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ペニースケートボードおすすめ厳選|魅力や選び方について解説
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これからスケートボードを始めたい場合、どれを選べばよいか悩む人も多いのではないでしょうか。
スケートボード初心者の場合、ミニクルーザータイプの「ペニースケートボード」がおすすめです。
一般的なスケートボードと比べると、ペニースケートボードの見た目はほとんど変わりません。
最も大きく異なるのは重さで、一般的なスケートボードの約半分です。そのため、スケートパークや公園といったスポットに持ち運びやすいことが特徴です。
この記事ではこれからペニースケートボードを始める人に向けて、ペニースケートボードの魅力や選び方を紹介していきます。
ペニースケートボードとは
ペニースケートボードは、一般的なスケートボードよりも少し長さがあることが特徴です。
ここでは、ペニースケートボードが誕生した経緯やオリジナルの種類について紹介していきます。
オーストラリアのスケートボードブランド
ペニースケートボードという名前は、スケートボードの種類ではありません。ペニースケートボードは、オーストラリアの企業「Penny」が生産していることで「ペニースケートボード」と呼ばれています。
「Penny」では、70年代に流行したプラスチックスケートボードを現代の技術によって最高のクオリティーに作り上げていることが特徴です。
発祥地のオーストラリアだけでなく、日本をはじめとした世界で大流行しています。
創業者が過去に乗ったスケートボードの再現
ペニースケートボードを開発した「Penny」は、Ben Mackey(ベン・マッケイ)が創業した会社です。「Penny」の創業は、創業者がスケートボードに力を注いで生きていきたいと考えたことからスタートしています。
当時のスケートボードは、デッキ部分に木材が使用されているのが一般的でした。そこで、創業者は軽くて持ち運びしやすいスケートボードを作りたいと考えました。
そのために、軽い素材を試して最終的にプラスチックを使って開発されたのがペニースケートボードです。
オリジナルの種類はミニクルーザー
スケートボードは、主にストリート、クルーザー、ロングスケートの3つの種類があります。
- ストリート:一般的なスケートボード
- クルーザー:ストリートよりも長い
- ロングストリート:クルーザーよりも長い
このうち、ペニースケートボードはクルーザーの中でもサイズの小さい「ミニクルーザー」に分類されています。
ミニクルーザーにも長さによって種類が分かれており、「ペニー」の名前が冠されているのは22インチです。
スケートボードは長さがある方が安定しやすいですが、ペニースケートボードはサイズが小さくでも安定感のあるミニクルーザーとして知られています。
ペニースケートボードの3つの魅力
スケートボードの初心者には、ペニースケートボードがおすすめです。その理由は、ペニースケートボードには次のような3つの魅力があるからです。
軽くてどこにでも持ち運べる
一般的なスケートボードは、木材が使用されているケースがほとんどです。それに比べてペニースケートボードはプラスチックが使用されているので、軽いことが魅力だといえます。
ペニースケートボードの重さは一般的なスケートボード半分程度です。また、サイズも小さいのでスケートパークや公園などに持ち運びしやすく便利です。
最近はスケートボードが楽しめる場所が限られているため、持ち運びに便利なペニースケートボードに人気が高まっています。
おしゃれなデザインのラインナップ
ペニースケートボードは、おしゃれなデザインが多いことが魅力の1つです。プラスチック部分は様々なカラーでペイントされており、ユーザーの好みで選べるデザインが豊富だといえます。
一般的なスケートボードの場合、デッキ部分にテープが貼ってあるケースがほとんどです。一方でペニースケートボードの場合は、デッキ部分にテープを貼らないのでよりカラーやデザインが引き立ちます。
たとえば、無地のデザインのペニースケートボードを選んでも、パーツを購入すれば自分好みのデザインにカスタマイズできます。詳しくは、「ペニースケートボードの選び方」の章で紹介していきます。
快適なクルージング
ペニースケートボードは、一般的なスケートボードと比べて快適にクルージングできることが魅力です。なぜなら、柔らかく品質のよいウィールを使っているからです。
ウィールとは車輪のことで、ウィールの素材によってはクルージングの快適さに影響を及ぼします。
ペニースケートボードの場合、路面の状態が悪くても減速しにくくクルージングしやすいといえます。
ペニースケートボードの選び方
持ち運びに便利なペニースケートボードは、男女問わず人気の高いスケートボードです。ペニースケートボードを選ぶ際には、次のような3つのポイントを押さえておくとよいです。
スケートボードのサイズ
スケートボードの種類は主にストリート、クルーザー、ロングスケートの3つで、サイズによって分類されています。ペニースケートボードの場合、5つのサイズが展開されています。
次の表では、ペニースケートボードのサイズと特徴をまとめています。
サイズ | 特徴 |
---|---|
22インチ |
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27インチ |
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29インチ |
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32インチ |
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36インチ |
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このようにサイズによって特徴が異なるため、自分に合ったサイズのものを選ぶようにしましょう。
お気に入りのデザインで決める
「ペニースケートボードの3つの魅力」の「おしゃれなデザインのラインナップ」で紹介したように、ペニースケートボードはデザインのラインナップが豊富です。
デザインの種類はさまざまですが、大きく分けると次のような3つのデザインに分類されます。
無地のクラシックス
無地のクラシックスは、シンプルなブラックからパステルカラーまで幅広いカラーが展開されています。
2020年モデルのNEWクラシックシリーズは暗闇で発光する素材が使用されているため、夜間でも目立つこと間違いありません。
プリント柄のグラフィックス
プリント柄のグラフィックスは、各種キャラクターや格子柄といった様々なデザインがプリントされています。
2019年に公開された映画「スターウォーズ」とコラボレーションしたモデルは、ウィール部分に「R2D2」のロゴがプリントされています。
限定コレクション
限定コレクションでは、バーガーモンスターやスターウォーズとコラボレーションしたデザインが展開されています。
日本限定モデルとして発売された「BLACK KNIGHT CAMO ブラックナイト カモ 」は、金具などの細かい部分までゴールドに統一されています。
