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おすすめバドミントンシューズ9選|選び方や種類についても解説

バドミントンのシューズは、ローカットタイプとミッドカットタイプの型式で分かれています。それぞれの特徴やシューズの素材など購入する前に知っておきたいことや、シューズを選ぶときのポイントなども紹介していきます。タイプ別のシューズも紹介します。
おすすめバドミントンシューズ9選|選び方や種類についても解説

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バドミントンのシューズはユニセックス(男女兼用)が多く、サイズ表記は3Eが標準になっています。シューズは安いもので5,000円前後から購入することができます。

購入後は数ヵ月から1年以上履くこともあり、足に合わない場合はパフォーマンス不良や怪我の原因になることがあるので、事前にきちんとシューズについて知っておくことが大切です。

バドミントンのシューズを選ぶポイントやおすすめのシューズをタイプ別に紹介していきます。

バドミントンシューズの種類

バドミントンシューズの形状の種類には、「ローカットタイプ」と「ミッドカットタイプ」の2種類があります。

それぞれの特徴とバドミントンシューズの主な素材についても紹介します。

バドミントンシューズの形状の種類

動き重視の履き込みの浅いローカットタイプと、足首までしっかり守るミッドカットタイプの2種類の形状があります。それぞれの特徴とおすすめのポイントを知り、自分に合うタイプのシューズを選びましょう。

スピードを重視する人はローカットタイプ

ローカットタイプはくるぶしが見える浅いタイプです。動きやすく、瞬発力や機動力を重要ポイントにしている人向けのバドミントンシューズです。

軽量で足首が自由に動かせるので、スピードに乗ったフットワークの実現が可能です。

各バドミントンシューズのメーカーでも、ラインナップはローカットの方が多くなっています。

俊敏性を可能にするために守られている範囲が少なく、足首付近の怪我などに注意が必要です。

安定感を重視するならミッドカットタイプ

履き込みの深いタイプで、足首までしっかり守れるので、捻挫などの怪我のリスクを減らせます。

バドミントン初心者や、フットワーク的にまだよく動けない人向けです。

足首までしっかり守ってくれる分、動きやすさや重さはローカットにやや劣ります。

ミッドカットタイプの場合は特に自分の足に合っていないと、足首への違和感が起こり、怪我防止に十分な効果が発揮されないので、購入前の試し履きでちゃんと合っているかを確認することが必須となります。

バドミントンシューズの素材の種類

バドミントンシューズの素材は、メッシュ素材と人工皮革素材の2種類です。素材によって使用感が変わってきます。

  メリット デメリット
メッシュ素材
  • 通気性に優れている
  • 夏場など暑い時季に適している
  • 長時間使用でも快適
  • 軽量なので動きやすい
  • 形が崩れやすい
  • ホールド感は弱い
人工皮革
  • 耐久性に優れている
  • 激しいステップにも対応できる安定感
  • しっかりしたホールド感
  • 型崩れがしにくい
  • お手入れしやすいので初心者向き
  • 通気性には長けていない※

※人工皮革素材の通気性は改良が進んでいますが、通気性を重視する場合には確認が必要です。

バドミントンシューズの選び方

自分に合ったシューズを選ぶために抑えておきたいポイントを知っておきましょう。選ぶためのポイントは「サイズ」と「機能性」ですが、さらに詳しく紹介していきます。

縦と横のサイズを確認する

バドミントンシューズでは縦のサイズだけでなく、横(幅)のサイズもとても重要です。限られたスペースの中で前後左右に激しく動くスポーツのため、自分に合ったシューズを選ぶことがとても大切です。

通常の靴のサイズより、0.5cmから1.5cmほどプラスしたサイズを意識してみましょう。

足の横(幅)のサイズも重要です。バドミントンシューズの多くは3Eが基本です。バドミントンシューズは、きつ過ぎても、余裕があり過ぎても、怪我や事故につながることがあります。

試し履きをして必ず自分の足に合ったものを選ぶようにしましょう。試し履きをする際には、午後(できれば夕方)が、おすすめです。

足のサイズはどんな人も朝と夕方ではサイズが異なります(約0.5cmから1.0cm変わるといわれます)。午後の時間帯で、できればプレー時に着用するソックスを履いて、実際の状況により近くして試し履きをするようにしましょう。

機能性に注目して選ぶ

シューズにはいろいろな機能性があります。どこにポイントを置くかを決めておけば、シューズ選びに迷うことなく購入できるので、事前にチェックしておきましょう。

スピーディな動きに重要な重量を確認

細かい動きが非常に多いバドミントンではできるだけ軽量なシューズを選ぶことが重要です。体の機敏な動きとシューズの動きにずれが生じてしまうと転倒してしまったり、怪我の原因になります。

