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グランピングとは?魅力や楽しみ方を徹底解説
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おしゃれな人たちから注目を集めている「グランピング」というアウトドアレジャー。野外で行うことは何となく想像がついても、具体的な楽しみ方やキャンプとの違いがわからないという人も少なくありません。
そこで今回は、「グランピングとは何か?」について詳しくご紹介します。
グランピングならでわの魅力や具体的な楽しみ方だけではなく、キャンプとどう違うのかについてもまとめていきたいと思います。
目次
そもそも「グランピング」とは?
そもそも「グランピング」とは、2015年頃に日本で一気に広がった新しいアウトドアスタイルのこと。
グランピングとは「グラマラス(魅力的な)」という言葉と「キャンピング」を合わせた造語で、キャンプよりもより魅力的で見栄え感のある過ごし方といえるでしょう。
「一般的なキャンプよりも魅力的なキャンプ」というとわかりにくいですが、グランピングでは通常のキャンプでは使用しにくい「大型のベッド」「ソファー」などが使用されることも珍しくありません。
テントの中には大型のベッドやソファなどの家具が配置され、野外のテント内とは思えないほどラグジュアリーで非日常空間を演出してくれるのがグランピングです。
グランピング施設ってどんな所?
キャンプよりも魅力的でラグジュアリーな過ごし方ができるグランピングですが、どこに行けばグランピングができるのでしょうか?
グランピングができる施設は全国にあり、各施設では「おしゃれにこだわった家具をテント内に配置」「ホテル感覚で泊まることができるコテージ風の建物」など、様々な特徴があります。
グランピングが日本以上に浸透している海外では「海が見える丘の上」「深い山林の麓」など、秘境の地にグランピング施設があることも珍しくありません。
日本国内でも、自然のパワーをダイレクトに感じることができる場所を中心にグランピング施設が開かれています。
グランピング施設での料理
グランピング施設での料理は、施設によって様々な特色があります。
ホテル風の施設では「併設しているレストランで食事ができる」という場合もあったり、自然の中にある施設では「食材などは全て施設側が準備する」「自由に持ち込んでOK」という場合があったりとスタイルは多種多様。
自分が楽しみたい料理によって、グランピング施設を選ぶのも面白そうです。
グランピングとキャンプって何が違うの?
グランピングは「グラマラス×キャンピング」とお伝えしましたが、キャンプとは何が違うのでしょうか?
一般的なキャンプは「自分たちでテントを設営して料理を作る」ことがほとんどですが、グランピングは「テントや食事を提供してもらえる」ことが多いという特徴があります。
テントの中に大型の家具が設置されているグランピングは、そもそも「自分たちでテントを設営する」ことが難しいでしょう。
そのため多くのグランピング施設では、すでに整えられたテントや場所を貸し出すことでグランピングを楽しむことができるように工夫されています。
また、キャンプでは自分たちで料理を作るのが基本ですが、グランピングでは料理を提供してもらえることも多く、手ぶらでグランピングを楽しむことも可能です。
- キャンプは「全て自分で用意する」
- グランピングは「場所や料理を提供してもらえる」
上記は、キャンプとグランピングの最大の違いでもあり特徴です。
自分の力で行うのが好きな人にはキャンプがおすすめですし、アウトドアにあまり慣れていない人やよりゴージャスな空間を楽しみたいという人にはグランピングがぴったりでしょう。
グランピングの楽しみ方
グランピングの楽しみ方といえば、何といっても「贅沢なアウトドア空間を満喫すること」です。
グランピング施設の多くは大自然の中にあり、自然の中で優雅な時間を過ごせるような工夫が凝らされているもの。ここでは、グランピングだからこそできる楽しみ方についてご紹介します。
とにかく自然を感じる
グランピング施設に設営してあるテント内には、高級ホテルを思わせるかのような豪華な家具が設置してあることも珍しくありません。
ふかふかのベッドやソファーに身を包んで目を閉じると、大自然の恵みを全身で感じることができるでしょう。
自然の音を聞きながらゆっくりと読書をするのもいいですし、満点の星空をただぼーっと眺めてみるのもおすすめです。
グランピングでは自分で行わなくてはいけない準備が少ないため、キャンプよりもゆっくりと時間を使うことができそうですね。
ゆったりとお料理
グランピング施設によってはBBQグリルがあらかじめ用意されている場合もあり、面倒な準備に時間を取られることなく料理を始めることができます。
キャンプでは「グリルの設置」「火起こし」「炭の後片付け」とやらなければいけないことがたくさんで、料理をするのが面倒になってしまうという人もいます。
その点、全てを準備してくれるグランピング施設なら、気兼ねなく料理を楽しむことができるでしょう。
施設が用意してくれる新鮮な野菜や肉を焼いてみるのもいいですが、さらにこだわりたい人は自分たちで食材を調達して料理に挑戦してみるのも面白そうですね。
メディアと距離を置く
グランピング施設の多くは自然豊かな場所にあるため、メディア疲れが気になる人にもぴったりです。
「片時たりともスマホを手放せない」という人でも、自然の中に身を置くことで、不思議とメディアがなくても安定して過ごせるようになることも!
