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飛行機の座席クラスの選び方!特徴やおすすめの座席は?
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飛行機に乗る際、特に国際線に乗るとき慎重に選びたいのが飛行機の座席クラスですよね。
選ぶ座席クラスによって長時間のフライトでどれだけ快適に過ごせるかが決まってきます。
今回は飛行機に乗る際の座席クラスの特徴や違いを解説していきます。
それだけではなく、シチュエーションや予算に合わせた座席クラスの選び方もご紹介していきます。はたしておすすめの座席クラスはどのクラスとなるのでしょうか?
目次
飛行機の座席クラスは何種類?
大まかに分けて飛行機の座席クラスは- ファーストクラス
- ビジネスクラス
- エコノミークラス
となります。最近では大手航空会社でエコノミークラスよりも座席が広いなどの特典がある「プレミアムエコノミークラス」という座席クラスも登場しています。
座席クラスごとの運賃の違いはどれくらい?
飛行機の座席はクラスによって運賃が違います。
値段はファーストクラスが一番高く、ビジネスクラス、プレミアムエコノミークラス、と続きエコノミークラスが一番安い座席クラスとなります。
ファーストクラスとエコノミークラスの運賃の差はシーズンやエコノミークラスの割引度にもよりますが、ファーストクラスはエコノミークラスの運賃より10倍の価格差がある場合もあります。
それに対して2番目に運賃が高いビジネスクラスはエコノミークラスの3~5倍ほどの値段設定となっています。
飛行機の座席クラスの特徴とは? ここからは飛行機の座席クラスの違いを見ていきましょう。今回はANAの国際線に登場する場合のサービスで比較していきます。ファーストクラス
搭乗前
- ファーストクラス専用のチェックインカウンターがある
- 手荷物は3個まで預けられる
- 保安検査優先レーンが利用可能
- ファーストクラス専用ラウンジが利用できる
- 飛行機に優先搭乗できる
機内
- プライベート空間を生み出すスクエア型のシェルのようなシートなど(機体によってシートの構造に違いあり)
- 著名シェフやレベルの高いシェフたちによる新鮮食材と高級食材を使用した絶品料理やワンや日本酒など選りすぐりの飲み物が楽しめる
- ファーストクラスならではのアメニティが充実
降機時
- 入国審査優先レーンが利用可能(一部の空港)
- 優先的に手荷物の受け取りができる
ビジネスクラス
搭乗前
- ビジネスクラス専用のチェックインカウンターがある
- 手荷物は2個まで預けられる
- 保安検査優先レーンが利用可能
- 飛行機に優先搭乗できる
- ラウンジが無料で利用できる(空港による)
機内
- フルフラットシートで周りを気にする必要がない
- 著名シェフやANAシェフチームによるこだわり抜いた料理と飲み物を楽しめる
- 多数のアメニティが充実
プレミアムエコノミークラス
搭乗前
- 手荷物は2個まで預けられる
機内
- エコノミークラスよりも幅の広いシートで快適に過ごせる
- エコノミークラスの食事・飲み物に加え、プレミアムエコノミーだけが楽しめるメニューもある
- アメニティグッツあり
エコノミークラス
搭乗前
- 手荷物は2個まで預けられる
機内
- スリム化したシートで足元スペースを確保
- モニター付きのシートで映画などが楽しめる
- 日本の味が味わえる料理と飲み物が楽しめる
このようにファーストクラスとビジネスクラス、プレミアムエコノミークラスとエコノミークラスでは多くのサービスが違います。
やはり、運賃が高くなるほどより良いサービスが受けられるようです。
特にラウンジが利用できる点、シートが広い点は大きな違いですよね。
シチュエーション別おすすめの座席クラス
ここからはシチュエーション別に選びたいおすすめの座席クラスをご紹介していきます。
安さで選ぶなら!
