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留学にかかる費用の目安は?国や期間別相場を徹底調査!
※当記事はアフィリエイト広告を含みます。
語学留学にワーキングホリデー留学、お稽古留学など…留学にはさまざまな形があります。
どのような留学スタイルを選ぶかによって費用は大きく異なりますが、どこの国に留学するかによってもかかる費用には差が生じてきます。
そこで今回は、アメリカやイギリスなど留学先として人気の国をピックアップし、かかる目安費用をご紹介。
留学の際にかかってくる費用の詳細についてもまとめるので、これから海外留学を検討している人はぜひ参考にしてみてください。
目次
留学の際にかかってくる費用
留学の際にかかってくる費用は、どの国へ留学してもさほど変わることがない「出発前費用」と留学する国によって大きく異なる「現地でかかる費用」の2通りがあります。
ここでは出発前にかかる費用と現地でかかってくる費用についてまとめました。
出発前にかかる費用
航空運賃
航空運賃は、どの航空会社を選ぶかによってかなり金額に差が出てくる費用です。
例えばハワイに留学した場合。LCCのエアアジアでは約4万円の片道料金であるのに対して、全日空では約7万円と倍近い金額の差が出ています。
また直航便であれば数時間のフライトで済むものの、経由便では到着まで24時間以上も要してしまう場合も珍しくありません。
できるだけ安く済ませたい航空運賃ですが、LCCの場合は「機内サービスが乏しい」「手荷物の規制が厳しい」「直航便ではない」などというフライトが多いということを頭に入れておきましょう。
健康診断受診料
学生ビザなどで渡航する場合は、必ず「移民局指定の病院」にて受診する必要があります。
費用は病院によっても異なりますが、だいたい2万円前後のところが多いでしょう。
指定の病院が住んでいる地域にない場合もあるため、遠方まで足を運ばなければいけないケースも少なくありません。
海外留学保険料
海外留学保険料は1年間で約20万円とかなり高額です。
保証される内容は保険プランによって異なりますが、長期間の海外留学保険では「現地で事故にあい入院した」「火災による家主への賠償責任」「盗難被害」「家族の死亡による一時帰国金」などといった充実の保証内容が魅力的。
金額は高額ですが、海外でもしものことが起こったときのためにも、保証内容が充実している保険に加入しましょう!
パスポート申請料
パスポートを持っていない場合は申請をする必要があり、パスポートの有効期限によってかかってくる費用が異なります。
5年間有効のパスポートを申請する場合の費用は11,000円、10年間有効のものは16,000円、12歳未満なら6,000円の申請料になります。
ビザ申請料
ビザの申請にかかる費用は、国やビザの種類によって異なります。
アメリカでは、観光ビザや学生ビザの申請にかかる費用が17,000円程度であるのに対し、オーストラリアの観光ビザは500円で取得できる場合もあると思えば、ワーキングホリデービザでは2万円以上などの申請料がかかると金額の差も激しいのが印象的!
エージェント契約料
語学学校の情報を提供してくれたりホームステイ先を紹介してくれたりなど、海外留学のために必要な手続きを代行してくれるのがエージェントです。
留学を斡旋してくれるエージェントは多数存在していますが、契約料もエージェントによって異なります。
エージェントに支払う目安費用はだいたい10~30万円で、サポート内容によってはそれ以上の金額になる場合も!
