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ピアノ初心者におすすめの定番クラシック練習曲9選|楽譜と動画

ピアノ経験者のライターが、初心者の方におすすめの定番の練習曲を初級・中級編など難易度別にご紹介します。弾けたらかっこいいピアノ練習曲で定番のエリーゼのためにやソナタなど、練習曲選びに迷っている方はぜひ参考にしてください。曲の選び方や楽譜・動画も取り上げています。
ピアノ初心者におすすめの定番クラシック練習曲9選|楽譜と動画

※当記事はアフィリエイト広告を含みます。

ピアノの演奏曲・練習曲といえばやはりクラシックを思い浮かべる方が多いと思います。ご存知の通りクラシックには多くの名曲があり、弾きこなしたいと思う方も多いのではないでしょうか?

今回は定番のクラシック練習曲を初級・中級・チャレンジの3レベル別の練習曲9曲をご紹介します。ピアノ経験者であるライターが、練習曲のポイントや選び方もお伝えするので、ぜひ今後の練習にお役立てください。

各曲と一緒にご紹介している動画で、人が演奏している動画と、楽譜をご確認いただける動画のふたつを取り上げているものがあります。楽譜の動画は主に電子音になっているので、楽譜を見る以外で曲が聴きたいときは、できるだけ人がピアノを弾いている動画を聴いていただくと、響きやテンポの取り方を参考にすることができます。

ピアノ初級編|教本にも載っている定番曲

様々な教本や初級者のための楽譜集にも載っている定番の3曲を選びました。有名な曲だけに、BGMで流れていたりやアレンジもされており、多くの方が一度は聴いたことがあると思います。

初心者の方で練習曲選びに迷っている場合は、ぜひこれら3曲から選んでみてください。

メヌエット ト長調 / バッハ

この曲をアレンジした曲もあるので、聴いたことがあるメロディーだと思います。

    【練習曲のポイント】
  • 指の動きがシンプルで、易しい
  • 同じメロディーを繰り返す
  • テンポがスローなので、楽譜と鍵盤を交互に見る練習にもなる

こちらからメヌエット ト長調の楽譜をダウンロードできます。

ピアノソナタ 第15番 ハ長調 K.545 第1楽章 / モーツァルト

▼こちらは、楽譜付きの動画です。

クラシックピアノを習っている方なら、一度は練習したことがあるであろう定番曲です。

    【練習曲のポイント】
  • 中盤で曲調が変わるので、抑揚をつけての練習に最適
  • 指の動きに一定の規則性があるので、練習しやすい
  • 左手も細かく動くので、指の動きのいい練習になる

こちらからピアノソナタ 第15番 ハ長調 K.545 第1楽章の楽譜をダウンロードできます。

エリーゼのために / ベートーヴェン

皆さんご存知のエリーゼのためにです。比較的簡単な曲構成になっているので初心者の方にも弾いていただきやすい曲です。

    【練習曲のポイント】
  • テンポがゆっくりなので、練習しやすい
  • 音域が広い曲なので、音を逃さず弾く練習になる
  • 後半部分の2オクターブほど下がってくる演奏方法が手の動かし方の練習に役立つ

こちらからエリーゼのためにの楽譜をダウンロードできます。

ピアノ中級編|音を弾くだけでなく、情景もイメージして弾く

難易度は少し上がり、中級レベルの練習曲のご紹介です。比較的ゆったりしたスピードの曲を集めました。 初級編の3曲にトライした方は、ぜひこちらも試してください。

どの曲も音の強弱をつけたり、ペダルを踏んだりと曲に抑揚をつけることも意識して練習してみてください。

平均律クラヴィーア曲集 第1巻 第1番 ハ長調 / バッハ

▼こちらは、楽譜付きの動画です。

オペラのアヴェマリアとしても有名な曲です。ご紹介する動画のように主旋律をオペラ歌手やチェロ奏者が演奏することもあります。これを練習しておけば、他楽器とのアンサンブルも可能です。

    【練習曲のポイント】
  • 同じメロディーが続く曲なので、抑揚をつけることが大切となる
  • 伴奏曲なので、主旋律のCD音源と一緒に練習もできる

こちらから平均律クラヴィーア曲集 第1巻 第1番 ハ長調の楽譜をダウンロードできます。

アラベスク 第1番 / ドビュッシー

▼こちらは、楽譜付きの動画です。

流れるような音が特徴的な一曲です。作曲者のドビュッシーは川が流れる様子を表しているようで、最近ではCMでも使われており、BGM等にもよく使用されています。

    【練習曲のポイント】
  • なめらかな音を弾く練習になる
  • 異なる拍が用いられるポリリズムなので、右手左手で別の拍をとる練習になる

こちらからアラベスク 第1番の楽譜をダウンロードできます。

トロイメライ / シューマン

ゆったりとしたメロディーが特徴で、「夢み心地」という意味どおりの癒される一曲です。

    【練習曲のポイント】
  • 曲の休符のポイントまでに一呼吸で弾くようなイメージで演奏する
  • 右手、左手の動きが異なるため、片手ずつの練習をたくさんする

こちらからトロイメライの楽譜をダウンロードできます。

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チャレンジ編|中級編をマスターしたらチャレンジしたい

上級レベルの練習曲のご紹介です。初心者の方にとっては難易度も高く、すぐに弾くことは難しいと思いますが、映画や街中でも聴いたことのある曲なので、誰しもが弾いてみたい!と思う曲だと思います。

