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【初心者必読】ギターの値段は高いほうがいい?値段による違いや選び方を解説
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これからギターを始める初心者の方にとって、ギターの値段は悩みの1つですよね。
いくらまで出すのがいいか、安いと品質が低いのではないか?など。
今回は、そんな皆さんに向けて、ギターの価格による細かな違いや、おすすめの価格帯を解説します。
目次
値段によってギターの質は落ちるのか?
初心者の場合、いきなり高いギターを買うというのはなかなか勇気がいると感じる方も多いかもしれません。
しかしながら、値段と品質は比例する部分があるのも事実です。
値段によるメリット・デメリットを見ていきましょう。
高いギターを買うメリットとデメリット
ここからは高いギターを買うメリットとデメリットを、それぞれ見ていきましょう。
- 【メリット】
- 性能の高いギターが手に入る。
- 長期に渡って使うことができる。
- 弾きやすいため早く上達することができる。
- 練習のモチベーションに繋がる。
- 【デメリット】
- 長く使わない可能性もあるため、無駄な出費になることも。
- 初心者の場合、音の違いがわからないことが多い。
安いギターを買うメリットとデメリット
安いギターを買うメリットとデメリットについても、それぞれ見ていきましょう。
- 【メリット】
- 初心者キットなどもあるため、購入しやすい。
- 飽きてしまっても、金銭面でのリスクが少ない。
- 出費を抑えられるので、2本目のギターにも手が出しやすい。
- 【デメリット】
- 性能、品質が低いケースも多い。
- 弾きづらいギターの場合もある。
- 長期的に使う1本には向いていない。
高いギターにも安いギターにも一長一短あります。何を重視するかを見極めましょう。
こちらの記事では、初心者におすすめのギターをご紹介しています。
ギターの値段によってどのような違いがあるのか
ギターの値段による違いについても見ていきましょう。
木材
ギター本体はほとんどが木材でできていて、木材のランクが高いもので作られたギターは、価格も高くなる傾向があります。
木材のランクとお伝えしましたが、種類はもちろん、同じ種類の木材でも品質が高いものは価格も上がります。高い品質の木材として、密度の詰まったものが挙げられます。
密度の高いものの方が、音がより響くため高いんだそう。
また、希少価値の高い木材の場合も価格が高くなる傾向にあります。
珍しい木目の木材をボディの表面に貼り付けているものなどは価格も高くなります。
特にキルテッドメイプル、フレームメイプルといった木材は人気が高いそう。
塗装やパーツ
高いギターは塗装や使われているパーツも異なります。
高いギターが塗装が手作業で行われているケースもあり、塗装の工賃が加わるため値段も上がっていきます。
またパーツに関しても、品質が高いものを使った場合は価格も高くなります。
ギターには多くのパーツが使用されているため、それぞれ質が高いものを選べば選ぶほど価格も上がっていきます。
弾きやすさ
高いギターは非常に弾きやすいのも特徴。
高いギターは手作業で職人さんによって作られているケースも多く、手作業で行うことでそれぞれの木材の質を見極め、最大限その質を活かしたギターが作られることで非常に弾きやすいギターとなります。
また、ハンドメイドのギターは、ネックが握りやすいように調整されていたり、チューニングが合うように調節をするといった、細やかな作りになっているのも特徴。
安いギターの場合は機械で大量生産されていることも多いため、やはり質も大きく変わってきます。
熟練の職人さんによる手作りのため、その人件費や工賃によって価格も高くなるというわけです。
中古と新品の違いについて
ギターを購入するといっても、新品のものを買うか、中古のものを買うか悩むという方もいるでしょう。
中古ならではの点をピックアップしながら、中古と新品の違いについてもご紹介していきます。
中古のほうが安く購入できることも
同じモデルでも中古品のほうが安く購入できるケースもあります。
中古品を購入する方の中には、少しでも出費を抑えるためにあえて中古品にするという方もいるでしょう。
中古であれば昔のモデルが購入できる
もう販売が終了されており、古いモデルのギターを購入したいという場合、中古であれば購入できるケースもあります。
憧れのギタリストと同じギターが欲しいなど、昔のモデルで欲しいギターがある場合は、おすすめの選択肢といえるでしょう。
中古だと劣化している
中古の場合、やはり使用されたギターになりますので少なからず劣化しています。
見た目は綺麗でもパーツがかなり劣化しており、結果的にすぐ修理しないといけないといったケースも。
劣化度合いによっては、結果的に新品よりもお金がかかってしまうという場合もあります。
初心者におすすめの価格帯は?
