要という人はぜひ参考にしてみてください。
ニューバランス(New Balance)
ニューバランスはもともとアメリカ生まれのブランドです。
ニューバランスというとシューズのイメージがあるかもしれませんが、現在では、プロチームはもちろん、アマチュアチームでもユニフォームに使用しているチームをよく見かけるようになりました。
また、海外では世界的にも有名な「リバプール」がニューバランスのユニフォームを使用しています。
また、シューズをはじめとして、おしゃれなウェアも展開しており、デザイン性にも優れているのが特徴です。もちろんサッカー向けのスパイクも販売しています。
日本国内においては「ニューバランスチャンピオンシップ」のような大会の開催も行うなど、サッカー界で急激にシェアを伸ばしているブランドの1つと言えるでしょう。
スボルメ(SVOLME)
スボルメは2006年に創立された日本のサッカーブランドです。他のブランドに比べると歴史こそ浅いですが、すでにJリーグのクラブのサプライヤーを務めるなど、その存在感を徐々に発揮してきていると言えるでしょう。
「Color Your Life」という言葉をブランドスローガンに掲げているように、色合い豊かなカラフルなアイテムを多数展開しているのが特徴です。
サッカーやフットサルのトレーニングウェアとして使用できるのはもちろんのこと、デザイン性の高いアイテムは普段着としても着用可能です。
また、レディース向けの商品も多数取り扱っているのも特徴の1つだと言えます。機能性はもちろんのこと、見た目にもこだわりたいという人にぴったりのブランドです。
サッカージャンキー(Soccer Junky)
サッカージャンキーは、フレンチブルドッグのロゴが印象的なブランドです。2019年にJ2で2位となりJ1昇格を決めた横浜FCがサッカージャンキーのユニフォームを使用しているなど、近年少しずつブランド力が高まってきていると言えます。
サッカージャンキーはファッションレーベルを軸に立ち上がったスポーツブランドです。野球やバスケ、ハンドボール、テニス、ラグビーなど幅広いスポーツのグッズを展開しているレーベルでもあり、総合スポーツブランドと言えるでしょう。
ちなみに、横浜FCのほかにも、「北マリアナ諸島代表」や「ラオス代表」といったナショナルチーム、さらにはイタリアのクラブチームのサプライヤーも務めるなど海外展開も目立ちます。
アスレタ(ATHLETA)
ATHLETAは、1935年にブラジルで生まれたサッカーブランドです。南米の有名チームのサプライヤーとして活躍したほか、ブラジル代表のオフィシャルブランドであった時期もありました。
ちなみに、アスレタのウェアには星が3つ付いていますが、これはブラジル代表がアスレタのユニフォームを着用してワールドカップで優勝した回数を示しています。
日本においては、フットサルのブランドというイメージを持っている人も多いかもしれませんが、サッカーにおいてもユニフォームや練習着、スパイクなどアスレタブランドのグッズが多数展開されています。
ちなみに、ブラジル生まれのアスレタですが、現在は日本の会社が商品管理を行い、日本のブランドとなっています。
アンダーアーマー(UNDER ARMOUR)
アンダーアーマーは株式会社ドームが運営するブランドです。野球部が着用しているブランドのイメージを持っている人もいるかもしれませんが、最近ではサッカー界でもたくさん見かけます。
プレーヤーをしていた人は、練習着やユニフォームの下にインナーとして着用していたことのある人もいるでしょう。
アンダーアーマーのウェアの特徴はピッチリと体にフィットする点にあります。体格のいい人や鍛えている人が着ると見栄えすること間違いなしでしょう。もちろんゆったりとしたウェアも展開しているので安心してください。
Jリーグでは大宮アルディージャなどがユニフォームとして使用しているほか、近年だと、天皇杯でジャイアントキリングを起こし、2019年にJFLに昇格を決めたいわきFCなどもアンダーアーマーのユニフォームを着用しています。
ヨネックス(YONEX)
バドミントンやテニスのイメージの強いヨネックスですが、実はゴルフやスノーボード、ランニングシューズ、自転車など、幅広いスポーツ用品も展開しています。その1つがサッカーです。
サッカーに関しては、柏レイソルやアビスパ福岡などのサプライヤーを務めており、アマチュアのチームなどでも見かけることが少しずつ多くなっています。
ちなみに、2019年時点で展開している商品は、シャツやパンツ、ビブスやジャージ、バッグ、コート、手袋などであり、スパイクはありません。
ペナルティ(PENALTY)
ペナルティは、1970年にブラジル・サンパウロで誕生したブランドです。サンパウロF.C.やグレミオといった名門チームのサプライヤーとして南米トップクラスのフットボールブランドとして地位を確立しています。
また、フットサルグッズを早い段階から取り扱っており、フットサルブランドのパイオニア的存在となっています。
現在では、ブラジルやアルゼンチン、チリといった南米をはじめとして、スペインや日本など世界各地にブランドを展開しています。ウェアはシンプルなデザインをはじめとして、柄もののデザインまで幅広く扱っているのが特徴です。
ルースイソンブラ(LUZ e SOMBRA)
最後に番外編として、Jリーグのチームのユニフォームブランドではありませんが、サッカーシーンにおいてよく見かける「ルース・イ・ソンブラ(LUZeSOMBRA)」を紹介します。
「LS」のシンプルなロゴが特徴のルース・イ・ソンブラは、2005年に日本で生まれたブランドです。
ルース・イ・ソンブラは、ポルトガル語で光と陰という意味を持っています。フットサルやビーチサッカー、ストリートサッカーなど底辺の未来を担うことをコンセプトにしています。シンプルなデザインでありながら、スタイリッシュでもあるため、練習着としてはもちろん普段使いにもぴったりです。また派手なウェアが苦手な人でも着用しやすいのも特徴だと言えるでしょう。
まとめ
今回は、近年になってサッカー界でよく見かけるようになったブランドについて解説しました。
アディダスやプーマといったブランドは今でもサッカー界の人気ブランドの1つですが、続々と新興勢力が出てきているのも事実です。
ブランドという視点でサッカーを見ることで、サッカーブランドのトレンドも見えてきそうですね。
Kzy Shibata /
ビギナーズ編集部 ライター
岡山県出身 フリーライター兼サッカー監督です。 「人間万事塞翁が馬」をモットーとしています。