ドキドキの初飛行機！乗り方や降り方までの流れを徹底解説

飛行機に初めて乗る!という人にとって、どのように乗ってどのように降りるのかということは特に気になるものです。

「チケットはどこで提示するの?」「持ち込んでいい荷物がわからない」「国内線と国際線では乗り方が違う?」など、わからないことは山積み状態!

そこで今回は、飛行機の乗り方や降り方を国内線と国際線別にご紹介します。搭乗前に流れを把握し、焦ってしまうことなく空の旅を楽しみましょう。

飛行機の乗り方・降り方〜国内編〜

ここでは、国内線での飛行機の乗り方と降り方について詳しくご紹介します。事前に確認しておくことで、スムーズに飛行機の乗り降りができるはず。

乗り方

まずは飛行機の乗り方についてご紹介します。

チケットを購入する

飛行機に乗るファーストステップは、まず航空券を購入すること。ネットから簡単に予約することができるサイトを使えば、難しい手続きなしでOK!

「skyticket」「エアトリ」「エクスペディア」などというサイトを利用することで、さまざまな航空会社の料金を比較することができるので便利です。

上記のサイトから航空券を申し込むと、登録したメールアドレスに「予約番号」「確認番号」などが記載されたメールが届きますので、大切に保管しておきましょう。

空港に到着

空港に着いてから飛行機に乗り込むまで、だいたい1時間程度の時間がかかります。したがって、当日は1時間半前には空港に到着するようにしましょう。

空港に着いたら、まずは自動チェックイン機で搭乗券の発券を行います。チケット購入時に発行された「予約番号」「確認番号」などの情報を自動チェックイン機に入力すると、その場で搭乗券が発券されますよ。

チェックイン、荷物を預ける

搭乗券を発券できたら、次はカウンターでのチェックインです。

機内に持ち込まない荷物を「預け荷物」として出発ロビーでスタッフに受け渡したり、預けることができなかった荷物があれば、破棄したり宅配便で自宅に郵送するなどの手続きを行いましょう。

保安検査場で荷物の検査

チェックインと預け荷物の手続きが済んだら、機内に持ち込む荷物の検査を行う「保安検査場」へ向かいます。

ここでは機内に持ち込める物の確認が細かく行われ、金属類を検査用の専門カゴに入れる必要があります。

検査に引っかかった場合はボディーチェックを受けなければいけなくなる場合もあるため、PCやベルトなどの金属類だけではなく、危険物や液体物など持ち込みができない(制限がある)物を事前に確認しておきましょう。

機内に持ち込める物の確認は保安検査場前に表示してありますが、搭乗する航空会社のHPでも確認することができるため、事前に確認をしておくと安心です。

また、保安検査場の締め切り時刻は「出発の20分前」ですので、時間に余裕を持って向かいましょう。

搭乗口へ向かう

保安検査場での手荷物検査が終わったら、航空券に記載されている番号を目印に、搭乗口へ向かいます。

大きな空港では搭乗口がわかりにくいこともありますので、迷ったら案内掲示板を見たり空港職員に聞いてみたりしてもいいでしょう。

搭乗口へは出発時刻の10分前には到着できるように心がけ、到着後は客室乗務員の案内通りに飛行機内へ移動してください。

降り方

次に降り方についてご紹介します。

手荷物受取所で荷物を受け取る

飛行機が着陸した後は、客室乗務員の指示に従ってシートベルトを外したりテーブルや座席の後片付けをしたりしましょう。

飛行機から降りた後は預け荷物が出てくるターンテーブルへ向かい、自分の荷物をピックアップ。手荷物受取所は混雑しやすいため、できるだけ早く待機しておくとスムーズです。

また、国内線ではあまりありませんが、もしも「自分の荷物が回ってこない」という場合は、速やかに係員に使えることが大切です。

到着ゲートへ向かう

自分の荷物をピックアップしたら、到着ゲートから出ます。

国内線では入国審査や税関もないため、預かり荷物をピックアップしたらすぐに出口から出ることができますよ。

飛行機の乗り方・降り方〜国際編〜

次は、国際線での飛行機の乗り方降り方についてご紹介します。

基本的な乗り方は国際線と変わりませんが、国際線では「出入国審査」「税関」というステップがあるところが特徴的です。

国際線では日本語が通じない場合も多いため、空港内で焦ってしまいやすいもの。国際線の飛行機に乗る場合は、事前にしっかりと流れを確認しておきましょう!

乗り方

国際線の場合は保安検査を受けた後に「出国審査」「税関の申告」がありますので、出発時刻の2時間前には空港に到着しておくのがポイント!

