ゴルフクラブの種類って何がある？クラブ別の選び方・初心者向けモデルを紹介

ゴルフクラブは種類が非常に多くて、どんな種類があるのかや、それぞれの特徴・用途まで知らない初心者の方が多いと思います。

例えば「深いラフから、グリーンまで残り200ヤード」「グリーン前のバンカーにつかまって、カップまで残り30ヤード」こんな状況でどのクラブを使ったらいいか悩んでしまいますよね。

ゴルフクラブのことを少し知るだけで、状況に合わせたクラブをいくつか挙げることができるのですが、知らないと何がなんだか分かりません。

そこで今回は、初心者の方向けにゴルフクラブの種類と用途についてご説明します。プレー中に自信を持ってクラブ選択ができるだけでなく、ゴルフクラブを買うときの参考にもなります。ゴルフをプレーする上での基礎となるので、今日でしっかり覚えましょう！

ゴルフクラブの種類と特徴

ウッド｜飛距離を出す

ウッドは飛距離が出やすいようにシャフトは長く、ヘッドは大きく設計されています。

クラブが長くなればなるほどクラブのスピードが上がって飛距離は出やすくなりますが、コントロールしにくくなり、芯で打つのが難しくなります。

ウッドは大きく分けて2種類

• ドライバー(1番ウッド/1W)
• フェアウェイウッド(FW)

1番ウッド(1W)は別名「ドライバー」と呼ばれます。ドライバー以外のウッドはフェアウェイウッド(FW)に分類されます。

1WもFWも形状はそっくりですが、用途が異なります。1Wはティグラウンド、FWはフェアウェイで使うことを前提にした構造になっています。

そのため、FWの方が芝の抵抗を減らすためにヘッドが小さく、ボールも上がりやすい構造になっています。

全11モデルをご紹介しているので、自分に合ったモデルが見つかるはずです。

ウッドの番手

FWにはいくつかの番手があります。数字が大きくなるほどクラブの長さは短くなり、ボールは上がりやすく、飛距離が出なくなるように作られています。

ドライバー(1W)も含めて、ウッドの番手を表にまとめています。

番手	略	名称	推定飛距離
1番	1W	ドライバー	240ヤード
2番	2W	ブラッシー	220ヤード
3番	3W	スプーン	210ヤード
4番	4W	バフィー	200ヤード
5番	5W	クリーク	190ヤード

アイアン｜狙ったところへ打つ

アイアンは、プレーの中核を担う重要なクラブで、初心者の方はまずアイアンでスイングの基本を身につけていくことが重要とされています。

アイアンの用途は、80～200ヤードの距離で狙ったところへ打つことです。フェアウェイやラフ、バンカーなど様々なシチュエーションで使用されます。ウッドよりも短く、コントロールしやすいクラブです。

こちらの記事では、初心者でも上達するゴルフ練習方法で、アイアンの正しい打ち方を画像や動画と共に解説しています。既にアイアンのフォームをマスターしている方も、一度自分のフォームを確認するつもりで見てみてください。

アイアンの番手

番手	略	呼称	推定飛距離
1番	1I	ロングアイアン	200ヤード
2番	2I	ミッドアイアン	190ヤード
3番	3I	ミッドマッシー	180ヤード
4番	4I	マッシーアイアン	170ヤード
5番	5I	マッシー	160ヤード
6番	6I	スペードマッシー	150ヤード
7番	7I	マッシーニブリック	140ヤード
8番	8I	ピッチングニブリック	130ヤード
9番	9I	ニブリック	120ヤード

細かい打ち分けができるように、ゴルフクラブの中では最も番手が多いです。実際のゴルフクラブセットでも、アイアンがセットの半分近くの本数を占めます。

飛距離の違いで3つに分類されることもあります。1～3番をロングアイアン、4～6番をミドルアイアン、7～9番をショートアイアンとも呼ばれます。

種類が多すぎて選び方がわからないという方は、既にある程度の本数セットになっているものがおすすめです。

ユーティリティー｜便利なハイブリッドクラブ

ユーティリティー(UT)は、フェアウェイウッドとロングアイアンの中間に位置し、フェアウェイや低い芝のラフで使います。初心者の方も1本はセット入れておきたい便利なクラブです。

扱いが難しいロングアイアンの代わりに使われるようになりました。フェアウェイウッドよりボールをミートしやすく、アイアンより飛距離が出やすいので、FWとロングアイアンの良いところ取りのクラブと言われています。

ユーティリティーは比較的新しいクラブのため、各メーカーで統一された番手がありません。代わりにロフト角によって分類され、一般的にロフト角18°～27°まであります。

