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クロスバイク用タイヤおすすめ13選|選び方も解説!通勤通学でも使えるタイヤは?

クロスバイクタイヤの特徴を解説しつつ、タイヤのサイズ別の選び方やおすすめ商品をご紹介します。耐久性に優れた通勤通学でも使えるモデルや、700×28Cのバランスの良いタイヤまでピックアップしたので、自分に合ったタイヤを選ぶようにしましょう。
クロスバイク用タイヤおすすめ13選|選び方も解説!通勤通学でも使えるタイヤは?

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一般的なママチャリとクロスバイクは、外見も異なれば走行性や乗り心地も全く異なりますが、それを決定付けているのは「タイヤの違い」でもあります。

どのようなタイヤを選ぶのかによってクロスバイクの楽しみ方も変わるといっても過言ではないほど、タイヤの種類やサイズは走行性に大きな影響を与えます。

そこで今回は、クロスバイクに合うタイヤの選び方はもちろん、クロスバイク用のおすすめタイヤについてもご紹介します。

クロスバイク用のタイヤって?

クロスバイク用のタイヤの太さは「28C~35C」が主流ですが、このサイズはママチャリよりも細くてロードバイクよりも太いサイズ感です。

ママチャリよりも細いことで加速性能を高め、ロードバイクより太くすることで安定感のある走りを実現させているバランス良く仕上げてあるという特徴があります。

クロスバイク用のタイヤは「一般的なママチャリよりも快適に走れて安定性も兼ね備えている」ともいえ、街乗りからちょっとしたツーリングまで幅広く活用することができると大人気!

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クロスバイク用のタイヤの選び方

クロスバイクのタイヤと一言でいっても、その種類は「幅の細いもの」「幅の広いもの」「硬いタイヤ」「柔らかいタイヤ」など実に豊富です。

ここでは、目的に合わせたクロスバイクタイヤの選び方についてまとめてみたいと思います。

タイヤの太さで選ぶ

クロスバイクの一般的な太さは「28C」ですが、バイクの種類や好みによって23C〜35C幅のタイヤを装着する場合もあります。

幅広のタイヤと細いタイヤにはそれぞれメリットとデメリットがあるため、自分がどのような走りをしたいかによって選んでください。

幅広タイヤの特徴

30C~35Cの太めのタイヤは安定感が抜群で乗り心地が良く、体に伝わってくる振動や衝撃を減少させることが可能!

しかし、安定性と引き換えに加速力が低下するため、スピードを優先させたい人には不向きのタイヤといえるでしょう。

どっしりと安定した走りを楽しみたい人は、ママチャリとほとんと同じ幅の「35C」を目安にタイヤ選びを進めてみてください。

細いタイヤの特徴

23C~28Cの細いタイヤの特徴は、なんといっても軽やかな走行性と抜群の加速力!風をきって走る感覚は、なんともいえない爽快感に溢れていますよね。

ただし、タイヤが細い分、高圧の硬いタイヤで走行することになり、段差や地面の衝撃がダイレクトに体へと伝わってきます。

また、23Cほどの細いタイヤの場合、路上の溝やちょっとした穴にもハマりやすくなってしまうことも。

細いタイヤなので空気が抜けやすく、定期的に空気を入れたり空気圧をチェックしたりすする必要があります。

トレッドで選ぶ

トレッドとはタイヤの「溝」のこと。

クロスバイクのトレッドは「溝がないスリックタイヤ」と「溝があるオールコンディションタイヤ」の2種類に分けられ、それぞれに乗り味が異なるため、トレッドで選んでみるのもいいでしょう。

スリックタイヤの特徴

溝がなくツルツルとしたタイヤの印象を受けるスリックタイヤは、一見すると「滑りやすそう…」という印象を与えてしまいますが、実は溝があってもなくてもスピードが出ていればグリップ力に大差はありません。