チャレンジ曲は、テンポが速く、すばやく指を動かし、的確に音を弾くことが必要になります。練習のポイントとしては、慣れるまで右手、左手のそれぞれを丁寧に練習することです。分けることで効率よく練習できます。

ノクターン 嬰ハ短調 第20番 遺作 / ショパン

▼こちらは、楽譜付きの動画です。

少し暗い雰囲気を持つこの曲ですが、実際はショパンの姉の練習曲のために書かれた一曲だといわれています。

    【練習曲のポイント】
  • 両手ともに音域が広いので、指の練習に最適
  • ペダルを踏むことでに重みを出せるのでペダルの使い方の練習にもなる

こちらからノクターン 嬰ハ短調 第20番 遺作をダウンロードできます。

子犬のワルツ Op.64-1 / ショパン

▼こちらは、楽譜付きの動画です。

ワルツなので、ワンツースリーと3拍子のカウントの曲です。仔犬がくるくると回る様子が描かれており、リズミカルな一曲です。

    【練習曲のポイント】
  • テンポが速く、指の動かし方、音を的確に弾く練習になる
  • 3拍のリズムになるので、4分の3拍子の曲に慣れることができる

こちらから子犬のワルツ Op.64-1をダウンロードできます。

ピアノソナタ K.331 3楽章 トルコ行進曲 / モーツァルト

メインのメロディーが少しアレンジされて何度もでてくるロンド形式で、力強い音が印象的な一曲です。

    【練習曲のポイント】
  • 右手で1オクターブをすばやく弾く箇所があるので音を的確に弾く練習になる
  • 細かな音が多いので、指を動かす練習になる
  • 行進曲によく用いられた打楽器を左手で表しているのでダイナミックに演奏するとよい

こちらからピアノソナタ K.331 3楽章 トルコ行進曲をダウンロードできます。

アプリ「flowkey」ならクラシック曲も動画で練習できる

スマホやタブレットで手軽にピアノ練習ができるアプリは、多数リリースされています。

そんなピアノ練習アプリの中でも、「flowkey」では1000曲以上の様々な動画が用意されており、その動画に沿って練習していくことで効率よくピアノの上達を早めることができます。

クラシック曲では、ドビュッシーの「月の光」やベートーヴェンの「月光ソナタ」など有名曲が収録されています。

レベル別に曲を選べて、鍵盤上の運指と楽譜が連動して表示されます。スロー再生やリピートなど機能も細かく設定できるため、練習のサポートにぴったりです。

flowkey最大の特徴は、待機モード機能です。スマホのマイクをONまたは電子ピアノとのケーブル接続で、flowkeyアプリで音を検知できるようになり、正確な音を感知すると楽譜が進行する面白い仕組みです。暗譜で弾くといった演奏の仕上げに役立ちます。

こちらは、flowkey公式が出している30秒ほどの紹介動画です。アプリ内から曲を探して、動画を見ながらコードを弾くことで楽譜が進行しており、使い方のイメージがしやすいかと思います。

flowkeyは、初心者から上級者まで全世界600万人以上のユーザーに利用されている人気のアプリです。気軽にインストールして、使い勝手を試してみてくださいね。

flowkeyをインストールする

練習曲の選び方で大切なポイントとは

練習曲を選ぶときのポイントをご紹介します。とてもシンプルですが、この2点だけはしっかりと抑えて練習曲を選ぶようにしましょう。

様々な初心者用の楽譜に載っている曲を選ぶ

初心者用の楽譜や入門編の様々な楽譜に載っている共通の曲ってありますよね。ネットで楽譜を見たり、楽器店の楽譜コーナーを訪れてみていただくとわかると思うのですが、共通して載っている楽曲が見つかると思います。

初心者の方で練習曲を探している場合は、このような曲を選んで練習曲にすることをおすすめします。技術的な難易度も低く、テンポがゆっくりのものを選んで掲載してくれているため選んで間違いがありません。

自分のお気に入りの曲を練習曲にする

ふたつ目に大切なのが、その曲を自分が楽しんで弾けるかどうかです。これに関しては、自分の直感で選ぶことが一番だと考えます。

練習曲にするのですから、その音源を何度も繰り返し聴いて、いくつかのパートに分けて練習をしていくことになります。自分が直感的に気に入らない曲だと、練習もはかどらないので、自分の心に素直に選ぶことをおすすめします。

アニメやドラマとしても人気の『のだめカンタービレ』で演奏していた曲を集めた楽譜などもあります。
ご紹介する楽譜は『のだめカンタービレ』で演奏されていたモーツァルトの曲が特集されている楽譜です。のだめファンの方のみならずクラシック好きの方にも嬉しい楽譜集ですね。

まとめ

いかがでしたでしょうか。

練習曲を選ぶときのポイントとレベル別の練習曲をご紹介しました。クラシック音楽には歴史的に有名な作曲者の素晴らしい曲がご紹介した曲以外にもたくさんあります。ぜひクラシックピアノの曲選びに参考にしてください。

練習曲が決まったらこちらの記事も合わせて読んでみましょう。ピアノ初心者向けに、練習方法や上達するコツがまとまっています。

まだピアノを持っておらず、どんなピアノがいいか悩んでいる方には、安い電子ピアノがおすすめです。

ビギナーズ編集部 /
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