ちなみに上の画像のユーティリティーはヘッドに20と刻印があるので、ロフト角が20°のものです。

ウェッジ｜正確にカップへアプローチ

ウェッジとアイアンはほとんど同じ形状で、アイアンと同じ種類のクラブとして考えられることもあります。

ただし、ウェッジの方が目標を正確に狙うことを追求したクラブになります。アイアンほど飛距離はでませんが、短い距離の打ちやすさに特化しています。

扱いやすいクラブのため、グリーンやカップへのアプローチにが主な用途です。また、芝が深いラフやバンカーなど状況が悪いときにも使われます。

ウェッジの番手

ウェッジにも番手がありますが、ウッドやアイアンとは異なり、数字ではなくアルファベットのみで表記されます。

番手	呼称	ロフト角	推定飛距離
PW	ピッチングウェッジ	44°～48°(小さい)	110～120ヤード
AW	アプローチウェッジ	49°～53°(普通)	95～110ヤード
SW	サンドウェッジ	56°～58°(大きい)	80～100ヤード

ピッチングウェッジ(PW)は、低い弾道で、転がしてアプローチするときに使われます。

サンドウェッジ(SW)は、ボールを高く上げてアプローチしたいとき、またはバンカーで使われます。

アプローチウェッジ(AW)は、AWとSWの中間に位置し、転がす・上げる両方のバランスが取れたウェッジです。

パター｜カップに入れる

パターは、グリーン上でボールを転がしてカップに入れるために使われます。グリーン上での使用に特化した形状のため、基本的にグリーン以外で使われることはありません。

パターに番手はありませんが、ヘッドの形状によってピン型、L字型、T字型、マレット型、ネオマレット型の5種類があります。

どのタイプを選ぶかは自分がどれを使いやすいか次第ですが、一般的に初心者にオススメとされるタイプはピン型とマレット型です。

ピン型

ピン型のパターは、ヘッドが長方形で直線的なつくりなので、狙いの方向に打ちだしやすいのが特徴です。また、トゥ側(ヘッドの先端)とヒール側(ヘッドのシャフト側)にウェイトが分散されているので、スイートスポット(ボールを打つのに最適な箇所)が広いのもメリットです。

マレット型

マレット型はヘッドの形状からかまぼこ型とも言われます。マレット型の特徴は、左右にブレにくく直線的に振りやすいことと、大型なので距離を出しやすいことです。

ゴルフクラブの基礎知識

ゴルフクラブは用途によって大きなく4つに分類されます。飛距離を出すウッド、高い操作性のアイアン、アプローチに使うウェッジ、グリーンで使うパターの4種類です。

各種類のゴルフクラブの中で、1番ウッドや3番ウッドなど、番手と呼ばれる種類に分かれます。

ゴルファーであるならば、番手とゴルフクラブのパーツについて知っておきましょう。

ゴルフクラブの各部名称

ゴルフクラブは3つのパーツで構成されています。握る部分グリップ、クラブの先端ヘッド、グリップとヘッドを繋げる棒状の部分シャフトの3つです。

クラブを購入する際に使う言葉なので覚えておいて損はありません。

ゴルフクラブの番手

ゴルフクラブには番手と呼ばる種類によって分けられます。何が違うのかというと、番手によって飛距離と高さが異なります。

番手の数字が、大きいほどボールが高く上がりやすく距離がでにくい、逆に小さいほど上がりにくく距離が出やすくなります。

プレーの基本は、同じ力加減のスイングでクラブの番手を変えて、ボールの飛距離・高さをコントロールすることです。

例えば、200ヤード飛ばしたいときは3番ウッド、180ヤード飛ばしときは5番ウッドを選択しますが、どちらの場合も全く同じ力加減でスイングでします。同じウッドでも番手を変えるだけで違う距離を打ち分けることができるのです。

ゴルフクラブを扱うおすすめのゴルフショップ

種類や特徴を押さえたら、おすすめのゴルフショップでゴルフクラブを探してみてください。

ヴィクトリアゴルフ

ヴィクトリアゴルフはゼビオグループのゴルフ用品専門店です。

セールなどのキャンペーンを開催しているほか、20件以上のクーポンを配布していることもあり、気になるクラブが買いやすいショップと言えるでしょう。

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テーラーメイドゴルフ 公式サイト

テーラーメイドは有名ゴルフメーカーのひとつです。公式サイトではオンラインショップが設けられており、クラブなどのゴルフ用品を取り扱っています。

オンラインでフィッティングをしてくれる無料サービスも見逃せません。

テーラーメイド ゴルフでクラブを探す

ゴルフ5

アルペングループが運営するゴルフ5(ゴルフファイブ)は豊富な商品数が魅力です。

中古クラブの取り扱いもしており、有名メーカーの製品が安価に販売されています。セールやアウトレットなどもあるため、こまめにチェックしていれば掘り出し物がみつかるかもしれませんね。

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まとめ

ゴルフクラブは繊細なコントロールが求められるが故に、とても種類が多く、同時にとても奥深いものです。今回紹介した内容は、ゴルフの基本となる部分ですので、初心者の方はまずここをしっかり覚えておきましょう！

また上達への一番の近道はゴルフレッスンに通うことです。正しい技術が確実に身につきます。

初心者におすすめなゴルフスクールをこちらの記事でご紹介しています。格安で体験レッスンができるところもあるので、ぜひご一読くださいね。