というのも、スリックタイヤは「タイヤの表面が路面と摩擦する際に発生する熱」によって、タイヤの表面を溶かしてグリップ力を発揮しているから。

また、スリックタイヤはゴムが厚いので、パンクしにくいのも特徴的です。

オールコンディションタイヤの特徴

クロスバイクのほとんどには溝があるオールコンディションタイヤが装着されていて、砂利道ではスリックタイヤに比べてかなりの安定感を発揮してくれます。

溝があるオールコンディションタイヤはグリップ力が高そうですが、溝があることで地面との接地面が少なくなれば滑りやすくなってしまうことも頭に入れておきましょう。

ゴムの質で選ぶ

クロスバイク用のタイヤのゴムには、硬いものもあれば柔らかなものまで幅広く揃えられています。

ゴムが硬ければ硬いほど削れにくいので長持ちもしやすいのですが、硬いとコーナリング時のグリップ力が低下するというデメリットも。

一方で、柔らかなゴムは削れやすいというデメリットがあるものの、抜群の安定感とグリップ力を発揮します。

また、最近ではタイヤの部位によって硬いゴムと柔らかいゴムを使い分けることで、耐久性と安全性の両方を叶えている高性能タイヤも続々と発売されています。

繊維の密度から選ぶ

タイヤの繊維密度は、乗り心地にかなりの影響を及ぼします。

繊維の密度は「TPI」という数値で表し、この数値が高ければ高いほど乗り心地が良くなります。

繊維の密度が高いほどタイヤ全体がしなやかにまとまり、衝撃を吸収しやすくバランスのいい走行を実現してくれるでしょう。

比較的リーズナブルなタイヤは30TPIで1本2,000円前後、4,000円ほどの中間価格になってくると60TPI、高性能のタイヤのTPIは120で価格は5,000円以上ですので、価格とTPIを照らし合わせて選んでみてください。

おすすめのクロスバイクタイヤ13選

ほとんどのクロスバイクには、28〜32Cのタイヤが装着されているものです。ここではタイヤの種類別に、クロスバイクにおすすめのタイヤをご紹介していきたいと思います。

太いタイヤ

「安定感のあるタイヤが欲しい」「乗り心地の良さが最優先」という人は、32C以上の幅広タイヤを選んでみましょう。

Continental GRAND PRIX 5000 TL5000 チューブレス 700-32C

タイヤの繊維密度(TPI)は、120程度から「高性能」として分けられますが、こちらのタイヤのTIPは驚きの「330」!

抵抗の軽さと耐パンク性能に優れ、しっかり安定した走りの中にも軽やかさが際立ちます。

MICHELIN(ミシュラン) PROTEK BLK 700X32C FR タイヤ

街乗りを想定し、アスファルト路面での快適な走行と、雨天時の確かなグリップを考慮したトレッドパターンのシティータイヤです。

接地面のトレッド下に、1mmのパンク防止層を配置。耐久性に優れた、コスパの良いタイヤです。反射テープ付で夜間の走行時も安心。

HUTCHINSON タイヤ ビチュ 700×35 WB

35Cといえば、ママチャリとほとんど同じくらいの幅です。しっかりとした幅広タイヤは安定感も抜群で、地面から伝わる振動や衝撃も軽減してくれるでしょう。

こちらのモデルは全天候型パターンで、街乗りやちょっとしたサイクリングに最適なデザインです。グリップ力に優れ耐久性も良いバランス型なので、通勤や日常使いにもぴったり!

HUTCHINSON タイヤ オーバーライド700×38 TT

抜群の安定性・快適性・耐パンク性を求めるのであれば、長距離走行のために考案された、こちらのグラベルモデルがおすすめです。

街乗りはもちろん、凹凸のある地面からグラベルに至るまで、さまざまな路面に対応する高性能タイヤ!700×35と700×38の2サイズ展開で、38Cモデルでは中央部のグリップ力とハンドリング時の性能を極限まで高めています。

「長距離を快適に走りたい!」という人には、まさにうってつけのタイヤといえるでしょう。

TIG シティ スリッカー 2 700 x 38C / TIOGA

こちらのモデルは、雨の日にも強い水はけ抜群の38Cオールコンディションタイヤです。タイヤの溝がしっかりとしているので、カッコイイ雰囲気を演出したい人にもおすすめです。

また、リーズナブルな価格帯も魅力的で、セカンドタイヤや予備タイヤとしてもチョイスしやすいでしょう。

細いタイヤ

「スピード重視!」という人は、細めのタイヤでぐんぐん加速していきましょう!

Panaracer タイヤ RACE D EVO4 [DURO] クリンチャー

タイヤチューブの総合メーカーとしても有名な「パナレーサー」は、今や世界中から絶大な信頼を寄せられるメーカーです。こちらのモデルはグリップ機能が従来の製品よりも20%強化された、新次元のコンパウンド。

サイズ展開も豊富で、700×23C・700×25C・700×28Cの3サイズから選ぶことができます。「とにかくスピード性を重視したい」という人は、思い切って23Cに挑戦してみるのもありかも!

