更新

バイオリンの種類と選び方│弦や弓の種類や選び方も解説

憧れる楽器として、いつも上位に挙がるのがバイオリンです。バイオリンは絶対音感を身につけるのに適しており、子どものうちからバイオリンに触れさせる家庭も多いです。また、大人から始める人も多いです。ここでは、バイオリンについて詳しく解説します。
バイオリンの種類と選び方│弦や弓の種類や選び方も解説

※当記事はアフィリエイト広告を含みます。

姿勢よく演奏する姿に憧れて始める人も多いのが、バイオリンです。バイオリンは昔からある楽器で、ソロだけではなく室内楽、オーケストラなど活躍できる場が多い楽器です。

バイオリン教室に通えば借りることもできますが、やはり自分の楽器を持って自由に弾きたいものです。

バイオリンは高いというイメージもあり、購入するとなると躊躇する人も多いのが事実ですが、安いものでは10,000円台から購入できるものもあります。

ここでは、バイオリンの種類や選び方を説明するほか、おすすめのバイオリンを大人用と子ども用に分けて紹介します。

バイオリンの種類

楽器を顎と肩で挟んで弓を使って弾く楽器をバイオリンといいますが、実は次の3つの楽器も同じバイオリンの仲間です。

ビオラ、チェロ、コントラバス(ウッドベース)がこれに当たります。大きさや音は違いますが構造は一緒です。

次に、これらの楽器の特徴について説明します。

バイオリンの特徴

バイオリン属の中でも一番ポピュラーな楽器で、弦楽器の中では演奏人口が最も多い楽器です。

楽器本体の長さは約60cmほどですが、子ども用や大人用などによって長さが違います。大きさで分けると6~8つのタイプがあります。

弦は4本で弦の種類にも3種類あり、弦により弾きやすさや音質が違います。

楽器店で売られているバイオリンにはすでに弦が張られていますが、後で自分好みの弦に張り替えることもできます。

ビオラ・チェロ・コントラバスとの違い

次にバイオリンの仲間といえる次の3つの楽器について説明します。

ビオラの特徴

ビオラは、バイオリンと形状や演奏方法は同じですが、バイオリンよりも長さが10cmほど長く、本体も一回りほど大きいサイズです。

その分バイオリンよりも低く、まろやかな音になります。

オーケストラなどでは、バイオリンの演奏する主旋律に対する副旋律のパートを担当することが多い楽器です。

チェロの特徴

チェロは、全長約120cm、重さは約3.5kgと、バイオリンよりも大きいサイズです。

音も低い音になり、オーケストラでは低音部のパートを演奏することが多いですが、ソロパートを弾くことも多い楽器です。

バイオリンやビオラのように肩に乗せて演奏できないので、本体の丸みを帯びた側についているエンドピンを床に立てて演奏します。

演奏者は、椅子に座って体で楽器を抱えるようにして演奏します。

コントラバスの特徴

コントラバスは全長170~200cm、重さは10~15kgと、以上で紹介した楽器の中で最も大きな楽器です。

低く重厚感のある音色なので、オーケストラや合奏では低音パートを担当します。

ジャズなどで演奏されるウッドベースやアコースティックベースもコントラバスと同じ楽器です。この場合、弓を使わず、指で弦をはじいて弾くことも多いです。

腕に抱えて演奏できないので、演奏者は立った状態もしくは高めの椅子に座った状態で楽器を立てて演奏します。

バイオリンの弦の種類

バイオリンには4本の異なる弦を使います。弦の種類は次の3種類あります。

基本となる材質は3種類

  材質 特徴 価格(Amazon調べ、4弦セット)
ガット弦 羊の腸
  • 古くは伝統楽器の弦楽器に使われる
  • 音を響かせるには技術が必要
9,130円~
スチール弦 金属
  • 丈夫で、チューニング後の音のブレが少ない
  • 価格がリーズナブル
975円~
ナイロン弦 ナイロンと他の合成繊維
  • 扱いやすく初心者向き
  • ナイロン100%の弦はない
2,505円~