SNSや情報が溢れている時代だからこそ、自然だけを感じて風の音や空気の匂いを五感で感じてみるのも素敵です。
非日常空間を感じる
グランピング施設にある家具は、日本では購入することができないアイテムや、海外から独自に取り寄せたというおしゃれなものが多い印象です。
そんなグランピング施設では、キャンプよりもゴージャスな雰囲気を感じやすく、非日常空間を思う存分満喫できる雰囲気が漂っています。
非日常空間を感じることはストレス軽減効果やリフレッシュ効果も期待できるため、施設周辺の自然やテント内のおしゃれな空間を思いっきり感じてみましょう。
グランピングの注意点は?
キャンプよりもゆったりと優雅に過ごしやすいグランピングですが、いくつか注意点があります。グランピングを思いっきり楽しむためにも、ぜひここでご紹介するポイントを頭に入れておきましょう。
キャンプよりもコストがかかる
一般的なオートキャンプ場でキャンプをする場合、使用料金の相場は「1泊1張2,000〜7,000円」ほど。
一方グランピングの平均料金は「1人1泊10,000〜20,000円」と、キャンプに比べるとかなり高額です。
キャンプでは1張あたりの料金なので1人でも5人でも料金は変わりませんが、グランピングは1人あたりの料金設定です。
1人10,000円の施設に2人で泊まる場合は20,000円、5人なら50,000円です。
グランピングはキャンプに比べて基本的な利用料金が割高ですが、その理由は「テントや家具などの利用料」が含まれているからといえるでしょう。
グランピングの醍醐味ともいえる「非日常空間を感じさせてくれる演出」は、施設側がしっかりと設備を管理してくれているからこそ。
また、グランピングでは料理を提供してもらえる場合も多く、料理コースや食材の内容によってはさらに追加料金がかかる場合も少なくありません。
一般的なキャンプでは数千円で済むものが、グランピング施設を利用することで数万円に膨れ上がることもあるため、「グランピングはキャンプよりもコストがかかる」ということを念頭に置いておきましょう。
こちらの記事では、キャンプにかかる費用を徹底調査して解説しています。
食事スタイルは施設によって異なる
キャンプでは自分たちで食材を調達して調理を行いますが、グランピングは施設によって食事のスタイルが異なります。
「基本的にはコース料理を提供する」という施設もあれば、利用者の要望に合わせて「提供でも持ち込みでも可能」という施設もあります。
そこで注意したいのは、自分たちがどんな食事をしたいのかということです。
グランピング施設によっては、食事内容や提供スタイルが固定されている場合もあります。
より自分らしくグランピングを楽しむためにも、「施設ではできるだけゆっくりと過ごしたいから調理はしたくない」「食材のみ提供してもらって後は自分たちで自由に調理したい」など、希望の食事スタイルに合った施設を探しましょう。
グランピングはあくまでも「アウトドアレジャー」
グランピング施設には「コテージ風のテント」「テントの中にベッドやソファーを設置」といったように、まるでリゾートホテルのような環境が整えられていることも珍しくありません。
しかし、ひとつ注意してもらいたいのは「グランピング施設はあくまでも野外に設置されている」ということです。
例えば、虫が嫌いだったり日焼けをするのが嫌だったりという人もいますが、グランピング施設を選んだからといって「全く虫がいない」「日焼けをしない」というわけではありません。
グランピングはあくまでも「通常のキャンプをより豪華に」行うものであり、野外で活動をするという基本的な考えは変わらないことを再確認しておきましょう。
グランピングで非日常体験を味わってみよう!
グランピングは「キャンプをより魅力的に」した、ラグジュアリー感の高いアウトドアレジャーです。
おしゃれなテントの中にはベッドやふかふかのソファー、そして周りには普段感じにくい自然の音や香りが溢れています。
グランピング施設ではスマホの電源をオフにして、風の音や木々の匂いに心を合わせ、優雅なひとときを味わってみてはいかがでしょうか。
こちらの記事では、都心付近のおしゃれなグランピング施設と全国のインスタ映えスポットをご紹介しています。
白根 鮎美 /
ビギナーズ編集部 ライター
独学で英語を勉強後、オーストラリアでは幼児教育の専門学校で勉強。帰国後は子ども英会話教室にて1歳から高校生への英会話を指導していました。また、サーフィン歴は10年以上、海を愛する2児のママサーファー。