パーツを組み合わせてカスタマイズ
ペニースケートボードはデザインのラインナップが豊富なだけでなく、パーツを組み合わせてカスタマイズできます。そのため、ファッションアイテムの1つとして注目されています。
ペニースケートボードの公式オンラインストアでは、デッキやウィール、トラックといったパーツごとに購入できます。ウィールの場合、全14カラーが展開されています。
パーツを組み合わせてカスタマイズすることで、自分だけのペニースケートボードが作れます。
おすすめペニースケートボード3選
ペニースケートボードは、サイズやデザインなど様々な種類が展開されています。ここでは、おすすめのペニースケートボードを3つ紹介していきます。
BLACK OUT 22インチ
BLACK OUT 22インチは、男性向けのシンプルでクールなデザインが特徴です。ボルトからブッシュまで、カラーはブラックで統一されています。BLACK OUT 22インチのスペックは、次の通りです。
項目 | サイズ |
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サイズ(デッキ) |
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サイズ(ウィール) |
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トラック |
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ベアリング |
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高速ベアリングのABEC7を標準装備しており、快適な乗り心地を実現してくれます。個性のあるデザインにこだわらない人には、BLACK OUT 22インチがおすすめです。
MAKANA 27インチ
MAKANA 27インチはトリック、ランページ、クルーズと何でもこなせるペニースケートボードです。MAKANA 27インチのスペックは、次の通りです。
項目 | サイズ |
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デッキ |
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ウィール |
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トラック |
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ベアリング |
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このモデルは27インチと長めであるため、サーフィンやスノーボードのオフトレーニングに最適です。サイズが大きめで乗り心地が安定しやすいため、初心者にはおすすめのモデルです。
ETHIOPIA SKATE 22インチ
ETHIOPIA SKATE 22インチは、アメリカ限定モデルのペニースケートボードです。ETHIOPIA SKATE 22インチのスペックは、次の通りです。
項目 | サイズ |
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デッキ |
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ウィール |
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トラック |
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ベアリング |
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このモデルは、ストリートアートを手掛けることで広く知られているBB Bastidasがデザインしています。
有名アーティストが手掛けた限定商品を手に入れたい人には、ETHIOPIA SKATE 22インチがおすすめです。
ペニースケートボードの注意点
ペニースケートボードに関わらず、スケートボードを使用する際には怪我に注意しなければなりません。ペニースケートボードの場合、次の3つの点に注意して使用するようにしましょう。
トリックを決めるならサイズの大きいボード
スケートボードには「トリック」と呼ばれる技があり、種類によって難易度が異なります。たとえば、ショービットやノーコンプライといった技は難易度が低いため、初心者でも目指しやすいといわれています。
しかし、様々なトリックにチャレンジするのであれば、サイズの大きいボードを選ぶようにしましょう。なぜなら、22インチのペニースケートボードはトリックが決めにくい形だからです。
気軽なクルージングではなくトリックをメインに習得したい場合、サイズが大きめの27インチのボードで練習しましょう。
乗り方に不慣れなうちはプロテクターを使用しよう
初心者のうちは、上手くクルージングすることに力を注ぐのではないでしょうか。スケートボードは転倒などで怪我をする危険性があるため、不慣れなうちはプロテクターをつけることをおすすめします。
特にペニースケートボードのような22インチという小さめのサイズを使用する際には、足をボードに乗せる面積が少ないので慣れるまでに時間がかかるといわれています。
プロテクターをつけるのは恥ずかしいかもしれませんが、骨折などの大怪我を防ぐためには必要だといえるでしょう。価格の安いものであれば、膝、肘、手首の3点セットで2,000円前後で購入できます。
ペニースケートボードは偽物が出回っている
ペニースケートボードは軽くて持ち運びに便利なことから、スケートボーダーの中でも人気が高まっています。
しかし、通販サイトなどでは「ペニー」と謳った偽物が出回っているので、購入する際には真意を確認するようにしましょう。
偽物は正規品と見た目がほとんど変わりませんが、価格が正規品の3分の1程度で販売されています。
また、デッキ部分が薄く、トラックやベアリングといったパーツの品質が悪いことが特徴です。その他の見分け方は次の通りです。
- 重さ:偽物の方が軽い
- 見た目:正規品には「Penny」のロゴがある
- 乗り心地:偽物は悪い など
通販サイトなどで「ペニータイプ」といった表記で販売されているものは、偽物の可能性が高いので特に注意が必要です。
街中をペニースケートボードで滑ろう
これからスケートボードを始めたい人の中には、様々なトリックに憧れている人も多いのではないでしょうか。
難易度が高いトリックは初心者には難しいため、まずは自分に合ったスケートボードを見つけて乗り慣れることが大切です。
ただし通販サイトでは偽物が数多く出回っているため、価格の安さだけに左右されずに本物を見極める力が求められます。
自分に合ったペニースケートボードを見つけて、街中でのクルージングを楽しみましょう。
他にもスケボーのコンプリートについて解説した記事があるのでそちらをご覧ください。
ビギナーズ 編集部 /
ビギナーズ編集部 ライター
趣味と出逢うメディアサイト「ビギナーズ」の編集部です。趣味を見つけたい方を応援します。