更新

レンターカー1日の料金相場は?選び方とメリット・デメリットについて

何度も利用した経験のある方なら、自分に最適なレンタカー1日の料金プランを選ぶことができますよね。しかし、初めてだったり、あまり経験のない方にはレンタカーの仕組みは複雑かもしれません。この記事では、レンタカーの1日の相場から会社の選び方まで解説していきます。
レンターカー1日の料金相場は?選び方とメリット・デメリットについて

※当記事はアフィリエイト広告を含みます。

車を借りる際、レンタカーの予算はいくらぐらいに設定していますか?金額はレンタカー会社によって様々で、初めての方はどのような料金システムになっているのか不安な方もいると思います。

まずはレンタカーの1日の料金目安についてお話していきましょう。

レンタカーの1日の料金の目安・相場を調べてみた

レンタカーを利用する際、どれくらいの出費を考えていますか?

交通費を節約しようと考えてレンタカーにしても、車を持つよりも高いお金を出してしまってはもったいないですよね。

レンタカーの相場は5,000円~6,000円と言われています。家族連れだと人数分の電車代などを考えると、10,000円程でもいいという声もあり、実際のところ目的によって様々です。人数や目的別で詳しく見ていきましょう。

家族など3人以上で利用する際の目安

電車だと、人数が多い分交通費がかかってしまいます。車だと何人乗っていても1台分のレンタカー代のみですし、人数で割ってみると比較的安くなります。

そのようなことから目安としては、10,000円前後と言われています。大人数ですと軽自動車というよりは5人乗りの車種や、ミニバンサイズを借りることになったりするため、このくらいの金額が妥当だと思います。

また、子供連れとなると電車で行くより、車のほうが周りの目も気にならないですし、コストも抑えられるので、家族連れには嬉しいポイントですよね。

少人数で利用する際の目安

少人数だとできるだけコストを抑えたいという方、軽自動車でいいという方がいると思います。そうなると、5,000円~6,000円が相場のようです。

逆に安すぎると、保険や、後から請求されたりするのではないかと、心配する声もあります。

とにかく安く利用したい場合の目安

安さを重視する場合は、料金比較をして安いレンタカー会社を探すことが大事となります。

カーナビやETC車載器をオプション設定することで、利用料金を下げることができたり、24時間3,800円~というとてもリーズナブルなレンタカー会社もあります。

そして利用目的に合わせた予約を事前にすることで、早割引ができたりします。

こちらの記事では、レンタカーを安く借りる方法をご紹介しています。

レンタカーの料金の内訳

レンタカーの利用料金の内訳はどうなっているのか見てみましょう。

基本料金

1日あたりの基本料金です。車種のグレードと時間単位の価格が決まっており、それに日数分などをプラスして算出します。

標準コースと、保険などのサービスが手厚いコースが設けられている場合もあります。

オプション料金

カーナビチャイルドシート、ペットの同乗などにかかる料金です。こちらも日数分加算されます。

ガソリン代

大体のルールとしてガソリン満タン返しと決まっていますので、レンタカーを利用する際には必ず発生します。

返却時にガソリンスタンドで給油していなければ、距離計算をしてくれるレンタカー会社もありますので、そこは事前に確認してみて下さい。

CDW、ECOの適用代金

車輌・対物事故免責保証制度(CDW)と、NOC保証制度(ECO)は、保険とは別の保証制度となります。

1日分の金額が決まっており、日数分加算されていきます。

乗捨手数料

借りる営業所を違う営業所にレンタカーを乗り捨てるかたちで返却する場合にかかる料金です。

多くのレンタカー会社は、同一エリアで乗り捨てる場合、手数料は無料になります。

深夜手数料

24時間貸し出し・返却OKの場合に、深夜時間帯に貸し出し返却をすると、別途深夜手数料が必要になります。なお、料金はレンタカー会社ごとに定められています。

このように基本料金のほかに様々な料金が加算されていくことがわかります。

なるべくレンタカーは安く借りたい方もいると思いますが、早期予約をして割引を受けたり、各種料金のうち削れるものは削るなど、節約するコツもあります。まず借りる前はしっかり料金内訳をみることをおすすめします。