ギターの価格による違いについて説明しました。
ここからは初心者の方におすすめのギターの価格帯について、詳しく見ていきましょう。
おすすめとしては、5万円までの低価格なもの、5〜10万円までのワンランク上のものあたり。
それぞれの特徴について、詳しくご紹介します。
5万円以下は購入しやすい最安な価格帯
初心者であれば、まず手軽に購入できるものがよいという方も多いはず。
ひとまずギターが欲しいという方におすすめなのが、5万円以下の価格帯のアイテムです。
とりあえず始めてみたけど、ずっと続けるかわからないし…という方も多いかと思いますが、そういった方にはおすすめの価格帯。
安くても質のよいギターも増えてきています。
またこの価格帯であれば、様々なアイテムが一緒になっている初心者セットといったものも販売されています。
チューナー、ギターカバー等必要な小物類も一緒に揃うので、初心者の方には嬉しいですよね。
一つ注意が必要な点として、5万円以下と一言でいっても、1万円のものと5万円のものでは大きく差があるという点です。
5万円以下であれば全て同等という認識は持たず、やはり価格に比例する部分があることは認識しておきましょう。
音の違いというのは初心者の場合難しいと思いますので、ギターのビジュアルで最初は選んで構いません。
お気に位入りの1本を見つけてみてくださいね。
5-10万円はギターとしての品質が安定する
少し価格帯があがった5〜10万円のギターですが、この価格帯であれば安定した品質のギターとなってきます。
先ほどご紹介したものに比べると値ははりますが、初心者の方でも手が伸ばせるのがこのラインなのではないでしょうか。
この価格帯になると外れることが少なく、性能も安定したものが揃います。
ものによっては、プロが使っているギターを購入できることも。品質も安定してきますので、長期的に見ても続けて使える1本になってきますし、可能であればこの価格帯のギターがおすすめです。
こちらの記事では、初心者向けおすすめクラシックギターをご紹介しています。
ギターはどこで購入するべきか
いざギターを購入するとなったとき、どこで購入するべきか悩みますよね。
購入先の選択肢もみていきましょう。
楽器屋
楽器屋で購入するのは定番ですよね。
現物を店頭でみれるため、一番安心して購入できる方法といえるでしょう。
ただし、店頭まで足を運ぶ必要がありますし、ギターを自宅まで持って帰ることが難しいこともあるでしょう。
また店頭の中でギターを選ぶとなると、どうしても種類が限られてしまいます。
取り寄せ等ができる場合もありますが、選択肢が限られるという点はデメリットといえるでしょう。
通販サイト
最近では通販サイトで購入する方も多いのではないでしょうか。
通販サイトであれば非常に多くの商品の中から、自分が欲しいアイテムを選ぶことができますし、より価格の安いものを選ぶことができます。
また郵送になるため自宅へ持ち運ぶ手間も省けます。
ただし、自身で商品の良し悪しを判断しなくてはいけませんし、現物を見ることもできないため、失敗するといったケースも考えられます。
レンタルサービス
近年ではギターのレンタルサービスを行っている業者もあります。
気になるギターに触ることができ、購入前に様々なギターを試すことができるのは大きなメリットといえるでしょう。
また、自前で数本揃えるのが難しいという方も、必要なときだけサブギターを用意することができるなど、様々な使い方ができそうです。
自分にあった価格で満足できるギターを買おう
初心者の方向けにギターを選ぶポイントをご紹介していきました。
価格によってギターの質も変わってきます。
またご自身にあった予算のものを選ぶのはもちろんですが、どういった方法で購入するかによっても価格は変わります。
ご自身にあった価格で、満足できるギターを選びましょう。
こちらの記事では、ギターを趣味にするための始め方を解説。最初に流れをつかんで、ギターを楽しみましょう。
Natsumi /
ビギナーズ編集部 ライター
オールジャンルで活動しているWebライター。趣味は音楽と読書、お酒を飲むこと。パンクロックと、村上春樹と、ビールが好きです。ライターの傍、猫2匹と田舎暮らしを満喫中。