安さで座席クラスを選ぶならやはり「エコノミークラス」です。
エコノミークラスはシーズンによって割引運賃になる場合もあるので、時期を狙えば非常に安くチケットを購入することができます。
運賃は他の座席クラスに比べると安価ですが、そのぶん座席が狭く、長時間のフライトでは疲れがたまりやすいので要注意です。
エコノミー症候群対策もしっかりと行っておきましょう。
快適さで選ぶなら!
快適さで選ぶなら「ファーストクラス」です。
エコノミークラスとは比較にならない贅沢なフライトを感じられることでしょう。
優先搭乗やラウンジの利用が可能という点からメリットが非常に多い分、価格がとても高いです。
機内ではいたれりつくせりで、ゆったりとしシートでリラックス可能なフライトと美味しい料理やドリンクが楽しめることでしょう。
経済的に余裕のある方にはおすすめしたいサービスと言えるでしょう。
ちょっと贅沢したいなら!
「ファーストクラスまではいかなくていいけど、ちょっと贅沢したい!」という方にぜひオススメしたいのは「ビジネスクラス」と「プレミアムエコノミークラス」です。
ビジネスクラスはファーストクラスより断然安いので、少し贅沢なフライトを体験したいという方にはぴったりです。
プライベート空間を確保できる座席とこだわり抜いた料理・ドリンクが楽しめます。
もう少し運賃を抑えたいという方にはプレミアムエコノミークラスがおすすめ。
エコノミークラスの3~5倍程度の運賃で、エコノミークラスより広い座席とより多くのドリンクなどが楽しめます。
エコノミークラスからプレミアムエコノミークラスにアップグレードするだけでもだいぶシートが広くなったことを実感できるので、おすすめした座席クラスの一つです。
エコノミークラスでおすすめの座席は?
座席クラスの次はエコノミークラスでどの座席がおすすめなのかを見ていきたいと思います。
エコノミークラスは座席の幅が狭い分どの座席を選ぶかで快適度が大きく違ってきます。
どこの座席を選ぶとより快適に過ごせるのでしょうか?
景色を見たい方は「窓側」はおすすめ!
景色を存分に満喫したい方は窓側の座席がおすすめです。
どの窓側席にも窓が必ずついているので(非常口座席を除く)出発から到着まで全体を通してきれいな景色を楽しめることでしょう。
また外を見ることができることから乗り物酔いしやすい方にもおすすめの座席です。
ですが、飛行機内が消灯しているときや寝ている人が近くにいる時はマナーとして日よけを降ろしておきましょう。
足を伸ばしたい方は「最前列席」がおすすめ!足を存分に伸ばしてリラックスしたいという方には最前列席がおすすめです。
最前列席は前の座席がないため、足を伸ばすことが可能なのでいつでもストレッチすることができます。
ですが、離陸と降下時は荷物を床に置いておけなかったり、モニターを収納する必要があるため要注意です。
また、最前列を選択する際、航空会社によっては最前列料金を支払う必要がある場合があります。
満15歳以上なら「非常口座席」がおすすめ!
満15歳以上なら非常口座席がおすすめです。
非常口座席とは最前列席と同じく前に座席がないので、足が伸ばし放題。
ですが非常口付近にある座席のため、緊急事態発生時に脱出の手助けをする必要があります。
なので、座席選択時にはさまざまな注意点が表示されるので熟読した上で同意しなければいけません。
15歳未満の方はこの座席に座ることができませんので、ご注意ください。
また非常口座席も航空会社によっては最前列料金を支払う必要がある場合があります。
飛行機の中でも快適に過ごそう!
飛行機の座席クラスは選び方によって、どれだけ機内で快適に過ごせるかが決まってきます。予算などに合わせてご自分に合った座席クラスを選びましょう。フライトも旅の一部です。フライトを含めて楽しい旅になるようにしっかりと座席クラスを見極めて、快適に過ごしましょう。
ひろこがね /
ビギナーズ編集部 ライター
趣味は映画を観ることと、パソコンをいじることです。柴犬が大好きです。アメリカにはたまに足を運びます。