AmazonAmazonブラックフライデーバナー

レンタカー利用時の注意点

レンタカーは便利な反面、注意も必要です。借りる場所や、借り方、レンタカー会社など、あらゆる面で気をつけなければなりません。

具体的にどのようなことに気をつけるべきか、みていきましょう。

借りる場所《自宅近辺と現地、どちらで借りるか》

まずは、どこで借りるかということが大事になってきます。

“どこ”というのは、地域や場所のことです。旅行で借りる場合、自宅近辺から借りていくのか、現地で借りるのか。ここをまず決めます。

ドライブ旅行でしたら自宅近辺からになりますが、関東在住の方で、九州や沖縄などに行く場合は飛行機で現地に行き、現地で借りるということになると思います。

また、ドライブを目的としない旅行の場合で、あまり運転をしない方がドライバーとなると、できる限り目的地の近くで車を借りることをおすすめします。

レンタカーの借り方《いつでも借りられるというわけではない》

基本的には予約するということを忘れないようにしましょう。インターネットや電話予約でもどちらでも大丈夫なので、必ず予約はしましょう。

もちろん、いきなり行ってもレンタル自体はできますが、車がないことがあったり、ワゴン車しかないなど、出発前からつまずいてしまいます。

また、レンタカー会社によってはできないこともありますので、そこも注意してください。

私はレンタカーを借りる際、インターネットから予約しています。保険内容をゆっくり確認することができ、会社によっては割引特典もついてきます。

事前に免許書の画像などを添付したり、必要書類を完成させてから行くので、当日の時間短縮にもつながります。

レンタカー会社を選ぶ《車種や保険などの選ぶポイント》

こちらも選ぶポイントがあります。

普段からレンタカーを利用している方は、自分が好きなレンタカーだったり、会員になっていたりするので、それを基準に選ぶといいと思います。

ペーパードライバーの方は保険が充実していて、運転しやすい車を取り扱っている、そして万が一事故を起こしてもフォローがしっかりしているところを選びましょう。

短期間・短時間利用には不向きである

レンタカーの料金形態の特徴で6時間までの金額からとなっていることが多いです。

6時間近く使う方にとってはお得に感じますが、1、2時間でいい方にとっては、6時間使うのと同じ料金になりますので、時間で割ると高めになります。

必ずガソリンを入れて返却しなければいけない

先ほど料金の内訳で説明した通り、ガソリン代というのは使った分だけかかってきます。節約をしたい場合は、なるべく目的地の近くで借りたり、燃費のいい車を借りることをおすすめします。

利用料金が高くなりがち

どうしてもオプションをつけるとどんどん加算され、基本料金からかけ離れた料金になってしまいます。

お子さんがいる家庭ではチャイルドシートが必要だったり、高速道路を利用する場合はETCカードをレンタルすることも出来ますが、こちらもプラス料金となる場合もあります。

人数が多い場合は、スタンダードプランでは乗れないので、グレードを上げなければなりません。経験上、このグレードアップが一番大きいなぁと思います。

レンタカーとカーシェアを比較してみた

レンタカーに似たカーシェアですが、改めて比較してみると違いが少しあります。詳しくみていきましょう。

会員登録の有無

まずカーシェアを利用するには、月額会員になる必要があります。会社によって異なりますが、1,000円~1,500円くらいが相場です。

レンタカーの場合は、会員登録は特に必要はありません

貸し出し時間営業時間

貸し出し時間は、レンタカーだと大体8:00~20:00の会社が多いです。一方、カーシェアの場合は、無人なので24時間いつでも利用可能となっています。

レンタカーの場合でも会社によっては24時間営業のところもありますので、調べてみることをおすすめします。

貸し出し方法

カーシェアは、会員登録をしているので、借りるたびに個人情報などの書類を書く手間はなく、パソコンやスマートフォンから予約し、ICカードでそのまあ乗車することが可能です。

レンタカーの方は、予約は電話またはインターネットでもできますが、対面での貸し出しとなりますので、予約したからと言ってすぐに車に乗って出発!ということにはなりません。