ガット弦

羊の腸の繊維の強い部分を、乾燥させてねじり合わせたものをガット弦といいます。昔から伝わっている伝統楽器にも多く用いられてきました。

しなやかで暖かみのある柔らかな音が特徴的ですが、音を響かせるには技術が必要なので初心者には扱いが難しい弦です。扱いづらさから考えると、中・上級者用です。

スチール弦

金属でできていて、ガット弦の代わりとして使われることが多い弦です。

丈夫でチューニングもしやすいので、チューニングに不慣れな初心者におすすめできるタイプです。

ガット弦の持つしなやかで柔らかな音には劣りますが、金属らしい鋭いけれども透明感のある音質と響きが特徴です。

また、ガット弦に比べ大量生産なので3種類の中で最も価格が安く、扱いやすく手軽なので初心者向きです。

ナイロン弦

現在バイオリン弦の主流になっている弦です。文字通りナイロンを使用していますが、100%ナイロンでできているわけではありません。他の合成繊維が含まれています。

含まれている合成繊維の種類や度合いはメーカーによって違いますので、それぞれに音色が違い種類も多いところが特徴です。

ガット弦に比べるとチューニングが楽で扱いやすく、音も響きやすいので演奏も楽です。チューニングだけでなく、演奏力の未熟な初心者にも好まれています。

また、値段もガット弦に比べると安価なので、定期的に交換したい人におすすめのタイプです。

バイオリンの弦の選び方

以上のようにバイオリンには3種類の弦があり、それぞれ音色や特徴の違いがあることがわかりました。

この中から、初めて自分で弦を購入する場合、どのような点に注意して選んだらよいのかを紹介します。

チューニングのしやすさ

まず、一番大事なのは扱いやすさです。バイオリンの弦は弦を張っても、演奏前には必ずチューニングをしなければいけません。

チューニングは大抵演奏者自身がするので、演奏者自身がチューニングしやすいものでなければ意味がありません。

チューニングしやすい弦というのは、狂いが少ないことや頻繁にチューニングをしなくても音色の安定が長く持続するということです。

チューニングしやすいという点では、人工的なナイロン弦やスチール弦がよいでしょう。

お手頃な価格

バイオリンの弦は一度張ったら一生使うものではありません。定期的に張り替える必要があります。使っているうちに切れてしまうこともありますし、弦が伸びきったり細くなってしまうこともあります。

チューニングしても音が安定しなくなったときは張り替えどきですが、できれば定期的に張り替えた方がよいでしょう。

弦によっても音色は違いますが、練習のためでしたら安いのでも構いません。もちろん安い弦で演奏しても構いません。

弦は4本ありますので、セットで購入する方がお得です。

black friday banner

バイオリンの弓の種類

バイオリン本体が一番大切だと思われがちですが、実は、弓の良し悪しが演奏を左右しています。

一説によると、バイオリンの音は80%が弓によるものだとも言われているほどです。それだけに、弓はバイオリンにとって大切なものです。

棹の種類は3種類

弓は棹(スティック)の部分と、弓毛でできています。棹の部分には次の3種類が使われています。

棹の部分は次の素材でできています。

  特徴 参考価格(Valente製)
フェルナンブコ材
  • 最も弓に最適な素材
  • 最近は、絶滅危惧材に指定され生産が減ってきている
  • 硬質だがしなやかで湿気に強い
23,000~15万円
ブラジルウッド材
  • 強度はフェルナンブコ材に劣る
  • 弓の反りが長続きしない(元に戻ってしまう)
  • 低価格
8,000円
カーボン材
  • 生産量が減っているフェルナンブコ材に代わる新素材
  • 軽くて丈夫
  • 管理しやすい
  • しなやかさはフェルナンブコ材に劣る
21,000円

弓毛は産地により太さや強さが異なる

弓に用いられる毛は馬の尻尾の毛を用いています。産地によって馬の種類や質が違います。色々な地域の馬毛が使われていますが、ここでは4種類を紹介します。

  特徴 価格(毛替え料金を参考)
モンゴル産
  • 最も多く使われている
  • 引っかかりが強い割にはあまり響かない
4,300円~5,800円
カナダ産 モンゴル産より太く強い 8,300円
シベリア産 比較的高品質 5,500円
イタリア産
  • なめらかで摩擦に強い
  • 音の響きも大きい
9,800円