軽量化にこだわっているものも多く発売されています。購入する際には、「軽量化」と記載されているものを選びましょう。

靴底が滑りにくいかグリップ力を確認

室内で行うバドミントンですが、前後左右に細かく動くため、グリップ力は重要なポイントの1つです。

グリップ力が弱くなると怪我などの原因になります。定期的なチェックも必要です。

滑らないような素材(ゴム製など)を靴底に仕様しているものや、凹凸などの形でしっかり踏ん張ることができるようになっているかを、試し履きの際にチェックしておきましょう。

すぐに壊れないか耐久性を確認

動きが激しいバドミントンはシューズの負担や消耗も激しくなります。気に入ったシューズを長く履いていきたいのであれば、できるだけ頑丈な、耐久性の優れたタイプを選びましょう。

汗などで品質の変化も起こります。毎日練習する人や練習量が多い場合は、耐久性のあるシューズを選びましょう。

耐久性に優れているタイプは価格も高いものが多いですが、比較的長く履けることができるので、自分に合ったものを選んでいきましょう。

足の負担を軽減するクッション性を確認

動きが激しく長時間になることも多いバドミントンには、疲れにくいもの、足に負担をかけない、クッション性の優れたものを選びましょう。

バドミントンでは、前後左右のフットワークだけでなく、ジャンプやステップなども素早く行うため、衝撃を吸収してくれるクッション性の有無が重要です。

足裏やかかとに余分な負荷がかからないよう、試し履きの際にクッション性のチェックしておきましょう。

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ローカットタイプのおすすめシューズ3選

スピードと軽量であることを重視している場合には、ローカットタイプがおすすめです。メーカーによって特徴も異なります。今回はユニセックスタイプを紹介していきます。

ヨネックス(YONEX) POWER CUSHION 03

取り扱いサイズ 22.0cmから29.0cm
3E
素材

メイン素材は合成繊維、ソール素材はゴム


世界中で圧倒的なシェアを誇る、ヨネックスのバドミントンシューズでは、高い衝撃吸収性と反発性能の優れた「パワークッション」が特長です。

このパワークッションは、かかと部分に「上層、中層、下層」の三層を分けて設定することで、シューズの衝撃の吸収率が30%、反発性が5%、従来のシューズより上がっています。

LI-NING AYZN009-6

取り扱いサイズ 24.0cmから28.5cm
3E
素材 人工皮革、ソール部分は合成樹脂とゴム

スポーツメーカーの中で、三大メーカーの1つとして挙げられているリーニン(LI-KING)のシューズになります。

日本バドミントン協会認定品でもあり、中国のナショナルチームも着用しているので、クッション性に優れていて、他のシューズと比べてかなり靴底が柔らかくなっているのが特長です。

横幅が他のメーカーのシューズより少し細身になっています。フィット感で選ぶ場合にも適しています。

Gladsome バドミントンシューズ超軽量モデル

取り扱いサイズ 23cmから27.5cm
3E
素材 人工皮革とメッシュ

軽量タイプで、履いていくほど足に馴染み、自分の足の形にフィットしていきます。

メッシュ素材も仕様されているので、通気性や防臭効果にも優れています。

ミッドカットタイプのおすすめシューズ3選

安定感を重視する場合や、初めてバドミントンのシューズを購入する場合は、ミッドカットタイプのシューズがおすすめです。日本人の足を研究しているMIZUNOや、世界的に人気のあるヨネックスから紹介していきます。

ミズノ(MIZUNO) バドミントンシューズ ウェーブファング SS2

取り扱いサイズ 23.0cmから28.5cm
3E
素材 人工皮革、合成繊維、合成底(底材)