書類をそろえたりしなければならないので、毎回事前準備・当日準備が必要となります。

保険の手続きと料金

カーシェアの場合、手続き不要です。最初から料金に含まれています。

レンタカーは当日に窓口で書類の手続きが必要となります。保険料はレンタル代とは別に必要となり、相場は1,000円前後です。

ガソリン代

レンタカーはガソリン満タン返しになりますが、カーシェアは無料です

半分以下になったら、専用の給油カードで給油するようになっています。ガソリンを満タンにして返す手間が省けるのはいいですよね。

車種選択ができるか

ここまでだとカーシェアの方が利点が多く感じましたが、車種が少なくレンタカーのように選べないことがカーシェアのデメリットに感じます。

こだわりがない方はいいと思いますが、こだわりのある方は、かなり自由に選べるレンタカーがいいかもしれません。

チャイルドシートなどの装備

カーシェアは、カーナビ・ETC車載器・ジュニアシートが標準装備になります。ここでプラス料金とならないのは大きいです。

レンタカーはというと、カーナビ・ETC車載器は車種によりますので注意が必要です。チャイルドシートは有料貸出のところが多いです。

タバコについて

カーシェアは基本的にはどの車も禁煙です。レンタカーの場合は、禁煙車も喫煙車もよういしていますので、喫煙者の方はレンタカーがいいですね。

カーシェアのメリット

ここでは、カーシェアのメリットを解説します。

予約~乗車までがとても簡単

カーシェアの場合、予約はパソコン・携帯・スマートフォンで簡単にでき、当日の乗車もICカード(もしくは携帯)でドアを開けることが出来るため、対面での手続きは一切発生しません。

最初だけ入会手続きをする手間がありますが、毎回の利用は非常に簡単にできます。

10分15分単位で利用できる

カーシェアは10分~15分単位でのショート利用ができ、価格も130円~206円という設定のため、2~3時間程度の短時間利用の場合は非常に安く済ませることが出来ます。

これはレンタカーにはない設定ですので、パートナーや子供の送り迎えや、ちょっとしたお買物などに気軽に利用できるのが嬉しいですね。

ショート利用なら距離料金も発生しないため、例えば2時間の利用なら1,500円前後で利用できます。しかもこの料金の中に保険代も含まれているため、万が一の場合にも備えられます。

6時間の利用なら圧倒的に安い

カーシェアリング会社はどこも6時間パックがあり、レンタカーよりも価格が安く設定されている場合が多いです。

また、三井のカーシェアーズとタイムズカーシェアに関しては6時間パックの利用時は距離料金がかからないため、移動距離を気にせずにドライブを楽しむことが出来ます。

6時間利用の場合は、レンタカーでさえ、利用料金が高いですが、さらに保険代が1,080円程度かかるため、カーシェアの方が圧倒的に安く利用できることになります。6時間までの利用であれば、カーシェアを選んでおいて損はないでしょう。

夜間利用(ナイトパック)がお得

カーシェアリング会社はどのサービスでも大抵「ナイトパック」を設定しています。

この「ナイトパック」は、大体2,500円くらいで18時~朝9時までの15時間を利用できますので、夜のドライブなどの際に非常に役立ちます。

朝9時までに返せばいいので出勤・通学前に返せるのもポイントです。レンタカーの夜間は営業時間外の場合が多く、夜間は自由に返すことができませんが、カーシェアなら自由な時間に返せるのも見逃せません。

レンタカーには夜間専用の割引パックなどもないため、夜間利用はカーシェア一択という感じになるのではないでしょうか。

実は12時間以上の利用でもお得なケースも

以前はレンタカーには距離料金が発生しないため、長時間・長距離ドライブをする場合はレンタカーの方が安くなると言われてきました。

そのようなイメージから、長時間=レンタカーと言われていましたが、最近は長時間利用でもカーシェアが安くなってきており、価格差はなくなっています。

長時間の場合でもレンタカーの方がお得とは言えなくなってきています。そしてカーシェアの場合はガソリン代が無料ということと、保険代が利用料金に含まれているので、実質的に2,000円~3,000円くらいレンタカーよりお得になります。