それぞれの特徴をもう少し詳しく説明します。

モンゴル産

バイオリンの弓に最も多く使われているタイプです。

毛と弦の摩擦が強く引っかかりが強い割には、音量が控えめです。

ソロ演奏よりもオーケストラなど大人数で演奏する場合に向いています。

カナダ産

モンゴル産より太く強い毛質です。弦との摩擦も少なく弦をスムーズに滑らせることができます。

余計な雑音も少なく、しっかりとクリアな音質です。

シベリア産

毛質はカナダ産より細く高品質です。摩擦感も適度にあります。

比較的細いので切れやすく、扱いも難しいです。

繊細な演奏が要求されることの多い室内楽のプロの演奏家に多く好まれています。

イタリア産

バランスのよい餌で育てられた馬の毛なので、毛質もしっかりとしていて弾力があります。

質感もなめらかで摩擦が強く、音量もよく響きます。

ソロ演奏よりもオーケストラなどの演奏に向いています。

バイオリン弓の選び方

弓の選び方も千差万別ですが、バイオリン本体を大切にするあまり弓はどれも変わりがないと思われがちです。

実は、弓の良し悪しがバイオリンの演奏に影響すると言えるほど弓の選び方も注意が必要です。

棹の部分でいうと、ブラジルウッド材は安価ですが強度がなく、弓の反りも安定しません。またフェルナンブコ材は強度も反りも優れていますが、ワシントン条約により生産量も減り価格も高くなっています。

最近ではフェルナンブコ材に代わる素材としてカーボン材を使う人も増えています。カーボン材の弓は、軽く丈夫で扱いやすいので初心者にも扱いやすいです。

以上のようにそれぞれに値段も特徴も違うので、実際に手に取ってみて自分の手にしっくりする弓を使うのが一番でしょう。

バイオリンの選び方のポイント

やはり楽器店に行って、まず目につくのがバイオリン楽器本体です。しかしバイオリンほど見た目に違いがなく、選ぶのが大変な楽器もありません。

しかし、初心者だからといって価格で選ぶと「安物買いの銭失い」にも「無用の長物」にもなりかねません。

ここでは、初めてバイオリンを購入する人のために、どのようなバイオリンがよいのかを説明します。

大人の初心者向けのバイオリンを選ぶポイント

大人用のバイオリンを初めて購入する場合、次のような点を選ぶポイントにするとよいでしょう。

値段

プロのバイオリニストが持っているバイオリンは「何千万円」とか「何億円」という話を耳にします。

しかし、10,000円で買えるバイオリンもたくさん出回っています。初心者が指慣らし用として使用するなら、この程度でも十分です。

ただし、上達するにつれて耳も肥えてきます。

そうなると、10,000円前後のバイオリンの音の安っぽさに愕然とくるのは確実です。いずれは人前で弾くことを考えると、もう少しお金をかけた方がよいでしょう。

また、もう少しお金をかけた方が練習にも身が入ります。

ちなみに大人が持つ場合10万円以上のものなら満足のいく音色が実現できます。

また、バイオリンは楽器本体だけでなく、弓や弦などによっても音が変わります。バイオリン本体とセットで販売しているものもありますが、できれば弓や弦も選んだ方がよいでしょう。

楽器本体、弓、弦などを単体で購入すると20万円前後になります。

音色

音色もバイオリン本体や弓、弦で違ってきます。これは目で見るだけではわかりません。

実際に楽器店へ行って試し弾きをさせてもらったり、バイオリンの音色を聴くことができるサイトもありますので、大いに利用しましょう。

サイズ

大人用のバイオリンは1種類しかありませんが、身長が145cm以下の人や腕の長さが57cm以下の人はもう一回り小さいサイズにすることも可能です。

この場合は子ども用のバイオリンでいう3/4サイズがよいでしょう。子ども用だからといって音色や演奏方法に違いはありません。

子どものバイオリンを選ぶポイント

子どものバイオリンを選ぶ際に気をつけなければいけないのは、子どもは背が伸びるということです。

バイオリンは、身長や腕の長さに合わせて選びますので、最初に購入したバイオリンを永久に使うことはありません。身体的な成長に合わせてバイオリンを買い替える必要があります。