INNOVA 700×23C スリックタイヤ ピスト 700×23C

溝なしタイプのスリックタイヤは、漕ぎ出しが驚くほど軽くてスイスイ進んでくれると大好評です。パンクリスクも低いだけではなく、こちらのモデルは高いデザイン性にも注目が集まっています。

前後でタイヤのカラーを変えてみれば、個性豊かなトータルコーディネートを楽しむこともできます。

ミシュラン PRO4 プロ4 サービスクルス V2 700×23C

こちらのタイヤは、25人のテストライダーによって徹底的に検証された実力派です。ライダーによる走行テストの総走行距離は驚きの「250‚000km」!

ここまでの結果が出たのは、タイヤの断面形状をより尖ったものにすることでコーナリング時の接地面積を増やすことに成功しているからでしょう。

タイヤの繊維密度を示すTPIも数値110と高性能で、しなやかな走りと確かなグリップ力の証明になっています。

クロスバイク タイヤ 700x28C カラータイヤ 2本セット

見ているだけでもワクワクしてくるカラー展開が魅力的なこちらのタイヤは、2本セットでお得な価格設定に。10色もあるのでどのカラーにしようか迷ってしまいますよね。

タイヤは溝ありのオールコンディションタイプで、愛車をおしゃれにドレスアップしてみましょう!

シュワルベ(SCHWALBE)マラソン

サイクル用品を専門店に取り扱うシュワルベを代表するフラッグシップモデル「MARATHON」。 サイズは細いものから太いものまで選べますが、特に耐久性が魅力なので、細いタイヤでも長寿命を実現しています。

チューブなどのリサイクルラバーをベースにした耐パンク材であるグリーンガードは約3mmもの厚みを持ち、釘やガラス片などの鋭利なものによるパンクを防ぎます。

また、高い耐摩耗性を誇るエンデュランスコンパウンドは、長期間しなやかさを保ち、グリップ性能を保持します。通学・通勤のデイリーユースも可能です。夜間の走行時の安全性を高めるリフレクター(反射材)も付いています。

ブリヂストン(BRIDGESTONE) アンカー DISTANZA

街乗りや通勤など、さまざまなシーンに対応するスポーツバイク用タイヤ「DISTANZA(ディスタンザ)」。25C・28C・32Cが選べます。

ビートからビートまでを覆うパンクプロテクターを採用しているので、パンクやサイドカットを防ぎます。

センター部にはスリックパターン、ショルダー部には溝付きパターンを使い、走り心地を促進するトレッドパターンが特徴です。

ヴィットリア(Vittoria) Revolution Tech 700×28c

複雑なトレッドデザインは、スリックよりも速く転がる一方、さまざまなコンディションでトラクション性能を発揮します。

内蔵パンク保護層と反射サイドウォールストライプで安全性を実現。さらに、耐パンク性能ベルトの追加とリフレクトサイドウォールを使用してより快適に走行できます。

Continental(コンチネンタル) Ultra Sport 3 Black-Black 700x23C

Continentalのエントリーレベルのタイヤ・UltraSport3。人気のウルトラスポーツシリーズより、トレッドデザインが一新された2020年発売モデルです。 都会をイメージした、モダンでシャープなデザインに生まれ変わりました。

通勤・通学で周りと差がつく1本です。こちらの商品は2本セットで、700x23c/25c/28cが選べます。

クロスバイクのタイヤ選びは慎重に!目的に合わせて選ぼう

クロスバイクのタイヤには、大きく分けて「細いタイヤ」「幅広のタイヤ」という2種類がありました。

細いタイヤは加速性が高くてスピードもぐんぐん出せますが、衝撃がダイレクトに体を直撃します。

幅広のタイヤは安定性や快適性は抜群ですが、加速が重くスピード感に欠けるという特徴が。

どちらのタイヤがいいというわけではなく、大切なのは「自分の乗り方に合ったタイヤを選ぶこと」です!

クロスバイク用のタイヤを選ぶ際に意識したいポイントはたくさんありますが、初心者の人であれば「細いタイヤか」「太いタイヤか」に絞って選んでみるといいでしょう。

クロスバイクを自分に合ったものにするためのカスタマイズしたい人もいると思います。クロスバイクのカスタマイズについては、こちらの記事で紹介しています。ぜひご覧ください。

白根 鮎美 /
ビギナーズ編集部 ライター

独学で英語を勉強後、オーストラリアでは幼児教育の専門学校で勉強。帰国後は子ども英会話教室にて1歳から高校生への英会話を指導していました。また、サーフィン歴は10年以上、海を愛する2児のママサーファー。

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