• 1.チケットの購入
• 2.空港に到着
• 3.チェックイン、荷物を預ける
• 4.保安検査場で荷物の検査
• 5.出国審査、関税手続き
• 6.搭乗ゲートへ向かう

出国審査では、パスポートと搭乗券を審査員に見せ、パスポートに出国のスタンプを押してもらいます。

また、出国審査の前に「税関手続きカウンター」がありますが、ここでは「海外に現金で100万円以上持って行く場合」や「外国製の高級時計やカバンを持って行く場合」に申請をする場所なので、該当しない人はスルーしてかまいません。

出国審査と税関手続きを済ませたら、後は国内線と同じく「搭乗ゲートに進み機内に移動する」という流れです。

降り方

次に降り方についてご紹介します。

入国審査

飛行機を降りたら「入国審査(Immigration)」へ向かい、入国審査官による質問を受けます。

入国審査では基本的にパスポートと、飛行機内で乗務員から配布された「入国カード」が必要ですが、入国カードは訪れる国によって必要ないところもあるため、事前に確認しておくと安心です。

他には「ビザ」「帰りの航空券」などの提示を求められる場合もあるため、すぐに取り出せるように準備しておくといいでしょう。

入国審査では「滞在の目的や滞在期間」を質問されることがほとんどなので、きちんと答えられるように英語の練習も忘れずに!

観光では「For sightseeing.」、仕事の場合は「For business.」、学生ビザで渡航する場合は「For study.」などと簡潔に答えるだけなので、英語に自信がない人でも心配しすぎる必要はありません。

手荷物受取所にて預けていた荷物をキャッチ

入国審査が終わったら、手荷物受取所で自分の荷物が流れてくるのを待ちます。

国内線ではあまり起こりませんが、国際線、とりわけ「乗り換えがある便」でのフライトでは、預けたはずの荷物が流れてこないことも珍しくありません。

乗り換えの際に航空機が変更になる場合、預け荷物の移し替えがしっかりと行われないことも!いくら待っても自分の荷物が流れてこない場合は、地上係員に相談してください。

関税で関税申告書を提出する

関税では、手荷物や預け荷物で持ち込むものに対しての免税範囲をチェックしたり、輸入出が禁止・規制されているものを厳しく調べたりします。

免税範囲を超えての持ち込みをしてしまうと、品物の種類や量に応じた税金を支払うか、もしくは品物を破棄するかの選択を強いられるので注意しましょう。

また、国によって輸出入が禁止・規制されているものに関しては、必ず事前に調べておくことが大切です。

到着ロビーへ

関税を通過した後は、そのまま到着ロビーへ進みましょう。

到着ロビーから出るとレンタカー会社や長距離バスの運行などさまざまなサービスが目に入ってくると思うので、旅の目的に合わせて利用してみるといいですね。

飛行機初心者必見!空港の中を楽しむための3つのポイント

初めて飛行機に乗るという人にとって、空港はワクワクとドキドキが詰まった場所!

国内線では1時間半前に、国際線では2時間ほど前に空港へ到着しているのが理想とお伝えしましたが、あえて3〜4時間前に到着するのもおすすめです。

ここでは、空港をより楽しむための3つのポイントについてご紹介します。

ショッピングを楽しむ

空港内には「お土産屋」「レストラン」「カフェ」「バー」「アパレルショップ」など、さまざまな店舗で賑わっています。

出発前にブラブラとショッピングを楽しんでみるのももちろんおすすめですが、買い忘れたものを購入したりお土産を選んだりする時間を設けるのもおすすめです。

空港内に入っている各店舗ということで、いつでも気軽に行ける雰囲気ではなく、いい意味で「非日常空間」を楽しむことができるでしょう。

フライト前の時間を有意義に過ごすことで、いい旅のスタートが切れるのではないでしょうか。

グルメを楽しむ

空港内の飲食店は「和食」「洋食」「エスニック」などと幅広いだけではなく、空港の壮大なイメージを感じさせてくれるような、キレイで洗練された空間が魅力的。

空港限定の飲食店はもちろん、そこでしか食べることのできないオリジナルメニューが充実しているお店も珍しくありません。

いつもは挑戦できない料理を堪能してみたり、ゆっくりとお酒を飲んで気持ちを落ち着かせてみたりするのも素敵な過ごし方ですね。

グルメ目的に空港へ足を延ばす人もいるほど空港内の飲食店は充実しているため、さまざまなグルメを楽しんでみてほしいと思います。

アミューズメントを楽しむ

各空港では、思考を凝らしたアミューズメント施設が注目を集めています。

羽田空港国際線旅客ターミナルでは「パイロット気分を味わえる本格的なシュミレーター」「プラネタリウム」「スロットカーサーキット」などといったスポットが、関西国際空港でも体験型のアミューズメントが充実!

普段はあまりお目にかかることができないようなアミューズメントが揃っているため、出発前には空港内のアミューズメントで遊び尽くすのも楽しそうです。

初めての飛行機は時間に余裕を持って!

国内線と国際線ではさまざまなステップがあるものの、基本的には「出入国審査」「税関」のステップだけが異なります。

その他は同じ流れなので、今回ご紹介したステップをしっかりと確認しておきましょう。

預け荷物や手荷物などはサイズや重量もチェックされるため、使用する航空会社のHPを参考にして、事前に確認をしておくとスムーズな搭乗につながりますよ!

初めての飛行機はなにかと不安になったり心配なことが思いついたりしやすいですが、空港はドキドキワクワクがぎゅっと詰まった素敵な場所。

思い出に残る旅になるように事前準備をしっかりと行い、時間に余裕を持って空港へ向かいましょう。