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タープのおすすめ12選を紹介!種類や選び方も解説
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庭に設置したりキャンプで使用したりと、アウトドアシーンで利用されることの多い「タープ」。日陰を作ったり目隠しになったりと、実用性の高さが魅力的です。
しかし、はじめてタープを購入する人にとっては「どんなタープを選べばいい?」「大きさはどのくらいがいい?」「使い方がいまいちわからない」などの悩みを抱えている人も少なくありません。
そこで今回は、タープの種類や活用方法、キャンプで使用できるおすすめのタープをご紹介します。
タープについての理解を深め、自分にぴったりのタープ選びに役立ててください。
目次
そもそもタープとは?
タープを一言で表すと「大きな布」で、日差しや雨を防ぐ働きをしてくれます。
「タープとテントの違いがわからない」という人も少なくありませんが、両者の大きな違いは使用方法にあります。
テントは部屋のように「閉じられた空間」ですが、タープは風通りのある空間が特徴的で、開放感を演出したいリビングスペースとしてもぴったり!
特に夏場のキャンプでは、タープを利用して日陰を作ることが欠かせません。
なぜなら夏場の炎天下ではテント内の温度が上がりやすく、気温によってはテント内で過ごすことができなくなる可能性もあるからです。
タープを設置して日陰を生み出すことで炎天下の下でも過ごしやすくなり、熱中症などの心配も少なくなるでしょう。
また、設置角度によっては目隠しとしても効果を発揮してくれるタープは、人目が気になるオートキャンプ場でも重宝してくれるアイテムです。
タープの種類
キャンプの必需品ともいえるタープですが、種類によって様々な特徴があります。
タープは「リビングスペースの過ごし方を決定づける」といっても過言ではないほど重要なアイテムです。ここでは、タープの種類について詳しくご紹介します。
レクタタープ(長方形)
レクタタープは長方形型をしているタープのことで、設置には「6本のポール」が必要です。
数あるタープの中で最も面積が広く、ゆったりとしたリビングスペースを確保したい場合やファミリーキャンプにもぴったりです。
ポールの高さを低めに設定すれば目隠しとしても威力を発揮してくれるため、アレンジ次第で様々な活用方法ができる種類です。タープ選びに迷ったら、レクタタープを選んでおくと失敗が少ないでしょう。
ヘキサタープ(六角形)
ヘキサタープは2本のポールとロープで設置することができる種類で、ロープの張り方を変えるだけで日陰の多さを調節することができます。
日陰を作りたいという夏場のキャンプにはうってつけで、張った際の美しいフォルムに魅せられてしまうキャンパーも少なくありません。おしゃれ度が高いデザインなので、キャンプやグランピングでも活躍してくれるでしょう。
ウィングタープ(ひし形)
ウィングタープの形はひし形で、軽量で持ち運びしやすいのが特徴的です。他のタープに比べると面積が狭いため、ソロキャンプやツーリングキャンプのお供としてぴったりでしょう。
ポールとロープを使えば自由に形を変えられるため、様々な場所で最適なスペースを作ることも可能です。
ウィングタープは設置も簡単なので、大型タープの代わりに「ウィングタープを2個並べて設置する」なんて使い方もできます。
スクリーンタープ(自立式)
スクリーンタイプは「自立式タープ」といわれることもあり、サイドにメッシュ素材が利用されて「テントのような」使い心地が特徴的です。
多くのタープは「四方を囲まれていない」ため、どうしても虫が近くに寄ってきたり人の目が気になったりしてしまいますよね。
しかし、スクリーンタイプのタープは四方の布を閉じれば虫の侵入を防ぐこともでき、中にコットなどを置いて仮眠することも可能です。
テントのように使用することができるスクリーンタイプのタープですが、欠点は「設置が大変」「開放感に欠ける」こと。
スクリーンタイプのタープはファミリー向けに大型のデザインも多く、サイトの広さに寄ってはテントとの併用ができない場合もあるでしょう。
ワンタッチタープ
ワンタッチタープとは、その名のとおり「ワンタッチで」設置可能な便利アイテムです。
ワンタッチタープの設置方法は「フレームを開く・シートを被せる・脚を伸ばす」の3ステップで、驚くほど簡単に設置完了です。