距離料金が15円/kmだとして、100kmの長距離ドライブをした場合でもカーシェアには1,500円程度しか加算されないため、実は12時間以上の場合でもカーシェアの方がお得になることが多いです。

ただし、さすがに200km以上走るようなドライブの場合には距離料金が3,000円以上かかってしまうため、レンタカーの方がお得になる可能性も高くなってきますので、そこは注意してください。

ガソリン代は無料・保険代は利用料金に含まれている

レンタカーには無い、カーシェアの大きなメリットとして「ガソリン代が無料」と「保険代は利用料金に含まれる」ことが挙げられます。

ガソリン代は言うまでもなく大きなメリットです。状況や燃費に左右されますが、ドライブすればガソリン代は1,000円~2,000円くらい(もしくはそれ以上)はかかりますので、この分が無料になるカーシェアは魅力的です。

また、保険代が利用料金に含まれるのも嬉しいところ。レンタカーだと1日に1,080円をプラスで支払わなければなりません。さらに、保険加入の際に書類に記入する手間が発生してしまいます。

何の手間もかからないカーシェアは、使い勝手がかなり良いと言えるでしょう。

レンタカーの利用に向いている人

カーシェアのメリットはたくさんありましたが、レンタカーのメリット、レンタカーの利用に向いている人という視点でみていきましょう。

車を借りる頻度が少ない人

レンタカーは会員になる必要がなく、当然ながら月額が発生しないため、車に乗らない月が多くあっても全く問題ありません。

カーシェアリングの場合は会員になる必要があり、基本的に月額がかかるプランが多いです。月額はそのまま無料利用分に変換できますが、乗らない月は月額分が損になってしまいます。

数ヶ月に一度など、たまにしか車を必要としない場合は、レンタカーを利用する方が無駄なお金をかけずに済むと言えるでしょう。

ただ、カーシェアリングには月額無料のプランを提供してくれるところもあるため、そこを使えばカーシェアリングでも無駄なく利用できます。

しかし、月額無料プランを採用しているオリックスカーシェアにしてもアースカーにしてもステーション数がまだまだ少ないため、近くにステーションがない場合は結局レンタカーを利用した方が良いということになります。

特別な用事のため普通車以外が必要

乗る車を選べるのはレンタカーのメリットです。幅広く車を用意しているため、自分が気に入った車を借りられる可能性が高いです。 車選びに関しては圧倒的にレンタカーの方が良いと言えます。

カーシェアの利用に向いている人

カーシェアを利用する方は会員登録をしなければならないので、まずは手続きをします。1回の手続きで保険のことや個人情報の提示も済みますので、突然車を使う方が多い方にとってとてもいいシステムとなっています。

自宅からカーステーションまでの距離が近い方は特に便利です。カーステーションに車さえあれば好きな時間に不自由なく予約できることになります。

また、車にこだわりがない方に向いています。移動できればとりあえず大丈夫だったり、毎日車に乗らない方にもいいです。

自家用車を持つとなると、マンションに住んでいたり、自宅に駐車スペースがないと駐車場を借りなければならないですし、車のローンとは別に駐車場料金も毎月の費用として、掛かってしまいます。

もし、必要なときだけで十分という方はカーシェアをご利用してみてはいかがでしょうか。

こちらの記事では、カーシェアリングおすすめサービスを比較解説しています。

まとめ

いかがでしたか?カーシェアとレンタカーはそれぞれいいところがあり、迷ってしまうと思いますが、はっきりとした違いが見えてきたと思います。この記事を読んで少しでも参考になったらいいなぁと思います。

こちらの記事では、レンタカーもカーシェアも考えている方におすすめしたいドコモの総合カーシェアサービス「dカーシェア」について解説しています。

伊藤しおり /
ビギナーズ編集部 ライター

趣味はピアノを演奏することと、野球観戦。 現在は自宅でピアノ講師をしながら、演奏活動をして音楽を楽しんでいます。野球も小さい頃から好きなので、音楽もスポーツもどちらの楽しさもお伝えできたらいいなぁと思います!

ビギナーズTOPページ