値段

子ども用で小さいからといって、大人が使うバイオリンより安いわけではありません。サイズの大きさに関わらず同じメーカー同じブランドの楽器は、同一価格と思ってよいでしょう。

レッスンに通うことも考えて、ある程度予算を立ててから買うバイオリンを選びましょう。

音色

同一メーカーの同一ブランドの音色はほとんど違いがありません。

つまり、バイオリンに使われる弦や弓によって音色は変わりますので、楽器の見た目ではなく楽器店などで実際に音を聴き比べることをおすすめします。

サイズ

一般的に子ども用のバイオリンのサイズは、身長や腕の長さを基に選びます。ちなみに次のサイズのバイオリンがあります。

ちなみにバイオリンのサイズは、大人用のバイオリンを4/4として子供用のバイオリンを次のように分けています(分数バイオリン)。

分数バイオリン 身長(cm) 腕の長さ(cm) 参考年齢(歳)
1/32(メーカーによる) 105以下 38以下 2~3
1/16 105以下 38以下 2~3
1/10 105~110 38~41 3~5
1/8 110~115 41~44 4~6
1/4 115~125 44~50 6~8
1/2 125~130 50~53 7~9
3/4 130~145 53~57 8~10
4/4(大人用) 145以上 57以上 10歳以上

先を見越して大きめのバイオリンを買いたくなる気持ちはわかりますが、体に合ったバイオリンでないと正しい姿勢で正しく演奏することができません。

定期的に買い替えなければいけないので金銭的な負担は避けられませんが、身長が145cm以上であれば大人のバイオリンも使えます。

大人の初心者におすすめのバイオリン5選

初心者におすすめなのは、やはり楽器本体の他に弓やケースなどがセットになっているタイプです。

初めて自分の楽器を持つときは、どのようなものが必要なのかわからないので、つい用意し忘れることがあります。

セットになっていれば買い忘れの心配がありませんので、すぐに練習を始められます。

なお、セットに含まれている備品は単品でも販売していますので、その都度買い足したりお気に入りの品に買い替えたりしてください。

商品名 Hallstatt 入門用バイオリン V-12 10点セット 4/4サイズ カルロ・ジョルダーノ バイオリンアウトフィット VS-2 鈴木アウトフィット バイオリン No.230 4/4 ニコロ・サンティ NSN60S 4/4初心者セット カルロ・ジョルダーノ VS-1バイオリンセット4/4
メーカー価格 12,028円 64,000円 63,000円 42,984円(Amazon) 40,000円
サイズ 4/4 4/4 4/4 4/4 4/4

Hallstatt(ハルシュタット) 入門用バイオリン V-12 10点セット 4/4サイズ

初心者にはバイオリン本体だけでなく、使用するもの一式がセットになっているものの方が便利です。

初めてバイオリンを持つと、どうしても必要のないものを買ったり、逆にいざ練習を始めてから買い足さなければいけなくなったりするものです。

このようにセットになっていると、買い忘れがなく購入後すぐに練習を始められます。

カルロ・ジョルダーノ バイオリンアウトフィット VS-2 4/4

カルロ・ジョルダーノは中国にあるバイオリン工房で、すべて職人の手作りによる高品質のバイオリンとして定評があります。

弦はナイロン弦で弾きやすいので初心者に最適なバイオリンです。

鈴木アウトフィット バイオリン No.230 4/4

弓のパーツにエボニーを使用して高級感を出したり、ウィットナー社製の4弦アジャスターつきのテールピースをつけて、初心者にも楽にチューニングができるようにと、練習・演奏どちらでも通用する本格的なバイオリンです。

音の響きもよく、50万円程度のバイオリンと比べても遜色のないバイオリンです。

また、本体の板が厚いので、ある程度ぶつけても丈夫に作られている点も初心者には嬉しい点です。

ニコロ・サンティ NSN60S 4/4初心者セット

バイオリン職人として人気のある茂木氏が監修した初心者用バイオリンです。アーティストの葉加瀬太郎氏がYou Tubeで紹介したことをきっかけに話題になりました。

「バイオリンを楽しんで演奏してほしい」という目的から作られ、4弦すべてにアジャスターをつけ弦も扱いやすいナイロン弦にするなど、初心者でも気軽に練習や演奏ができるようになっています。