キャンプではテントの設営にBBQの準備にと大忙しで、タープを張る余裕がないと考える人も少なくありませんよね。
その点、ワンタッチで設置できるタープなら素早く設置することができるので、ストレスも感じにくいでしょう。
ただし、設置は簡単ですが「通常のタープより風に弱い」「安定性に欠ける」などのデメリットもあるため、その日の天候やコンディションに応じて使用してください。
タープの選び方
ここでは「タープの種類がたくさんあって選べない」という人のために、タープを選ぶ際に考えたい3つのポイントをご紹介します。
人数は
タープを選ぶ際にまず考えたいのは、何人で使用するのかということです。
大人数で使用する場合は、タープの中でも最も面積が広い「レクタタープ」がおすすめですし、ソロキャンプであれば軽量な「ウィングタープ」が最適です。
使用する人数によってタープを選べば、「タープが小さすぎて居場所がない」「大きすぎて収納場所に困る」なんてことも防ぐことができるでしょう。
用途は
タープ選びに迷ったら、どのような用途に使用したいかを考えてみましょう。
「夏場のキャンプで日陰を作りたい」場合は、様々な角度調節がしやすい「ウィングタープ」がおすすめです。また、虫を気にせずゆっくりとくつろぎたい場合は「スクリーンタープ」がぴったりですし、おしゃれ度を求めたい場合は「ヘキサタープ」に挑戦してみてください。
場所
タープを張る場所によっては、選ばない方がいいタープもあります。
例えば「駐車場からサイトまで距離があるキャンプ場に持って行く」「山頂や海岸沿いなど風の強い場所に設置する」などの場合は、重量があって持ち運びしにくく、風に弱い「ワンタッチタープ」は不向きでしょう。
キャンプで使えるおすすめタープ12選
日陰を作ってくれたりリビングスペースとして活躍してくれたりと、キャンプシーンにおいてタープは重要な役割を担っています。ここではタープの種類別に、おすすめのタープをご紹介します。
レクタタープ
長方形のレクタタープは面積が広くワイドな設計なので、大人数のキャンプにぴったりです。
LOGOS 「neos LCドームFitレクタタープ」
キャンプの定番ブランド「LOGOS」からは、サイズ500×360×230cmのレクタタープが発売されています。
単独使用もぎるオートキャンプ場ですが、他のテントにもぴったりとフィットしてリビングスペースのさらなる拡張を可能にします。シートは難燃性と防水性を兼ね備えているため、突然の天候不良時にも役立ってくれるでしょう。
CAPTAIN STAG 「クラシックス ビッグレクタタープUV」
こちらのレクタタープは、サイズ「600×440×240cm」と大きめサイズが特徴的です。基本的な設置方法ではワイドなリビングスペースとして使用できますが、片側をペグダウンして設置すれば日よけや風除け効果も高まります。
アレンジ次第で「3角テントとして」「シェルターとして」「ウィングタープとして」など様々な使用方法ができるのも魅力的です。
FIELDOOR 「コンパクトタープ」
コンパクトに収納可能なこちらのタープは、2〜3人でのキャンプにぴったりのコンパクトタイプです。
タープを支えるポールには強度が高く軽量な素材が使用されているため、荷物が多いキャンパーからも支持を得ていますよ。求めやすい価格とカラーラインナップの多さから、幅広い層から人気を集めています。
ヘキサタープ
おしゃれな雰囲気と美しいフォルムが特徴的なヘキサタープは、ビジュアルにこだわるキャンパーにもおすすめです。
ハイランダー 「ヘキサゴンタープ440」
洗練された雰囲気とシンプルなビジュアル、求めやすい価格帯が魅力的なハイランダーのアイテム。こちらのヘキサタープは本体サイズ「約440×435×230cm」と4人程度のキャンプに最適で、風に強いのが特徴的です。
Snow peak 「HDタープ ヘキサエヴォ Pro.」
おしゃれなキャンプブランドといえば、Snow peakの名前を挙げないわけにはいきません。
こちらのヘキサタープは厳しい自然環境下でしっかりと検証され、効果が裏づけされている本格派のタープです。
「炎天下の下で快適に過ごしたい」という気持ちが強い人にはもちろんおすすめですが、その美しいフォルムは「外見にもこだわりたい」人にもぴったりで、920×1,160cmのサイズ感は4〜6人でのキャンプにもGOOD!