契約前にはサポート内容や金額の確認を行い、しっかりと検討する必要があるでしょう。
現地でかかる費用
食費や宿代などの生活費
食費や宿代などの現地生活費は、留学費用の多くを占める費用になります。
留学スタイルとして人気が高いホームステイは食費や光熱費などを支払う必要がないため比較的高額ですが、シェアハウスで生活する場合は「家賃1週間で150ドル」「食費1週間で200ドル」程度が目安となります。
もちろん現地での生活費は「その国や地域の物価」によって変動するため、物価の高いアメリカやイギリスでは生活費がより多くかかりやすいといえるでしょう。
生活費を安く抑えたい場合は、物価の安い「フィリピン」「ニュージーランド」といった国を選ぶようにするのもひとつの方法です。
交通費
現地での交通費はバスや電車といった公共交通機関を使用する人が多いでしょう。
通学のためにマンスリーチケットを購入する場合もありますが、ワーキングホリデーで滞在している人の中には現地で中古車を購入する人も珍しくありません。
通信費
今やパソコンやスマホは単なる連絡手段ではなく、個人の情報発信のツールとしても欠かすことがでないアイテムです。
現地では日本語対応のスマホを契約できるショップが多く存在していますし、SIMフリー端末の販売や短期留学者のためのプリペイド式通話機器も豊富に揃えられています。
授業料
語学学校などの授業料は、現地で支払うこともあれば渡航前に一括で支払う場合の2通りの方法があります。
ワーキングホリデーなどで「滞在の途中から入学する」という場合は現地での支払いになりますが、渡航前に学校を決める場合や高校留学などの場合は事前に支払うケースがほとんどです。
お小遣い
現地でのお小遣いも、留学費用として考えておきたい費用のひとつ。
海外生活を満喫するためにも現地のレストランで食事をしたり、現地ツアーに参加したりしたいと考える人は多いでしょう。
どのくらいのお小遣いが必要になってくるかは人によって異なりますが、1ヶ月で日本円1~2万円は用意できるといいですね!
国別の留学費用の目安
留学にさまざまなスタイルがあり、それによってかかる費用も大きく異なるのが海外留学の特徴です。
ここでは「短期留学」「ワーキングホリデー留学」「高校留学」の3通りのスタイルに着目し、国別の費用目安をまとめてみたいと思います。
12週間語学学校に通った場合の費用目安
国 | 総額費用目安 |
---|---|
アメリカ | 約150万円 |
カナダ | 約100万円 |
イギリス | 約130万円 |
オーストラリア | 約100万円 |
ニュージーランド | 約100万円 |
3ヶ月間語学学校に通った場合の留学費用は、ホームステイ代や現地でのお小遣いこかいなども全て合わせて上記のような目安金額になります。
アメリカやイギリスは物価が高いため留学費用もその他の国に比べると高額になりやすいですが、短期間の留学であればオーストラリアやカナダ・ニュージーランドとの差もそこまで気にならないでしょう。
ワーキングホリデー留学1年間の場合
-
総額費用目安
- カナダ:約250万円
- イギリス:約280万円
- オーストラリア:約250万円
- ニュージーランド:約230万円
- フランス:約280万円
- 韓国:約200万円
アメリカはワーキングホリデーの制度がありません。
上記の金額は、現地でかかってくる1年分の「食費」「滞在費」「お小遣い」といった生活費に加えて、2年3ヶ月語学学校に通った場合の費用目安です。
金額は大きくなりますが、ワーキングホリデーはフルタイムでの労働が許されているため、生活費以上のお金を現地で稼ぐことも十分可能というところが魅力的!
語学学校などに通う予定がない場合は、渡航するための航空チケット代や2ヶ月ほどの生活費として50万円ほどあれば留学可能であることがほとんどです。
現地の公立高校に1年間留学した場合
上記の金額には1年間の学費や生活費・保険料などが含まれていますが、学校によってかなりバラツキがあるため一概には計算できないところがあります。
イギリスでは「ボーディングスクール」という全寮制の高校が多く、各国から留学生を受け入れていることから、滞在費が他の国よりも比較的高額になりやすいのが特徴的。
また、アメリカやイギリスなどの公立高校の学費は年間150万円程度からが一般的ですが、私立高校の授業料は年間250万円程度から。
私立高校を選ぶ場合は、公立高校の場合と比べると100万円程度費用が高くなるでしょう。
留学費用の目安はあくまでも「目安」!
物価の高いアメリカやイギリスなどに留学した場合は、学費だけではなく現地での生活費も高額になりますし、反対に物価の低い国へ留学すると全ての費用が少なくて済むように。
このように、どのような学校に通うのかによってだけではなく、留学する土地の物価や環境によっても目安費用が異なるため、費用の算出は一筋縄には行きません。
今回ご紹介した費用はあくまでも目安になるため、留学前には必ず「通う予定の学校の費用」「済む土地に応じた物価での生活費」を考えて費用を計算してみる必要があります。
留学費用を抑えたい場合は「フィジー」「フィリピン」という選択肢も
アメリカやイギリスよりも物価の安いオーストラリアやニュージーランドでも、短期留学の費用は100万円以上の必要です。
留学費用をできるだけ抑えたい場合は、あえて上記でご紹介した人気の留学先を選ばないという方法も!