カルロ・ジョルダーノバイオリンセット VS-1 4/4

全国のバイオリン教室で多く採用されている、初心者が使いやすいバイオリンです。

明るい音色や豊かな音量は、初心者でも満足のいく演奏を楽しめます。

またナイロン弦を使用しているので、初心者もチューニングが楽にできます。

子どもにおすすめのバイオリン5選

子どもにおすすめのバイオリンは大人用と変わりませんが、子どもの場合は成長に伴って買い替える必要があるため、初めから高額なバイオリンを買わないようにしましょう。

買い替えは身長や年齢に合わせます。同一メーカー・同一ブランドにして買い替えるとスムーズに楽器に馴染めます。

商品名 YAMAHA V5SC 鈴木 バイオリンセットNo.210 カルロ・ジョルダーノ バイオリンセットVS-1W Piccolini Sonatine 4/4 バイオリン 初心者用セット アンドレアス・イーストマン VL80 セットバイオリン
メーカー価格 57,000円 63,000円 44,000円 33,157円 70,200円
サイズ 1/8~4/4 1/16~4/4 1/16~4/4 1/16~4/4 1/32~4/4

YAMAHA V5SC

何度も音響測定を繰り返し作り出されたオリジナルのオイルニスを使用して、レスポンスや発音のよさを最大限に体現しています。

4弦それぞれにアジャスターがついているので調弦も簡単にできます。

また、ケースは軽く、内部に必要なパーツなどが入るようにポケットがついていて、ケース1つで持ち運びができるようになっています。

鈴木 バイオリンセット No.210

弓のパーツにエボニーを使い楽器の高級感を出し、素材にこだわって制作しています。

また、ウィットナー社製のアジャスターをつけてチューニングも楽にできるようにしています。

音の響きもよく、高額なバイオリンと比較しても遜色のない音を楽しめます。練習用・演奏用両方に通用するモデルです。

さらに、本体の板が厚めで丈夫にできているところなども初心者のためのバイオリンです。

カルロ・ジョルダーノ バイオリンセット VS-1W

全国のバイオリン教室で多く採用されている、カルロ・ジョルダーノ製のバイオリンです。

特に、4弦アジャスター内蔵型なので、初心者でも楽にチューニングができます。

子ども用のレッスン用バイオリンとして、多くのバイオリン教室から支持されているバイオリンです。

スチール弦らしく音色が明るくよく響き、チューニングも自分でできるように4弦アジャスターつきです。

楽器本体の他に弓やケースなどもセットになっていますが、購入時に別の弦や弓に替えることも可能です。

アンドレアス・イーストマン VL80 セットバイオリン

アメリカに本社を持つイーストマン社が、人件費の安い中国・北京にある工房で技術の高い職人により生産しているので、高品質ながらも価格が安く定評があります。

4弦アジャスターつきなので、チューニングも楽に行うことができます。また、弦もナイロン弦ですのでチューニングのしやすさだけではなく、メンテナンスも楽です。

こちらの記事では、子どもも通えるバイオリン教室をご紹介しています。

扱いやすい楽器を持つのが長く続けるコツ

以上のように、バイオリンは楽器本体だけでなく弦や弓などが違うだけでも音色や扱いが違ってきます。

しかし、初心者に最初から「どの弦・どの弓がいい」ということはわかりませんし、1つ1つこだわっているとお金がいくらあっても足りないということになります。

まずは、楽しんで長く続けていくことが大切です。そのためには、自分に合ったバイオリンを選ぶことが大事です。場合によってはセットになっているタイプを購入するのもよいでしょう。

できればバイオリンを多く扱っている楽器店に足を運び、直接手に触れて選ぶようにしましょう。

また、試聴できる楽器店のサイトなどもありますので大いに利用しましょう。

こちらの記事では、バイオリンのレンタルサービスについてご紹介しています。

ビギナーズ 編集部 /
ビギナーズ編集部 ライター

趣味と出逢うメディアサイト「ビギナーズ」の編集部です。趣味を見つけたい方を応援します。

ビギナーズTOPページ