Coleman 「ヘキサタープ」
「キャンプといえばColeman」といっても過言ではないほど、アウトドアの定番ブランドに君臨しているColeman。
こちらのヘキサタープはおしゃれなツートンカラーがぱっと目を引くデザインで、キャンプ場でも目立ちやすいでしょう。耐水性能も約1,200mmあり、突然の雨にもしっかりと対応してくれる本格的素材が嬉しいですね。
ウィングタープ
軽量で持ち運びしやすいウィングタープは、ソロキャンプの力強い見方です。
KELTY 「ノアーズタープ」
KELTYはカリフォルニア初のアウトドアブランドで、アパレルを中心に展開しているおしゃれなブランドです。「定番のColemanやSnowpeakはちょっと…」「人とかぶらないブランドがいい」という人には最適です。
Snow peak 「小型ウィングタープ」
上質で高品質なアイテムが多いSnowpeakは、その分お値段も張りがちです。しかし、小型タイプのウィングタープなら手が届きやすく、予算が限られている人でも挑戦しやすいでしょう。
「Snowpeakの品質を体験してみたい!でも金額が…」という人は、求めやすい小型タープを狙ってみては。
スクリーンタープ
防虫効果が高く、他のタープに比べるとプライバシー効果の高いスクリーンタープ。設置は少し大変ですが、居心地のいいリビングスペースが欲しい人にはおすすめです。
4面スクリーンテント
「蚊取りネット」「高い防水性」「UVカット」「ランタンフック」など、様々な機能が搭載されているこちらのスクリーンタープ。4面全てをクローズすればテント感覚で使用することもでき、人目を気にせずくつろぐこともできます。
3m×3mの大型デザインは6〜7人ほどの人数でも問題なく使用でき、ファミリーキャンプにもぴったりです。
QUICKCAMP 「ワイドスクリーンタープ」
こちらのスクリーンタープは、なんと「ワンタッチで設置可能」なワイドタイプのタープです。骨組みなどの面倒な作業が不要なので、簡単に組み立てられてノンストレス!
サイズは4m×2.8mのワイド設計なので、コットを入れてお昼寝をしたり大型のテーブルを設置したりすることも可能です。
ワンタッチタープ
設置に不安が強い人は、ワンタッチで簡単に設置できるタープがぴったりです。ただし、風に弱いため、設置場所には気をつけましょう。
FIELDOOR 「ワンタッチタープ」
圧倒的なカラーラインナップとおしゃれな柄が揃っているのは、お求めやすい価格帯が魅力的なFIELDOORのワンタッチテントです。フレームにシートをかけて広げるだけなので、誰でも簡単に設置できるのが嬉しいですよね。
キャンプの日陰やリビングスペースとしてはもちろんですが、ちょっとしたピクニックや子供の運動会などにも重宝するワンタッチ式のタープは、1つ持っていて損はないアイテムです。
Coleman 「ワンタッチタープテントセット」
Colemanらしいツートンカラーが印象的なこちらのタープは、バイザーシェードと降るフラップがセットになったお得な商品です。日差しに合わせて簡単に取り付けすることができるため、より快適なスペースを作ることができるでしょう。
お気に入りのタープを持ってキャンプに行こう!
タープの種類には「レクタ」「ヘキサ」「ウィング」「スクリーン」「ワンタッチ」と、様々な種類がありました。
自分好みのタープを選ぶためには種類によって異なる特徴を理解し、タープを使用する場所や人数についても考えるようにしてみましょう。
こちらの記事では、初心者向けキャンプ道具とおすすめのキャンプ用テーブルをご紹介しています。
白根 鮎美 /
ビギナーズ編集部 ライター
独学で英語を勉強後、オーストラリアでは幼児教育の専門学校で勉強。帰国後は子ども英会話教室にて1歳から高校生への英会話を指導していました。また、サーフィン歴は10年以上、海を愛する2児のママサーファー。