シューズにクッション性と安定性の2つの機能の両立を可能にするために、底の部分に波の形をしたインソールを挟みました。

WAVE FANGのスピードスタイルモデルの第2弾となっています。ソール部分にある通気孔からシューズ内の湿気を排出し、快適性をいつまでも保つことができます。

ノンマーキングソール仕様になっているので、競技中に床を傷つけてしまう心配は不要です。

ヨネックス(YONEX) パワークッション 830 ミッド

取り扱いサイズ 22.0cmから29.0cm
3E
素材 合成繊維、合成樹脂、ゴム底

日本バドミントン協会審査合格品です。パワークッションは、ヨネックスが独自に開発した軽量衝撃吸収材を搭載しています。

パワークッションは、軟質ウレタンと比べて重さは1/10になっており、衝撃吸収性は1.3倍と足への負担も軽減される仕様になっています。

ヨネックス(YONEX) バドミントンシューズ ユニセックス パワークッション エクリプションZ

取り扱いサイズ 22.0cm~29.0cm
3E
素材 合成繊維、合成樹脂、ゴム底

日本バドミントン協会審査合格品です。パワークッションプラス搭載され、安定性が重視されています。

パワークッションプラスとは、従来のパワークッションの弾力性にさらに優れた特殊な樹脂を加え、従来の軽量感は変わらず、高い衝撃吸収性を実現したシューズです。

幅がワイドサイズのおすすめシューズ3選

バドミントンシューズの幅の表記は3Eが標準です。幅広の人や、幅にゆとりが欲しい人は、その上の4Eがおすすめです。

幅が合っていないものを履いていると、爪が剥がれてしまったり、その他の怪我の原因にもなります。メーカーによっても異なることがあるので、試し履きは必ずしましょう。

ミズノ(MIZUNO) バドミントンシューズ ウエーブクロー WIDE

取り扱いサイズ 23.0cmから28.5cm
4E
素材 人工皮革と合成繊維、合成底
形状 ローカットタイプ

軽量で加速性のあるスピードモデルで、クッション性と安定性のあるミズノウェーブ※が搭載されています。スムーズな蹴り出しをサポートするソール構造になっています。

室内の床を傷つけにくい、ノンマーキングソールタイプになっています。

※ミズノウェーブ…樹脂で作られた波型のプレートをソール部分に挟み込むことで、左右の動きに強い波型プレートでぐらつきを抑えて、安定性を高めます。

ヨネックス(YONEX) バドミントンシューズ コンフォートZワイドミッド

取り扱いサイズ 22.0cmから29.0cm
4E
素材 合成繊維、合成底
形状 ミッドカットタイプ

シンプルなデザインで、カラーも少なめなので選びやすくなっています。

フルクッションソール+S※を採用しているので、かかと部分の負荷の集中を防いで衝撃を分散させ、最適なクッション性を実現しています。パワークッションを全面的に仕様しており、足に優しいシューズです。

※フルクッションソールS…衝撃吸収と反発力を兼ね備えているパワークッションを、ソール全体に搭載し、足首や膝への負荷を軽減して、より快適なクッション性を実現しています。 

ヨネックス(YONEX) バドミントンシューズ POWER CUSHION COMFORT WIDE D

取り扱いサイズ 22.0cmから29.0cm
4E
素材 人工皮革、ゴム(ソール部分)
形状 ローカットタイプ

疲れにくいパワークッションを搭載しています。三層構造のパワークッションは衝撃吸収性や反発性が最も向上する素材の硬度や厚さに設計されているので、従来のパワークッションよりも、衝撃の吸収性は30%、反発性は5%向上するようになりました。

また、Boaクロージャ―システム※搭載で調整や着脱が簡単にできるようになりました。

※Boaクロージャ―システム…ダイヤルを回すだけで、ワイヤーレースが締まり、ダイヤル部分を引き上げると簡単にワイヤ―レースが緩みます。靴ひもがほどけてしまったり、調整が上手くできない部分の不安が解消されます。

自分に合ったバドミントンシューズを探そう

バドミントンのシューズを選ぶ際には、プレースタイルによってローカットタイプとミッドカットタイプのいずれかを選択しましょう。

プレースタイルが決まっていない場合や、迷っているときにはミッドカットタイプをおすすめします。

また購入する前に試し履きをしましょう。試し履きをするときには、プレー時に履く靴下を履いていくと違和感ないものが選べます。時間帯でも足のサイズが異なるので、できれば午後から夕方が最適です。

バドミントンシューズを選ぶ際には、日常で履いているいつものサイズより、0.5cmから1.0cm大き目から履いてみるといいでしょう。

前後左右に激しく動くバドミントンには、適度につま先に余裕があるタイプを選びましょう。余裕があり過ぎても、余裕がなくても、事故や怪我の原因になります。

バドミントンシューズはメーカーによっても、同じメーカーの場合でもシューズのモデルによって、幅の広さが異なることがあるので、必ず履いて確認してから購入するようにしましょう。

バドミントンの基本ルールについて解説した記事があるのでこちらもご覧ください。

ビギナーズ 編集部 /
ビギナーズ編集部 ライター

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