物価の安いフィジーやフィリピンでは英語が公用語となっていることから、近年「費用を安く済ませたい」という留学者が多く集まっています。
フィリピンはホームステイではなく「学生寮」での滞在方法が主流で、ホームステイよりも滞在費を安く済ませることができますし、短期留学した際にかかる目安費用は約60万円と、アメリカやイギリスに比べると半額以下の金額に!
フィリピンは1年中温暖な気候でリゾート気分を味わえるのも魅力のひとつとして挙げられますが、フィリピン同様に底物価・リゾート感覚を味わえる「フィジー」もおすすめの留学先です。
おすすめの留学エージェント3選
ここでは、おすすめの留学エージェントをご紹介します。留学エージェントとは、留学に関する手続きをおこなう代理店のことです。
無料カウンセリングをおこなっているサービスもあるので、留学に関する不安も気軽に相談できるでしょう。
本気留学StudyIn(スタディーイン)
「本気留学StudyIn(スタディーイン)」は、年間4,500名をサポートしている留学エージェントです。
コンサルタント全員が大学留学や海外経験をしています。そのため、出発から帰国まで利用者に寄り添ったコンシェルジュ体制が好評となっています。
紹介してくれる学校は、ビジネスレベルの英語力を持つコンサルタントが、海外視察を繰り返し選び抜いた5%のトップスクールのみとなっています。そのため、質の高い留学体験ができるでしょう。
また、2カ国留学に強い点も魅力です。2カ国留学とは、欧米国で語学留学や就労をする前にフィリピン留学を通す方法で、費用を抑えながら英語力を向上させられます。
留学先でより多くの学びを得たい方、本気の海外留学を希望する方におすすめです。
夢カナ留学
「夢カナ留学」は、海外渡航前の準備から帰国後のキャリア支援までサポートしてくれる留学エージェントです。
「夢カナ留学」では、1からオーダーメイドで留学プランを作成しています。利用者の性格、今の英語のレベル、住みたい環境などから最適な留学・ワーホリプランを提案してもらえるでしょう。
また、英語力の向上を目的として、日本人が15%以下の語学学校のみを案内してくれるようになっています。本気で英語を学びたい人にとって、積極的にネイティブと英語を話す環境を整えてくれる点は魅力ですね。
帰国後の外資系企業等への就職や転職もサポートしてくれるので、トータルサポートを希望する方におすすめの留学エージェントです。
スマ留
「スマ留」は、圧倒的な安さが魅力の留学エージェントです。他社の料金に比べ、なんと最大50%OFFとなっています。
「スマ留」の料金プランは、全てがパッケージになっているためシンプルでわかりやすい点が特徴です。授業料・滞在費・教材費・入学金・諸手続き費用込みとなっており、別途サポート費用が掛かることもありません。
また、他社が数か月からの留学プランなのに対し、最短1週間から利用できます。もちろん、利用者の希望を丁寧にヒアリングし、厳選した学校のみを紹介してくれます。
時間やお金を必要最低限に抑え、気軽に語学を学びたいという方におすすめです。
留学費用は余裕を持って!留学費用を抑える工夫も調べてみよう
留学にはさまざまなスタイルがあるように、目安となる費用も大きく異なるのが特徴的です。
「安い費用で留学したい」のであれば、物価の安い国への留学やワーキングホリデービザを検討してみるなど、費用を安く抑える留学方法を考えてみるといいでしょう。
どの留学スタイルを選ぶにしても、余裕を持った資金準備を心がけることで、憧れの海外留学がぐっと身近に感じられるはずですよ!
白根 鮎美 /
ビギナーズ編集部 ライター
独学で英語を勉強後、オーストラリアでは幼児教育の専門学校で勉強。帰国後は子ども英会話教室にて1歳から高校生への英会話を指導していました。また、サーフィン歴は10年以上、海を愛する2児のママサーファー。